やはり比企谷八幡の掃除の仕方は間違っている。(改訂版)プラス由比ヶ浜結衣の場合   作:眠り羊

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由比ヶ浜結衣の場合①

授業が終り放課後になると、いつものように優美子の席へ行く。

隼人君達は話を早目に切り上げると、部活に向かって行ってしまったようだ。

私はまだ、優美子と姫菜と、とりとめもない話に花を咲かせていた。

 

チラリとうつ伏せになっているヒッキーを見る。一瞬胸がドキリとした、、、うわー今日はいつにも増して眠そうだなぁ。と心の中で苦笑する。

昨日夜何かしてたのかな?それだったら私にメールとか電話とかくれても良いのになぁ、とポチポチ携帯をいじる・・・そしたら・・・

などと、ぼーっと考えていた、その間も会話が続いていたが適当な相槌を半ば反射で返していた

「この間の体育の隼人超カッコ良かったよねー、シュート2本も決めてたし」

「うん、そーだね・・・」

「この服超良くない?あーしの為にあるってゆーか、やっぱ買いっしょ!」

「うん、そーだね・・・」

「ヒキタニ君って結構良いよね」

「うん、そーd」

えぇ!?

ばっと声をした方を見ると姫菜がニヤリと笑った・・・ような気がした。

「ど、どうかなぁ?たははは・・・」

私は目を逸らし、曖昧な返事をして携帯を仕舞った、どーしてだろう冬なのに顔が熱い。

 

「はー?ヒキオのどこが良いし?・・・まぁこの間は助かったけど」

助かったと言うのは、隼人君の文理選択の件だろう。

私は優美子に結果を伝えただけで、あまり役に立たなかったけど、ヒッキーは文字通り体を張って調べてくれていた。

ふぅ~と溜息が出る。

しかし姫菜はどーしてそんな事を言ったのだろうか、まさかヒッキーの事・・・ないない!絶対ない!

でもこの間の告白から意識してるとか・・・チラリと姫菜を見ると、優しい目でこちらを見つめていた

 

姫菜は優美子の方に向き直ると

「隼人君と掛けても良いし、あの三人と掛けても美味しいのよねぇ」

「愚腐腐腐」

と腐った顔で笑った。

あ、あははは・・・と私は苦笑した。

姫菜は優美子に、ちゃんと擬態しろし、とチョップを受けていた。

「な、なんだそーゆーことかぁ私はてっきり・・・」

ほっと胸を撫で下ろすと、姫菜からツッコミが入った

「てっきり?何?」

「い、いやぁ、てっきり、、、てっきり、なんだろうねぇ、、、たははは」

少し目を伏せて、指と指を合わせぐりぐりとする。

 

ヒッキーの席の方を見ると・・・

あれ!?いない!また部室に先に行ったんだ、私を置いて行っちゃうんだ!?

むぅー行く所は同じなんだから、声をかけるとか待っててくれても良いのにぃ

最近はちゃんと待っててくれてると思ったんだけどなぁ、違うのかなぁ・・・

「優美子、姫菜ごめん、私部活行ってくる!」

「あーはいはい、行ってくればー」

「頑張ってね結衣、色々と」

不機嫌そうな顔の、優美子のぶっきらぼうな返事と

ニッコリと微笑んだ顔の、姫菜の何か含みをもたせた返事を聞いた後教室を後にする

 

ふと部活の事を考える、何かしたいなぁ・・・うーん、よし、今日はゆきのんにやっはろーを言わせる!

ゆきのんってヒッキーと話す時結構油断してるから、ヒッキーとゆきのんが話してるとこにいきなり入ってみよう

そしたら言ってくれると思うんだよね、うん、完璧!

 

そんな事を考えつつ私は軽い足取りで部室へと向かった。




4/5 構成変更(改訂版と由比ヶ浜結衣の場合を別の話に分けました)
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