おかしなところがあったら伝えてもらえると助かります。
・・・あ、この小説自体がおかしいとかdisってくれるのはやめてくださいね。
ではどうぞ。
(ここは・・・?)
(見たことの・・・ない天井だな。うん)
見慣れない天井からの人生リスタートに、一抹の不安を覚えながらも生きていることを再確認する。
ひとまずは安心したが、
「そうだ!箒たちは!!?」
さっきまで激闘をともに繰り広げてきた仲間のことを思い出すと、居ても立っても居られなくなった。
恐らくは病室であるこの部屋を飛び出し、外に出る。
彼は町中をただただ走り続けた。
ただ闇雲に、何の当てもなく知らない町を。
「どこだ!?どこにいるんだみんな!?」
ただ闇雲に探してもらちが明かないので人に聞くことにした。
しかしそこで彼は初めて気づく。
「あれ?」
人がいない。
町は全然機能しているはずなのに、人がいない。
(くそっ!どうなってるんだ!?)
彼はまた走り出した。
―――数分前
「だからぁ、待機任務かかっちゃったから、お姉ちゃん動けないんだって!」
「ユキ姉の車で避難するって話じゃなかったっけ?」
「えぇ!?もしかしてナオ君、まだ家にいるの!?
どうしてみんなと逃げなかったの!?」
彼の名は貝塚伊奈帆。電話の向こうの人物は、姉の貝塚ユキである。
なぜこんな会話をしているかというと、火星人による侵略があったからだ。
火星人といっても、たこといかを足して2で割ったような外見ではなく、彼らと同じ人類なのだが・・・
―――それはおいといて、
どうやら彼は姉を待って逃げ遅れ、まだ家にいるらしい。
それでも充分に落ち着き払ってはいるのだが。
「なるほど、そういう・・・」
「判断は臨機応変、いざとなれば自分を信じて決断する
お姉ちゃんいつも言って聞かせてるでしょ?」
「・・・ペニビア」
ちなみにペニビアは怠惰の女神である。
「何!?」
「何でもないよ。・・・巡回中の輸送車に拾ってもらうことにする」
「気を付けてね!」
「ユキ姉こそ」
軍人である姉を心配しつつ、今とれる最善の動きを考える。
(いかないとな・・・)
―――現在
「くそッ!誰かいないのかよ!?」
彼、織斑一夏は焦っていた。
仲間のいない状況で、誰もいない町にいきなり放り出されたら当然である。
何十分も走り続けたが、幸い鍛えていたのであまり疲れてはいない。
少し表情にあきらめが出てきたその時、
(あ、人がいいた!)
「お~い!そこの人!!」
一人の同い年くらいの男子を見つけた。
「なんでしょうか」
「えっと、唐突に悪いんだけどさ、なんでこんなに人がいないんだ?」
「・・・もしかして避難勧告のことを知らないんですか?」
「・・・え?」
伊奈帆説明中・・・
「なるほど。わからないけどわかった!
つまりは輸送車両に乗せてもらえばいいんだな?」
「まあ、簡潔に言えば」
彼・・・だと区別がつかないので、一夏は伊奈帆にお礼を言うとすぐにその場から走って立ち去る。
「あ・・・」
(輸送車両呼んでるんだけど・・・
・・・まあ人のことは今は考えてられないな)
伊奈帆は指定の場所まで少し急ぐことにした。
「あ、そういえば輸送車両ってどこにあるんだ?」
一夏は失念していた。
輸送車両の場所なんてわかるわけないのになんであの時飛び出していったのか、
今となって後悔する。
(はぁ、また探すしかないか・・・)
うっかりレベルで済まされたらいいが、今は緊急事態。
急いで探すしかない。
(どうする・・・?あ)
「ISがあるじゃないか!!」
彼は肝心なことを忘れていた。
インフィニット・ストラトス。
男で唯一これが使えた一夏は専用機の所持を許されている。
「これを使えば・・・」
と、起動させようとしたが、
近くを小さな栗色の髪の女の子が通りすがる。
(あの子も避難が遅れてるのか?
だったら一緒にいないとあの子が・・・!)
一夏いったんISの起動をやめ、彼女を追いかけることにした。
「あの・・・」
一夏は橋の下に来た栗色の髪の子ともう一人、茶色の髪の少女に声をかける。
「ここらで避難勧告が出てるらしいんだけど・・・早く逃げないとまずいんじゃ・・・」
言い切る前に少女に腕をつかまれ、
「すみません」
謝られながら技をかけられた。
「いってぇ・・・。いきなりなにすんだよ・・・」
「すみません、いきなり。でもご厚意は感謝します
無礼を承知でお願いしたいのですが、このままの体制でいくつか質問をさせていただいても?」
茶髪の少女はそう告げる。
「むしろこっちが質問をしたい気分だけど、知ってることなら」
そうして一夏は少女にさっき伊奈帆から聞いた話を話した。
「話は大体わかったのですが、その、輸送車というのは・・・?」
「えーと、そろそろ痛いんだけども・・・骨とかが」
「あ!すいません・・・」
一夏がそう言うと、以外にも素直に技を解いてくれた。
少しは少女も警戒を解いたようだ。
「姫さ「エデルリッゾ」はいっ!」
「その方は私に親切にしてくださっています、疑うというのも無粋というものでしょう」
「ですが・・・!」
「あのー・・・」
一夏が話を切り出す。
「俺も輸送車両の場所とかわからないので、よかったら俺のISに乗ってきます?」
「だれがお前みたいなどこの馬の骨ともわからな・・・「ドゴォオオオオオンッ!!」きゃっ!!」
一夏の提案がエデルリッゾと呼ばれた少女にことごとく却下されると同時に激しい爆発音が響く。
「なんだ!!?」
一夏は何が起きているかわからず、どうしようか迷っていた。
だが恐らく近くで戦闘が起きているのだろうというのはわかった。
逃げるか、戦うか。
(そんなものは決まっているッ!!)
「二人はそこで待っていてください!!
爆発の発生の原因を見てきます!!」
「え!?大丈夫なんですか!?」
「はい。俺と、―――
この白式なら・・・!!」
そういって一夏は純白のガントレットを空にかざして
それと同じ色の純白の鎧を身にまとう。
「!!・・・わかりました。私はあなたを信じます
くれぐれもお怪我のないように・・・」
「あぁ、そういってもらえると助かります」
そういって出撃しようとした時、
「あの!
・・・お名前、うかがってよろしいですか?」
「一夏。織斑一夏です。
戻ってきたらまたここで会いましょう。では!」
この世界での一夏の戦いが、幕をあける。
次回は紫色のダンゴムシ(名前わすれた、後でググる)との戦闘です。