まあ、気を取り直してどうぞ!
「・・・すけ」
俺は夢でも見ているのだろうか
「・・ゆう・・・祐介!」
俺はそこで目が覚めた。
★☆★☆★☆★
谷本視点
(祐介が気絶してた頃)
バタン!
私が横を見たら嵯峨野君が倒れていた。
みんなが嵯峨野君のところへ駆け寄ってくる。
その時だったの。
バァーン!!!
「え?」
教室中がざわめき始めた。
「今の音は職員室からよ!」
私がそういうとみんなが一斉に職員室へ向かった。
そこでは無残な姿をした、ざっと100人くらいの生徒がいた。
口を抑える人、目を背ける人、泣き出す人。
ザザー
そんな時に放送が入ってきた。
「あはは、職員室に来なかった児童のみなさん、優秀ですね。まあいいや。今度は体育館に来てください。ああ、今回は大丈夫ですよ。なので、ちゃんと来てくださいね?」
私は今すぐに体育館に行くべきか迷った。なぜなら嵯峨野君を上の教室においてきているから。
「一旦、教室へ戻りましょう。嵯峨野君を起こさなきゃ。」
★☆★☆★☆★
「俺は倒れてたのか・・・」
「ええそうよ。とりあえず体育館に行きましょう。」
俺は訳が分からずにクラスのみんなに体育館へ連行された。
体育館にはすでに300人程度の人がいた。
「おい森、何かあったのか?」
俺は何か聞いてはいけない気がしたが、一応聞いてみた。なんで聞いてはいけない気がしたかって?それはみんなの表情が明らかに暗かったからだ。
「実はな・・・」
「ではみなさん、集まりましたね。それでは、みなさんに殺戮を始めていただきます!」
森の言葉を遮るようにスピーカーからさっきの声が発せられた。
が、俺はいまいち、そいつの言っている言葉が理解できなかった。当たり前だ。いきなり殺戮しろなんて言われたんだから。
「できるかよ。そんなの!」
その声が聞こえた途端にみんなが騒ぎ始めた。
「じゃあ、見本を見せます。みなさんはただ、このように殺戮すればいいだけの話です。」
と言った瞬間、何かの機械が発動したと思ったら、体育館の舞台の裏から縛り上げられた、教師が出てきて、その教師の首が、一瞬にして床に落ちた。
「は?」
次の瞬間、その場にいた全員から、悲鳴が上がった。
「・・な・・・なんだよ・・これ?」
俺は情けない声で情けなくぶるぶるしているしかなかった。
「ルールは簡単です。鬼と泥棒を決めます。それで鬼が泥棒を殺していけばいい話です。ただし、それだけではつまらないので、あるミッションを果たせた泥棒だけは、一定期間殺せません。つまり、泥棒はただただ、逃げ続ければいいだけです。」
淡々とスピーカーから訳が分からないようなことが聞こえてくる。
「鬼は鈴木彩さん、西上陽太くん、岸大輔くんにやってもらいます。学校内に鬼専用武器が置いてあります。それを拾って殺ってください。それではスタート!」
その合図とともに、俺たちは、訳の分からないまま、走り出した。