どうしてこうなった?! 神による転生者の輪廻物語 作:マーボー
プロローグ
何もない、真っ白な空間。
目を覚ましたオレが横になっていたのは、そんな神秘さを感じさせるような純白な世界。
「ん……。んぅ、あれ……? なんでオレ、こんなところに……?」
身体を起こし、周りを見渡しながら記憶を探るが、何も思い出せない。
何故ここにいるのか? ここはどこなのか?
考えようと、思い出そうとすると頭がズキッと痛む。
こめかみに走る電流のような痛みに視界が歪む。
「ん~。何かあと少しで思い出せそうなんだけど……ダメだ。頭痛のせいで集中できないや」
仕方がない。
思い出すのは止めて、現状からここがどこなのかを割だそう。
オレは周りを見渡しながらゆっくりと立ち上がり、歩き出す。
どこまでも進んでも見えるのは純白な世界で、そこには他の色など一切ない。
混じりけのない完璧な世界。
「なんだよここ……。まるで天国みたいだな。でも某SSSアニメのような天国ではないけど……」
ごく一般な天国のイメージ。
そう。オレはもしかしたら実は死んでしまい、ここに辿り着いた。
そして当てもなく魂だけのオレはひたすらここを彷徨っている。
「――ッ!」
悪寒が走り全身が鳥肌を立たせながら震える。
――怖い。
何もない。誰もいないこの世界で、存在しているが、実在していない不確かな物となってしまったオレただ一人が永遠と彷徨っているだけの世界。
果てのない時間にオレは気が狂いそうになるのを想像してしまった。
「い、嫌だ……オレ、まだ死にたくない……っ!!」
「――残念だけどそれはもう叶わないわ」
「え……っ?」
いきなり背後から声が聞こえ、驚いたオレは振り向く。
そこには、赤く長い髪をなびかせながら宙に浮いている女性がいた。
ベージュの布を身体に纏い、素足、どこか神秘的なものを感じさせるその女性はゆっくりと地に足をつけると、不敵な笑みを浮かべながらこちらに歩んできた。
「あ、貴女は……?」
女性のオーラというべきだろうか?
オレはそれに魅了され、身体が動かない。
ただその女性に見入ってしまい、目を逸らすことを身体が拒否する。
「私はね、この神界を司るアテネよ。どこかで私の名前を聞いたことないかしら?」
ふふんと笑みを浮かべながら得意げに言う女性、アテネ。
たしかに、その名前は聞いたことはある。
だけど……
「いや、知ってはいるけど……誰だっけ?」
「え、えぇっ!?」
心底驚いたのか、さっきまでの静かで神秘的な雰囲気を四散させて驚愕を露わにする。
驚愕の声は神界を反響し、オレの鼓膜をキンキン刺激してくる。
「そんな……うぅ、私もまだまだなのね……」
凛と背を伸ばしていたアテネだったが、その言葉とともに膝から崩れ、嘘泣きなのかガチで泣いてるのか、目元を両手で隠す。
「あ、あの……ごめんなさい。オレ、そういうのに疎くて……」
最早言い訳のしようがない事を悟ったオレは、正直に教える。
オレはそういった神話にあまり興味がなかった。
有名な神々の名前ぐらいは聞いたことがあっても、その神関する話にはまったく触れてこなかった。
だからこのアテネについても、オレは何も知らないといって過言ではない。
と、そこでオレは思考を中断して、目の前でまだ泣いている? アテネを凝視した。
「え……ま、待って。貴女は……本物の、神様なの?」
「ぐすっ。そうよ~! そうなのよ~!! ……信じてくれる?」
顔を両手で隠されて表情は分からないが、きっと上目遣いでいるだろう事を想像して、勝手にドキドキしてしまう。
「って、何を考えているんだオレは……」
そうじゃないだろう。
彼女を神と信じる決定的な証拠はもうある。
この何もない空間で彼女がさっきまで浮いていたことだ。
少し調べただけだが、この世界に何もない事は分かっていた。
だからここには宙に浮く装置や仕掛けもない。
あったとしたら隠す場所のないここではオレにも見えているはずだし、それを不可視に出来るんだったらそれは神様にしかできない芸当だ。
少なくとも人間には出来ない。
「なるほどね~。貴方って意外と色々考えているのね」
「そうなんですよ。オレもいきなりこんな世界に…………え?」
いつのまにか腕を組みながらうんうん頷いているアテネ。
彼女の言葉にオレは驚愕を隠しきれなかった。
なにせ今の彼女の肯定は、今、オレが思案していた事に対してだ。
するとつまり、彼女はオレの思考を読み取ったという事になる。
「――っ!」
全身が鳥肌たった。
目の前にいる女性は本当に神様なんだと認識した。
「まぁでも、そんな構えなくてもいいわよ~。私はここで転生者の選別をしているだけだし~」
「転生者? 選別?」
しかしオレの態度とは逆に、彼女はまたもや不敵な笑みを浮かべて、そうよと答えた。
「私はね~。生前にいい行いをして死んだ人を転生させているの。それが私の仕事なのよ~。だから」
彼女が視界から消えたと思ったら、突然後ろから誰かに抱きつかれる。
「うわぁっ!」
「む。そんなに驚かなくてもいいじゃない。というか、女の子に抱きつかれてその驚き方は失礼だわ~」
抱きついてきたのはアテネだった。
今まで目の前にいた彼女が消えたと思ったら背後から現れた。
その事実にオレは、そんな芸当を見せられたら女の子とか関係なく驚くだろう、と思ってしまう。
「それもそうね、ごめんなさい」
そう言う彼女だが、一向にオレからは離れる気配がない。
「……あの~?」
「ん~? どうしたのかしら~?」
こいつ……分かっていてやってるだろう……!
アテネがぎゅうぎゅうっと抱きしめてくる度に、オレの背中に柔らかくも弾力があり、大きめな物が二つあたっている。
「何でもないよ。それよりさっきの話が本当だとすれば、オレって……」
恥ずかしさを心の奥底に押しやり、無理やり話題を元に戻す。
ただ話題を戻すと、嫌な現実を直視してしまう。
「そうね。貴方は死んだからここにいるわ。もう既に貴方は下の世界では亡くなった事になってるでしょうね」
「…………」
分かってしまった事だったが、改めてそう言われると何かくるものがある。
「ちなみに、オレって何で死んでしまったんですか? オレ、その辺の記憶が曖昧で」
「あら、そうなの? ん~わかったわ。今から見せてあげる!」
アテネはそう言うと、指をパチンと鳴らす。
すると、何もない空間に一つの大きいディスプレイが現れた。
最初は砂嵐だけだったその画面に、次第に何やら必死に走っている男の子が映し出されていく。
「あ、オレだ……」
突如現れた画面に驚くことも忘れ、オレは何かに引き込まれるように、その画面を食いつくように見始めた。
◇◆◇◆◇◆◇
「あ~! 早くなのはの漫画読みてぇぇぇぇぇッッ!!!」
書店の帰り道。
オレは大好きであった漫画、『リリカルなのは』を漫画を手に、意気揚々としていた。
早く読みたい! そんな早る思いを押さえながらも進む足は速くなっている。
「今日という日をどれだけ待ち望んだことか」
ハァハァと息を切らしながらも、足は止めない。
ん? そんなに早く読みたいんなら立ち読みでもしてろ?
あんなの邪道だし、作者に対して失礼だろ。
それに新刊を立ち読み出来る所なんてないだろうがァァ!!
「って、オレは何にキレてるんだ?」
自分でも謎の癇癪を起こしながらも、駆け足で帰路につく。
その途中、オレの視界に一人の男の子の姿が目に入った。
1秒でも早く「リリカルなのは」の漫画を読みたい、その一心でダッシュしていたオレは、今まで景色という物を全く見ずに、無視してきた。
だがしかし、その男の子だけは視界に入ってきた瞬間から、目が離せなかった。
徐々に駆け足だったものが低速していき、終いには足を完全に止め、歩道を横断する男の子を目で追っていた。
自分でも何故だろうと思いつつも、何故か惹かれるように凝視する。
走っていたためか、額から汗が垂れ、ハァハァと荒く息を吐く。
「…………」
今のオレは、汗を掻きながら男の子を見つめる、ちょっと危ない青年に見るかもしれない。
だけど、自分の直感を無視できずにいたオレは、その男の子に話しかけてみようと、歩み駆けた。
「おーい。ちょっと君――」
言いかけたところで世界が静止する。
「――え?」
急に周りの景色、動きが止まったのだ。
動いているのはオレただ一人。
いきなりの怪奇現象に訳が分からず、オレは困惑しながら辺りを見回す。
「なっ!!」
そして気になっていた男の子の方を向いたオレの視界に写ったのは、何も知らずに横断しかけている男の子に迫っているトラックだった。
「なんだよ、これ……」
まるでこの怪奇現象、この時間がなかったら男の子は死んでいたと訴えかけてくるような、そんな感じがした。
今、この世界でこの事実を知っているのはお前だけだ。
お前はこの事実を知っていて、どういう結末に向かうのか?
何者かから出された試練のような圧迫感を受けるているようだ。
「い、一体なんなんだよこれ……っ!!」
オレはその何者かに叩きつけるように叫ぶ。
――瞬間、世界が動きを取り戻した。
「――っ!!」
気がつけばオレは駆けていた。
自分でも何をやっているか理解できていない。
あんなにも楽しみにしていた「リリカルなのは」の漫画を放り投げ、必死に男の子に向かって叫びながら助けようと走る。
冷えかけていた筋肉を叱咤して、駆けるオレの耳に、劈くようなトラックのクラクションを響いた。
まるで死のカウントダウンのように聞こえたそのクラクションに、オレの足は更に速さを増す。
「うわああああああぁぁぁぁぁああああああああああっっっ!!!!!」
ようやく追いついたオレは、クラクションを受け、身体が固まってしまっている男の子を体当たりの要領で突き飛ばす。
決して身体が大きい方ではないが、10歳は離れている自分の体当たりを喰らって無事なのか、そんな不安が過ぎったが、まぁトラックよりかはマシかと自己完結する。
そして、突き飛ばした男の子から、目の前のトラックへ視界を向けた瞬間、今度は世界が暗転した。
◇◆◇◆◇◆◇
「これが貴方に降り掛かった『前世』の出来事よ」
「…………」
再び、アテネがパチンと指を鳴らすと、ディスプレイは音もなく弾けて消えた。
それをぼぅっと見ながら、オレはようやく取り戻した記憶によって頭が混乱していた。
「どうかしら? まぁ今は頭の中がごちゃごちゃになっていると思うけど……」
そう言いながら、彼女はまたどこからともなく椅子を出現させて腰を下ろす。
足を組みながらジッと俺の事を見つめてくる。彼女から何も言ってこないようだ。
対してオレは、両膝をついて彼女のことを見上げている。
なんだこの主従関係のような図は。
「あの……ねぇ、アテネ」
「ん~、何かしら?」
「オレが助けたっていう男の子は、その……無事だったのかな?」
「えぇ。貴方が助けたおかげで無事だったわ。貴方は良いことをしたわ」
「そうか。……そうか」
不思議だ。
前世には未練がたくさんある。
残してきた人。続きが気になる漫画。自分のやりたかった事。
だけど、アテネから男の子の安否を聞いた時、オレは安堵していた。
「よかった。ははっ……だったら、まだよかったかなぁ」
乾いた笑いをしながら、心の底から思ったことを自然と零す。
「よかった?」
「あぁ。まだやり残した事とかいっぱいあるはずなのに、あの男の子が助かったと聞いて、オレの最後の行動にちゃんと意味はあったんだって。そう思ったら、未練が急に無くなった感じがして」
立ち上がり、アテネを見る。
「そしたらなんか、満足しちゃった」
心が晴れたからだろうか?
さっきの乾いた笑いとは違った、喜悦からの笑みが零れる。
「ふ、ふ~ん」
アテネは然もどうでも良さそうにそう返すと、何故かオレから視線を外す。
その横顔を見て、頬が若干赤く染まっているのが見えた。
きっと、赤く綺麗な髪のせいでそう見えているだけかもしれない。
「それでね。実は貴方に話があるのよ」
「は、話……?」
「そうよ。貴方はさっきも言ったとおり、良いことをしたわ」
「う、うん。まぁ格好良く言えば人命を救出したからね。これで良いことじゃなかったら、他に何があるのか聞いてみたいや」
「そうね。まぁそれともう一つ。私はさっき、ここで何をしてるって言った?」
「ん? アテネがここで何を?」
突然の質問に少し戸惑いながらも、今までの経緯を思い起こし考える。
オレは前世で死んだ。そしてここ、神界へとやってきて、そこで転生者の選別をしているというアテネと出会った。
つまり……
「オレを転生させてくれるってことでいいのかな?」
「えぇ。そういう事よ。どう? 中々いいと思わない? 第二の人生っていうのも」
たしかに。このまま死んでいくのなら、オレはもう一度生き返って普通の生活に戻りたい。
そう考えれば考えるほど、この転生させてくれるという話はそうそう、いや、オレにとってかなり魅力的な話だ。
「ただねぇ、転生といっても前世に戻してあげることは出来ないのよ」
「え、なんで? ……って、あぁそういう事か」
たぶん転生と言っても、現実で壊れた肉体までも作り直すことは出来ないのだろう。
「そういうことよ。じゃあなんで前世にてもう一度生まれ変われないのか?」
「それは……」
それは、きっと自分が生まれ変わっても世界は変わらずに動いている。
前世での家族や友達、知人たち。
生まれ変わったオレは、今まで関係を築けた人たちを遠目で見ながら生活をすることになる。
自分は確かにここにいるのに、それを伝えられずに生きていく。
そんなの、生まれ変わる意味がない。
じゃあ前世での記憶を消しての転生。
これはもっと嫌だ。
今まで得た楽しかったり、辛かった、悲しかったり、嬉しかった思い出は絶対に無くしたくない。
「じゃあ転生って……一体どこに?」
「そうね~。地球以外の星でもいいわよ。でも一番人気があるのは、アニメやゲームといった二次元の世界かしら」
「なにそれ、そんな世界にも転生できるの?」
「えぇ。あまりにも皆がそういう世界に行くもんだから、おかげで私もそういう世界に詳しくなっちゃったわ~」
やれやれと、肩をすくめるアテネだが、ニヤニヤと笑みを浮かべている表情は満更でもなさそうだった。
「それで、貴方はどこに生きたいのかしら?」
「どこって――」
行くとしたら二次元の世界。
そして……」
「もちろん、『魔法少女リリカルなのは』の世界へ!」
「あれはいい作品よね。他の転生者も結構そこを選ぶのよ~」
「え、じゃあオレ意外にもいっぱいいるのか?」
「ん~、貴方だけしかいないのも用意できるわよ?」
話に聞くと、二次元の世界でも、平行世界というものがあるらしい。
つまり、他の転生者達がいない場合の世界にオレを転生させてくれるらしい。
「それでお願い。あっちの世界に行っても、前世を思い出させる人物がいたんじゃ楽しめない」
「世界は『リリカルなのは』ね。次は特典ね~」
「ん、特典?」
「そう。転生する際の特典よ。これで容姿や何か特別な力~! なんかを得られるわ」
「何その厨ニ的な要素は……」
現実世界にあったライトノベルや、SSを思い起こしながら、本当にこんな特典なんてつくんだと苦笑する。
今まで読んできた創作物は、まるで死後にこんな世界があるんだぞと、教えてくれている説明書みたいに思えてしまった。
「何でもいいわよ~!」
「じゃあ、まずは自分にマイナスになること以外は全部EXランクってことで、それと魔力変換もほしいな。変換内容は使う時に決めれるように」
「いいわ。でも「まずは」ってことは……」
「うん。まだあるよ。アニメ・ゲーム・漫画・ラノベ等、あらゆる二次元創作物の中に出てくる知識や魔法、武器に技を使えるようにしてくれる?」
「いいけど……それ、なんてチートよ?」
「まぁこんな機会なんてそうそうないし、いいかなぁと思って。それと最後に『因果』とかを操れるようにもなりないたなぁ」
「『因果』ねぇ。そんな能力があれば何でもありだろうけど~。それじゃあ見ている私がつまらないから、魔法解析能力を付与してあげるわ。それでお好きな魔法を作れば――」
なんて具合に、着々と話は進んでいく。
高揚する気持を懸命に抑えながらも、自分がこれから本当に『リリカルなのは』の世界に行けるんだと思うと後悔しないように無茶な注文ばかり出てしまう。
「それでは、最後に容姿なんだけど~」
「あ~、それはアテネが勝手に決めてくれ」
「え、いいの?」
「うん。後悔しないように能力とかは決めたけど、容姿に関しては何でもいいや」
元々髪型や服装など興味もなく、いつも母親か姉が買ってきてくれた物を着ていた。
でもアニメなんかにどっぷりはまっている人なんてそんなもんじゃないかな?
「分かったわ。じゃあそっちは私にまかせなさい。それと、あの作品って『デバイス』っていうのがあったと思うんだけど?」
そうだった。忘れちゃあいけない物だ。
「インテリジェント一つ、アームド一つ、ユニゾン一つの計三つお願い」
「多いわね~。内容は?」
「インテリジェントがグローブ型。こいつは主にバリアジャケットの展開に魔力変換の補助。アームドは三段階の形態でファーストが剣、セカンドがツインガン、サードが槍の武器特化型。両方ともAIはしっかりつけてほしいな。ユニゾンは魔力運用の特化を中心にさせて、詠唱速度や術式発動を効率よくするために。以上かな。」
「よしよし。デバイスは後日届けるわ。他のは今やっちゃうわね」
アテネがオレの頭に手をかざすとぶつぶつと小さな声で呪文のような物をつぶやき始める。
なんだか額に熱を感じる。
「はい終わり~」
「はやっ! あっけなっ!!」
あまりの呆気なさに思わず突っ込むが、アテネは「そんな事言われても~」と困惑しながら、オレから一歩離れる。
「これで準備は整ったわ」
「そ、そっか。ありがとう」
これから始まる第二の人生。
それも、自分がずっと好きだった『リリカルなのは』を舞台にした人生だ。
でも、いきなりこんなことになって少し戸惑ってしまう。
「ふふっ。何かあったら私の事を呼んで。すぐに助けにいくから」
そんな心配を見抜いたアテネは、オレの中の不安を消すように優しい声をかけてくれる。
オレはその一言だけで全身から無駄な力が抜け、緊張が解けたのを感じた。
「うん。ありがとう、アテネ。オレ、第二の人生を楽しんでくるよ」
そして、アテネに向かって微笑むのと同時に、立っていた床に大きい黒い穴が広がる。
「――え?」
いきなりオレの事を襲ってくる浮遊感。
今の現状と自分の思考・身体がついていかない。
そのまま数秒、オレは空中に浮いていたが、やがて重力によって引きずり込まれるように地面に向かって落下していった。
「こんなのきいてねぇぇぇぇぇええええええええええええええええ!!!!!!!!!」
「じゃあまたあとでね~!」
落下していた最中、頭上からそんなアテネの明るい声が聞こえてきた。
こうして、オレの第二の人生は幕を開けたのだった。
マ「つーわけで、ここで再び復活しました」
劉「なんか向こうのと少し変わってない?」
マ「さぁ? まぁある程度は書き直したけど、内容は変わってないでしょう」
劉「う~ん」
マ「皆様、あちらでは大変お世話になりました。今後はこちらで気が向いたときに投稿させて頂きますので、よろしくお願いしますね」
劉「よろしくお願いします」