GANTZ 変な特典をもらった男の物語   作:鼻眼鏡26号

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「何を書くべきか毎度困るな。」

「取り敢えずスタート」


一週間後の有馬家 岸本視点

有馬家

 

 

 

(こんにちは皆さん、私は岸本 恵です。現在私はこの竜伍君の家に住み込みバイトとして一週間経ちました。)

 

 

(今日は私の1日を話したいと思います。)

 

 

(朝は特に早くないです。竜伍君の起きる時間帯の30分前で朝ごはんを作るだけ。)

 

 

(話しててあれですがさっそく説明が面倒になりました。簡単には専業主婦がやる事を私がやっていると考えて下さい。)

 

 

「朝から窓見て何してんだ?」

 

 

「!?き…気合を入れてたんだ〜」

 

 

突然の竜伍の登場に飛び跳ねるように驚く岸本。

 

 

「そうか、ご苦労な事で。」

 

 

(何故だろう心がモヤモヤする。)

 

 

「早く座って飯食おうぜ。」

 

 

(………うん、これ絶対ムカつくとかの類の気持ちだ。)

 

 

一つ屋根の下であっても恋愛感情が必ずしもあるとは限らない。

 

 

「そう言えば、今日は日曜だし岸本ん家に行くけどどうする?付いてくる?」

 

 

「え!?ちょっとなんで私の家に行くの!?」

 

 

「取り敢えず遠目で見るだけだ。本当に生きてるかどうか見るだけ。」

 

 

「そ、それなら。」

 

 

「ちなみに中にスーツを着て透明化しながら行くからな。ついでに服でも取ってこいよ。」

 

 

竜伍の言う透明化はスーツと一緒に付属の小さい機械で周波数を変えて周りから姿を消すことができるのである。

 

 

「ああ〜私が犯罪の道に落ちて行く〜」

 

 

「どうせ自分の服だろ?取りに行く感覚で行けよ。」

 

 

竜伍は淡々と言うが食べる手を止めない。

 

 

「う〜そうだけどさー」

 

 

「ごちそうさま。洗面所で着替えてくる。」

 

 

「食べるの早っ!」

 

 

竜伍は食器を水に浸してスーツとその上に着る服を持って洗面所に行った。

 

 

「私も早く食べよ。考えるのは後でいいや。」

 

 

 

 

 

いろいろあって岸本の家の近く

 

 

 

「ハァ…ハァ…走ってここまでは辛いね。」

 

 

「近くなってきたから透明化するぞ。」

 

 

息をあげている岸本とは反対に竜伍は息を息ひとつ乱していなかった。

スーツで強化しているとは言え動かすのは自分である。体力も必要である。

 

 

「りょ…了解。」

 

 

二人はスーツに付けている小さい機械を操作して周波数を変え透明化した。

 

 

「本当に見えなくなってるよね?」

 

 

「何度も検証したから大丈夫だ。」

 

 

「ハァ〜ある意味怖いよ。」

 

 

ため息まじりに愚痴を言う岸本。

 

 

それと同時に

 

 

「行ってきまーす。」

 

 

岸本の本物の方が家から出て来た。

 

 

「確かに二人だな。」

 

 

「うっ…分かってたけど。辛いな。」

 

 

「………すまない。こういう時は何て言えば良いかわからない。」

 

 

「…何も言わないでくれると嬉しいよ。」

 

 

「分かった。」

 

 

岸本は静かに泣いていて竜伍はそれを不思議そうに見る。

 

 

(泣いた事のない俺には理解出来ない事か。)

 

 

 

 

その後隙を見て岸本は部屋から服を盗って来た。

 

 

「取ってきた!でしょ!」

 

 

「だから、何と話してるんだ?」

 

 

結局、岸本の1日は午前だけで終わった。




「次こそは田中に入ろう」



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