過負荷は今日も明日もヘラヘラ笑う   作:blue wolf

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初のハーメルンでの小説投稿
駄文はしょうがないね(笑)


1話 球磨川禊の『』付かない最初で最後の騙り

球磨川禊は安心していた。

 

誰にも見つからずにその生を終える事が出来るから。

 

球磨川禊は油断していた。

 

『彼女』が見つけれない訳ないのに。

 

球磨川禊は満足していた。

 

自分でもこんなに幸せな人生を送れた事に。

 

『彼女』がそれをただ見逃す訳もないのに。

 

だから球磨川禊は困惑していた。

 

何せ目の前にその『彼女』が居るのだから。

 

「やあ!球磨川君。久しぶりだね。元気だったかい?」

『うん、今の今までは元気だったね。安心院さん。』

 

そうだ。そもそも気付くべきだったんだ。何故安心院さんがこの60年の間に一度も僕に絡んでくる事がなかったのか?決まってる。多分僕の死期?を狙ってたんだろうね。そして、わざわざそんなことをするって事は絶対また碌な事を考えていないのだろう。断言出来る。

 

「おいおい、断言出来るって、さすがに失礼じゃないかい?いくら『僕』でもそんな年がら年中人類補完計画の実現やら、地球よりデカイロボット製作とか、人類の願いを全て叶える機械の発明などを24時間367日ずっと考えてるワケじゃないんだぜ?」

『普通に心の文を読むとか、さすが安心院さんだね。というか、367日って言ってる時点で考えてない時間がないって言ってるのと同じ気がするよ』

 

さすがに人類補完計画は実現させたらやばいと思うけどね。安心院さんなら簡単にやりそうで怖いや

 

「まぁ、やろうと思えば僕のスキル『人幸所為冥』(オールバイハッピー)で先の3つとも直ぐに実現できちゃったりするんだぜ、これが」

『やっぱり安心院さんはいつ見てもぶっ飛び過ぎてる気がするよ』『人の形してるのに、これっぽっちも人に見えない所に』『憧れるぜ』

「・・・球磨川君は少し見ない間に大分変わったね。昔より全然弱く見えないぜ」

『そりゃあね』『時が経てば人は変わるものさ』

「ふぅん。まぁ別にいいか、どうせ戻るしね」

『?』『何が戻るのさ』『安心院さん』

「しかし、括弧付けだけは変わらないね。それなのに良くここまで生きてけたもんだ。その生き方は僕からしても賞賛に値するぜ。」

『わーい!』『人生で初めて安心院さんに褒められた気がするよ!!』『これは昨日食べたポッキーの味位の感動ものだよね!』

「感嘆符が入ってるのに、ここまで棒読みに聴こえる喋り方が出来るのは君位だろうよ」

『ところで、安心院さんは何しに来たんだい?』

 

正直、さっきから意識を保つのがキツくなって来ている。多分本当に人生の終わりが近いんだろう。なら、せめてこの話の本題位は聞いてから死なないと、じゃなきゃきっと僕は死んでからも安心院さんの『補習』を受けるハメになるだろうし。

 

「そうだね。君もキツそうだからそろそろ本題に入ろうかな。さて!球磨川禊君、君はもう一度人生を最初から体験出来るとしたらどうする?」

『ッ!!!』

 

なるほど、僕の死期をわざわざ狙って来たのはこういう事か。しかし読めないな。何故僕なんだ?大方安心院さんがしたい事って言うのは多分、そいつの人生を前世の記憶を持たせたまま、やり直させてそいつの成長を観察するとか、そんな暇潰しなんだろうけど、なら僕じゃなく他のそれこそめだかちゃんや、善吉ちゃん、他にもたくさん候補がいるだろう。僕なら、次の人生もただ適当にその時々の状況を受け入れて、適当にダラダラ暮らして行くっいうのが分かりきってる筈なのに

 

『いや』『そんなチャンスはいらないぜ』『だって』『面倒だしね』

「君ならこう言う事はとっくに予想済みだぜ。ま、別にこの質問の答えはどうでもいいんだ。だって僕は君にある『スキル』を使いに来ただけだからね」

ある『スキル』、ね。

『へぇ、一体どんなスキルなんだい?』

「何、別にそんな大したスキルじゃあないよ。それにまぁ、球磨川君には申し訳ないけど、僕はそのスキルもう君に使っちゃったしね(ゝω・)テヘペロ♪」

 

え〜、マジか〜

 

「ま、効果は君が死んじゃったら発動するし、ほら今回は特別にこの僕が君を看取ってあげるよ」

『・・・・』『スキルの効果は気になる所だけどさ』『それはともかく、安心院さんに看取ってもらえるなら、』『僕は思い残す事は無いかな』『あ、最後に』

『僕のお決まりの一言だけ言わせてね』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『最後の最後で、やっぱ』「また勝てなかった.......な」

球磨川禊は笑いながら、悔しみながら、死んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ、僕的には予想より2000行も速く終わってしまったけど、まぁこれはこれで良いのかな?さて、球磨川君に使ったスキル『生還非行(リライフフール)』が発動したようだね。ん?どんなスキルかって?まぁ、一言で説明するなら『前世よりマイナスになるスキル』って所が説明としては妥当かな。さてさて球磨川君のニューゲームが楽しみだぜ。それに僕は、『同じ世界』でやり直すとは、一言も言ってないしね!だから、生まれた所が違う世界だったとしてもそれは僕からしたら責任外なんだよ。んじゃ、次に話す機会があったら、今度はもっと(球磨川の)恥的な話をしようじゃないか。

ん?短い?まぁ、最初だからね。これくらいでいいと思うんだ。それに、

 

 

 

「楽しみは、これからだしね☆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あ、原作で球磨川君が転生する世界わかっちゃうじゃん

まぁ、いっか

これから宜しくです!


短いのは、最初と言う事で仕様です。
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