やっと更新できる……
紫「宿題が終わったと思ったらテスト期間だものねぇ」
バックステップで距離を取り浮き上がる。幽々子さんもフワフワと浮かび上がり、ゆっくりとスペルカードの宣言をした。
「亡舞『生者必衰の理ー死蝶ー』」
宣言とともに、光球がばら撒かれたーーが、その光球に何やらうっすらと羽のような物がついている。はてさて、当たって良いのか悪いのかーー?
「……こういうの、初見だと迷う奴だよなぁ」
ここでボムるのはまだ早すぎる気がするなぁ……とギリギリまで悩んだ結果、とりあえず第一波はかわした。が、今度は大きな光球が束になって僕の方に飛んでくる。
「く、自機狙いか……」
小さい光球も同時に飛んできていて、避けづらいったらありゃしない。だがここで援護射撃が入った。
「幻符『殺人ドール』!」
放たれたナイフは弾幕を打ち消し、幽々子さんの方まで飛んでいった。少しはダメージを与えられたのか、そこでスペルブレイク。
「華霊『スワローテイルバタフライ』」
円形にばら撒かれる無数の青い光球。それと同時に、幽霊の様な白いフワフワとした物が僕目掛けて飛んでくる。その軌道はまるで蝶の羽ばたきの様だと思った。
触れても問題無い気がするんだけど……なんか怖いな。
「一応避けとこうかにゃあっ!?」
間一髪。本当に間一髪だった。飛んできた白い何かはほんの数秒前まで僕がいた位置で止まり、急に赤青の無数の弾幕になって回転しながら円形に広がる。
「何これ避けづらっ!」
しかも広がった弾幕はそこでまた収縮し、白い何かになって飛んでくる。正直言ってこのスペカめちゃめちゃ嫌い。うん。
「雷符『カーテンコールサンダー』!!」
全てを叩き落とす雷。青い光球は全て撃ち落としたが、白い何かだけは動き続けていた。
「えええええ!?ちょ、どうしよう!?」
とりあえず白い何かから離れるが、また追ってくる。気持ち悪い。そしてもう一回ボムろうと思った時に援護射撃が。
「恋符『マスタースパーク』!!!」
「ナイス、魔理沙!」
太い光線は相手の弾幕を巻き込みながら幽々子さんに向かっていった。かわされはしたが、一応ダメージは与えられた様だ。そして次の宣言は響く。
「華符『桜花一閃』!」
幽々子さんは真剣な表情を保っているが、何処か焦っている様にも見えた。
スペカ宣言とともに、桜の花弁の様な形をした弾幕がひらひらとこちらにむかってくる。不規則なその軌道や、量が厄介だ……
「あーもう、避けづらいっ!結界『八雲式二重結界』!!」
お札を投げ、結界を張る。攻撃は三人がちょっとずつしてくれてるので、自分の周りに張り、後ろの霊夢さん達の方に飛ばない様に大きく作った。
「スペカなんて無駄なのよ……無駄無駄」
幽々子さんが唐突に呟いたその台詞は負け惜しみかと思ったが、そんなことは無いと思い知らされることになった。
こちらのスペカが終了して無敵じゃなくなった瞬間、一つの閃光がこちらに飛んできた。
「ちょ、避けられない!?」
為す術なく、あっさりと被弾。衝撃で体勢を崩し、落下しそうになるが何とか持ち返した。
「はい一機撃破ー♪」
「あーくそ、今のはセコいでしょ!?」
「ボムを使わなければ
クスクスと口元を隠しながら笑う幽々子さん。どうやらまだまだ余裕そうだ。
「飛蝶『死蝶桜下、乱れ
発動とともに西行妖の舞い散る花弁が何枚かで集まり、蝶の群れとなった。蝶は羽ばたき、天空へ飛び立つ。その途中で静かに体は元の一枚一枚の花弁に戻り、それがばらけて小型の白い粒弾幕となって飛んでくる。
「境符『アメジストスパーク』!!」
ポケットから小型の霊力変換器を取り出す。これによって霊力をエネルギーに変え、打ち出すのだ(ちなみに株式会社ボーダー商事の特注品)。
放たれた光線は弾幕もろとも消え去った。
と、そこでスペルブレイク。
「そろそろこっちも後が無いわねー」
「すごく余裕そうに見えますよ?」
ふふっ、と微笑んだ幽々子さんはゆっくりと西行妖の真上に浮かび上がる。その時、五分咲き位だった桜の蕾が少し花開いた様に見えた。
「桜符『完全なる墨染の桜ー開花ー』」
「ッ!?」
視線に殺気が混ざってるのを感じた。今までとは完全に違う雰囲気。
「
「うわっ!?」
今までと一線を画する密度で放たれる大きな光球。当たり判定が小さい物だと分かってはいるんだけど、この速さでこの密度で放たれると少しパニックになる。
続いて自機狙いの光球が連なって幾つも飛んでくる。それをかわすとまた密度の高く速い光球がばら撒かれる。正に
「……でも、だからこそ燃えるんだよねぇ」
所謂気合避け。只管弾に当たらない様に逃げまくる。何となく、ボムを使ったら負けだと思う。
「素直にスペカ使えば良いのに」
「こっちにもプライド的な何かはあるんで!」
とは言ったものの流石にそろそろマズイ。スペカは後一、二枚しか無いんだよなぁ……でもまあ、後先考えてる暇はないか。
「境符『疾風迅雷の電光石火』!!」
稲妻を放ち境界を越える。そしてまた稲妻を放ち境界を越える。まあ実際、この状況でわざわざ弾幕を放つ必要は無いんだけど演出的な意味で一応。
「夢符『封魔陣』!!」
「魔符『スターダストレヴァリエ』!!」
「時符『プライベートスクウェア』!!」
今のスペカはただ単に、スキマに逃げ込んで時間を稼ぐためのブラフ。本命は三人が放ってくれるであろうスペルカード。信頼の勝利である(どやぁ
三枚のスペカにより、スペルブレイク。新たなスペルカードが来るかと身構えたが、見渡しても幽々子さんの姿が無い。どこに居るのかとキョロキョロと見回っていたその時、辺りに詩が聞こえた。
ーー身のうさを思ひしらでややみなまし
そむくならひのなき世なりせばーーーー
「!?」
頭の中に直接響いて来る様な音。意味はよく分からなかったけどとりあえず、まだ終わりでは無いということは理解出来た。
ーー同時に、これで終わりだということも何となく。
そこで唐突に霊夢さんの驚いた様な声が響く。
「ちょ、ちょっとアレ!」
「これはちょっと……ヤバそうだぜ」
「不味いことになってきた様ね……」
徐々に西行妖の蕾が開いていく。一つ二つ三つと。満開にしちゃいけないなら花を散らそう、と弾幕を放ってみたがバリアか何かに阻まれて届かなかった。
「反魂蝶ー九分咲きー」
スペルカードの発動宣言は西行妖の真上から響いた。見上げると、幽々子さんがゆっくりと両手を大きく広げた。それに呼応する様にまた花は開かれていく。
「うわ……もうほとんど満開じゃん」
これ以上近づくのはヤバイ。本能がそう訴えてきている気がする。しかし、早くこれをどうにかしないと更にマズイことになりそうな気がする。
「ッ!?」
不意に弾幕が放たれた。幾重にも重なった光球は、少しずつばらけてランダムに広がっていく。
「危ないぜ玲亞!?」
魔理沙さんの声で迫る弾幕に気づきかわそうとしたが、もろに体に直撃した。そこからは弾幕の勢いも増してきて幾つも被弾した。
「うあっ!?」
油断していたわけでは無い。無いのだけれど、大きい光球が完全に体に被弾した。衝撃で吹っ飛ばされ、地面に叩きつけられる。落下の衝撃と被弾の衝撃で呼吸もままならない。立ち上がろうとしても指も足も上手く動かない。しかし、無慈悲に弾幕は降り注いだ。
「玲亞ッ!??」
響いたのは誰の声だっただろうか。霊夢かもしれない。魔理沙かもしれない。咲夜かもしれない。紫様だったら良いなぁ、なんて思いながら重い瞳を閉じた。
妖々夢 BAD END !!
はいそんなわけでレオです。久々のあとがきコーナーですよー
紫「出番が来なくて辛かったゆかりんよ♪」
いやー忙しくて全然更新出来なくてすいませんでしたー!
「私知ってるわよ?」
え?
「貴方最近、ずーっとスプラトゥーンしてるわよね……?」
えー?
「熱で寝込んでた一昨日も微熱が残ってた昨日も、しっかりスプラトゥーンしてたわね?」
……今回はこの辺で!←
「逃がしませんわよ……?」
なんかデジャヴを感じる!←←