GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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遅くなって大変申し訳ない上におおよそ、皆さんの期待を裏切る話となってしまった大阪編です。

取り敢えずスタート


ダイジェスト

話が変わるのかと思い見ていたのだが。

キャラが変わっただけで話には特に変化が見られなかった。

牛鬼を岡の巨大ロボとハードスーツで倒し、室谷が天狗と相打ちになり、島木が犬神を倒した。

 

そして今、岡とぬらりひょんが対峙していた。

 

 

「レイカは致命傷じゃ無かったし、終わらせれば助かるだろう。」

 

 

途中で見つけたレイカは、スーツは壊され片目がやられていたが気絶していただけで再生させればなんとかなるだろう。

傷を見るに、明らかに人の手で行われていた犯行だが、この状況で犯人探しなどしている場合ではない。

レイカには悪いが、放置させてもらった。

 

 

「あ…ハードスーツやられた。」

 

 

戦っていた岡は、ぬらりひょんの学習能力に追いつかれハードスーツを脱ぎ捨てた。

脱ぎ捨てる時の蒸気に紛れぬらりひょんの意識外となり、後ろに回り込みソードで両断した。

ぬらりひょんの弱点として、意識の外から…要は感知できない所からの攻撃、不意打ちである。

 

こいつら星人は人間同様、必ず弱点がある。この宇宙に生をもたらされたならば必ず死という概念が存在している。

ただし、そこまで持っていくのが大変なんだがな。

 

 

「まぁ、ここで狙撃くらいはしてやるか。」

 

 

風がぬらりひょんを体術で追い詰めたも、ぬらりひょんは最終形態に変形し終わらないかのような絶望感を与えた。

たしかに、初見でこれはキツイな。

 

そして、加藤を中心に各々が作戦会議を始め全員が散会した。

まぁ、全員という人数としておっちゃんと桜井、加藤に杏だったか?あと大阪のメガネの奴。

坂田はぬらりひょんに殺され、稲葉の奴は四肢を失った。

レイカは気絶、風もやられタケシも動けない。

西も片腕をやられ和泉とパンダはどっか行った。

 

そして、恵はどこにも見当たらなかった。

正直一番不安であるが、何故か死んではいないと確信を持っていた。

 

 

ドォォォォォンッ

 

 

遠くでビルが爆発した音が聞こえた。

岡とぬらりひょんの戦闘が始まったのである。

激しい爆発音が連続して鳴り響く。

その戦闘は、建物を揺らしゆっくりと建物は斜めへと倒れる。

 

その内、爆発音は止み静かになった。

 

 

「……死んだか?…はぁ…倒してくれるとありがたいんだがな。」

 

 

転送が始まらない辺り岡は死んだのだろう。

生かしても良かったが、物語の変化は予想外の結末にも導くためなるべく原作通りに進めたい。今更感はあるがな。

 

 

「さて、後は加藤達が何とかしてくれるだろう。」

 

 

そして、俺はXショットガンのスコープを覗き込む。

しかし、先程も言った通り。

原作通りに進めたいが、既に原作通りではない。

それは、予想外の結末に物語が勝手に進んでしまう。

 

 

ドンッ!

 

 

俺の後ろの方で何かの着地音がした。

 

 

「こうなる事は…想定はしていたさ。…しかし、流石に1人はキツいな。」

 

 

振り返ると片手に死んだ岡を持った死神と表現するに等しい。

ぬらりひょんの最終形態がこちらを見ていた。







本当に遅くなってしまい大変申し訳ございません。

この小説の前書き後書きは、謝ってしかいないな。


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