見たことないな、って名前の人は恐らくオリキャラです。
<Prrrrrrr!
桧村「あー、うるせぇ……」
<Prrrrrrr!
桧村「うるせぇぇぇぇ!」
<ガンガラガッシャーン
桧村「……ったく、何が学園都市の最新機能を備えた目覚まし時計だよ、ただうるさいだけじゃねーか……」
桧村「俺の朝の機嫌を不快にさせるたぁ……クソったれが」
桧村「……朝?」
AM8時23分
桧村「……」ダラダラ
桧村「ち、遅刻だあああああああああああ!」
~柵川中学校~
<キーンコーンカーンコーン
桧村「ぬおおおおおおおお!」
ガラララッ
桧村「セェェェェフ!」
担任「アウトだよ、バカ」
桧村「えっ」
担任「えっじゃない、桧村お前は反省文な」
桧村「」
担任「ほら、席に座れ。HRの最中だ」
<キーンコーンカーンコーン
教科担任「はい、これで4時限目は終了です。各々お昼休みを取るように」
<きりーつ。礼
桧村「いや、しかし納得いかねーわ。マジ納得いかねーわ」
澤田「お前まだ朝のこと引きずってるの?」
桧村「あれくらいセーフにしたって良いだろ!なあ、澤田?」
澤田(いや、どう見てもアウトだろ……)
初春「桧村さん、さすがにあれはアウトですよ?」
桧村「おい、初春。少しは俺の味方をしてくれてもいいんじゃないか?」
初春「校則違反はダメですよ!というか、擁護する点がこれっぽっちも見つからないですし……」
佐天「う~い~は~るっ!」
バサァッ!
初春「……ふぇ?」カアァ
澤田「……」ピャー
桧村(……水色ッ!)キリッ
佐天「で、何の話してたの?」
初春「ちょ、ちょっと!何事もなかったかのように流さないでください!」
佐天「え?もしかして初春のパンツの色について討論すべきだった?」
初春「そんなこともしないでいいです!ってか、何でお昼休みにこんなことしてるんですか!」
佐天「やだなーもう、いつものスキンシップじゃない」
初春「やめてください!確かに佐天さんはいつも変態行為ばっかりですけどやめてください!」
佐天「えっ、何その私が常に変態みたいないい口は」
桧村(いや、変態だろ)
澤田(いや、変態だろ)
初春(……いつも変態じゃないですか)
佐天「えっ、ちょっと皆なんでそんなに黙ってるの?」
桧村「そういやさ、今日お前ら暇?放課後に久々にゲーセンにでも行かない?」
澤田「ま、俺は暇だが」
初春「すみません、私はジャッジメントの仕事が……」
佐天「あー、私もアケミたちと約束してたわー、ごめんね?」
桧村「何だ、暇なのは澤田だけか。花がないなぁ」
澤田「大きなお世話だ、糞野郎」
<桧村正義君、桧村正義君。放課後職員室まで
桧村「」ズーン
澤田「……ったく、しょうがねーな。放課後待っててやるから」
桧村「澤田様ぁー!」ピャー
桧村「失礼しまーす」ガラララッ
担任「おう、来たか。とりあえずこれ反省文用の作文用紙な」バサァ
桧村「……いつもより多くないですか?」
担任「おう、反省しろ反省しろ」
桧村「」
担任「大体よ、最低限の校則くらい守れよって話だ。そんな校則厳しくないだろ?」
桧村「……俺の破ってる校則って遅刻くらいなもんですけどね」
担任「お前、遅刻回数二桁突破してんぞ」
桧村「えっ、そんなにですか?」
担任「……ったく、ちゃんとしろよ。何てったって、お前はこの学校唯一の……LEVEL4なんだから」
桧村「LEVEL5ならまだしも、4なんてそこまでだと思いますけどね」
担任「先生は誇ってもいいと思うぞ?中学生でLEVEL4なんて一握りだ。それにまだ、LEVEL5の可能性が無いわけじゃないだろ?」
桧村「俺の能力じゃあ、厳しいと思いますけどね」
担任「まぁ、そうマイナスに捕らえるなって。とりあえず、お前は柵川のエース的存在なんだ。校則くらいしっかり守れよ」
桧村「へーい」
担任「……!まて、桧村」
桧村「……まだ何か?」
担任「ごめん、作文用紙もう2枚追加だわ」
桧村「」
桧村「わりー、遅くなった」
澤田「まぁ、多少だ。で、どんなペナルティだった?」
桧村「作文用紙5枚分だよ。……いや、もう2枚追加されたな」
澤田「……多すぎね?」
桧村「あの担任は俺を殺しにかかってらっしゃる」
澤田「人としてはいい人だと思うけど、結構厳しいところは厳しいよな」
桧村「そうだな」
澤田「ま、とりあえずゲーセンでストレス発散だな」
桧村「格ゲー対戦しようぜ」
澤田「おっけーおっけー」
~とあるゲーセン~
<ガチャガチャガチャピコピコ
桧村「おい澤田……お前また腕上げただろ」
澤田「暇人なめんなよ……!週2のバイト以外何もしていない俺にゲームで勝てるものはいない」
桧村「この……廃人野郎がぁ!」
<グシャバキボコ ユールーズ!
桧村「……」イライラ
澤田「……対戦ゲームじゃなくて、協力できるゲームにするか?」
桧村「……あー、うん。何か今日不幸だなぁ……」
澤田「ま、たまにはこんな日もあるさ。さすがにこれ以上の不幸は今日は起こらないっしょ」
桧村「そんなこと言うと、起こりそうで怖いんだが……」
澤田「ははは、まさか」
<パリーン
「強盗だぁ!てめーら全員手上げろやぁ!!」
<キャアアアア!
桧村澤田「「」」
桧村「あー、澤田クン澤田クン?」
澤田「……何だ?」(こいつが君付けしているときは……)
桧村「ちょっとリアル格闘ゲームしてきますわぁ」
澤田「……いってら」(あーあ、これは切れてますわ)
強盗A「さっさと売上金入れろやぁ!」
強盗B「この店にいるてめーら!アンチスキルに連絡しようってんなら、この銃でお前ら撃ちぬくからなぁ」ジャキッ
<キャアアアアアア!
強盗B「ひひ……あぁ?」
桧村「……」スタスタ
強盗B「……おい、ガキ。死にたいのか?」
桧村「……撃ちたかったら、撃てばいいだろ?」
強盗B「……そうかそうか、じゃあ食らいなぁ!」バンッ
<キャアアア!
桧村「……ま、ただの銃で撃てるとは思うなよ」シュウウゥ・・・
強盗B「な……能力者か!?」
桧村「ご名答♪ま、わかったところでどうにかなるわけじゃないけどな」
桧村「LEVEL4の発火能力(パイロキネシス)、ま、簡単に言うと炎を操る大能力者ってわけだが」
桧村「お前が撃った弾丸は、俺が張っていたファイヤーオールで跡形も無く溶けちまったってわけ」
桧村「自動演算で防御できるわけじゃないから、完全防御って訳じゃないけどな」
強盗B「ぐ……クソがぁ!」
桧村「大体さ、何で肩なんか狙ったの?そんなんじゃ相手は絶命しないよ?」
桧村「……命を奪う度胸も無いなら、強盗なんて最初からするもんじゃねぇ」
桧村「所詮は小物……小物は小物らしく寝てやがれ!」
<グチャバキボコ
桧村「はー、すっきりした」
澤田(……いつも思うが、LEVEL4とは言え戦闘慣れしすぎだろ)
桧村「……よし、澤田。アンチスキルやジャッジメントが来る前に帰るぞ!」ピャー
店員「あの……ありがとうございました」
桧村「礼には及ばん!」フンス
澤田(ドヤ顔うぜぇ)
~桧村家~
桧村「はぁー……疲れた」
桧村(表であれだけ暴れたのは、久々だったな)
<ヒビキアウーネガイガイマメザメテクー
桧村「……ふぁい?」
??「まさよしー、仕事だよ!」ピャー
桧村「……悪い、今日は俺パス。疲れた」
??「えぇ!?今日仕事なのにうちしかいないってどういうこと!?」
桧村「……他の奴は?」
??「えっとね、けんちゃんは謎の腹痛、りんかは面倒くさいって」
桧村(謎の腹痛ってあいつまた道端に落ちてる物でも食ったのか?)
桧村「……ちなみに今日の仕事内容は?」
??「聞いてないの?今日は『ゴミ処理』だったかな?」
桧村「……はぁ、わかった、俺も行く、行きまーす」
桧村(てかその仕事内容だったら俺がいないと厳しいだろうしなぁ)
??「おっけー!アジトで待ってるよ!」
桧村「はいはい、いい子にしてろよ、相葉空ちゃーん」
相葉「む、そうやってまた子供扱いする!空は子供じゃないもん!」ウガー
桧村(俺でさえガキなのに、それより年下で子供じゃないわけ無いだろが……)
桧村「じゃ、今から行くわー」
相葉「はーい!」
<プツッ
桧村「これから仕事か……ってか、二人欠席ってどういうことだよ」
桧村(さすがに最年少の空を残すわけにもいかないしなぁ)
桧村「あっ、反省文……」
桧村「……無理だ、明日土下座も考えなきゃいけない」
桧村「はぁー……どうしよ」
第一話は、オリキャラの能力の説明会みたいになってしまいました。
自分でも少し面白みがないなーって思ってます。
最初の数話はこんな風にオリキャラの説明がてらストーリーを進めていき、原作キャラとの絡みも入れていきたいなと思います。
……自分で書いてて思ったのが(現在2~3話ストックしてあるのですが)、原作キャラの特徴が濃すぎてオリキャラの存在が薄くなりかねないか心配である