遊戯王ARCーV アイズの名を持つ龍の主   作:青眼

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よ、ようやく書き終わった…
少し雑かもしれません。すいません…

2015/3/31(火) 23:23
追記:この話の途中でロンゴミアントが本当は攻撃できるシーンがあります。ですがあえて攻撃していません。理由は次の話にありますので、そちら読んでから感想を送ってもらえると助かります。



5話 星と銀河 後編

秋人 LP1000

場:シャーク・フォートレス (ATK2400)

神龍騎士ーフェルグラント(ATK2800)

伏:1

手札:2

 

星野 LP3600

場:H・C ロンゴミアント(ATK1500)

伏:1

手札:0

 

ナンバーズ。それはアニメ遊戯王シリーズ4作目で登場したカード達。詳しい説明は省略させてもらうが、作中では『ナンバーズはナンバーズでしか戦闘破壊できない』という謎の戦闘破壊耐性や、その強力な効果でいつも視聴者を驚かせていた。そしてナンバーズ達は、作中でアストラルという霊体が100種類全てを回収した。だが、実際にナンバーズは100種類も使われてはおらず、最近は新パックの日本先行販売として登場している。そして目の前にいるNo.86H・C(ヒロイック・チャンピオン)ロンゴミアントもその中の1枚だ。さて、そんな事は置いといて、状況が状況で、多少は出てくるのはロンゴミアントかな〜とは思ってはいた。だが、それはありえないと、アニメの世界なのだから出てこないとそう決めつけていた。だが、実際にはどうだろうか、目の前にはORUがMAX5個と最強のロンゴミアント。そのせいで俺は内心でものすごく焦っていた。

 

(アイエーーーーー?!ロンゴミアント?!ナンバーズ!?何故ナンバーズがここに!?皇の鍵から逃げたのか?自力で脱出を?!どういう事だ答えろ!!答えてみせろルドガァァァァ!!!ハッ!!まさかこれも全てドン・サウザンドの仕業か?!?!おのれドン・サウザンド!!絶対許さねェェェェ!!)

 

この状況で相手が打てる最高の一手で、俺にとっては最悪の一手となるモンスター。今すぐにでもナンバーズの事を問いただしたいが、今はデュエルの方を優先する。

 

「ロンゴミアントは自分の場にいるレベル4の戦士族モンスターを2体以上を素材にしてエクシーズ召喚できる。その効果はこのカードが持っているORUによってその効果を得る!!まず1つ目の効果でこのカードに戦闘破壊耐性を付ける!更に2つ目の効果でこのカードの攻撃力と守備力をそれぞれ1500ポイントアップ!!」

 

H・C ロンゴミアント

ATK1500→3000

DEF1500→3000

 

「またまだぁ!3つ目の効果でこのカードは他のカード効果を受け付けない!4つ目の効果で相手の召喚と特殊召喚を封じる!そして…!」

 

ロンゴミアントの最後の能力を説明しようとすると同時に、ロンゴミアントが手に持っている槍を両手で構える。

 

「そしてロンゴミアントがORUを5個持っている時、相手の場のカード全てを破壊する!!いっけぇ!デストラクション・ランス!!」

 

両手でしっかり握った槍を、素振りの要領で思いっきり振り下ろす。そこから衝撃波が俺のモンスターや伏せカードに襲いかかる!

 

「ロンゴミアントの効果にチェーンし、フェルグラントの効果を発動!ORUを1つ使い、モンスター1体の効果をエンドフェイズまで無効にする代わり、このカード以外のカード効果を受け付けない!フェルグラント!シャーク・フォートレスを守れ!」

 

フェルグラントの残ったORUがバリアのように変わり、シャーク・フォートレスを守った。だが、フェルグラントは衝撃波に飲まれ、伏せカード諸共消え去ってしまう。その事にすまないとフェルグラントに詫びる。

 

「…破壊された俺の伏せカード、『リ・バウンド』の効果により、カードを1枚ドローする」

手札2→3

 

「私は手札もないし、アルタイルの効果でこのターンはロンゴミアントで攻撃できないからこのままターンエンド」

 

星野 LP3600

場:H・C ロンゴミアント

伏:1

手札:0

 

なんとかロンゴミアントの効果をかいくぐり、シャーク・フォートレスを生き残らせる事ができた。フェルグラントに比べればステータス面では劣るが、こいつには『このカードしか攻撃できない』という効果がある。これなら多少攻撃力が低いモンスターを出してもなんとかなる筈だ。

 

「俺のターンドロー」

手札 3→4

 

ゆっくりカードを引く。なんとかするといったものの、今のロンゴミアントは効果を受け付けず、戦闘破壊されない攻・守3000。更には俺に召喚制限をかけてくるバケモンだ。ここは守りを固めるしかない。

 

「俺はシャーク・フォートレスを守備表示に変更。モンスターをセット、カードを1枚伏せてターンエンドだ」

手札4→2

 

「この瞬間、ロンゴミアントは自身の効果でORUが1つ無くなるよ」

H・C ロンゴミアント

ORU5→4

 

秋人 LP1000

場:シャーク・フォートレス (DEF1800)

伏せモンスター×1

伏:2

手札:2

 

「私のターン!ん〜仕方ないな。ロンゴミアントでシャーク・フォートレスを攻撃!」

手札0→1

 

ロンゴミアントが黄金の槍をシャーク・フォートレスに投擲し、貫かれた。

 

「メインフェイズ2でカードを1枚伏せてターンエンド」

 

星野 LP3600

場:H・C ロンゴミアント

伏:1

手札:0

 

「俺のターン。…!」

手札2→3

 

ドローしたカードを見て、次の一手を模索する。よし、このターンさえ生き残れれば何とかなる。

 

「俺はこのままターンエンド。そしてこのターンでもロンゴミアントのORUが1つ取り除いてもらう」

 

H・C ロンゴミアント

ORU4→3

 

秋人 LP1000

場:セットモンスター×1

伏:2

手札:3

 

「私のターン」

 

問題なのははこのターンだ。このターン、このタイミングでシャムを特殊召喚できるアルタイル、死者蘇生等の蘇生系のカードを引かれたアウトだ。頼む。頼むからてでくれるなよ……!!必死にドローカードを睨みつけながら願う俺。それを見たのか星野は苦笑いしながら残念と言う。

 

「けどこれで詰みかな?私は星因士(サテラナイト) デネブを召喚して、その効果でデッキから星因士(サテラナイト) アルタイルを手札にくわえるよ」

 

再び手札に加わったアルタイルを見て、俺は顔をしかめる。だがまだなんとかなる。

 

星因士(サテラナイト) デネブ/☆4/光属性/戦士族/ATK1500 DEF1000

 

「バトル!ロンゴミアントで伏せモンスターに攻撃!!」

 

ロンゴミアントが再び槍を投擲し、伏せモンスターを貫いた。

 

「破壊された伏せモンスター銀河魔鏡師(ギャラクシー・ミラー・セイジ)の効果発動!!このカードがリバースした時、墓地のギャラクシーモンスター×500のライフを回復する。墓地のギャラクシーモンスターは4体。よって4×500でライフを2000回復する」

秋人 LP1000→3000

 

「え〜!これじゃ次のターンでシャムを呼んでも倒せない…」

「まだまだ!ミラー・セイジの更なる効果を発動!リバースしたこのカードが破壊され、墓地に送られた時、デッキ、墓地からレベル4以下のギャラクシーモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。俺は墓地の銀河の魔導師(ギャラクシー・ウィザード)を特殊召喚する」

 

破壊されたミラー・セイジが持っていた鏡が現れ、そこから光が溢れると裏側でモンスターが現れた。

 

「確かウィザードの守備力は1800だっけ。デネブじゃ倒せないな〜。仕方ないこのままターンエンド」

 

星野 LP3600

場:H・C ロンゴミアント

星因士 デネブ

伏:1

手札:1(星因士 シャム)

 

「俺のターンドロー!!」

手札3→4

 

何とかここまで耐えしのいだ。このターンからはモンスターの召喚が自由になる。さぁ、こっから巻き返すぜ!!

 

「俺はセット状態のウィザードをリバース。更に効果で自身をリリースしてデッキから『銀河恐竜(ギャラクシー・ティラノ)』を手札に。この時、ミラー・セイジで特殊召喚されたウィザードは除外される」

手札4→5

 

銀河の魔導師(ギャラクシー・ウィザード)のカードをポケットに仕舞いながら続ける。

 

「更にリバースカードオープン!永続トラップ、『リビングデッドの呼び声』!墓地のモンスターを攻撃表示で特殊召喚する!今一度蘇れ!銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)!!」

 

銀河眼の光子竜/☆8/光属性/ドラゴン族/ATK3000 DEF2500

 

「更に手札から装備魔法『銀河零式(ギャラクシー・ゼロ)』を発動!墓地の『フォトン』か『ギャラクシー』モンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。銀河騎士(ギャラクシー・ナイト)を特殊召喚!!」

手札5→4

 

銀河騎士/☆8/光属性/戦士族/ATK2800 DEF2600

 

「行くぜ!バトルフェイズ!ギャラクシーアイズで星因士 デネブを攻撃!破滅のフォトン・ストリーム!」

 

ギャラクシーアイズの口から純白のブレスが放たれ、デネブを粉砕した。

 

「うわぁぁぁぁ!?やるね!」

星野 LP3600→2100

 

「まぁな、俺は手札1枚をコストに魔法カード、『死者転生』を発動する。その効果で銀河魔鏡師を手札に加えて

ターンエンドだ。そしてこの瞬間ロンゴミアントのORUが2つになる!」

手札4→3

 

死者転生のコスト

光子竜降臨

 

秋人 LP3000

場:銀河眼の光子竜

銀河騎士(銀河零式)

伏:1

銀河零式(銀河騎士)

手札:3(2枚は銀河恐竜と銀河魔鏡師)

 

「私ののターン…!やった!!このデュエル、私の勝ちだよ!!」

「何?!」

 

春菜がカードを引いた直後に勝利宣言し、俺は驚愕する。

 

「へへっ、行くよ!!手札から装備魔法『ストイック・チャレンジ』をロンゴミアントに装備!このカードはORUを持っているモンスターエクシーズにのみ装備できて、ORUの数×600ポイント、攻撃力がアップする!」

手札2→1

 

H・Cロンゴミアント

ATK3000→4200

 

攻撃力が上がり、4200になったロンゴミアント。『ストイック・チャレンジ』には装備モンスターのバトルダメージが2倍になる効果がある。だが、それを活用して1番攻撃力の低い銀河騎士を攻撃しても、与えれるダメージは2800。このターンで決着はまだ…

 

「更に私もリバースカード、『リビングデッドの呼び声』を発動!墓地からシャムを特殊召喚!またまた1000のダメージだよ!!」

「ま・た・お・前・か!!」

秋人 LP3000→2000

 

なんなんだよ!どんだけ出てくるんだよ!!しつこいんだよ!!目障りなんだよ!!シャムゥゥゥ!!

 

「これで秋人君のライフは2000。ロンゴミアントで銀河騎士を攻撃して2800のダメージで終わりだよ!!行っけぇ!!ロンゴミアント!!銀河騎士を攻撃!!断罪の一撃(ジャッジメント・ブロー)!!」

 

ロンゴミアントが自身の槍を持って突撃してくる。全力を持って突撃してくるその姿は、少なからず俺に恐怖心を抱かせる。だが、だからこそ、逆転の一手であるこのカードを、俺は春菜に見せつける。

 

「俺の『ギャラクシー』モンスターが攻撃を受けた時、手札の『銀河恐竜(ギャラクシー・ティラノ)』の効果発動!手札からこのカードを守備表示で特殊召喚する!」

 

銀河恐竜/☆8/光属性/恐竜族/ATK2000 DEF0

 

「今更モンスターを呼んだって、銀河騎士に攻撃すれば意味ないよ?」

 

俺の目を見てそう言ってくる春菜。さて、それじゃ、遊戯王伝統の名ゼリフを言わせて貰おうか!!

 

「それはどうかな?」

「え?」

 

一瞬動きを止める春菜に、銀河恐竜の効果を発動する。

 

「俺は銀河恐竜の更なる効果を発動!!このカードの特殊召喚に成功した時、自分の場の『ギャラクシー』モンスターを使って、エクシーズ召喚する!!」

「相手ターンでエクシーズ召喚?!」

「そんな事が……?!」

 

『ギャラクシー』モンスターをエクシーズ召喚すると言わないのはあえてだ。

 

「俺はレベル8の銀河騎士(ギャラクシー・ナイト)銀河恐竜(ギャラクシー・ティラノ)銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)をオーバーレイ!!」

 

3体のモンスターが光となり、黒い穴に飛び込む。

 

「銀河の竜よ、その身に鎧を纏い全ての敵を殲滅しろ!!エクシーズ召喚!!現れろ!!」

 

穴から一筋の光が飛びたし、中から鎧を身に纏ったドラゴンが現れる。

 

「ランク8!!ギャラクシーアイズ・FA(フルアーマー)・フォトン・ドラゴン!!」

 

ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン/★8/光属性/ドラゴン族/ATK4000 DEF3000

 

新たな姿に生まれ変わったギャラクシーアイズを見て、一瞬動きを止める春菜。俺もその姿を見て心の中で「ふつくしい…」と思った。だが、春菜はそれでもと続ける。

 

「私のターンでエクシーズ召喚したのは驚いたけど、それでも攻撃力は4000、ロンゴミアントの4200には届いてない!バトル続行だよ!!ロンゴミアントでギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴンを攻撃!!」

 

ロンゴミアントが槍を構えてギャラクシーアイズに突撃してくる。それを見ながら、星野は内心で勝ったと思っていた。

 

(このバトルでギャラクシーアイズを破壊して、手札のアルタイルを召喚。それからガガガガンマンをエクシーズ召喚して800ポイントのダメージを与え続ければ、私の勝ち!このデュエル、貰った!)

 

勝利を確信し、笑みを漏らす星野。たが、その希望は裏切られる事になる。そうーー

 

「リバースカード、オープン!!」

 

ーーたった1枚のカードによって。

 

反射光子流(フォトン・ライジング・ストリーム)!!」

「ーーえ?」

 

俺が発動したカードをキョトンしてまる春菜。それに俺はこのカードの効果を説明する。

 

「このカードは自分の光属性・ドラゴン族モンスターが攻撃を受けた時、攻撃してきたモンスターの攻撃力を自身に加える!!」

 

ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン

ATK4000→8200

 

「攻撃力8200だと?!」

 

外野のユートが驚愕の余り声を漏らした。だが、目の前の少女、星野春菜はそれをみて苦い笑みを浮かべた。

 

「あ〜あ、負けちゃったか。けど次は負けないからね?」

 

それを見て俺はハハッと、笑ってから答える

 

「望むところだ。行くぜ!ギャラクシーアイズの反撃!!壊滅のフォトン・ストリーム!!!」

 

ロンゴミアントの槍が投げられ、ギャラクシーアイズの口からブレスが放たれる。それはロンゴミアントとその槍を簡単に飲み込み、春菜のライフを余す事なく削り切った。

 

星野 LP2100→0




秋人「今回のキーカードは俺のデッキのエースモンスター。銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)だ」

銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは自分フィールド上に存在する
攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースし、
手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時、
その相手モンスター1体とこのカードをゲームから除外する事ができる。
この効果で除外したモンスターは、バトルフェイズ終了時にフィールド上に戻る。
この効果でゲームから除外したモンスターがエクシーズモンスターだった場合、
このカードの攻撃力は、そのエクシーズモンスターを
ゲームから除外した時のエクシーズ素材の数×500ポイントアップする。

秋人「戦闘ではその効果でほぼ無敵と言っても過言じゃないし、除外したのがエクシーズモンスターなら攻撃力の上昇ができる。今回は使わなかったが『ディメンション ワンダラー』を使えば一撃必殺のコンボができるぞ」

秋人「誤字やおかしいところがあれば指摘を頼むな。それじゃまた次回会おうぜ!」
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