作者も引きましたよ!
なんと3個中3個金でした!!
結果は セイレーン、イフリート、エンジェル……………
んー………やっぱパズドラ最高です!!!!!
「…ついたな」
「ええ」
歩いてどれくらいたったのだろうか。俺たちの目の前にそれは現れた。 そう、冒険者の第一の関門とも呼ばれている魔王の城だ。やっぱり関門というだけあって、他のダンジョンとは雰囲気が少し違った。 俺たちもその佇まいに圧倒された。
しばらくしてハッと俺は我に帰る。こんなんでビビってたらダメだ。いつも通りいかないと。
「よし、じゃあ早速入るぞ!!」
「ええ」「はい」
俺は大きな声で言う。
しかし……なんだか2人の反応が薄い。いつもだったら元気良く返事をしてくれるのだが。
「なんだよもっとテンションあげていこーぜ! ほら!」
「ええ」 「はい」
「ほらもっといつも通りに!」
「ええ」「はい」
「………」
俺が何を言っても2人は「はい」の返事しかせず、しかも何処か落ち着きがなかった。
もしかしてこいつら緊張してるのか。今まではそんなことなかったのだが、そんな2人をこんなにさせるほどこのダンジョンは難しいのか。
だがそれが原因で2人が全力を出せなかったらまずいしな……どうしよう……
「もしこのダンジョンがクリア出来たらまた撫でてやろうかなーなんてね」ボソッ
「!!」「!!」
どうしようか考えていた俺が何気無く発した言葉に彼女たちは鋭く反応した。
「マスターそれはホントですか!?」「嘘じゃないわよね!?」
さっきのテンションはどこかへいってしまったかのように2人は食いついてくる。
どんだけ撫でられたいんだこいつら。
「エキドナさん! 気合いれて行きますよ!」
「ええ! 私たちのコンビは最強よ!!」
「おいおい」
そういって2人はズカズカと城の中へと入って行ってしまった。
今度は俺が彼女達のテンションにおいていかれてしまったようだ。 まあでもいつもの2人に戻ってよかったよかった。
「やれやれ、なんてコロコロした奴らだ」
フッと笑い俺も城に入った。
〜城内
城の中は薄暗かった。 光は壁に立ててある蝋燭の火だけでなんか本当に城という感じがした。
「おーい先行き過ぎるなよー」
俺はガンガン進んでしまっている2人に声をかける。
「大丈夫大丈夫ー」
かなり先の方からエキドナの声が聞こえる。 どんだけ先に行ったんだよあいつら。 もし敵が出てきたらどうすんだ。
「……」
そう思った俺はふとあることに気づいた。
「…なんで敵が出てこない?」
普通だったらダンジョンに入るとすぐ目の前に敵が現れて戦闘になるはずなのだが、ここは入ってしばらくするのに物音さえしない。 それが逆に不気味だった。
「つーか、もし1人で出くわしたらどうするんだよ。なんてな」
「……………………」
冗談混じりで呟いた俺だったが自分が言った言葉に少し焦り出す。
そう。今がその状況なのだから。
「おーい!! エキドナ!! ワルキューレ!! 戻ってこい!!」
嫌な予感がした俺は急いで2人を呼び戻す。だがまだ2人は呑気そうに返事をしている。
「ったく、仕方ねえな」
2人が来そうにないのでこっちから行こうとしたその時…
「うわ!!!」
突然俺の前にモンスターが現れた。 5体いる。
「て、敵か!!」
俺が思った通りの最悪の状況になってしまった。
でもまさか俺に向かっては攻撃してこないだろう。
「エキドナー!! ワルキューレ!! 敵だ!!」
俺は必死に2人を呼び戻す。全く何してんだあの2人は。
「2人が来るまでもうちょっと待っててくれる?」
俺がモンスターにそう言った時だった。
ザザザザザッ
「!?!?!?」
モンスター達が俺の方に武器を振りかざして向かってきたのだ。 驚いた俺は反射的に逃げる。
「!! こいつら俺を攻撃するつもりか!?」
もし生身の人間がモンスターの攻撃を受ければいくら弱いモンスターでもかなりのダメージを受けるだろう。 ましてや今の状況だと5体から狙われているのでなおさらだ。
「……おかしい」
俺は走りながら呟く。
今まで数々のダンジョンをやってきたが、モンスターが人間を狙うことなど絶対になかった。 そんなことあったら運営的にもまずいからな。
だが今回は違った。 まずダンジョンに入った時からおかしかったのだ。 モンスターは出てこないわ、出てきたと思ったら襲われるわ、いったいどうなってるんだ。
大分離れたが敵はまだ追いかけてくる。しつこい奴らだ。
すると向こうからワルキューレとエキドナが駆けつけてきた。
「すみません、マスター。離れすぎてしまいました」
「それで敵ってどこにいるわけ?」
「あれだ」
俺は向こうから来る5体の敵を指差して言った。
「俺を追っかけてきたんだ。危ないところだったよ」
「「追っかけてくる?」」
俺の言葉に2人は反応する。
「ああ、俺もびっくりしたよ」
「…マスター、そんなことは……」
ワルキューレが何か言おうとしたが敵はもう間近まで迫っていた。
「まずい! いくぞエキドナ! ワルキューレ!」
そういって俺はパズルを回した。 火と光の全体攻撃! これでどうだ!
「いくわよー!」「くらいなさい!!」
2人の連携攻撃が5体の敵を一掃する。うん、なかなかいい感じだ。
「よくやった2人とも」
「ありがとうございます」 「まあこれくらいは当然ね」
「よし、じゃあ次に進むとす…「マスター」」
俺が歩き出そうとした時、ワルキューレが俺を呼び止める。
「先ほどの敵に追いかけられたというのは本当ですか?」
「ああ、出くわした時に武器を構えて向かってきたから逃げたんだ」
するとワルキューレはエキドナと目を合わせて首を傾げた。
「どうかしたのか? まあ確かにこんな経験をしたのは初めてだからな」
「基本的には敵のモンスターはプレイヤーには攻撃しないはずなんですが…」
「まあ、たまたま気性の荒い敵だったんだろ」
ハハっと俺は笑った。
でもさすがに毎度毎度は疲れるから勘弁してほしいものだな。
「いや」
エキドナが口を挟む。
「基本的ではなく絶対によ。敵は絶対プレイヤーを攻撃したりしないわ」
エキドナの言葉に俺は顔の色が変わる。
「じゃああいつらは一体…」
「わからないわ………まあでも今はクリアすることだけを考えましょ」
確かにエキドナの言う通りだ。 そんなことを深く考えるよりクリアすることの方がよっぽど大事だからな。
「よしっじゃあ次いくぞ!」
「「おおー!!」」
そういって俺たちは上へと続く階段を上って行った。
試しにワルキューレとエキドナで魔王の城をやってみましたが…………無理!笑