《伐刀者》。 己が魂を武装ー《 固有霊装備》として顕現させ、魔力を用いて異能の力を操る千人に一人の特異存在。
古い時代には『魔法使い』や『魔女』とも呼ばれてきた彼らは、科学では測り知れない力を持っており、最高クラスならば時間の流れ意のままに操り最低クラスでも身体能力を超人の域に底上げすることが出来た。
人でありながら、人を超えた奇跡の力。武道や兵器などでは太刀打ちすることすら叶わない超常の力。
そんな力を持て生まれて来た一人のお話。
日の当たらない森の奥深く、一人の青年が羽を休めていた。空色の髪を持ち十人に聞けば十人がイケメンと答える顔を待つ青年は何故か退屈そうにして休んでいる。
「何処に行けば強い人に会えるのだろう。エーデルワイスさんは今どこにいるか分からないし、かと言ってステラ・ヴァーミリオンとは戦えない。王馬じゃ物足りないし。」青年は頭を抱えるよおにして呟いた。そんな所に「レナード様ここにいましたか。」と金色の髪をしたメイド服のした女性が現れる。「あれ?今日はやけにみつけるのが早いね。」とレナードと呼ばれる青年が笑いながら言葉を返す。「早いも何もありません、いつから共にいるとおもっているのですか。って、そんなことよりレナード様、またこんな暗い森の奥深くにいるなんて 何者かに襲われたらどうするんですか。」「アンナは心配やさんだなー、誰もきやしないよ、こんな森の奥深。来てくれたら来てくれたで嬉しいけどね。」レナードは先程の顔が嘘のよう生き生きとした顔となる。そんな彼の顔を見てアンナは手を額に当てる。「そんなこと言わないで下さい、レナード様に万が一のことが有ったら天国にいらっしゃるエンハイム夫妻がかなしんでしまいます。 あーいつからレナード様はこの様なバトルジャンキーに」アンナ泣き真似をしながらレナードの方をチラチラ見る。レナードもこれを見かねて、「ごめん、ごめんさっきの言葉取り消すから、ね」と取り繕う。アンナは 本当ですか?とレナードの顔を正面から見つめる。「ほんとにほんとだよ。アンナも僕を探してたって事は用事があるんでしょ❔」レナードは頭を掻きながらアンナに言葉を返す。「絶対にですよ、用事というのわ此処から東にある日本の学園へと転入してもらうことです。」
レナードはその事を聞いて目を丸くする。「何でだい」「詳しいこと日本に着いてから後ほどに、それより早くお支度を」レナードは疑問を持ちながらも日本に飛ぶために家に戻る。「日本か〜確か王馬の産まれた国だったかな」レナードは帰路えのあしを早める。
その頃
日本では、黒鉄一輝とステラ・ヴァーミリオンが
決闘を繰り広げていた。