【主人公】戦場駆動【喋らない】 外伝 作:アルファるふぁ/保利滝良
これでもガバガバ
本当は読者に丸投げしたいんだけど、納得されないよなぁ
人型機動兵器
人間に比較的近い形状をした兵器であり、陸上戦の王と呼ばれた戦車よりも戦略的価値が何倍もあるという従来の戦史を覆しかねない強力な代物でもある
上半身が人型に近ければいいのか、下半身がホバークラフトに取り替えられたものも存在する
機動力
その機動力は脚部に集約されているが、コストを無視してブースターを取り付ける機体も存在する
走って行動することで不整地を高速走破することを可能にしている
しかし従来の駆動系ではそんな動き方は不可能であり、出来たとしても数千・数万のアクチュエータが必要となる
それを可能としたのが「大陸」からもたらされたオーパーツである
画期的な形状と合成樹脂で作っても問題なく動く耐久性、そして何より人型機動兵器の各関節に一つだけという無茶な配置でも問題なく動く程のパワーを産み出せる
しかもサイズも必要となる材料も工程もとても少ない
しかもとても小型
この上で合成樹脂で製作すれば、それだけで強烈なコストカットに繋がる
コストカットしても人型機動兵器は普通に戦えるのだ
防御力
続いて装甲である
これは流石に秘密はない
しかし前述の革新的駆動系のお陰で多少の無茶は効くので、大量の装甲材を取り付けられる
大陸からもたらされた新構造で装甲の耐久力を向上させてはいる
内部機器
人型機動兵器の動力は電気
機械であるから当たり前だが、必然的に大量の電気が必要となる
しかし、ここでも駆動系の新調が響いている
大陸のオーパーツに発動機はなかった
しかし巨大なエンジンをいくつも積めば?そうなると話は変わってくる
人型機動兵器がどんなに無理なシロモノでも、無限のエネルギーが無ければ動かないほどのものではない
正中線に沿って大型エンジンを三基搭載
連結稼働で莫大なエネルギーを産み出す
スペースは駆動系が小型なお陰で存在する
さらに、大陸の謎でもたらされたバッテリで丸三日は戦闘が可能な電力を蓄えられる
攻撃力
人型機動兵器の強みは武器の威力ではない
武器の汎用性が強みなのだ
そもそも人型機動兵器が「歩兵のような戦車」と言っても差し支えない存在であることは、歩兵の強みである武装の自由選択ができるということ
トリガーさえあればライフルだろうがマシンガンだろうが装備できる
さらに機動兵器であるゆえ、ミサイルやキャノンを搭載することもできる
その気になれば戦車を遥かに上回る火力を簡単に使用できるのだ
頭部カメラ、つまり高い位置にある目により高所から速い段階で敵の位置を確認することもできる
生産性
安い、これに尽きる
駆動系が安すぎて一機あたり戦車の二分の一のコスト、さらに戦力的には戦車の三倍の性能がある
合計で戦略的価値は六倍だ
仮に大陸の外へ人型機動兵器がもたらされたならば、プロパガンダかなにかで戦車はロートル扱いされ、人型機動兵器ととって替わられるかもしれない
そして軍部は金を余らせられるのだ
死神は一部の例外であるとここに記しておきます