・レポートは当日やるもの(複数であっても)
・教諭からの呼び出しには覚悟を持って行こう
・傷んだものには気をつけよう
・死体からー死体ならー死体ときー死体でしょー 一緒に 灰
・グランドオーダーのメンテはなかなか終わらない
『金ちゃん様』、それは緋弾のアリア原作で星伽白雪のみが使う固有名詞。
『遠山金次』を指す言葉である。
つまり---
「……コイツが遠山金次、だと?」
緋弾のアリア主人公。アダ名は女嫌い、昼行灯。ヒステリアモードとかいうチート持ち。
大体ロリコン。M。兄は女装癖。性別『男』。
目の前に居るのは、ガチレズで変態。性癖の幅が広い。何故か俺が好きらしい。
現在の筋力では勝てない(俺はサーヴァント)。性別『女』。
どういう……ことだ……!? まるで意味がわからんぞ!!
この、白い肌を晒し今なお襲撃してくるこのド変た―――
「……ええい、こっちが考え事をしてるのに襲ってくるなこのド変態!!」
「ありがとうございますっ!! でも私が居るのに他のこと考えてる真ちゃんが悪いんだよ? あ、もしかして私たちの幸せ家族計画を考えてくれてたの? やったね金ちゃん家族がデキるよ、 男女サッカーチーム2つ分くらい子供は欲しいなー」
「おい馬鹿やめろ」
やめてください、そんな事したら死んでしまいます。
腹パンしたのにケロッとした顔で悦びやがってマゾめ……。
ため息半ばに遠山をなんとかしようと言葉を発しようとした時。
瞬間、ゾクリと背筋が凍った。
身体に氷柱を突きこまれ、動くことも許されない、そんな感覚。
それもよく知る感覚だ。
心を病んだ者のもつ特有の悪寒。圧力とも言える。
その圧力を辿れば、ソレを放つもの―――まぁ、白雪さんだが。がいた。
ハイライトをOFFにし、黒い瘴気を幻視させる圧力を放っている。視線で人を殺せそうだ。
いや、まず遠山がいなかったら殺しにかかっていただろう。
遠山がいるから命が繋がっている。しかしその遠山が原因とはなんと皮肉か。
とりあえず白雪さんの背負う瘴気が増すようなこのよろしくない状況をなんとかせねばならない。
原作の白雪さんのことから考えて怒りゲージがMAXになったら遠山がいてもポン刀を抜きかねない。
何かこの場を一気にまとめる安全な方針は―――
―――よし。
「……遠山、とりあえず落ち着け。他人様が居るのにこの格好は不味い。俺はそこの彼女を知らない、彼女も俺を知らない。ファーストコンタクトとしてはこの状況は最悪だ。なにより俺は見られる趣味など無い。服を着て、リビングでゆっくり話そう」
これなら遠山の拘束から脱出、及び説得による黒雪の鎮静ができ、服を着て、とリビングで明言することによりもしもの際は服を着た状態で逃げ口の多いリビングに向かうことができる。さらに見られる趣味はないという発言で以降こんな事故は起こらなくなる(筈)。
「そうだね。真ちゃん、この子は白雪ちゃん。私の恋人。白雪ちゃん、この人は真ちゃん。私の夫」
「「あ゛?」」
「紹介はこれでいいよね。別に見られててもイイけどやっぱり最初は二人っきりがいいよね。白雪ちゃん、これからちょっと一人目の子作るから朝ご飯は後で真ちゃんと食べに行くね」
「…ちょっ!!」
白雪《彼女》の目は昏く沈み、額には青筋がたっていた。
そんな彼女の一言は
「………ごゆっくり……」
俺に絶望を告げた。
- × - × - × - × - × -
『緊縛しましょう』『薬使うか?』『むしろ堕としちまうか!!』『学生萌え』
/遮断
『うるさいよ二次元に毒された
変態と俺の攻防戦は未だ続いていた。続けざるを得ない状況だった。
「諦めが悪い」という奴、そんな奴には「諦めが人を殺す」とだけ言っておこう。
想像してみよう、この歳でもしも子供がデキたとしよう。
ほら、この諦めが俺を(社会的に)必ず殺すだろ?
退けない戦いというものがあるんだ。
諦めず、蘭豹先生あたりがなんとかしてくれる等の都合のいい展開を祈りつつ抵抗するしか俺には道がない。
蘭豹の兄貴助けてください。
こんな状況を打破したいと祈る俺に
―――――爆音
その音と共に火薬の臭いと統制された足音がやってきた。
それを率いてやって来るのはもちろん
「泥棒ォ猫さぁん、天誅ですよォ~」
白雪さん。
それも
こちらに向くのは原作でもご存知、M60。それが六丁。
先頭にいる白雪さんの持っているものに至っては他のブツよりも一回り大きく、ゴテゴテしていてどう考えても違法改造な品だった。
デスヨネー、やっぱりこうなりますよねぇ……。
原作からしてコイツが俺を殺しに来ない筈がないんだ。
遠山がいたから退いたのかと思ったけど、うん、そんなことは無かった。
遠山がこんなだから白雪サンも原作から多少性格変わって穏便かな、なんて淡い期待をしたけど、原作より危険度が倍増になりました。
俺はこんな状況にも関わらず俺を押さえつけたままの遠山を見上げホロリと涙をこぼした。
これが男女逆だったら犯人と被害者と特務機関の人間みたいな構図だなぁ……、と現実から逃げ出した。この逃げはきっと許されるはずだ。
そんな現実を逃避する俺を他所に白雪サンが一歩踏み出す。
「皆さん 私はキンちゃん様が好きです
皆さん 私はキンちゃん様が好きです
皆さん 私はキンちゃん様が大好きです
歩いているのが好きだ
走っているのが好きだ
座っているのがすきだ
食べているのが好きだ
眠っているのが好きだ
泳いでいるのが好きだ
眺めているのが好きだ
笑っているのが好きだ
泣いているのが好きだ
学校で 街中で
公園で 草原で
雪山で 河原で
砂浜で 海中で
浴室で 寝床で
この世の中でキンちゃん様が一番大好きです
~中略~
しかしキンちゃん様がこの男に奪われようとしている
皆さん 私はこの泥棒猫との戦争を地獄の様な戦争を望んでいます
皆さん 私に付き従うキンちゃん様を愛する会の皆さん
皆さんは一体何を望んでいますか?
ただの戦争を望みますか?
情け容赦のない殲滅の様な戦争を望みますか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐を一人に向ける闘争を望みますか?
『「「「「戦争! 戦争! 戦争!」」」」』
よろしい ならば戦争です
私たちは渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする裁きの鉄槌です
だがこの数十分もの間泥棒猫とキンちゃん様との接触を堪え続けてきた私たちにただの戦争ではもはや足りません!!
大戦争を!!
一心不乱の大戦争を!!」
最後の言葉と共に腕が振り下ろされザッッと彼女たちは射撃の体制になった。
まさに
ズラリと銃を並べた彼女たちの瞳には狂気と殺意が煮えたぎっている。
「さぁ、キンちゃん様はこちらへ。そのキンちゃん様に張り付く不快な害虫めを滅殺いたしますからねぇ」
血走った目で手を
狂気
死を覚悟した。
俺ではなく遠山の行動一つで俺の生死が左右される。
他人に命を握られるこの感覚。
冷や汗をかく俺を他所に、俺にしなだれかかったまま(逃げれないよう関節を固めながら)白雪サンの言葉を聞いていた遠山が動いた。
遠山は身を起こし、床に落ちていた
そして白雪サンの方に向かい
「逃げて真ちゃん。彼女たちは私の愛人。私の始末は私でつける。それに……妻を守るのも、愛人に認めさせるのも夫の役割だろ?」
「……誰が妻だバーカ」
白いシーツだけを身にまとい、ベランダに続く窓を割って俺は空中へと躍り出た。
窓を割って落ちていくさなか、青く深い寒いであろう春先の海が目に映り、日常を壊していく嵐のような銃声と狂気に染まった叫び声を後ろに聞いた。
俺は振り向く事無く青に吸い込まれ落ちていった。
「こんな体質、節操がないみたいで嫌じゃないか」
「――キンジ。あんた、あたしのドレイになりなさい!」ハアハア
「もしもしケーサツですか」
「キンちゃん様も男の子なんだから料理くらい出来ないと。その……私が教えてあげますから」
「シンたん、そんなに無防備だとりこりんが襲っちゃうぞ~」
「何でこの世界は―――
男女逆転してるんだッ!!」
Another編・俺はこんなの望んでない。 ~男女逆転世界~
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
はい、四話のみーくんはエロかったです。わからないという方は『がっこうぐらし!』というアニメを見ましょう。
居候先でノイローゼにかかり、実家で治りました。
これでもう朝昼晩関係なく小言や物理ダメージ、幼女の絶叫を受けなくて済む……。
あ、実家ってこんなに良かったんだと実感する今日このごろ。
最後に
「クオリティ下がってごめんなさい」