スーパーロボット大戦 対 DOG DAYS   作:名無しの零

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第七話 復活

今日はパスティヤージュで開催迫る3国合同興行の会議が行われる

 

 

ビスコッティからはミルヒ、シンク、クスィーが

 

 

ガレットからはレオ、ナナミ、カイザー、SKLがやって来る

 

 

レオ

「さて…では、最終会議を始めるか。」

 

 

ミルヒ

「はい。保留になってた件を決めてしまいましょう」

 

 

クーベル

「しかし、お姉たち…今日はいつにも増して…」

 

 

クーベル

「ツヤッツヤじゃのう!」

 

 

ミルヒ

「ク―様こそ!」

 

 

レオ

「その尻尾のしっとり感はどういうことじゃ?」

 

 

クーベル

「実は最近いつもレベッカが優~しくブラッシングをしてくれておるのじゃ!お陰で尻尾も髪もしっとりフワフワ全開なのじゃ!」

 

 

ミルヒ

「私も今日はシンクとクスィーが湖で一緒に遊んでくれて、そのあとシンクが髪を結ってクスィーが花で髪飾りを作ってくれたんです!行く前にハイニューさんも誘ってみたんですが……」

 

 

ミルヒはクスィー達率いる第二のスーパーロボット軍団が介入する前の戦いの出来事を振り返る。

 

そう――未だにハイニューの傷跡は深く、まだ戦いに復帰できる状況ではないのだ

 

 

クーベル

「ウチらではどうすることもできん…一日でも早くハイニューの復活を祈るだけじゃ…」

 

 

レオ

「そうだな…」

 

 

 

 

 

――エッシェンバッハ城  城内 テラス

 

 

 

 

 

 

ナナミ

「いや~、でもホントにレオ様が可愛くって!もう幸せ~!」

 

 

レベッカ

「うちのク―様も可愛いんだよ!元気で明るくて甘えん坊で~」

 

 

ナナミ

「ジェノワーズの皆も本当に親しくしてくれるしもう最高だよね~。カイザー!」

 

 

カイザー

『おう!ガウルなんて組手に付き合ってくれるしな!!』

 

 

SKL

『………』

 

 

SKLは相変わらず腕を組んだまま壁に寄りかかっていた。恐らくあまり馴れ合うのは好きではないらしい

 

 

ナナミ

「SKLもそこでじっとしてないでおいでよ!」

 

 

SKL

『…興味ない』

 

 

ナナミ

「むぅ~…」

 

 

カイザー

『わりぃな。SKLはあんまりこういった雰囲気が苦手なだけさ』

 

 

レベッカ

「……そうそう!今日、ク―様の尻尾をブラッシングしてあげたんだよ~!可愛かったよね、二人とも!」

 

 

真ゲッター1

『え?お、おう…』

 

 

アーク

『あぁ!まぁ俺は力強すぎてクーに怒られちまったけどな……』

 

 

  ~回想~

 

 

 

クーベル

「痛いのじゃ!もっと優しくやるのじゃ!!」

 

 

アーク

『え?こ…こうか?』

 

 

クーベル

「いたたた!!レベッカ助けてくれなのじゃーーーー!!」

 

 

 

 

  ~回想終了~

 

 

 

 

レベッカ

「あははは……」

 

 

 

するとシンクはふと思い出したかのように口を開いた

 

 

 

シンク

「あれ?今日はぼくら仕事的なのは何も無しだっけ?」

 

 

ナナミ

「うん。そう聞いてるよ?」

 

 

 

レベッカ

「あっ!シンクとクスィーくんとSKLさんとカイザーも後でちょっとクー様とお話しして来てもらっていい?」

 

 

 

シンク

「クー様と?」

 

 

カイザー

『お、おう』

 

 

SKL

『……フン』

 

 

クスィー

『は…はぁ』

 

 

 

 

 

 

 

 

――コンコン

 

 

「どうぞ?」

 

 

扉を開き中に入ると奥の机にクーベルが座っていた。そして四人の姿を確認するとばっと立ち上がった

 

 

クーベル

「おおっ!勇者一同よく来てくれたのぅ!」

 

 

シンク

「ク―様、僕らに何か用ですか?」

 

 

クーベル

「うむ!実はな、ちょっと付き合ってほしい場所があるんじゃよ。」

 

 

SKL

『用なら早急に済ませろ…待たせるのは嫌いだ』

 

 

クスィー

『まぁまぁSKL。そう言わないの!そんでクー様、付き合ってほしい所って…?』

 

 

 

10分後、カイザースクランダーを装着したカイザーの背中にはシンクとクーベルが。クスィーは背中のブースターで、SKLはウイングクロスした状態で空を舞っていた

 

 

 

クーベル

「ほえ~…速いのぅ…ウチやレベッカと比べ物にならんわ…」

 

 

カイザー

『これくらいまだまだ序の口だぜ!!』

 

 

クスィー

『クー様、どこまで飛べばいいんですか?』

 

 

クーベル

「ちょっと待ってくれ…おっ!もう見えてきたぞ、あそこじゃ!」

 

 

彼女が指す場所には巨大な石碑がそびえ立っていた。彼らはそこに着地するとカイザーとSKLはそれぞれの翼と分離し、

二つの翼は虚空の彼方へ飛んで行った。

 

 

シンク

「これは…?」

 

 

クーベル

「ここは英雄王の丘なのじゃ。パスティヤージュ建国の祖で、ウチのご先祖様に当たる方。かつて、この地に魔物が現れ、人々が危機に陥った時に当時の領主様は勇者召喚を行った。召喚に応え現われた勇者様は9体の軍神と共に魔物を打ち倒し、ついには魔物たちの王をも撃破し、世界に平和をもたらしたのじゃ。9体の軍神はその後、どこかの世界に旅立ったとか…」

 

 

SKL

『……フン…それでここはその英雄王が眠る墓って所か…』

 

 

クーベル

「墓って……物騒なことを言うもんじゃ。まぁ正確にはそうかもしれんの。そして魔王が封印された場所でもあるのじゃ」

 

 

 

クスィー

『でもなんで僕たちをここに?』

 

 

クーベル

「うむ!本題はそこでな。実はこの石碑、英雄王の後継者が触れると、素敵な奇跡が起こるという言い伝えがあるのじゃ。レベッカやナナミ、真ゲッターとアークにはやってもらっての。あとはお主らだけなのじゃよ。」

 

 

カイザー

『素敵な奇跡…面白そうだな!!』

 

 

クスィー

『それじゃ最初は僕とSKLとカイザーでやってみますね。』

 

 

SKL

『ちっ……仕方ない』

 

 

カイザー、クスィー、SKLの三人は石碑に触れるが何も反応を示さない

 

 

シンク

「それじゃあ次は僕…」

 

 

シンクも手を触れるが同じく反応を示さない

 

 

クーベル

「どれ…ではウチも一緒に…」

 

 

クーベルもシンクの手に触れた。すると

 

 

『……継承者承認……封印を解除します』

 

 

石碑から機械的な声が響き、石碑は光りだした

 

 

クスィー

『うわっ!?』

 

 

シンク

「なんだ!?」

 

 

すると光が晴れ、そこには長い銀髪と耳と尻尾、全身に紅い紋様が刻まれた一人の男が俯いていた

 

(煙で大事なところは隠されています)

 

 

 

カイザー

『…誰だアンタ?』

 

 

「ンン…お前らか?俺を起こしやがったのは?……アデルは?」

 

 

クスィー

『あの…質問に答えてください…』

 

 

「…アデル抜きで俺だけ目覚めたってことはこいつは千載一遇の好機!」

 

 

SKL

『ちっ…こいつまるで人の話すら聞いてねぇ…』

 

 

すると男は手を翳すと、光に包まれ、マントと服を纏った

 

 

「そこの連中、ちょっとこっちへ来い」

 

 

カイザー

『コノヤロ~…ずいぶん偉そうじゃねぇか…』

 

 

シンク

「カイザー落ち着いて…あのー、あなたは?」

 

 

「フッ、俺の名は…ヴァレリア・カルバドス(以下ヴァレリー)!人間共は俺を「魔王」と呼ぶがな!!」

 

 

そして手に黒い紋章術を浮かべ、シンク達へ向ける

 

 

「貴様らの命…俺に捧げて寄こせ!!」

 

 

 

その場で赤い光が広がった…

 

 

 

 

 

 

「「『うっ…』」」

 

 

シンクとクーベルとクスィーはもたれあって伸びていた。どこも傷らしきものは見当たらないが…

 

 

 

ヴァレリー

「っぷ…近頃のガキの輝力はボリュームがあるな…なんかヘンなもんも食っちまったけどな…さぁて腹も膨れたし…」

 

 

 

 

『なんだ……ただ汚い光を出すだけの技か?』

 

 

 

『どこへ行こってんだ?』

 

 

 

カルバドスが後ろを振り返ってみるとそこには腕を組んだカイザーとSKLが仁王立ちしていた

 

 

ヴァレリー

(な!?バカな…魔王紋が効いていないだと!?奴ら一体…)

 

 

 

それもそうだ。何せ二人は魔王どころか神や悪魔すら超越する

 

 

 

 

――『魔神皇帝』なのだ

 

 

 

 

カイザー

『…二人に何をしたんだ?』

 

 

SKL

『返答次第では…』

 

 

――ガキィン!

 

 

SKLは胸のブレストリガーを構え、銃口をヴァレリーに突き付ける

 

 

SKL

『風通しのいい体にしてやろう…』

 

 

 

ヴァレリー

(まずい…ここはひとまず…)

 

 

 

ヴァレリー

「逃げるが勝ち!!」

 

 

 

ヴァレリーは空高く舞い、パスティヤージュへと向かっていった

 

 

SKL

『ちっ…野郎…!!』

 

 

カイザー

『待ちやがれ!!』

 

 

クスィー

『いててて……二人とも待つんだ』

 

 

辛うじてエネルギーが残ったクスィーは二人を制する

 

 

SKL

『クスィー…大丈夫か?』

 

 

クスィー

『うん…それに安心して。二人は気絶してるだけだよ』

 

 

カイザー

『気絶…?』

 

 

クスィー

『うん…たぶん輝力っていうのをあの男に吸い取られたんだ…』

 

 

カイザー

『そっか…しばらく休ませれば大丈夫だな』

 

 

SKL

『しかしあの男…』

 

 

カイザー

『あぁ、絶対とっ捕まえて…』

 

 

SKL

『引きずりおろして細切れにしてやる…!』

 

 

どっちが悪役なのだろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、パスティヤージュでは…

 

 

ヴァレリー

「おおぉ~!いいぞいいぞ!」

 

 

「えっ…きゃああああ!窓の外から誰か覗いてる!」

 

 

 

ヴァレリー

「ハッハッハッハッ!眼福!眼福!さぁ次だ!」

 

 

 

「ですわね~。うふふ…あら?」

 

 

ヴァレリー「巻き起これ…嵐!!」

 

 

 

――ズワォオオオオオ!!

 

 

 

 

「きゃあああああぁぁぁぁ!ス、スカートが!!」

 

 

ヴァレリー

「ハァーハッハッハッ!絶景かな絶景かな!!さぁ、今度は…」

 

 

 

ナナミ

「あ~、気持ちいいねベッキー!」

 

 

レベッカ

「そうでしょ?立派な大浴場だよね!」

 

 

「ああっ!あそこ!誰かいる!!」

 

 

ヴァレリー

「フッ…トオオォォォォォォ!!」

 

 

風呂場の天窓に張り付いているヴァレリーがガラスを破り、中へと飛び込んできた

 

 

 

 

 

「「「「「「きゃああああああああああああああああ!!」」」」」」

 

 

 

 

ヴァレリー

「ハッハッハッハッハッ!騒ぐな娘たち!俺に素肌を見せて良い!」

 

 

ナナミ

「エクスマキナ!ブーメラン・スラッシュ!!」

 

 

ナナミは神剣エクスマキナをブーメラン形態に変化させ、ヴァレリーに向けて投擲した

 

 

 

レベッカ

「バレットセット!シュートォ!!」

 

 

レベッカの放ったカード型晶術弾が一斉に襲いかかる!

 

 

 

 

ヴァレリー

「むっ!」

 

 

ヴァレリーはその攻撃を巧みな動きで回避する

 

 

ヴァレリー

「ハッハッハ!この程度の攻撃!当たりは―――」

 

 

 

『そいつはどうかな?』

 

 

 

その時だヴァレリーの足元からまるで大蛇のようなものが現れ、その体を絡め取っていく。

 

 

ヴァレリー

「なにぃ!?」

 

 

 

 

『必殺!!大・雪・山おろしいぃぃぃぃいい!!』

 

 

 

 

――ギュオオオオオオオォォォ!!!

 

 

 

大蛇のようなものは竜巻を起こし、ヴァレリーを空中に投げ飛ばした

 

 

『これでも持ってけ!!ゲッタァビイイイィィム!!!』

 

 

 

――ズワォ!!

 

 

 

すると白色のビームが浴場のドアをぶち破り、ヴァレリーに直撃したと同時にそのまま空の彼方に吹っ飛んで行った

 

 

 

『痴漢行為はいけねぇぜ!!』

 

 

大穴が空いたところには目隠しした真ゲッター3とアークが仁王立ちしていた。

何故技を当てることができたって?ゲッター線の成せる技だからだ

 

 

 

 

 

「ああああああ――――グハァッ!?」

 

 

 

レオ

「…なんじゃ?」

 

 

城の庭でゆっくりと一息ついていたミルヒとレオの前に例の魔王が降ってきた

 

 

ヴァレリー

「くっ…久々の入浴にしてはちとぬるめだったな…」

 

 

レオ

「なんじゃ…あれは?」

 

 

ミルヒ

「ケガをされているようですが…」

 

 

『見つけた!!』

 

 

「でぇぇえい!」

 

 

『光子力ビーム!!』

 

 

空から声が響き、空から金色のビームと赤い紋章砲がヴァレリーに飛来する

 

 

ヴァレリー

「げぇ!?どあああああ!?」

 

 

 

「お姉たち!無事か!」

 

 

ミルヒ

「は、はい!」

 

 

駆け付けたのはカイザー、シンク、クーベル、SKL、クスィーの五人だった

 

 

ヴァレリー

「いてててて…」

 

 

「そこの人!痴漢及び盗撮の容疑で逮捕します!」

 

 

 

 

 

カイザー

『は…?』

 

 

クスィー

『痴漢…』

 

 

シンク

「だって?」

 

 

ヴァレリー

「誰が痴漢だ!よく聞け人間ども!我が名は魔王カルバドス!!」

 

 

するとヴァレリーは自分の身に秘められた輝力を解放。全員を吹き飛ばしてしまう

 

 

SKL

『ぐっ…』

 

 

レオ

「ぬぅ…!ミルヒ、無事か!」

 

 

ミルヒ

「はい…あっ…」

 

 

幸いケガはなかったがシンクが作った花の髪飾りがボロボロになってしまったのだ

 

 

ヴァレリー

「ハッハッハッ!平伏しろ!我は魔王―――

 

 

――ドボォ!!

 

 

ヴァレリー

「ぐはぁ!?」

 

 

再び名乗ろうとしたヴァレリーは何者かによって殴られ、吹っ飛ばされてしまう

 

そこには拳を突き立て、怒りを露わにしたシンクがいた

 

 

 

シンク

「魔王だか何だか知らないけど…女の子を脅して!ヒドイことして! 笑ってる男なんて最低だ!」

 

 

ヴァレリー

「小僧…!?」

 

 

シンク

「姫様やク―様に…迷惑をかけた皆に!謝れ!」

 

 

ミルヒ

「……シンク」

 

 

ヴァレリー

「おのれ小僧ぉ舐めるなあ!!俺を本気で怒らせたようだな!!魔王紋!!」

 

 

クーベル

「いかん!みんな離れるのじゃ!」

 

 

誰もが危ないと思った瞬間、何者かがヴァレリーの前に躍り、二丁の拳銃を突きつけた

 

 

 

―――カチャリ

 

 

 

SKL

『……言ったはずだぞ。「風通しのいい体にしてやる」…とな』

 

 

 

――ダンダンダンダンダン!!!

 

 

ヴァレリー

「ぬおっ!?」

 

 

華麗な動きでSKLは次々とブレストリガーをヴァレリーの体中に撃ちこんでいく

 

 

SKL

『兄貴!』

 

 

カイザー

『おう!カイザーナックル!!』

 

 

そしてヴァレリーの背後にカイザーは両腕のタービンを高速回転させる

 

 

カイザー

『こいつは!シンクの分!』

 

 

―――ドゴォ!!

 

 

 

ヴァレリー

「がっ!」

 

 

カイザー

『そして!クーベルの分!!』

 

 

――バゴォ!!

 

 

ヴァレリー

「ヌゥッ!!」

 

 

 

カイザー

『そしてぇ……パスティヤージュのみんなの分だあああぁぁぁああ!』

 

 

 

――バッゴオオォォ!!

 

 

 

カイザーはそのまま両手でヴァレリーの腹を殴り飛ばす

 

 

 

 

クスィー

『そしてこれはオマケだ!ファンネルミサイル!!』

 

 

宙に浮くヴァレリーにクスィーは特殊な形状をしたミサイルを撃ち込むが

 

 

ヴァレリー

「ぬぅおおお!?えぇい!!」

 

 

あれだけ殴られても撃たれてもヴァレリーは受け身を取る

 

 

 

ヴァレリー

「フン! 英雄王はここにはいない! 貴様らを助けてくれる者など…」

 

 

 

「「「ここにいる!!」」」

 

 

 

上空からシンク、ナナミ、レベッカが輝力武装で急降下する

 

 

 

レベッカ「

「愛する国や! 可愛い領主様のピンチなら!」

 

 

 

ナナミ

「いつでも参上! 超特急!!」

 

 

バレットカードで牽制し、シンクとナナミは棒状の武器をヴァレリーに叩き込んだ

 

 

 

 

――ドワォオオオオ!!

 

 

 

 

 

すると大爆発が起きた

 

 

 

 

シンク

「勇者3人!ここにあり!」

 

 

 

ヴァレリー

「くっ…まだまだだぁ…!」

 

 

レオ

「ぬぅ…さすがにしぶといのぅ…」

 

 

SKL

『へっ…もう一度攻撃をかけるまでだ。どんな奴も攻撃し続ければいずれくたばるってな』

 

 

 

再び、ブレストリガーを構えた。すると……

 

 

 

『挫けない心…及び召喚の呼び声を確認。英雄王アデライトを召喚します』

 

 

 

ヴァレリー

「ウソだろ!?」

 

 

 

上空に巨大な魔法陣が浮かび、一人の女性が降り立つ

 

 

 

「勇気の心、フル充填! 皆の想いが私の力! 聖なる希望を呼ぶ声に、私はいつでも応えます!」

 

 

 

 

「英雄王…アデライト・グランマニエ!ここに見参!…なのです♪」

 

 

 

カイザー

『………え?』

 

 

 

シンク

「へ?」

 

 

 

 

アデル

「ヴァレリー、もとい魔王カルバドス!あなたの悪行もここまでなのですよ!」

 

 

ヴァレリー

「い、いや待てアデル!そもそも喧嘩売ってきたのはこいつら…」

 

 

アデル

「お黙りなさいなのです!罪もない人に迷惑をかけ、更にいい年をして相も変わらず女の子にセクシャルハラスメント!」

 

 

ヴァレリー

「だ、だからそれは…!」

 

 

アデル

「言い訳無用なのです!天罰招来!!」

 

 

すると剣を抜き放ち、輝力武装で巨大化させ、鉄球へと姿を変える

 

 

ヴァレリー

「ま…待てアデル!それは死ぬ!マジで冗談抜きで死ぬからっ!!」

 

 

アデル

「光の中で懺悔なさい!グランマニエハンマー!!」

 

 

ヴァレリー

「あ…ああ…アアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!」

 

 

 

雷鳴が轟き、ヴァレリーはピクピクと痙攣しながらうつ伏せ状態だった

 

 

クーベル

「オオオォォォ!英雄王様…ウチのご先祖様が!」

 

 

興奮したクーベルはパタパタとアデルに駆け寄る。だが…

 

 

 

 

 

クスィー

『!!……クー様危ない!!』

 

 

クスィーはクーベルを突き飛ばす。

 

 

 

―――ビシャアアァァン!!

 

 

 

するとクーベルのいたところに黄色いビームが着弾する

 

 

クーベル

「のわっ!」

 

 

アデル

「な…何者なのです!」

 

 

気絶しているヴァレリー以外の皆はビームが飛来した方向を睨む。そこには機械獣ともインベーダーとも違った姿をしたロボットが宙に浮かんでいた

 

 

そのロボットの特徴はまず全身が赤いこと。そして人型とは似て異なった体系、緑色の単眼が煌めく

 

 

『……』

 

 

クスィー

『お前は…!ナイチンゲール…!』

 

 

クスィーの兄であるハイニューの宿敵、ナイチンゲールはネオビームライフルを構えたまま静かに見下ろしていた

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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