投稿遅れてすみませんでした。
言い訳をするなら、風邪やインフル、自動車学校、新学期、サークル、講義等々色々あります。
実習もあるのですが、移動の時間にコツコツと書いていきました。
さて、今話ですが酷い出来だと思います。
ご指摘、感想等を宜しくお願いします。
一方的な殲滅戦のその後。
「なぁ……神無月ィ……。お前は何モンや?」
「……」
現在帰りの車内。空気は……最悪である。
喩えるならば沼の底。手を伸ばすことすら許されない、そんな感。
残念ながら俺にはそんな空気を打ち消すような、どこぞの漫画みたいに笑顔で「秘密さ」と言ってニコポしたりするような能力は持ってない。
どうしようもなく、黙りこくっていることしか出来ない。
無言の空間が続く。
そもそもこの現状を作ってしまったのは俺な訳だが、俺は悪くない。悪いのは暴走したニ人格だ。
楽をしようとしたのが間違いだったのか……。
内重傷3名、廃人1名、軽傷2名。
重傷者は複雑骨折、粉砕骨折、関節粉砕、靭帯断裂、出血多量etc……
廃人となった者は幻覚作用の薬品で昏倒、覚醒、発狂を繰り返している。
捕まえた内4人は確かに生きてはいるものの、元のようには動けないであろう傷を負った。
取り返しのつくような傷ではないのだ。
やり過ぎダメ、絶対。
俺の言うことをしっかり聞いてくれるザイードはともかく、あの二人とはしっかりOHANASIしなければ。
じゃなきゃ後々大変なことになりそうな気がする。
まぁ、後々という未来があれば、な。
おのれディケイドォォォォ!! いや、おのれクソ駄神ンンンン!!
それは神って奴のせいなんだ!!
全て神の仕業。
タイムリープしたいな。幼稚園くらいに。次は波風立てずに過ごすんだ……。
飛べよおおおおぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉ!!
(※飛んでも恐らく無意味です。悪意のある神が真を襲う!!)
………。
現実逃避をしている間にもう学校前に着いてしまっていた。
残念ながら
未来などなかった。
今から
きっとOHANASIの担当は蘭豹先生と仲の良い綴先生なんだ。
終わる頃には全て洗いざらい話して、綴先生のことを女王様と呼ぶようになってるんだ……。
さよならぐっばい昨日までの俺。
私は今から調教を受けます(確信)。
………。
「おい」
………。
「オイ」
………。
「神無月ィッ」
「痛ッゥッ」
半放心状態だった俺の頬に痛みが走る。
引っ叩かれたようだ。
怪力と噂の蘭豹先生のビンタを受けて死んでないなら儲けものかな。ハハッ。
「降りろ、神無月」
「ア、ハイ」
黒塗りの車から降り、バタンと扉を閉める。
車の横で蘭豹先生が降りてくるのを待つ。気分は死刑執行前。
傍から見た俺は頭を垂れ、黒い棒線と紫色の空気を纏っている筈だ。
不意にペチンと頭に何かが飛んできた。
地面に落ちたソレを確認すると
札束だった。
………why 札束?
訳がわからないよ。
諭吉さんがこっちを見てる。
どう見ても百人はいそうな厚みである。
「オイ、ボーっとしてんなや神無月ィ。解散や、解散」
「……へ?」
「しっかりしろやァ、さっさとソレ持って帰れ」
蘭豹先生の言うソレとはこの諭吉の群れであろうか。
「あ、あとコレな」
蘭豹先生はポケットから何かを取り出し、こちらに放った。
投げ渡された鈍く光る鉄の鍵が手の中でチャリン、と音を立てた。
「……お前の気が向いたら教えてくれりゃあええ。ただ、殺すなよ。殺さなきゃなんも言わん」
そう言うと、さっさと先生は去っていった。
あの屋上の時のように。
「………俺は……」
言うべきだろうか。
あまり隠しているわけではない。しかし、よろしいようなものでもない。
言うべきだろうか。
少し重い迷いの思考の中、俺は自身の体温で少しぬるくなった鍵を握りしめ、寮へ歩き始めた。
― × ― × ― × ― × ― × ―
カツカツと寮の通路を歩く。
そこらで騒ぎを起こしている奴らを避けて歩いていたら時間がかかってしまった。
しかし、その時間のおかげで頭も少しスッキリした。
言うか、言わないかであれば言った方がいいだろう。あの人なら悪いことはあるまい。
明日にはまた教務棟に行こう。なるようになるさ、ケセラセラ。
考え、歩いた少しの時間。寮の自室に着くには十分な時間だった。
ちょっとした悩みも消えて、充実した時間だったと言えるだろう。
手の中でぬるくなった鍵を鉄扉の鍵穴にさしこむ。
鍵をひねろうとして気づく。
中に誰かいる。
恐らくこれから一年部屋を共にするルームメイトだろう。
まずは挨拶から入るべきか。
そっと鍵を抜き、ポケットに仕舞う。そしてチャイムを押した。
ピンポーンという軽快な音がし、「はーい」という返事の声が返ってくる。
……あれ? 今の声って
― × ― × ― × ― × ― × ―
sideキンジ
シンちゃんをぎゅーぎゅーしたいな じたじたするのを押さえ込んでぎゅーってしたいな。
腕噛まれるのもアリだよ 噛んでいいよ シンちゃん 。
噛まれて血がでちゃったところをぺろぺろして治してほしいな。
むしろこっちがぺろぺろしたいな。
あーシンちゃんそんなとこまで噛んじゃだめだって。
シンちゃん だめシンちゃん 気持ちいいよシンちゃんもっと激しくモグモグしてほしいな。
むしろもっと色んな痕をつけてシンちゃんのだって自己主張してほしい。
シンちゃんと二人で買い物に行くことになって、
なんでもない顔で「デートだねー」って言ってめちゃくちゃに意識させたい。
そのあと流れで××ホテルまで連れ込んでめちゃくちゃ運動会したい。
そこでぐったりしちゃったシンちゃんをお姫様抱っこして家に持ち帰って優しく抱きしめたい。
シンちゃんをちやほやしたい。
ちやほやされ慣れてないシンちゃんが挙動不審になるのを見て、
さらにちやほやしたい。ちやほやしたい。
最終的に真っ赤になって「……もうやめて」ってクールに言うシンちゃんを熱いディープキスで黙らせたい。
その後 二の言葉が継げないように更にキスしたい。
寝起きのシンちゃんの髪をととのえてあげたいな。
あの綺麗な黒い髪をくんかくんかしたいな。
すーはーすーはー。
寝癖がもっとひどくなるくらいにもふもふしたいな。
自分でととのえようとするのも妨害してわしゃわしゃしたいな。
シンちゃんを遊園地に連れて行ってデートしたい。
お化け屋敷でビクってなったシンちゃんに抱きしめられたいな
出た時に「……怖くなかった」って言うシンちゃんを温かい目で眺めたい。
ジェットコースターで気持ち悪くなっちゃったシンちゃんの背中をさすさすしてあげたい。
昼食のデザートのアイスを口移しして「……ぬるい」ってジト目されたい。
夜の観覧車の頂点で人生の最高をシンちゃんと感じていたい。
私の部屋でシンちゃんにコスプレしてもらいたい。
シンちゃんが嫌なのに私の部屋で、
メイドさんになって奉仕してくれるぎこちない姿を写真に納めたい。
そしてその写真をえさにもっと過激なコスプレをさせてみたい。
ナースとか婦警とかスク水とかを着せてみたい。
「……もうやだ」って涙目になるシンちゃんをそっと慰めたい。
依頼で疲れて帰ってきたシンちゃんがソファで隣に座って、
そのまま肩に寄りかかって寝てしまい、あたたかくなりたい。
シンちゃんが目を閉じて唇をこちらに向けるので、
我慢できずに、そのまま目がさめるようなキスをして、
おもいっきり押し倒したい。
「……ずっと前から好きでした」 ってメールをシンちゃんから貰い、どきっとしたい。
「私もだ」と送ると 「……うれしい。今から会いたいんだけど大丈夫?」
って返ってきてドキドキしたあと
「もちろん!」 って返して夜のデートをオールナイトでしたい。
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――――――――――
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「………ふぅ」
ピンポーン♪
「はーい」
誰か来たかな。
ちょっと体がダルくてしんどいな。
シンちゃんかわいいよシンちゃん。
シンちゃんがかわいいから私がこうなっちゃったんだ。
戸を開けると
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side神無月
「はいはい、どちら……さ…ま……?」
「え?」
この子は―――
思い出される試験後のお姫様抱っこ。
きっと俺の顔は耳まで赤くなっていることだろう。
というか、何故
お前は女子だろ。
俺か、俺が間違えたのか?
いや、あってるはずだ。
もしも間違ってでも女子寮に入ったら射殺される。
なら、何故この子は………
そんな事をわたわたと考えていると、腕をガッと掴まれた。
「真ちゃん!! さっきぶり!! また会いたいと思ってたけど、こんなに早く会えるなんて!!」
「……お、おう。」
何を興奮しているのか、かなり強い力で掴まれている。
ギリギリと力が加わっていて痛い。
「……あ、あの、腕が…」
「これは運命だよね!! ちょっとベットでいいことしよう!!」
何を口走ってるんだコイツは!!
っくッ!! 力強ッ!! 振りほどけない!!
こんな所で母妹から守り切ったモノを失うわけには……!!
「いや待て落ち着け、そもそも俺は「無理、落ち着けない、我慢できない、ムラムラする!!」
不味い、半身がドアの内側に引き込まれた!!
「フーッ!! フーッ!!」
「っくッ!! 待て落ち着けその手を離せッ!! はなせばわかる!!」
「抵抗しないでッ!! 我慢ができなくなるッ!! ……いや、ここですればいい!!」
押し倒しにかかってくる女の子。
くっつく柔らかい身体、うっすらとする石鹸の香り、妙に生温かく感じる熱。
ついに俺の理性がプツリと切れた。
「いい加減にしやがれッ!!」
「グッ……」
綺麗にきまった腹パン。
奇しくも入試の時と同じように鳩尾をえぐり抜いた。
「……なんだってんだよ………」
玄関先で(pi-)顔で気絶し、ピクピクしている彼女を見て一応、真はやり過ぎた、と反省した。
先に言っておこう。
彼はホモではない。
前話で言った通り、彼女はグラマーである。そんな彼女に迫られて何故こうなるか。
答えは彼の過去を考えればわかるはずだ。ロリコンという訳でもない。
強引に迫られること。それは彼のトラウマのようなものである。
大切なことなのでもう一度言おう。
彼はホモでもロリコンでもない。
玄関先に
彼女を運び、ソファーに寝かせ、あるものを探すことにした。
さて、どこにあるかな?
― × ― × ― × ― × ― × ―
sideキンジ
殴られて、気絶して、起きたら暗闇だった。
目の前が暗いから誘拐されたとか、そんな訳はない。
だって近くに
彼はアレだろうか、いや……確実に"ドS"だ。
遠慮なく女の私を殴ったことといい、気絶した昂った私を縛ってその上目隠し、猿轡までして放置プレイしていることといい……。
別に真が
………ッ考えたら濡れるッ。
ああ、彼に殴られたところがジンジン痛んで……。
気持ちいいッ!!
手が使えないのが辛い。コレが放置プレイッ!!
もぞもぞと動いてみる。
「ンッ」
思わず声が出た。
― × ― × ― × ― × ― × ―
「……ンッ」
どうやら彼女が起きたようだ。
また暴れられても困るのでビニール紐で縛って、布で目隠しと猿轡をさせてもらった。
「……頭は冷えたか?」
ソファーの上でもぞもぞしている彼女に声をかける。
いくらあんなのだといっても、女にこの状況はやはり怖いのだろう、声をかけるとビクンとした。
「……何もする気は無い。落ち着け。今解いてやるが、さっきみたいになったらまた気絶させるからな」
彼女はコクコクと首を縦に振った。
近づいてまず目隠しと猿轡を取とる。
目隠しで隠されていた目は涙で潤んでおり、猿轡が糸を引き外れる。(これはエロい。)
次は後ろ手に縛った紐を外す。
少し赤く痕が残ってしまった。
……これは………やりすぎたな。
家と同じ尺度でやるのはダメだな。
「……すまない、やり過ぎた………」
「これくらいなら私も大丈夫だ」
こちらの謝罪に気丈に彼女は答える。
しかし、目には涙が溜まり、身体も小刻みに震えている。そんな痛々しい姿だ。
「すまない」
再度謝罪をする。
慰めるように、あの時"妹に"やったように彼女を胸に抱き、そっと頭を撫でた。
そして
―――――押し倒された
「へ?」
気が抜けていた。対応ができなかった。抵抗もできないようにされた。
手足は固められて動かない。
力もむこうが上……。
関節を外して……固められた。
逃げる術は……無い……。
あ、終わった。
餌を目の前にした獣が迫ってくる。
(あぁ、蹂躙されるんだな)
この日、翌朝までに今まで守り切っていたナニカを失った。
俺はココに来たことを後悔した。
未来、もっと後悔するが。
ちょっとした投票。活動報告の方でアンケートを行います。
参加いただければと思います。
Ⅰ・主人公の周囲に増えるキャラ
1病み 2少病み 3少変態 4変態 5その他(常識人"等")
タグの中身通りにいきたいと思います。
考えているストーリーから大幅に外れる訳ではありませんので。
ちなみに1~5の中身のキャラは私の中では決まっています。
出る順序が少し変動するくらいですかね。
2.3話後位に影響が出ます。
Ⅱ・主人公の扱い
1どん底 2不幸 3普通 4幸運 5今までの不幸はなんだったんだ
です。
分岐エンディングを作るかどうかの参考です。
よろしくおねがいします。
次話はゴールデンウィーク中にだせるといいなと希望