せめて最後にこの一言を   作:ちびしらす

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魂魄妖夢が幻想入り

藍)あなたが春川妖夢ね?

妖夢)だれ?

藍)私は八雲藍。あなたにはこれから幻想郷へ来てもらうけどいいわね。

妖夢)え?げんそうきょう?なにそれ?

藍)あなたがこれから暮らしていく場所、とだけ言っておきましょうか。

妖夢)ゆ、誘拐、ですか、しかもこんな白昼堂々と。

藍)まあなんでもいいわ、行くわよ。

妖夢)え、ちょま!

 

 

 

幻想郷

 

妖夢)…あたま、痛い。

藍)おはよう。それと、本当にごめんなさい。

妖夢)へ?

藍)こっちへ来るときに少し時間がかかりすぎてあなたの半分が消えてしまったの。

妖夢)え?なにそれ?

藍)ごめんなさい。

妖夢)…でも体が軽い。

藍)半分は幽霊なので。

妖夢)これは?

藍)それは半霊、あなたの半身です。

妖夢)へ、へぇ。

藍)春川妖夢だと人間っぽいからこれからは魂魄、魂魄妖夢として生きてもらいます。

妖夢)こん、ぱく…?

藍)それとあなたには人間の里へ行って貰う予定だったけれど

あなたには冥界へ行ってもらうわね。

妖夢)え!?そ、それって死ねってこと!?

藍)違うわ、あなたは白玉楼というところで庭師として働いてもらうの。

妖夢)は、はぁ。

藍)そこのお嬢様のお世話もよろしく。

妖夢)…もうここまで来て帰らせてなんて言えないよね。

藍)そうね、私は連れてくることはできても連れ出すことは

できないわ。

妖夢)ですよね。

 

 

 

白玉楼

 

妖夢)はぁ、ここか、気が重いなぁ。

お嬢様ってどんな人なんだろう…高飛車な人だと嫌だなぁ。

よし、まあがんばろう!

コツンコツン

 

……。

 

コン!コン!

 

…………。

 

ドンドン!!

 

……………………。

 

妖夢)誰も出てこない…。

妖夢)すいませーん、だれかいませんかー?

妖夢)あ、開いてる。

妖夢)失礼します。

ガタッ

 

妖夢)ごめんくださーい。

妖夢)あれ?玄関は開いてない、庭に回ってみようかな。

ザッザッザッ

 

妖夢)あ、桜…。

 

庭には桜の花びらが舞っていた

 

幽々子)あら?

妖夢)あ…。

幽々子)あなたが新しい庭師さん?

妖夢)あ、はい!は、こ、魂魄妖夢です、よろしくお願いします。

幽々子)うん、よろしくね!妖夢!

幽々子)早速だけど…。

妖夢)はい?

グ~~~

幽々子)おなかへったからご飯作って。

妖夢)は、はい!

 

 

幽々子)ねえようむ?

妖夢)はい、なんですか?

幽々子)髪、切ろっか。

妖夢)へ?…あれ!?

 

自分の髪を見る

腰まで伸びた白銀に光る髪

 

妖夢)これ…私の髪…?

幽々子)ね、髪、切ろ?

妖夢)はい、お願いします。

 

幽々子様に髪を切ってもらった

ここへ来る前と同じ、ショートカット

 

幽々子)出来た!!

妖夢)ありがとうございます。

幽々子)いいのよ、御飯作ってくれたお返しだから。

 

銀の髪、こういう髪の色、いいかも…。

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