東方化猫記 作:Mia・Sim
「…華‼︎危ないっ‼︎」
「え?」
キキキィィィィィィィィィィィ!
ドンッ!
ズシャッ‼︎
ドスッ…ゴドン…
「……華!………華!」
みゃぁぁぁぁん…
…何が起きた?
それが私の第一の感想だった。
猫の声と友達の声がする。さっき一緒に猫を撫でていた友達の声だ。
思考がやっと追いついた。
私は、友達と一緒に野良猫を撫でていて、友達の声がすると共に、トラックに轢かれたんだ。
視界が霞んでくる。元々私の腕だった血塗れの物体が見える。何故か笑えてきて、こう思った。
(はは、こんなことで人は死んじゃうんだ…)
そして私は意識を手放した。
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「………んん…」
目が覚めると、そこは森だった。
体が軽くて、どこも痛くない。
たまらなく喉が乾いて、ちょうど自分の隣に水溜りが見えたので、なんの気無しに水溜りを覗き込むと、自分の姿が見えた。
それは、人間の姿ではなかった。
顔は真っ白い毛で覆われ、少し前に突き出ている。
手足は同じく真っ白な毛に覆われ、薄いピンク色の小さな肉球が付いていて…
そう、私は猫になっていた。
「………にぁぁぅぅん…」
声もまさしく猫だった。にゃあにゃあと鳴いていると親とおもしき猫が来て、魚を目の前に置いてくれた。お腹が空いていたので、夢中で頬張った。魚は一分程度で骨と化した。でも長く森で暮らすうち、私は普通の猫ではないことに気づいた。
新しく猫が生まれ、そして成人し、いなくなっていくというサイクルが目の前で約900万回程繰り返されているから、そのくらい。しかも、私は大人の一歩手前の年になって、それで成長が止まっている(人間で言うと17〜19歳くらい)。
そして、森の生活に飽きた私は、
長く考えた末、
森を出ようと決心した。
「ニャーン‼︎ニャァン!!」
身体は自由に木と木の間を飛び移り、腹が減ればその辺りにいる牡鹿を狩って食べた。
でも、山里にはまだ遠かった。
途中にある川は泳いで渡り、熊が出てくればなぎ倒して食糧とした。中々熊には出会えないが、熊の肉は中々美味しい。日持ちするし、何より食べる部分が多いのだ。
だけど、どうやら今は人里に近いところに来たようで、鹿も熊も出てこないので、今は空腹と眠気で倒れそうである。
ガサッ‼︎
「に…ぁぁん……」
ようやく森を抜けて、そのままふらりと倒れこむ。
誰かがこちらに気づいたのか、足音が聞こえる。でも眠気に白旗を挙げた私は、眠りに落ちて行った。
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……………ガサッ。
「あら?」
ふらっと倒れこむ白い物体を見つけて駆け寄ると、それは白い子猫だった。
「あらあら、とても痩せていますね…とりあえず、神社に連れ帰って餌をあげないと…」
「ん?早苗、それは何?」
「子猫ですよ。森から出て来たんです。」
「可愛い♪」
続く。
…えー、どうでしたか?(ビクビク)
駄文すぎて自分でもあほらしいです。
不定期更新ですので、気長に待っていてください
(そもそもこんな駄文小説読んでくれる読者さんがおられるのかが不安なのですが)。
ではまた、紅夢の中でお会いしましょう。
Good Night and have a nise Dream!