やっぱスパロボの曲を聴きながらは執筆活動が捗る捗るw
ナイチンゲール
『……クスィー…』
クスィー
『ナイチンゲール…!』
レオ
「貴様も……インベーダーや機械獣を使ってこのフロニャルドを汚す気か!」
そう言ってレオはグランヴェールをナイチンゲールに向ける。
ナイチンゲール
『…いや…違う』
レオ
「何…!?」
カイザー
『じゃあなんでクーベルちゃんを撃った!!』
ナイチンゲール
『…この世界のためだ…』
シンク
「この世界の為…だって…?」
ナイチンゲール
『そうだ…貴様らが使うその輝力とインベーダー…機械獣がこの世界を蝕んでいる…!!』
ナナミ
「そんな…!」
ミルヒ
「私たちが使う輝力がフロニャルドを汚している…!?」
ナイチンゲール
『そうだ!私は見た…この世界の末路を…滅びゆくこの世界を!!』
SKL
『つまりテメェの言いたいことは…』
ナイチンゲール
『……このフロニャ人の抹殺…世界はもう一度リセットする必要があるのだ!!』
レオ
「フロニャ人の…抹殺…!」
ナイチンゲール
『今こそ人々は世界の為に消えなければならん!!』
クスィー
『クッ…そんなこと…!』
そう言ってクスィーはビームサーベルを抜き、振り上げながらナイチンゲールに迫った
クーベル
「よせ!無茶じゃ!!」
ナイチンゲール
『遅い…!』
ナイチンゲールは腰のアーマーから隠し腕を伸ばし、すぐさまビームサーベルを引き抜き、クスィーの斬撃を受け止める
――バチィイン!!
ぶつかり合ったビームの刃からは火花が散る
シンク
「でぇい!!」
ナナミ
「たぁ!!」
鍔り合うクスィーとナイチンゲール、そしてクスィーの背後からシンクとナナミが棒状の神剣を掲げ、飛び上がる
ナイチンゲール
『むっ!』
だがそんな単調な攻撃を食らう彼ではなかった。なんと、隠し腕でクスィーを殴り飛ばし、シンクとナナミはそのままクスィーと激突してしまう
シンク
「うわぁあ!」
ナナミ
「うぅっ!」
レベッカ
「シンク!ナナミ!バレット…」
ナイチンゲール
『やらせん!!ファンネル!!』
――バシュバシュバシュゥン!!
すると彼の巨大すぎる両肩のアーマーからいくつもの漏斗型の物体が分離し、レベッカへと何条のビームを発射させ、彼女の攻撃を妨害してしまう
レベッカ
「きゃああ!」
アデル
「なんだかよく知りませんけど…皆さんは私がお守りします!」
言い終わる前に銃でナイチンゲールに向けて撃つが
ナイチンゲール
『そんなものでは私は落とせんよ』
そのまま盾を構えたまま、銃撃を防御しつつアデルにシールドによる体当たりを繰り出すが。彼女もそれを宙返りでかわした
アデル
「くっ……一筋縄ではいかないようですね」
クーベル
「ここはウチの国じゃ!自分の国は自分で守るのじゃ!!」
ご先祖に続き、クーベルが輝力武装で空を舞い、ナイチンゲールにビームを牽制で撃つが
ナイチンゲール
『その力が……!!』
ナイチンゲールはそう言い、ビームをスラスターでかわしながらバーニアでクーベルに迫った
ナイチンゲール
『このフロニャルドを汚れさせるのだ!!』
再びビームサーベルを振り上げ、武装ごとクーベルを切り刻もうとする。しかし
「業熱炎神掌!!」
――チュドォン!!
炎のエネルギー弾がナイチンゲールの隠し腕もろともビームサーベルを粉砕した。
ナイチンゲール
『ちっ!!おのれ!』
『ドリル…アタック!!』
――キュイイイイイン!!!
次は巨大なドリルがナイチンゲールに飛来するがそれもナイチンゲールは冷静にかわした
ナイチンゲール
『この攻撃…ゲッターロボか!』
彼はドリルが飛来した方角へ視線を向けた。そこには即座に真ゲッター2から真ゲッター1とチェンジした真ゲッター、そしてアークがこちらへ近づいてきた
アーク
『…機械獣やインベーダーだけじゃなくテメェもこの世界にきやがったのか!!くたばれ!!ゲッタァビィィム!!』
額から光線を放つがナイチンゲールは螺旋を描くかのように回避、真ゲッターとアークの前に現れる
真ゲッター1
『なにぃ!?』
アーク
『以前より速くなってやがる!』
ナイチンゲール
『遅いな!』
――ドバウっ!!
彼はネオビームライフルで真ゲッター1を撃ち、シールドでアークの体を殴り飛ばした
真ゲッター1
『うぐっ!』
アーク
『どわぁ!!』
二人はそのまま地上へと落下。トドメにファンネルを射出しようとする。
ナイチンゲール
『…っ!』
突然スラスターで逆噴射をし、後ろを後退した。
―――ゴオオォォオ!!
彼の前で桃色に輝くビームが飛来したのだ。
ナイチンゲール
『このプレッシャー…来たか!!我が宿敵…ハイニュー!』
シンク
「ハイニュー…!」
クーベル
「なんじゃと…!?」
ナイチンゲールの視線の先には白と青のツートンカラーのガンダム――ハイニューがビームライフルを構えながら突っ込んできたのだ。
ハイニュー
『…やはりプレッシャーを感じて城を抜け出したと思えば…ナイチンゲール…』
そしてハイニューはナイチンゲールの前で停止した。お互い空中で睨み合う形になる
ナイチンゲール
『ハイニュー……貴様とて気づいてるはずだ…この世界が着々と崩壊の道へ進んでいると…』
ハイニュー
『………あぁ…』
レオ
「(なに…!?あいつも既にこの事に気づいてたのか!?)」
ナイチンゲール
『ならば何故行動を起こそうとしない…』
ハイニュー
『信じているからだ…』
ナイチンゲール
『…なんだと?』
ハイニュー
『俺は信じている…例えこの世界が絶望の…破滅への道を歩んでいるとしても…救えるという可能性を…!』
ナイチンゲール
『ならば今からその愚民共にその英知を授けて見せろ!!』
ハイニュー
『人の勇気はそんなものだって乗り越えてみせる!!』
ナイチンゲール
『……フッ…その挫けない心…それでこそ私のライバルだ!!』
――カチャ。バヒュゥン!!
お互いビームライフルを向け、同じタイミングでビームを放った。
――ビチャアアン!!
桃色のビームと黄色のビームがぶつかり、相殺される。
―――ビュウィン…
そして再び同じタイミングでビームサーベルを引き抜き、一気に加速する。そして互いのビームの刃がぶつかり合った
ハイニュー
『……』
ナイチンゲール
『……』
そしてしばらく睨み合った後、すぐに離れ、すさまじい斬撃を繰り出しては受け止め、その繰り返しだった
シンク
「すごい…これがハイニューの実力…」
SKL
『流石は「赤い彗星」、そして「白い流星」と呼ばれたエースだぜ…』
レオ
「赤い彗星と……白い流星…」
ハイニュー
『ナイチンゲール…!なんでこの世界を潰すなどと…!』
ナイチンゲール
『フロニャルドの者たちは自分の事しか考えていない!かつての地球と同じだ!!だから私は今一度フロニャ人の抹殺を宣言する!!』
ハイニュー
『そんなこと…!!』
ナイチンゲール
『私ネオ・ジオン総帥であるナイチンゲールが粛清しようというのだよ!!』
ハイニュー
『エゴだよ!それは!!』
お互い斬り合いながら罵り合う。だがそんな時間も長くは続かなかった
ハイニュー
『うぐっ…!』
そう、まだ彼の傷は完全には癒えてなかったのだ
――ブシュゥ…
ハイニューのわき腹からオイルが噴き出す
クーベル
「くっ…まだ傷が癒えてなかったか…!」
カイザー
『くっそぉ!ハイニューを援護するぞ!!』
アデル
「はい!」
シンク
「任せて!」
するとレオが援護体勢に入ろうとした者たちを制する
レオ
「待つのじゃ!!」
真ゲッター1
『なに…!?』
SKL
『レオ…てめぇアイツの情が移ったのか!』
レオ
「違う!見ろ…奴の様子がおかしいぞ…」
レオの言われた通り、よく見るとナイチンゲールはビームサーベルを握ったままハイニューにトドメを刺そうとしない
ハイニュー
『ぐっ……なぜ…トドメを刺そうとしない…』
ハイニューはボタボタとオイルがあふれる脇腹を片手で押さえながら問う。するとナイチンゲールはビームの刃を収め、束を懐にしまう
ナイチンゲール
『…決まっている…弱った貴様なぞにトドメを刺しても意味がない…』
ハイニュー
『なんだと…!?』
ナイチンゲール
『こいつを受け取れ…』
するとナイチンゲールは一枚のディスクをハイニューに投げ、パシリとハイニューはそれを受け取る
ハイニュー
『こいつは…』
ナイチンゲール
『…新武装の設計図だ……再び貴様と戦う時はそれを着け、また私に挑んでくるがいい…』
ハイニュー
『…勝利ゆえの余裕ってやつか?』
ナイチンゲール
『フン……私は純粋に完全な状態の貴様と決着をつけたいからな…』
ハイニュー
『……』
ナイチンゲール
『……長話をし過ぎたか…では私は退かせてもらう…次戦場で会う時は……覚えておくがいい』
そのままナイチンゲールはくるりと向きを変え、バーニアを全開にし、そのまま水平線の彼方へと消えていった
シンク
「……ハイニュー…」
ただ、それを追う者は誰一人もいなかったという…
つづく