今回も宜しくです!
さて、IS学園に入学が決まってからと言うもの、毎日が新鮮で忙しい日々だったぜ!
なんせ、毎日毎日毎日毎日!知らない女性が色々な物を持って僕の追っかけをしてくるんだぜ!今までモテタ事なんて一度も無いけど、今初めてアイドル(プラス)とかが日常的に暮らす事の大変さが分かったよ。しかし、こうも毎日追っかけ回されてたら身が持たないぜ。捕まえる度にフルボッコにするんだぜ?挙句の果てにはナイフとかチェーンソーとか。おいおいいくらなんでもそれは身が持たないっの前に殺す気かい?
と、毎回『固化声消(ミュートソング)』で逃げてるけどやっぱり毎日暇なく追っかけ回されてたらさすがに疲れるぜ。
『ハア、そろそろ追っかけ回すのは辞めてくれないかな。』『僕だって毎日暇なワケじゃないんだよ?』
「あなたがIS学園に入らないと誓うなら止めるわ!」
『それが出来るんなら、最初からやってるって』
僕のこのIS学園への入学は、別に自分から希望した訳ではない。むしろ僕からしてもそんな所には入学したくないって思ってた程だ。
これは国からの命令みたいなものだった。入学して、三年間在学し、卒業出来た場合は多摩川魅月が負担している借金約1億2千万を国が肩代わりする。その代わり、入学しなかった場合は、適切な研究機関に引き渡しをする。どう考えたって普通に考えたなら選択肢は一つしか存在しない。
『やり方が汚かったねあれは』
まぁ、その為、目の前にいる沢山の僕のファンの女性達には申し訳ないけど、さすがにそれは出来ないんだよ。
「なんで、一生懸命勉強したあたし達はISに乗れない事はおろか、IS学園に入学する事すら出来ないのに。あんたみたいな出来損ないの屑みたいな人間がISが反応したって理由だけで入学出来るのよ!世の中おかしいんじゃないの!もっと女性を優遇しなさいよ、女性を!」
『いやいや、そもそも前提から間違ってるよね?』
「ハア!?何が間違ってるって?何かしら、アナタの存在とかかしら?」クスクス
その言葉で、周りにいた女性達は僕を見下してるこのようにみて笑い始める。
別に僕を笑う事に関しては何の問題もないんだけどさ、まさか本当に自分達の発言がおかしい事に気づいてないのだろうか?
『だって』『女性が優遇される理由って』『ISが乗れるからでしょ?』『なら別にISに乗れない他の女性』『その他一般人』『と変わらない君達が』『優遇されるのはさすがに違うと思うけど』
「!!」
さすがに言われたら気付くか(笑)
『でも』『もしかしたら僕が違うのかもね』『もし違うなら』『是非ご教授してほしいぜ!』『君達モブの女性Aとその他』『が』『僕等一般的な男性とどう変わるのかをさ』
ん?あれ?どうしたのかな?
『もしもーし!』『聞こえてますかー?』『女性Aとその他の皆さん大丈夫ですかー?』『正直一般的な男性と』『立場的に何処がどう違うのかよく分からないモブの皆さん!』
・・・・・・なんかわからないけど、イキナリ外で『お昼寝』するなんて、全くここ迄追っかけ回されてた僕の苦労を返して欲しいぜ。ま、帰るからいいけどさ
『ん?』
おやおや?なんか何処かで見た事のある人がいるね。
一体僕みたいな存在的に『真反対』な人間に何の用があるんだろ?
「お前が、多摩川魅月だな?」
『うん!そうだけど、何処かで会った事あります?』
「無いな。私はお前を顔写真でしか知らん。しかしお前は私を知っている様だな。大方テレビか雑誌だとは思うが」
『新聞ですよ。織原千鶴さん』『しかし、まさかアナタみたいな有名な方が訪ねてくるなんて』『きっと今日の僕はとても』『憑いてるんですね!』
「ハア、本当に話しに聞いたような男だな。後、確信が有るみたいに人の名前を言っているところ悪いが、私の名前は『織斑千冬(おりむらちふゆ)』だ。」
『話しに聞いたって』『僕ってそんなに有名なんですか!?』『いやー、参ったなー』『これ以上ファンがふえちゃうと』『寝る暇も無くなっちゃうぜ!』
「お前にファンはいない。後話してくれたのはお前の中学二年の頃の担任だ」
『うわぁー、懐かしいなー!』『僕の事なんて言ってました?』『気になる!』『気になるー』
「いつもへらへら笑って気持ち悪い奴って言っていたな。他にも、人の心を抉るのが気持ち悪い位に得意な奴だったとも聞いた。」
うわー、心外だなー
『うわー、心外だなー。』『一応誤解のないように言っておきますけど』『これでも僕テストは毎回零点でも、無遅刻無欠席の』『優等生だったんですよ』ドヤ
「テスト零点ならまず優等生ではないだろう。後それは当たり前の事だ」
『ヒュー』『やっぱり強者(プラス)の側の人は言う事が違うぜ!でも』『それはともかくとして、一体僕みたいな人間に何の用が有ったんですか?』『僕としては今日ちょうどコンビニで』『週刊少年ジャンプが発売されるのでさっさと買いに行って帰ってゆっくりよみたいんですが?』『用が無いなら帰ってもいいですか?』
『千冬さん』
「つっ!!!いや、申し訳ないが、今日のお前にそんな暇はない。後、会ったばかりの人間を名前呼びするな」
『えー、暇が無いって、それはさすがに横暴で理不尽だと思うんですが』
「私が今日此処に来たのは、お前をIS学園の学生寮に今から入寮させるためだ」
えー、なっ、なんだってー!
『イキナリ過ぎないですか?』
「本来なら、これはIS学園始業式が終わった後なのだが、お前の場合は別だ。何しろ、毎日女性においかけられては、毎回こんなふうに心をへし折って放置していくだろう。それに、お前だって毎日狙われてたらたまらんだろうしな。その為、本校IS学園は今回特例として、お前をひと足早くIS学園学園寮に入寮させる事が決まった。」
『・・・・・・・・』
「むっ、どうした?何か異論があるのか?有るなら聞くだけならするぞ」
『あの、事前に連絡するってことはやらなかったんですか?』
「いや、試みたのだが、何故か一回すらまともに繋がらなくてな。イキナリになったのは済まないと思っている。それは謝罪しよう」
一回すらまともに繋がらないって、それは無いだろう普通は、それに今確認したけどそれっぽい着信はなかった。やれやれ、僕は相変わらず不幸だぜ。
『分かりました。』『ただ、今から家に帰って荷物まとめたいんですけど大丈夫ですか?』
「あぁ、それくらいなら問題ない。だが、急いで貰えると助かる。私も仕事で溜まってるんでな」
それから僕達は、一旦は僕の家に行き、そこでなるべく早く僕の荷物をまとめ、(急かされた)すぐにIS学園に向かった。ついでに織斑先生(そう呼べって)の車の中では二人とも無言だった。
そして、三時間半くらいしてからだろうか。車が止まった。どうやら着いたようだ。
『此処が』『IS学園』
「あぁ、そうだ。此処がIS学園だ。お前と、始業式の後から来る男子生徒は3年間この学園で暮らす事になる」
そこは、女子しかいない。っという割には何処かのマンモス校と比べても、そんなに差がないなと思えるくらいには大きかった。やはり消費税を12%まで引き上げてまで、国民の血税で作られた学校は規模が違うね!
「では、付いて来い。間違っても勝手な行動はするなよ」
『はーい』
そうして、僕はスーツケースとボストンバッグを持って織斑先生に付いて行く。
しかし、正直なところ、僕はIS学園という学校を少し舐めていた。ただ、女子が多いいだけのいわゆる一般的な女子校とかと同じかと思っていた。少なくともIS学園の寮内に入るまでは............ね。
『これが................』『楽園(エデン)か............』
「何を言っている。早く付いて来い。」
『ああ、はいはい今来ます。今来ます』
まさか、学園内の女子の水準がこんなに高いとは。これはIS学園祭のチケットとかが市場で普通に万単位超える理由が分かるね。男としては、これ程の極みを見れたなら、興奮を通り越して感動するしかないだろう。それ程にIS学園の女子達は先生含めて皆綺麗だった。さっき少し立ち寄った時に挨拶した食堂のおばちゃんなんて、綺麗どうこうの前に神々しかったよ!何なんだよIS学園!
さすがに凄過ぎる。
と、周りの女子達に見惚れながら歩いているうちにどうやら、僕の部屋に着いたらしい。
「此処が、お前の部屋だ。相部屋なのは部屋の調整が間に合って無いからだが、まぁ、これは私達教師の責任だからな。遅くとも4月が終わるまでには調整を終える予定だ。それまでは済まないが我慢してくれ」
『僕は大丈夫です』『それより相手の方は大丈夫なんですか?』『いくら中学校の頃「紳士」として、名が通ってる僕が相部屋の相手でも』『相手の女の子からしたら、男と相部屋なんて首吊りもんでしょう?』『今の世の中だと』
「お前が紳士かどうかはともかく、その点は問題無い。ちゃんと話は通してある。一応、今はいないがその生徒はお前と同じ特例として他の生徒より早くこの寮に住んでいる。仲良くなれるかどうとかは、お前ら次第だしとやかく言わないが、面倒だけは起こしてくれるなよ。それに多摩川」
『はい』
「安心しろ、ここはお前が心の底から嫌うような女尊男卑の思考はそこまで、少なくとも外よりは多くはないさ。」
『!!』
やれやれ、この人には適う気がし無いぜ。それに見てたらまるで、昔のめだかちゃんを思い出すね。
『そうですか』『ありがとうございます』『織斑先生もお仕事頑張って下さい』
「ほう。お前からそんな言葉が貰えるとは思わなかったぞ多摩川。まぁいいさ。それより、そこの生徒はもう少ししたら帰って来るだろうから、先に荷物整理は終わらしといた方が良いぞ」
『分かりました』『では、また今度ですかね』
「あぁ、始業式の日程が正式に決まったらまた連絡しに来る。それまではあの参考書を読んどくといい。」
『はい』
「じゃあ、また今度な」
『ええ』『また今度』
これが僕が、この人生を始めて、初めて尊敬に値すると思った先生との出会いだった。
なんて一人でまとめてないでさっさと荷物整理しようかな!思ったより少なかったからすぐに終わりそうだし。
しかし、この部屋も豪華だなー。やっぱ国民の血税の塊ってだけはあるぜ
相部屋が誰かは次の話でわかります。
引き続きご愛読宜しくです!
あ、後サブストーリーを2つばかり時間があれば投稿しようと思います。タイトルは
『井の中の蛙大海を知らず。さすれば大海は井の底の蛙をしらず』(仮)
と
『櫛名田正夢の正夢にしたいたった一つの夢語』(仮)
です。ネーミングセンス無いですね。すみません
では、『また』『次回とか』