創星の力を持つボーカロイド 作:ミドラーシュ
会話は「」、カードの名前、もしくは略称は<>、説明は{}
心の中での考え事は()であらわしたいと思います
ただ、カード説明は死者蘇生などといった皆知ってそうなカードは説明は一度きりにして以降の話では省略したいと思います(例としてゴールドシリーズに入ったことがあるカード)
その他、手探りなゆえに見にくかったり、改善したほうがいい、ルールミスがありましたら、感想でのアドバイスが欲しいです よろしくお願いします~
Area 海馬コーポレーション
「ったく、海馬のやつ人使いが荒すぎるぜ......未来も忙しい時期だってのによ」
「そうだね......でも、海馬さんがわざわざ呼ぶんだからかなり重要だよ?」
「やっかいごとじゃなきゃいいんだけどなぁ......」
私こと川井未来は現在、海馬コーポレーションに兄こと城之内克也とともに海馬コーポレーションに呼び出しを食らっていた。現在私は中学三年生。冬だということもあって周りは皆受験シーズン。私も勉強してはいるが、第一志望のデュエルアカデミア本校の学期は夏からである。まあ、滑り止め用の高校は一応受けるけども。あまり考えてはいない
そして、私が所属するのはコーラス部の部長であり、将来は音楽関連の高校かデュエルアカデミアにはいるか迷ったが、兄に「お前の歌声は上手すぎるから音楽学校に入っても周りのレベルがひくすぎるんじゃねーのか?」とか言われてしまったが、否定ができないのである
なぜなら、集団コーラスは私が所属したところ全て金賞、その上にソロコーラスコンテストをぶっちぎり優勝してしまったりしていたのである
だから、兄が相応のデュエリストなため、デュエルアカデミアのほうが退屈じゃなくて済むんじゃないかと考えたわけである
そうこう説明しているうちに二人は社長室までたどり着いた
「じゃまするぜー」
「失礼します」
「ふぅん......来たな」
私と兄が中に入ると社長室の椅子にはキャベ.....坊ちゃまヘアーをしたふてぶてしい社長こと海馬瀬戸が社長椅子に座っていたのである
「で、海馬よ?本題ってなんだ?」
「凡骨、貴様にははっきり言って用がない。用があるのは妹のほうだ。連絡先を探すより、兄妹である貴様に呼んでもらったほうが経済面において無駄がなくなるからだ」
「なんだとぉ~!?って、未来に用なのか?」
私はものすごく嫌な予感がしていたが、それは案の定海馬の口から言われた
「凡骨の妹よ。貴様、その歌声を世界で轟かせたいとは思わんか?」
「というと?」
海馬は、自分のかばんからファイルケースを取り出しその中から一枚の紙を取り出した
「デュエルアイドル......しかも、ただのデュエルアイドルではない......シンクロ、エクシーズ宣伝アイドルだ!」
その用紙にはデュエルアイドルという極秘プロジェクトで、それにかかるいろいろと費用がかさばっていて金銭感覚が麻痺しそうなくらいの費用だった それはおそらく最新の召喚システムであるシンクロと、実験段階で兄やその親友の遊戯さんぐらいしかしらない召喚、エクシーズの宣伝だからだろう
「へ?」
あまりにも非現実すぎて私の頭がついてこれない。そもそも社長の声からアイドルという言葉が出てくるとは考えられなかった。やはり世界海馬ランド計画のためにあらゆるエンターテインメントを盛り込むつもりなのだろうか
「おい、海馬、その仕事は俺じゃ駄目なのか?」
兄は海馬にそのようなことを申し立てるが海馬は少しイラついた表情なのかいつものことなのかはっきりと述べる
「貴様のような顔立ちや歌声で客は釣れんわ!」
ごもっともです
「喜べ、凡骨の妹、歌の才能、人を引き付けるような性格と容姿。凡骨の妹とは尺だがどれにおいて広告塔としてこれ以上求めるものはない!ただ一つを覗いてな」
「ただ一つ......?」
すると、海馬はなぜかデッキを取り出し、棚の上にあったデュエルディスクを持ち出し、そのままセットする
「貴様に、この海馬コーポレーションの専属アイドルとして相応しい実力なのか確かめてくれるわ!ついて来い!」
私はこの世界のデュエル万能説にため息をつくと、自身が現在使えるデッキのうちの一つを差し込みながら海馬の後ろへ兄と共についていったのであった
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Area デュエルフィールド
「いくぞ!失望させるなよ、貴様の兄のように!」
「おい!聞こえてんぞ!海馬ぁぁぁぁぁ!」
「兄さんを悪く言わないでください!」
未来は姉ほどブラコンではないが、城之内に対しての苛めは正直義理の関係として気に入らなかった。ここで社長を殴れるということはある意味チャンスなのかもしれない 兄も多分ぶちのめしてもらいたいに決まっているであろうと考えた
「「デュエル!」」
未来/海馬 4000/4000
「先行はくれてやる」
「分かりました、私のターン、ドロー!」
六枚となった手札を見比べながら未来は初手に現れるであろう白き龍を想定した動きをする
「モンスターセット、カードを2枚セットでターンを終了します」
未来: モンスター セット1 魔法罠 セット2 手札3
「ふぅん、凡骨の妹にしてはなかなかだな。ドロー!」
海馬はさっそくモンスターを攻撃表示で召喚した 怪しげな暗い魔術師の男性が現れる
「俺は<ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者->を召喚!」
{星4/闇属性/魔法使い族/攻1200/守1100
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
フィールド上のドラゴン族モンスターを
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象にできない。}
「更に俺は<ドラゴン・目覚めの旋律>を発動!」
するとその男はどこからか弦楽器らしきものを取り出し渾身の曲を披露すると海馬のデッキが輝いて二体のドラゴンが手札にやってくる
(っ.....いきなり飛ばすなぁ......)
{手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから攻撃力が3000以上で守備力が2500以下の
ドラゴン族モンスターを2体まで手札に加える。}
「手札一枚を墓地に送り、青眼を二体手札に加える!」
(恐らく手札はアレだろうか)
案の定、男は弦楽器をローブの中にしまい、今度はドラゴンの形をした笛をとりだした
「さらに手札から<ドラゴンを呼ぶ笛>を発動!......いでよ、<青眼の白龍>!」
男が笛を思いっきり吹くとどこかしらの羊飼いが吹いたような音が聞こえる
{フィールド上に「ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者-」が
存在する場合、手札からドラゴン族モンスターを2体まで特殊召喚する}
{星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。}
<青眼の白龍>×2 ATK 3000
すると、デッキから手札にきた<青眼の白龍>がそのままフィールドに舞い降りる 大半のデュエリストならばこの時点で絶望したような顔をするのだが、未来はそこまで驚くことはなかったため海馬は少し眉を動かした
「てめー!大人気ないな!少しは手加減しやがれ!」
兄は海馬とはそれなりに戦ったことがあるため、身内である未来との実力の差は分かっていたのか兄が憤慨する
「黙れ凡骨!真のデュエリストならば常に本気!手加減も愚の骨頂なのはいくら貴様の脳味噌でも分からんはずないだろう!」
「ぐっ......」
城之内はその言葉をきいた途端に自分も心当たりがあるのだろうかそのまま黙ってしまった
(<青眼>......海馬のフェイバリットカードであり、
世界に三枚しか存在しないレアカードである しかし、本物のソリッドビジョンの青眼は迫力があるなぁ)
「怖気つかないか......ではバトル!<青眼>の攻撃、滅びの爆裂疾風弾!」
<青眼の白龍>はそのままセットモンスターを攻撃する。セットモンスターは羽の生えた球だった
「セットモンスター<コーリング・ノヴァ>を戦闘破壊されたため効果発動します」
ATK3000 VS DEF800
{星4/光属性/天使族/攻1400/守 800
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから攻撃力1500以下の天使族・光属性モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、
代わりに「天空騎士パーシアス」1体を特殊召喚する事ができる。}
「効果で二体目を特殊召喚します」
ATK3000 VS DEF800
「ならば、二体目の青眼で攻撃!」
二体目の<青眼>が
「効果で......
<幻奏の音女セレナ>を守備で特殊召喚します」
そこからフィールドにはバラのドレスと音符模様の羽を身にまとった歌姫が現れた
{星4/光属性/天使族/攻 400/守1900
(1):天使族モンスターをアドバンス召喚する場合、
このカードは2体分のリリースにできる。
(2):このカードが特殊召喚に成功したターン、
自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「幻奏」モンスター1体を召喚できる。}
「<ロード・オブ・ドラゴン>では倒せんか......カードを2枚伏せてターンエンド!」
海馬 モンスター <青眼の白龍>2 <ロードオブドラゴン ドラゴンの支配者>
魔法罠 セット2 手札0
未来/海馬 4000/4000
「私のターン、ドロー!<幻奏の音女セレナ>は天使専用ですが、二体分の生贄が可能なダブルコストモンスターです!」
「ほう......」
「<セレナ>を生贄に捧げます!
天上に響く妙なる調べよ。眠れる天才を呼び覚ませ!いでよ!<幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト>!」
バラの歌姫がいなくなったとたんに、彼女よりも更に大きなドレスと羽を持つ皇女様みたいな天使が現れ、海馬の<青眼>をにらみつけた
「最上級を呼び出したか......だが俺の<青眼>には届かないぞ!」
{星8/光属性/天使族/攻2600/守2000
このカードの効果を発動するターン、
自分は光属性以外のモンスターを特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から天使族・光属性モンスター1体を特殊召喚する。}
「ならば、底上げするまで!<プロディジー・モーツァルト>は1ターンに一度、光属性天使族を特殊召喚ができます!ただし、このターンの特殊召喚を光属性に限定します!......来なさい!<幻奏の音女エレジー>!」
{星5/光属性/天使族/攻2000/守1200
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの特殊召喚された「幻奏」モンスターは効果では破壊されない。
(2):特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの天使族モンスターの攻撃力は300アップする。}
「特殊召喚に成功した時の<エレジー>の効果!天使モンスターの攻撃力を300上昇に加え、特殊召喚された幻奏モンスターはカード効果で破壊されません!」
<幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト> 2600→2900
<幻奏の音女エレジー>2000→2300
「さらにフィールドに幻奏モンスターが存在するため手札から<幻奏の音女ソナタ>を特殊召喚!」
星3/光属性/天使族/攻1200/守1000
(1):自分フィールドに「幻奏」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの天使族モンスターの攻撃力・守備力は500アップする
「<ソナタ>を特殊召喚した場合、フィールドの天使の攻撃力を500あげます!」
<幻奏の音女ソナタ>1200→2000
<幻奏の音女エレジー>2300→2800
<幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト> 2900→3400
「何!?」
いずれ対処されるとは考えていたが、返しのターンで青眼の打点3000を軽く超えてしまったことに海馬は一瞬驚いてしまっていた
「いきます!バトル!プロティジー・モーツァルトで青眼に攻撃! グレイスフル・ウェーブ!」
<プロフィジー・モーツァルト>が周りのコーラスによって強化されつつも、自身のメインコーラスの波長で青眼に攻撃性の音波を与える しかし、海馬はみすみすそれを逃さなかった
「甘いぞ!リバースカードオープン!<収縮>発動!」
{フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの元々の攻撃力はエンドフェイズ時まで半分になる。}
「甘いのはそっちです!リバースカードオープン!<幻奏のイリュージョン>を発動します! このカードは、幻奏モンスターを一体選択して発動し、対象のモンスターは相手の魔法罠効果を受け付けず、バトルフェイズ二回行動が可能になります! グレイスフル・ウェーブ・デュエット!」
{(1):自分フィールドの「幻奏」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その自分のモンスターは相手の魔法・罠カードの効果を受けず、
1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。}
ATK 3400 vs ATK 3000
ATK 3400 vs ATK 3000
<収縮>の呪文の魔法がかかったかと思われたら<モーツァルト>がニ体に分身し、そのうち一体が収縮の魔法にかかるが、その分身に対して幻術の類なのだろうか収縮魔法をすり抜けてしまった そしてその二体が今度は音波を二重に張り巡らされ二体の青眼を取り囲む。そしてその後二体の青眼はもがき苦しんでそのまま消滅してしまった
「ぐっ......<青眼>!」
海馬 4000→3200
「まだ二体の攻撃は残っています!<ソナタ>で<ロードオブドラゴン>を攻撃!」
ATK 2000 vs ATK 1200
海馬 3200→2400
「<エレジー>で止め!」(ATK 2800)
「えぇい、まだ終わってなどいない!リバースカードオープン!<リビングデッドの呼び声>!」
{(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。}
「墓地から帰還せよ、<青眼>!」
エレジーが音波を海馬にあてようとしたところ、墓地からむくりと出てきた<青眼>の前に立ち止まってしまう
「わわっ!?バトル中断!カードを一枚伏せてエンドします!」
未来 モンスター <幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト> <幻奏の音女ソナタ>
<幻奏の音女エレジー>
魔法罠 セット2 手札 0
未来/海馬 2400/4000
「よっしゃあ!海馬のライフを大きく削ったぜ!その調子だ!未来!」
(いや......まだ分からない。<青眼>をフィールドに残ってしまった以上、<ソナタ>が戦闘破壊されてしまえば<モーツァルト>の攻撃力が下がっちゃう上に、全体の攻撃力が崩れてちゃう......リクルーターモンスターで自爆特攻して<ソナタ>か<オネスト>を持ってくればいいんだけど、青眼に自爆特攻したくないしなぁ......しかもあの表情。まだ何かあるのかも)
未来が視線を向けた先に海馬は腕組みをしながら高笑いをしながら未来に言った
「ふははははは!見事だ、凡骨の妹、いや未来!凡骨は殆ど運任せのデッキでつまらんと思っていたが......まさかワンターンで2体の青眼を倒すとは......!いいだろう!俺のデッキ内での最強モンスターを貴様に見せてくれるわ!」
そういった海馬は自身のデッキからカードを一枚ドローするのだった
「ふぅん、<壷の中の魔術書>を発動!」
(ここで手札増強カード!?)
{互いのプレイヤーはデッキからカードを3枚ドローする}
「互いに三枚カードをドローする!さあ、貴様も引け!」
「っ.....ドロー!」
「そして俺は<龍の鏡>を発動!!このカードは墓地、フィールドを融合素材とし、ドラゴン族を特殊召喚する!」
「!?<F・G・D>でも融合素材が足りない......!?まさか!手札コスト!」
{自分のフィールド上または墓地から、
融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
ドラゴン族の融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)}
「墓地の二体の青眼とフィールドの青眼を融合!いでよ、我がデッキに宿りし史上最強にして華麗なる
未来や三体の歌姫の前に立ちはだかったのは巨大な三首龍だった