『あー…なぁんか暇だなぁ…』
ふかふかの大きなベッドに寝転がりながら胸の中心に『Z』と書かれ、赤い悪魔のような翼を宿し、刺々しい見た目をしたロボットは退屈そうな呟いた
『まぁまぁ、Dr.ヘルや暗黒大将軍を倒してようやく平和を取り戻したんだ。今はこうやって平和を楽しもうじゃないか。マジンカイザー』
マジンカイザーと呼んだ白と青のツートンカラーが目立つロボットはデスクに座り、なにやら複雑な機械の組み立てをしながら言った
『でもよぉ…』
マジンカイザーは不機嫌そうに頭をボリボリ掻いたその時、ドアを乱暴に開ける音がし、そこから頭には角、赤いスリムなボディが特徴のロボットが現れた
『おぉー。おかえり真ゲッター』
『よぉ、ただいま帰ったぞ。ハイニュー、カイザー』
真ゲッターと呼ばれたロボットはのろのろと歩きながらソファに座り込んだ
『その様子だと…またケンカしてきたのか?』
ハイニューは組上がった機械を眺めながら呆れた口調で真ゲッターに問う
『フンッ、町ん中歩いてたらヤクザにケンカ売られたんだよ』
真ゲッターは腕を組んでくつろぎながら答える。よく見れば彼の拳には殴った跡のようなものが付いていた
『さすが真ゲッター。ケンカしてなんぼだな』
カイザーは少々いたずらっぽく真ゲッターに言った。
『よし……あとはこいつを組んだら…完成だ』
ハイニューはやっと作業が終わったと同時にうんと背伸びをし、完成した機械を手に取った
『何が完成したんだ?』
『見せてくれ』
カイザーと真ゲッターは興味津々でハイニューに問う。するとハイニューはデスクから立ち上がり、完成した機械を見せた。それは両手で持てるサイズボールの様なものだった
『こいつさ。その名も「次元転送装置」。あらゆる次元へと連結をし、異世界へと転送ができる装置さ』
ハイニューはテーブルに次元転送装置なるものを乗せながら言った
『でもんなもん作ってどうするんだ?』
カイザーは次元転送装置を指しながら言う。するとハイニューはくるりと向きを変えた
『どうせこの世界は平和になったし暇になっただろう?だからこの装置を使って様々な異世界に旅をしようっていう発発想を思い付いてな』
『おー!そいつは楽しそうだな!』
『確かに…悪くはねぇ考えだな』
カイザーと真ゲッターは納得したかのような仕草をする
『それじゃあ早速行こうか。では装置に手を乗せてくれ』
ハイニューに言われたようにカイザーと真ゲッターは装置に手を乗せ、ハイニューも装置に手を乗せた。
そしてスイッチを入れた瞬間バチバチと音をたてて装置は光りだし、三人も光り輝いた瞬間装置ごと消えてしまった
そして、今ここに新たなる伝説が幕を開けようとしていた
To be continue