パズドラがバーチャル化?   作:ぷーすけ

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また新しい要素を追加しました。
次から次へとすみません。


友との再会[1]

 

 

「ちょっくら現実の世界に戻るけどいい?」

 

新しいメンバーでダンジョンに挑んだ次の日。ベッドで寝転がっていた俺は現実世界に戻りたくなったことを2人に尋ねる。

 

「別に聞くことないでしょ。勝手に戻れば」

 

「そ、そうっすよね」

 

エキドナのそっけない態度に一瞬ビクッとする。

え、ひょっとして…

 

「怒ってらっしゃいます?」

 

少し恐れ気味になって聞いてみる。

 

「なんで敬語なのよ。別に怒ってないけど今日もダンジョン入りたかったから…」

 

「ああ、それはごめんな。戻ったら何回でも付き合ってあげるからさ」

 

「ほんと!? 約束よ!」

 

「お、おう」

 

瞬時にエキドナの目が輝く。

どんだけ行きたいんだよお前は。 まあ怒ってなかったからよかったよかった。

 

 

 

「あ、あの……戻ってきますよね…?」

 

エキドナが怒ってないとわかって安心している俺にワルキューレが不安そうな顔で尋ねてくる。

そっか、前に何も言わないで出て行っちゃって不安にさせちゃったんだっけ。

 

「おお、ちゃんと戻ってくるとも」

 

ドンと胸を叩く。

 

「はい! それなら安心しました。どうぞいってらっしゃいませ!」

 

ワルキューレは笑みを取り戻し手を振ってくる。

 

「おう、じゃあ行ってくるな」

 

そう言って俺は小屋の一角にあるワープゾーンにいき白い光に包まれながら現実に戻った。

 

 

 

 

 

……………………………

 

 

 

 

 

光が消えると俺は家に戻っていた。家は埃だらけだった。

まあこっちに戻ってくるのも2、3週間ぶりだったので仕方ないだろう。

もう最近はパズドラの世界が我が家とか思い始めてたしな。

 

 

「でもなんか家は落ち着くなー」

 

俺は自分のベッドに横になり、天井を見ながらぼーっとしてると不意に電話が鳴った。かけてきたのは友だった。

 

『お、どうした』

 

『おお、やっと繋がったか、全く随分と家を空けてたな』

 

『わりい、なんか用か?』

 

『少し話したいことがあってね。時間ある?』

 

『おおあるよ、じゃあまたあの喫茶店か?』

 

『いや俺の家にきてくれないか?』

 

『別にいいけど』

 

『じゃあ待ってるな』

 

プツンとそこで電話が切れる。なんかいつもの落ち着いた感じではなく少し慌てていた気がした。

 

「どうしたんだろ」

 

少し疑問に思いながら俺は家を出た。

 

「うお、寒!」

 

冷たい風が俺に当たる。こっちの世界では冬まっしぐららしくて長袖一枚の俺には寒すぎた。

 

「やべえ風邪ひく! 急ごう」

 

俺は走った。

幸い俺と友の家は近かったのですぐに着いた。

 

「友の家入るのめっちゃ久しぶりだな」

 

そう呟きインターホンを押す。

すると

 

「いらっしゃいませ、マスターのご友人さんですね。どうぞ上がってください」

 

ドアが開き中から出てきたのは友ではなく黒い髪で白い綺麗な衣装を着飾った女性が立っていた。 スタイルもよく俺より背が高い。

 

…………めっちゃ美しすぎるんですけど〜!!!

なにこれ、えっ?、友の彼女ってこんなに綺麗だったのかよぉー!!羨ましすぎる!!!

でもなんか随分古典的な服装をしてるな。少し変わった人なのかな? それでも美しい!!

 

「あの…私の顔に何かついてますか?」

 

開けた時からずっと顔を見つめていた俺にその女性は反応する。やべ、見惚れすぎた。

 

「あ、すみません。なんでもないです」

 

そういって俺はすばやく中へ入って行った。

 

「おう、来たな。入れ入れ。あったかいぞー」

 

入ってすぐのリビングで友はコタツに入っていた。

 

「はあー、あったけえ」

 

俺もすかさず入る。

薄着で外に出て冷えきった体をコタツの暖かさがじわじわ伝わってくる。やっぱり冬はコタツだな。

 

「お前さー、まじでずるいぞ」

 

コタツに入った俺はいきなり友の彼女の話題を出す。

すると友はキョトンとした表情で言う。

 

「彼女? 俺はもう別れたぜ」

 

「えっ?」

 

「いやだから別れたって」

 

なんだよ、じゃああの女性は彼女じゃなかったのか。と俺は安心する。と同時にあの女性は誰なのかという疑問が湧き上がったので友に聞いてみる。

 

「じゃああの人はどちら様?」

 

俺は台所でお茶をいれている女性を指差して言った。

友は言ってなかったっけ?と言いその女性の紹介をしてくれた。

 

「え!? モンスター!?」

 

友が言ったことに俺は驚いて大きな声をあげる。 そりゃあ驚くだろ。なんでモンスターがこっちの世界にきてるんだよ。

 

「ええ、そうです。私はイシスと言います」

 

その女性は煎れてきたお茶を差し出してコタツに入ってきた。

 

「イシスは俺が初めてのガチャででてきたんだよ。今ではいいパートナーなんだ」

 

「いやそうじゃなくてさ。なんでモンスターがここにいるの?」

 

俺は疑問をぶつける。

すると友はハハっと笑って言った。

 

「お前まだランク50いってないだろ」

 

「ああ」

 

昨日新しいパーティーになって結構ランクが上がったけど、それまで全然上がってなかったので初めて1ヶ月くらいたっていたが40だった。ちなみに友はランクが70。

友いわく50以上になると自分のモンスターを現実に連れてこれるらしい。 そんなシステムも備わってるなんてすげえな運営。

 

「でもお前ランク上がるの早くね?」

 

たしか友も俺と一緒に始めたはずだが、こんなに差がつくとは思わなかった。

 

「そりゃあ金の卵2つ当てたからな」

 

友はどうだと言わんばかりのドヤ顔をする。 ムカつくがこればかりは運だから仕方ない。

 

やっぱこの人は金か……確かに金っぽいオーラが出てるしな、強そーだし。そう思いイシスをちらっと見る。

 

でも2人いるはずなのにもう1人の姿が見えない。俺がキョロキョロと部屋中を見回していると、

 

「にゃ」

 

「!?」

 

コタツの中から猫の格好をした女の子が出てきた。

 

「あれ、お客さんだにゃ。コタツが気持ちよくて寝ちゃって気がつかなかったにゃ。はじめましてだにゃ」

 

その女の子は俺にぺこりとお辞儀をする。

えっ何これ、猫の格好してる女の子とか超萌えるんですけど!!!

 

「その子がもう1人のメンバーのバステトだよ。こう見えて強くて頼りになるんだ」

 

「もうマスター恥ずかしいにゃ」

 

そういってバステトは友に抱きつく。友も抱きつくバステトを撫でていてそれはなんとも微笑ましい光景だった。

つーか俺も撫でさせてくれよぉぉぉ

 

「そういやお前のパーティーってどんな感じなの?」

 

バステトとイチャイチャしている友が聞いてくる。

 

「い、いやスマホ家に置いてきちゃってさ。悪りぃ見せらんねえわ」

 

本当はポケットに入っていたがとっさに嘘をついてしまった。あいつらには悪いけど、友が金を2個出しているなか俺は銀2個なんて言えなかった。

 

「そっか、じゃあ今度お前の家でみせてくれよ」

 

「あ、ああいいぜ」

 

……なんかくることになっちゃったんですけどっ!

あーあ それまでには強くしとかなきゃなー (はぁ

 

俺はコタツの上に置いてあるみかんをとる。

 

あー、やっぱり冬はコタツでみかんだよなー、とか思いながら食べているとまた友が口を開く。

 

「それで今日呼んだことなんだけどさ…」

 

友の声のトーンが急に変わる。電話の時と同じ口調だった。

俺も思わず顔が引き締まった。

 

 




あーいずれかパズドラもこういうシステムが出来ないかな〜

実体化とか、サイコーです!!
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