テイルズオブゼスティリア-破壊神の力を持つ流転者-   作:黒乃 柳

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えー、初めましての方も何か見た事あるぞ此奴という方もおはこんばんにちわ、黒乃柳です。前々から魔法科以外の作品も書いてみたかったのもあり今色々と話題なゼスティリアを書いてみる事にしました(笑)
実はゼスティリアや魔法科以外にもある作品を現在執筆途中です、今月中には投稿出来ると思いますので適当に読んで下されば幸いですm(_ _)m



暗躍

——グリンウッド大陸

 

現代の世界とは全く異なる異世界、嘗ては天族と呼ばれる人智を超えた者達と現代魔法が使えないだけで後は何ら代わりのない人間達が暮らす自然豊かな世界。

 

だが…災堝の顕主と呼ばれる者の出現により世界にはありと凡ゆる災厄が蔓延する。

此れは…後に災厄の時代と語り継がれるとある世界に迷い込んだ一人の少年と導師の物語。

 

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———

 

「……何者だ…貴様は?」

 

 

見渡す限り漆黒の闇に覆われた次元の中、獅子の顔に二足歩行を可能とする巌の如き体躯を持つ男は突如眼前に現れた赤黒く輝く輪を宙に浮かせ現れた異端者に眼を向ける

 

「…我が名はネビュラ、侵略者にして世界の理を御す者也…貴様はヘルダルフだな…?」

 

血を連想させる緋色の眼光に臆す事も無く名乗りを上げるネビュラ、ヘルダルフと呼ばれし彼の者はその卓越した観察眼からか本能的にネビュラを自身と同質の存在である事を悟る

 

「如何にも…我はヘルダルフ、災禍の顕主…そんな我に何の用だ…?」

 

災禍の顕主…此の世界の破壊を望み暗躍する者は異界の侵略者に鋭い眼光を向けた侭問い掛ける。

 

その問いに対しネビュラはふ…と口元を緩め

 

「…もうじき此の世界に一人の小僧が現れる…貴様の野望を打ち砕く力を持った小僧だ…」

 

ヘルダルフの長年に渡る野望を頓挫させる力を持つ少年の存在を仄めかすネビュラ、機から聞いていれば態々嫌味を言いに来ただけかと思うがネビュラの忌々しげな声音にほぅ…と関心を示した様に呟くヘルダルフ

 

「…で?態々其れを伝える為だけに我の前に姿を現したとでも…?」

 

愉快げに問うヘルダルフ、彼は此処200年程導師が現れていない事に些か退屈をしていたのだ…異世界から導師と成り得る者が来るというならば其れは其れで前座としては面白いとでも思ったのであろう。

 

あくまでも愉快げなヘルダルフとは対照的に淡々としたネビュラは空間に歪みを作り大きな鏡にある少年の姿を映し出す

 

「…否、我が目的は此奴の_____…其の為に我が兵を好きに扱え…要は助力に来たのだ」

 

己が目的を伝え背後に蠢く他星の住人であった者達の成れの果てをヘルダルフの野望の駒として寄付すると宣うネビュラ、ヘルダルフは暫く無言でネビュラと鏡に映し出された少年を見ていたがそれも直ぐに終わる。

 

「……良かろう、貴様が何を企み我が前に現れたか等些細な事…その企みに乗ってやろうではないか、…然して此の坊主の名は何という?」

 

「…黒乃勇気…クロノユウキだ…」

 

 

刺激に飢えていたヘルダルフは此の得体の知れない侵略者の企みに敢えて乗る事に方針を定めた、…此処に災禍の顕主と星輝兵ネビュラロード•ドラゴンの同盟が相成った

 

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———

 

 

「………ふぅ…」

 

 

僕、黒乃勇気は自分以外誰も居ない屋敷の離れに位置する道場で溜息を吐く…帰宅して夕食を食べてから早五時間程鍛錬に勤しんでいたのもあるが原因は其れだけでは無い

 

「……ダメだね…吹っ切れたつもりなんだけど…」

 

…僕が自分自身の意思で身を引いた…そう言い聞かす事で二人に幸せになって貰ったが僕自身の気持ちは未だ引き摺っている…それが解るから夕飯時に勇が腫れ物のように僕に接している…溜息が出てしまうのだ、此の負の連鎖に

 

「…約束…したじゃんか…僕の子を産んでくれる…支えてくれるって…」

 

此の場に居ないあの人に恨み言を吐いてしまう…そんな僕自身が嫌いだ…大好きな人達の幸せを心から願えない僕が大嫌いだ。

 

 

…消えてしまいたい…

 

 

——そんな考えが過ったからだろうか突如修練場の空間が捻じ曲がったのを感じた瞬間…僕は此の世界から別の世界へと旅立つのを本能的に理解した

 




今回は触り程度なので本文はかなり短いかと思います、が、後2話分書き溜めていたものがあるので日時指定で順次投稿していくつもりです(笑)

御感想を頂ければ幸いではありますが何もなくとも自分で考えてより良い作品を書けるよう精進致しますので宜しく御願いしますm(_ _)m
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