創星の力を持つボーカロイド   作:ミドラーシュ

3 / 3
act 2 vs 海馬2

フィールド

 

未来 モンスター <幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト> <幻奏の音女ソナタ>

<幻奏の音女エレジー>

魔法罠 セット2 手札 3

 

海馬 モンスター <青眼の究極龍> 魔法罠 <リビングデッドの呼び声> 手札2

 

未来/海馬 4000/2400

 

「みよ!これが<青眼>の進化系!さらに手札から巨大化を発動!」

 

{装備魔法

自分のライフポイントが相手より少ない場合、

装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力を倍にした数値になる。

自分のライフポイントが相手より多い場合、

装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力を半分にした数値になる。}

 

<青眼の究極龍>ATK 4500 → 9000

 

かのオベリスクの巨神兵もびっくりの9000である上に、その大きさは海馬コーポレーションデュエルスペースにギリギリ入るほどの大きさである......ただ、未来はそれより大きい存在がいるのは知っているが

 

「ふははははは!バトルだ!<青眼の究極龍>!<ソナタ>に攻撃!

スーパー・アルティメット・バースト!」

 

「未来!!!」

 

ATK 9000 vs ATK 2000

 

巨大な螺旋の光線がそのまま歌姫に当たろうとしていた。流石にソリッドビジョンでも9000ならば無事では

すまないだろう。城之内はそのまま未来のところに行こうと思っていたところ、未来は更なる罠を発動していたのだった

 

「粉砕、玉砕、大喝采!」

 

「リバースカードオープン!!<ダメージ・ダイエット>!?きゃぁぁぁぁぁぁ!」

 

{このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。

また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、

そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。}

 

未来 4000→500

 

<青眼の究極龍> ATK 9000→2250

 

<幻奏の音女エレジー> ATK 2800→2300

 

<幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト> ATK 3400→2900

 

ダメージを半分にしたといえど、超過ダメージが未来に直撃しそのまま吹っ飛んでしまい、再び起き上がった未来はフラフラとゆらついてしまっていた

 

「うぅ......」

 

「どうした!貴様はまだそこで止まるやつではないだろう!それとももうサレンダーするか?」

 

「ご冗談を、これで<巨大化>の効果により<究極龍>の火力が低下しましたしね」

 

言われてみると、先ほどの大きさではなくなり、<究極龍>は融合前よりも小さくなっていたのである

 

「バトル終了、俺は魔法、<マジック・プランター>を発動!」

 

{自分フィールド上に表側表示で存在する

永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。

デッキからカードを2枚ドローする。}

 

「<リビングデッド>を墓地に送り、二枚ドロー!」

 

手札をちらりと見た海馬はくくくと笑いを抑えていた

 

「ははははは!俺の前でそこまで歯向かうやつは久しぶりに見た!ならば、答えてやろう!

フィールドの<青眼の究極龍>を生贄にささげ......」

 

(!?まさか、この召喚条件は!?でも、あのモンスターは<光のピラミッド>と共に消滅したはずじゃあ......!)

 

「いでよ、<青眼の光龍>!」

 

そこには、光り輝くメタリックカラーのかつて、名もなきファラオとのデュエルにおいて一度しか使用されていないある意味伝説の白龍が未来の目の前に降臨していた

 

{星10/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500

このカードは通常召喚できない。

自分フィールド上に存在する「青眼の究極竜」1体を

生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。

このカードの攻撃力は、自分の墓地の

ドラゴン族モンスター1体につき300ポイントアップする。

また、このカードを対象にする魔法・罠・モンスターの効果を

無効にする事ができる。}

 

それも、流石に城之内も反応し、驚きの反応をする

 

「<光龍>だと!?あれは、遊戯との戦いで消えたんじゃなかったのか!?」

 

「わめくな凡骨。これは、ペガサスに直接もらったレプリカだ!

実際の<光龍>とは効果が違い、弱体化されているが、強いのは変わらん!

このカードは、このカードの対象とするカード効果を任意に無効にするか選べることができ、攻撃力を

墓地のドラゴン族の数×300ポイントの上昇する!」

 

ATK 3000 → 3300

 

(つまり、神殺しのシャイニング・ノヴァが消えて、無効化能力にも穴が出来たというわけかぁ......なんとかできるかもしれない)

 

 

「さらにカードを一枚伏せ、ターンエンドだ!」

 

海馬 モンスター <青眼の光龍> 魔法罠1

 

 

「私のターン......ドロー!」

 

すると、未来にしか見えない小さな光の球がふよふよと未来の周りに漂っていたのだ

 

[怖気づいたのか?未来]

 

そこには、自分の精霊である、sophiaが人間の霊となってその場をふよふよと浮かんでいた

その姿は、<影霊衣の舞姫>と呼ばれる精霊を模倣した仮の姿であったのである

 

「まさか、さっきのドローですでに勝利は決したよ......社長、兄さんの敵、取らせてもらいますよ」

 

「ほう」

 

「リバースカードオープン!融合!」

 

{(1):自分の手札・フィールドから、

融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、

その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。}

 

「私はフィールドの<幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト>と手札の<幻奏の音女カノン>を融合!

天使のさえずりよ!至高の天才よ!タクトの導きにより力重ねよ!

融合召喚!今こそ舞台に勝利の歌を!<幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ>!」

 

そこには水色のドレスを着たピンクのリボンを背中に結ばれたクリスタルカラーの歌姫だった

 

 

{融合・効果モンスター

星6/光属性/天使族/攻1000/守2000

「幻奏の音姫」モンスター+「幻奏」モンスター

(1):このカードは戦闘・効果では破壊されず、

このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。

(2):このカードが特殊召喚された相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算後に発動できる。

その相手モンスターとこのカードの、元々の攻撃力の差分のダメージを相手に与え、

その相手モンスターを破壊する。}

 

ATK 1000→1300

 

「バトル!」

 

「攻撃力1300で攻撃だと?」

 

「このカードは、戦闘、効果で破壊されず、私への戦闘ダメージがゼロになり、特殊召喚モンスターとの戦闘のダメージ計算後に破壊し、このカードのもともとの攻撃力のダメージを与え、破壊します!つまり、対象をとりません!<幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ>!リフレクト・シャウト!」

 

その歌姫の歌声が、そのまま海馬に襲い掛かるが、海馬はそのままリバースカードを開けようと考えてはいたが、それをやめ、<光龍>に攻撃指令を出したのであった

 

「向かえうて!シャイニング・バースト!」

 

ATK 1300 vs ATK 3300

 

海馬 2400→100

 

破壊された<光龍>をそのままに、海馬は微動だにしなかった

 

「エレジーでダイレクトアタック!」(ATK 2300)

 

海馬 0

 

WINNER 未来

 

--------------------------------------

 

「か、かったぁ......」

 

ミクは安堵していたが、sophiaの透視により、海馬の伏せカードを確認していた

 

「ミク、あのリバースカードは強制脱出装置だ。掴まされた勝利.....あの男も人のことが言えんな」

 

{(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを持ち主の手札に戻す。}

 

「そ、そんなぁ......」

 

そのような独り言をすました後に、海馬と城之内が未来の元へとやってくる

 

「すげえじゃねえか!未来!あの海馬にかっちまうなんてよ!」

 

真実を正直にはなすべきか迷ったが、誇らしげなシスコンの兄の笑顔に未来は負けてしまって言えずじまいになってしまったのである そこに、城之内を案の定無視して海馬が会話の中に入り込む

 

「ふぅん、腕は確かなようだな、認めてやる。貴様は今日からデュエルアイドルプロジェクト

「Vocal Origin International Duelists」 訳して、「Vocaloid」のメンバー第二号にしてやる」

 

「?では、第一号がいるというわけですか?」

 

「第一号は、現在人気上昇中の若手プロデュエリスト「上条瑠香(ルカ)」だ。磯野、写真を見せてやれ」

 

「はっ」

 

透き通るほどの蒼い目、それに相応しいさらっとしたピンクの髪にスラッとしたスーツ姿の写真が写されていた

記憶が正しければ、彼女はこのようなアイドルには向いていないと思われるのだがどうだろうか

 

それを確認した未来は、海馬から押し付けられるように膨大な電話帳のような資料を渡される

 

「このデータ内容を一ヶ月で覚えろとまでいわん、把握しろ。それと受験は貴様を特待生合格にしてやる。形式上、そして成績把握のためにも入試自体は受けてもらうのだがな。まずはそっちを優先しろ。一ヶ月後に本格的なレッスンを瑠香と共に受けてもらう。くれぐれも口外するな」

 

「わ、分かりました......」

 

未来はそのままデータの内容の一部をちらっと見る。それを城之内が横から覗いてくると嫌そうな顔をする

そこには、デュエルの辞書といっても過言ではないほどの量が載っていたのである

 

(ディフォーマー、BF、TG、ヴェルズ、セイクリッド、ギャラクシー、アーティファクト、マドルチェ、聖刻、ネクロスにシャドール!?これを全部把握しろって言うの!?殆ど全種類だよね!?)

 

「今日はここまでだ。続きはそれに目を通してから来るんだな。磯野!こいつらを送ってやれ」

 

「はっ」

 

「はぁ!?お前、人の苦労も知らないで.......!」

 

海馬は、そのまま自分勝手にデュエルフィールドからいなくなってしまったのであった

 

「兄さん......私、頑張るよ」

 

「お前がそういうんなら......分かった、もうとめねぇ。頑張れよ」

 

すると、磯野が帰りのリムジンを手配させてくれた。始めからそうしてくれよっていう城之内の声が聞こえつつも未来は苦笑いしてsophiaに心で話しかける

 

(sophia.....カードライブラリの更新だよ)

 

[なぜ?我のデータベースにカードのことなぞほぼ熟知しておるのだぞ?]

 

(あのねぇ、<壷の中の魔道書>とか、<命削りの宝札>とか私達の世界になかったものが存在するの。

知ってると知らないとで大きな差が出るでしょう?)

 

[......]

 

沈黙ということは肯定という意味なのだろう。このまま深い深い事件へと巻き込まれ、後々カード知識があやふやだといろいろ面倒なことになるこれが「遊戯王」の世界である

 

ともかく、こうしてミクは、デュエルアイドルの第一歩を踏み出したのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?デュエルシーンが間違ってないかスッゴク不安なので間違ってたらコメントをください~
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