東方化猫記   作:Mia・Sim

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第一話〜共食い妖怪〜

 

「ミャーン‼︎みゃーおん!」

 

「ふふ、元気ですねぇ。今日は神奈子様も諏訪子様もお出かけですから、少しのんびりできますね」

 

「くくく、そんなら好都合だ。」

 

「⁉︎妖怪⁉︎」

 

「くくっ、くくくくく、そぉだよ。おい野郎ども、この猫と現人神殺せ。」

 

「みゃぁぁん⁉︎」

 

「くぅっ、こんなにも大勢⁉︎」

 

 

「っく…」

 

自分に腹が立つ。

恩人が殺されるのを黙って見ていられるはずがない。

せめて、人間の体があれば………

……人間の体⁉︎そうだ!その手があったんだ!

 

自分の体に力を込める。イメージして、それを形にする。

それが出来上がった瞬間、主人に刀を振り上げた蜘蛛型の木っ端妖怪ののどぶえ(?)に噛み付いた。

がぎんっ

「え、あ?」

ばきん

じゅるる

ごりごりんっ

ごきゅんっごきんっ

………………どさっ

 

「……くふふ、ごちそうさまでした。」

「「「と…共食い…妖怪…?うわあぁぁぁぁぁ!!」」」

「あれぇ〜?どこに行くのかなあ〜?ねぇねぇー、ご主人にあんなに怪我させといて、ただで済むと思ってるの?

きゃははははははは、バッカみたい。…………………ねぇー、私ね、お腹空いてるんだよね。だからさ、」

 

「お前ら全員骨も残さず喰らいつくしてやるから、覚悟してね?」

 

蜘蛛の子を散らすように木っ端妖怪達が逃げ出して行く。

「逃がすわけないからね♪♪」

自分の体は、食糧を求めていた。

びちゃっ……ぐちゃっ……

ぐちゅっ…………ぐちゃん………

「くふっ、くふふふふ♪最後のとっておきは、お前だよ。さあて、ご主人は屋内に避難させて、扉の鍵を閉めたから絶対ここは見えないよね。流石にご主人(と読者さん)にグロシーンを見せるわけにはいかないし、いま食べると新鮮なまんま食べられるんだよね。さて、最後の仕上げといきますか。」

「っヒィ…たす…助け…助けて…誰か…誰か助けてくれぇぇぇ‼︎アギぁ……ぐぇえぁあ…がごぇ」

誰も助けるわけがない。虚しい悲鳴は、虚空に響いた。

 

 

「まずは〜…足かな?」

ごきん「ぎゃぁアぁぁァ‼︎‼︎‼︎」

「いただきまーす。」じゅるるんっばきん

ごきばきがきごきん

 

 

「次は〜腕かな?上のこの辺りを…」

「こんな感じに…」ごきん

「ごぇあ"あ"…ぐぇ…」

「いただきまーす。」びちゃびちゃ……ぐぢゃっ

 

 

「うーん…もうやっちゃえ。」

ぐしゃっ

「……ぉぁ……………」

「さて、首は後で食べるから、まずは胴体だね。いただきまーす。」

ごきんごりゅんゴキバキャッ

 

 

「さて、首をいただこうかな。いただきまーす。」

がりん

ごりゅん

バキャっゴキゴキもぐもぐぐしゃっばきばき

 

 

「……………ごちそうさま…だけど、もうここにはいられないね、境内も汚したし、掃除をしてからここを去ろう…」

こうして、私はこの神社に別れをつげた。

 

続く。





駄文すぎわろた\(^o^)/
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