やはり比企谷八幡の掃除の仕方は間違っている。(改訂版)プラス由比ヶ浜結衣の場合 作:眠り羊
授業が終り放課後になると、いつものように優美子の席へ行く。
隼人君達は話を早目に切り上げると、部活に向かって行ってしまったようだ。
私はまだ、優美子と姫菜と、とりとめもない話に花を咲かせていた。
チラリとうつ伏せになっているヒッキーを見る。一瞬胸がドキリとした、、、うわー今日はいつにも増して眠そうだなぁ。と心の中で苦笑する。
昨日夜何かしてたのかな?それだったら私にメールとか電話とかくれても良いのになぁ、とポチポチ携帯をいじる・・・そしたら・・・
などと、ぼーっと考えていた、その間も会話が続いていたが適当な相槌を半ば反射で返していた
「この間の体育の隼人超カッコ良かったよねー、シュート2本も決めてたし」
「うん、そーだね・・・」
「この服超良くない?あーしの為にあるってゆーか、やっぱ買いっしょ!」
「うん、そーだね・・・」
「ヒキタニ君って結構良いよね」
「うん、そーd」
えぇ!?
ばっと声をした方を見ると姫菜がニヤリと笑った・・・ような気がした。
「ど、どうかなぁ?たははは・・・」
私は目を逸らし、曖昧な返事をして携帯を仕舞った、どーしてだろう冬なのに顔が熱い。
「はー?ヒキオのどこが良いし?・・・まぁこの間は助かったけど」
助かったと言うのは、隼人君の文理選択の件だろう。
私は優美子に結果を伝えただけで、あまり役に立たなかったけど、ヒッキーは文字通り体を張って調べてくれていた。
ふぅ~と溜息が出る。
しかし姫菜はどーしてそんな事を言ったのだろうか、まさかヒッキーの事・・・ないない!絶対ない!
でもこの間の告白から意識してるとか・・・チラリと姫菜を見ると、優しい目でこちらを見つめていた
姫菜は優美子の方に向き直ると
「隼人君と掛けても良いし、あの三人と掛けても美味しいのよねぇ」
「愚腐腐腐」
と腐った顔で笑った。
あ、あははは・・・と私は苦笑した。
姫菜は優美子に、ちゃんと擬態しろし、とチョップを受けていた。
「な、なんだそーゆーことかぁ私はてっきり・・・」
ほっと胸を撫で下ろすと、姫菜からツッコミが入った
「てっきり?何?」
「い、いやぁ、てっきり、、、てっきり、なんだろうねぇ、、、たははは」
少し目を伏せて、指と指を合わせぐりぐりとする。
ヒッキーの席の方を見ると・・・
あれ!?いない!また部室に先に行ったんだ、私を置いて行っちゃうんだ!?
むぅー行く所は同じなんだから、声をかけるとか待っててくれても良いのにぃ
最近はちゃんと待っててくれてると思ったんだけどなぁ、違うのかなぁ・・・
「優美子、姫菜ごめん、私部活行ってくる!」
「あーはいはい、行ってくればー」
「頑張ってね結衣、色々と」
不機嫌そうな顔の、優美子のぶっきらぼうな返事と
ニッコリと微笑んだ顔の、姫菜の何か含みをもたせた返事を聞いた後教室を後にする
ふと部活の事を考える、何かしたいなぁ・・・うーん、よし、今日はゆきのんにやっはろーを言わせる!
ゆきのんってヒッキーと話す時結構油断してるから、ヒッキーとゆきのんが話してるとこにいきなり入ってみよう
そしたら言ってくれると思うんだよね、うん、完璧!
そんな事を考えつつ私は軽い足取りで部室へと向かった。
4/5 構成変更(改訂版と由比ヶ浜結衣の場合を別の話に分けました)