第六話:スポーツはルールを守れ。
前回のあらすじ
野球部がルースに半殺しにされ病院送りに。
運が悪いことに二週間後に強豪校S高校と練習試合があり、練習試合は入院中の野球部に代わり2-Aが代理で出ることになる。
練習試合当日
Side:とある球場
球場にはS高校野球部とクロス高校2-A野球部代理メンバーが交代で試合前のウォーミングアップをしていた。
強豪校といわれるS校は真面目にアップをしていたが、クロス高校野球部代理メンバーは適当にアップを済ませていた。
観客席にはクロス高校野球部とS高校野球部の試合を見るために来た人が来ていた。クロス高校側は2-Aの関係者と家族が中心でS高校側は二軍だろうか?野球のユニフォームを着た生徒が観客席に多くいた。
数分後メンバーは整列グランドに整列する。
主審:「これよりクロス高校対S高校の練習試合は行います。礼!!」
一同:「よろしくお願いします!!」
こうして練習試合が始まった。
Side:S高校サイド
S高校一番バッターは心の中で舌打ちをしていた。
バッター:(ちっ、何で俺達がこんな格下相手に練習試合なんかしないといけないんだ?まぁいい。パワプロみたいにボコボコしてやるぜ!!)
クロス高校ピッチャー、古城がマウンドに立った。
審判:「プレイ!!」
古城が第一球を投げた。
ビュンッ!!
バシッ!!
バッター:「え....?」
審判:「ストライクッ!!」
バッターはあまりのスピードにビックリしていた。
バッター:(な、なんだ、あのスピードは...?)
キャッチャーの金三がボールを古城に投げる。
バッター:(何で格下の学校の球があんなに速いんだ!?
全く見えなかった!?)
続いて第二球
ビュンッ!!!
バッター:(一か八かだ!!)
ブンッ!! スカッ!!
バシッ!!!
審判:「ストライク!!ッー!!」
第二球もストライク。掠りもしなかった。
バッター:(打てるわけないだろ!!あんな球!!ってか何であんなスピードの球を投げられるんだ!?)
そう思っていたときだった。バッターは謎の声を聞いた。
コロ...ス コ...ロス
バッター:(な、なんだ...?今の声は...?)
その声の正体は...
古城:「コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス......」ブツブツブツ......
バッター:「怖ッ!!」
それはそうである。何もしてないのにいきなりコロスと言われたら誰でも怖がるだろう。
古城:「コロスコロスコロスコロス!!!!!」
バッター:「ちょ、ちょっとま」
ズドンッ!!! パラパラパラパラ......
古城はボールをバッターの顔を狙って投げる。しかし、ボールはバッターの頭の少し上にいき、ボールは当たらなかったが、後ろの壁に古城が投げたボールが直撃する。
ボールが直撃した所はRPG-7で撃たれたみたいになっていた。
(RPG-7...対戦車兵器の一種。装填数は一発)
ボールが直撃した場所を見てバッター、いやS高校野球部は思った。
絶対殺される、と
古城は三者連続三振で守備を終わらせた。
しかし、何故古城がコロスを連呼していたのか気になる読者もいるだろう。それを説明するためには少し時間を巻き戻す必要がある。
回想開始
Side:クロス高校野球部代理ベンチ
ウォーミングアップが終わったあと、クロス高校野球部代理メンバーは試合開始の挨拶まで休憩していた。
銀八:「よーし、そろそろ試合始まるぞー、準備しとけよー。」
2-A:「はい!!」
銀八:「あ、そういや古城、今思い出したけど、この前S高校の生徒がお前の妹をナンパしようとしてたぞ。」 ←嘘
古城:「へぇーそうなんですかー。よし、殺そう!!」
銀八:「え、ちょっと?古城君?」
古城:「焔光の夜伯(カレイドブラッド)の血脈を継ぎし者暁古城が汝の枷をt」
雪菜:「落ち着いてください!!先輩!!」
古城:「落ち着いてるよ、姫柊。だから邪魔するな。あいつら殺せないから。」
孝太郎:「妹ナンパしただけでそこまでやるな!!」
銀八:「と、とにかく、やるならスポーツでボコボコにしてやれ!!」
古城:「分かりましたよ。スポーツでボコボコにして殺ればいいんですね。」
銀八:「そのやるじゃねーよっ!!どんだけ妹ナンパしたやつ殺したいんだよ!!」
つまり古城がコロスを何回も言っていた理由を簡単に説明すると只のシスコンである。
古城:「誰がシスコンだ!!」
雪菜:「先輩、誰に言っているんですか!?」
古城:「作者にだよ!!」
キンジ:「オイィィィィ!!!言っちゃダメなセリフだぞソレ!!てか、これどこかで見たことあるぞ!?」
(※第一話のこと)
回想終了
side:クロス高校野球部代理ベンチ
銀八:「よ、よーしお前ら次はこっちの打撃だ、気合入れていけよー!!」 ガタガタ...ブルブル...
一夏:「先生何で震えてるんですか?」
銀八:「い、いや何でもないぞ!」
一夏:「?」
銀八:「(い、言えねーよ、古城に気合入れようとして嘘言ったけど逆に悪化してしまったって言えるわけねー...てか、バレたら殺される...)」
千冬:「ガタガタ震えてる奴は置いといてさっさと一番バッターはバッターボックスに行け。」
宗介:「はい!!」
一番バッターの宗介が返事をする。
ちなみにクロス高校の打順は、
1宗介
2雪菜
3一夏
4孝太郎
5金三
6古城
7かなめ
8ルース
9キンジ
である。
銀八:「とにかくおもいっきり打て。そーすりゃ当たるからな。」
宗介がバッターボックスに立ったところでプレイ再開。
第一球、真ん中のストレート
キンジ:「真ん中だ!!打て!!」
ポイッ!!
しかし何故か宗介はバットを捨ててしまった。そして何処からかイサカM37を取りだし、何の躊躇いも無くピッチャーに撃った!!
ズガンッ!!!
S校ピッチャー:「ギィャャャャャ!!!??」
(※大変危険です!!絶対に真似しないでください!!)
銀八:「は....?」
さらに宗介はイサカでピッチャーを攻撃する。
ズカンッ!!ズカンッ!!ズカンッ!!ズカンッ!!
(※しぶといようですが、大変危険です!!絶対に真似しないでください!!)
宗介:「よし」
銀八:「よし、じゃねーよ!!」
バキッ!!
銀八は木刀で宗介の頭をおもいっきりぶん殴る。
審判:「退場!!」
審判は宗介に退場処分にする。当たり前である。
(※ちなみに宗介はスポーツのルール違反を普通にやる。
例:空手の試合で銃(非殺傷弾)やガスを使う。武器は禁止と言われたら、手榴弾(ピンは抜いていない)を囮にして蹴りで攻撃したあと男の大事な所を何回も殴るなど。)
審判:「なんで野球の試合でショットガンを使う!?殺す気か!?あと、何処からショットガン出した!?」
宗介:「あれは非殺傷弾だ。死ぬことはありません。」
審判:「だとしても撃ったら駄目だ!!」
宗介:「いや、先生がおもいっきり撃てって...」
銀八:「その撃てじゃねーよ!!バットでボールを打てって言ったんだよ!!」
数分後...
S高校ピッチャーは病院に搬送されたが命に別状は無かったが、3日程入院することになった。
退場した宗介に代わり沖田がバッターボックスに入り、プレイ再開。
第一球
ビュンッ!!
スカッ!!
審判:「ストライク!!」
続けて第二球。
ビュンッ!!
カキーンッ!!
打った打球はファーストとセカンドの中間に飛び、ヒットになった。
銀八:「よーし良いぞ、次の奴は沖田に続け!!」
二番目のバッターは外野手の雪菜だった。雪菜は礼儀正しく一礼して、ボックスに入った。ここまでは良かった。しかし雪菜が構えているのは何故かゴルフクラブだった。
審判:「バットにしなさい。君の原作ネタをここで出さなくていいから。てか、君達はルール守る気はないの?」
審判は静かに注意する。
(※雪菜はゴルフクラブを初めて見たときメイスの一種と勘違いしたことがある。)
第一球から雪菜は思い切ってバットを振った。それが功となったのか、ライト前ヒットになった。
続く三番バッターの一夏は、変化球にやられるなどで追い詰められるが、センター前にヒットを放ちノーアウト満塁とチャンスを広げていく。
此処から恐怖の三者連続強打者地獄に突入する。
まず四番バッターの孝太郎が、一発目からレフトに大きな当たりを放ち、ツーベースヒットで三塁の沖田と二塁の雪菜がホームイン。二点リードとなった。
続く五番バッターの金三もツーベースヒットを打ち、さらに一点追加。
恐怖の強打者地獄最後の男はシスコンである。
古城:「だから誰がシスコンだ !!」
怒りが力となったのか、古城は初球から思い切ってバットを振り、ギンッ!!!という強烈な打撃音のあと打球はマウンドに突き刺さり、ホームランとなった。これでリードは五点となった。
続く七番バッターのかなめはライト前にヒットを放つが八番バッターのルースがセカンドの正面にボールを転がし、フォースプレーでゲッツーになった。これでツーアウト。
最後のバッターのキンジも変化球にやられ空振り三振となった。
攻守交代でS校の攻撃に変わるが、古城が投げる豪速球に全く歯が立たず三者連続三振となり、すぐにクロス高校の攻撃になった。
クロス高校はこの回も容赦ない攻撃で点数を稼いでいく。
1アウト一、二塁の場面で孝太郎のタイムリーヒットでリードを6点に広げると五番の金三がホームランで7点リードとなった。
この時点でS校野球部は心を折られかけていた。それはそうである。格上である自分達が格下である学校にここまで差を付けられるとは思っていなかったからである。
それに追い討ちをかけるように次のバッターの古城が本日二度目のホームランを放つ。これで差は8点。さらに心をへし折られる。
審判:「もうやめたげて!!!S校のライフはもう0よ!!!」
審判はこの状況を見ていられず、この試合を中断する。
こうしてクロス高校野球部代理対S高校野球部の練習試合は8対0クロス高校の圧勝に終わった。
この試合で、S高校野球部は心をへし折られ、しばらくの間成績不信が続くことになる。
銀八:「やり過ぎた...」
完
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