殺戮1日目
俺らは、訳の分からないまま、閉じ込められて、逃げている。
なんで?何のため?わからないことだらけだ。
「追加設定です。6~7人のグループをつくってください。」
また気味の悪い放送が流れてきた。グループを作れだぁ?説明もなしに?
「あと、殺戮に関しては、みなさんもつかれるだろうし、午後3時から7時までにします。それ以外でしたら、何をやっても構いません。もちろん学校内で。」
マジか!希望が見えてきたぞ!
「とりあえずはグループを作りましょう。何かきっとメリットがあるはずよ。」
谷本が言う。
あっ!そうそう!グループグループ・・・忘れてなんかないぞ?
グループ決中
俺らのグループが決まった。足の速い足立結城(ゆうき)、運動神経女子1位の川崎美恵、空手、合気道、柔道で黒帯の篠原竜生、同じく空手黒帯の中村優実、森、谷本、それに俺の7人だ。
ある意味俺らのグループすげぇ。
「大体グループは決まりましたか?グループ決めは結構大事なんですよ。なぜなら鬼のお助け役ですから。2つのグループで殺しあってほしいのです。もちろん殺戮時間内で。」
・・・は?いやいや、冗談言ってる場合じゃ・・・
「ちなみに冗談じゃありませんよ?」
ばっちり見抜かれてるし!
★☆★☆★☆
俺らの学校の全校児童は700人と、とても多い。さっき森から聞いた職員室事件で100人減ったとしても、600人。つまり1グループ6人としたら100グループできる。多すぎないか?
・・・は、置いといて、あと1時間で殺戮が始められる。今のところ、抗うすべは俺たちにない。おとなしく従っているしかないのだ。これ以上悔しいことはあるのだろうか。
今は作戦会議中。抗うすべを見つけるためには会議も重要だ。しかも無駄に、俺らの寝室、各グループ部屋が与えられた。なんで?
「とりあえずリーダーと副リーダー決めね。だれがいいかしら?」
「いやもう、谷本できまりじゃねえか?」
「わかったわ。副リーダーは?」
「そりゃあ、嵯峨野だろ!」
は?なんで?
「だって以外に鋭いし、コイツ」
「以外は余計だ!」
「じゃあ決まりね。」
かんべんしてくれよ。ほんとによ。
なんだかんだ言って、あっという間に1時間が経過した。
「まじで始まるんだな。殺戮タイムがよ。」
森が珍しくマジになっている。
「大丈夫だよ。あたしたちだもん。」
「そうだな。俺がぶっとばしてやらぁ!!」
「そうだよね。私もぶっとばさなきゃ気が済まないわ!」
「足で俺にかなうと思うなよ?」
みんなやる気だ。
「で、どうするの?嵯峨野君は。」
もちろん決まっている。
「やってやるぜ。殺戮劇をな!」