遊戯王ARC-Ⅴ 竜の力のデュエリスト   作:mannzoku

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第2話 ペンデュラム召喚

零と嵐が戦った大会から2ヵ月後。

 

嵐はとあるデュエル塾に足を運んでいた。

 

理由は1日前にさかのぼる。

 

 

 

 

「・・・なんだよありゃ!?」

 

自宅でテレビを見ているときに目撃した少年が使った召喚方法。

 

デュエルニュースで取り上げられていたのは「ペンデュラム召喚」という全く新しい召喚方法だった。

 

「・・・最初はデッキ内だが破壊された場合エクストラデッキに行くカード・・・すごいな」

 

嵐は融合・シンクロ・エクシーズ、その三つの召喚方法を使うデュエリストだった。

 

「モンスターを複数同時召喚・・・真六武衆とかならできるがな・・・」

 

そして嵐は決心した。

 

「よし、明日・・・行って見るか!、たしか「遊勝塾」だったはず」

 

ペンデュラム召喚を使った少年「榊遊矢」。

 

彼が通っている塾が「遊勝塾」という名前だった。

 

 

 

そして現在に戻る。

 

 

 

「すいませーん」

 

そういいながら遊勝塾の扉を開ける嵐。

 

すると。

 

「おおおお!!入塾希望者か!?」

 

突然暑苦しい男が大声で話しかけてくる。

 

「え、いやそうじゃなくて」

 

「まあ座ってくれ!」

 

話も聞かずに嵐を椅子に座らせる男。

 

 

「俺はこの塾の塾長の柊修造だ、それで、君の名前はなんていうんだ?」

 

「あ、俺は竜声嵐って言って・・・というか俺の目的は入塾じゃないんです!!」

 

「・・・何?そうだったのか・・・」

 

嵐の目的が入塾じゃない事を知ると目に見えたようにしょぼくれる修造。

 

「えっとですね・・・榊遊矢君はいますか?」

 

「遊矢か?、あいつなら今出かけているぞ・・・しかし入塾希望者じゃなかったのか・・・」

 

「・・・えっとですね、・・・俺は別にどこかに所属しているわけじゃないんで、考えてみても・・」

 

そういうと修造はまたみるみる元気にというか暑苦しくなる。

 

「そうか!、それは良かった!」

 

「あはは・・・」

 

すると扉が開いて少女が入ってきた。

 

「ただいまー・・・あれ、お父さーん!誰か来てるの?」

 

「おお柚子!、入塾希望者の竜声嵐君だ、嵐君、俺の娘の柚子だ」

 

「へー、入塾希望者?、私は柊柚子、よろしくね」

 

「ああ、よろしく(・・・べつに入塾希望者じゃないんだがなー)」

 

「そういえば柚子、遊矢はどうしたんだ、一緒じゃなかったのか?」

 

「遊矢ならもうちょっとで・・・」

 

するとまた扉が開く。

 

「ただいま・・・」

 

次に入ってきたのはたくさんの荷物を抱えた少年だった。

 

「遅いわよ、遊矢」

 

「柚子がこんなにたくさん荷物を持たせるからだろ!?」

 

「こらこら、喧嘩はやめんか」

 

すると遊矢が嵐に気づく。

 

「・・・あれ?この人は誰?」

 

「彼は入塾希望者の竜声嵐君だ」

 

「入塾希望者!?本当に!」

 

「まあ、考えてみるとは言ったが・・・」

 

「俺は榊遊矢、いやー、エンタメデュエルに興味を持ってくれる人が増えて嬉しいよ!」

 

「!・・・そうか、君が榊遊矢か、ペンデュラム召喚を使う・・・、遊矢!俺とデュエルしてくれ!」

 

「え、ええ!?」

 

嵐のいきなりの頼みに一瞬困惑する遊矢。

 

「どうしていきなり?」

 

「・・・君の使うペンデュラム召喚と戦ってみたい、俺の全く知らない召喚方法をこの目で見てみたいんだ!」

 

「ペンデュラム召喚を?」

 

「そうだ、それが今日ここに来た俺の目的なんだ!頼む!」

 

嵐はそう言って頭を下げる。

 

「ちょ、顔を上げてくれよ!」

 

「いいじゃないか遊矢、嵐君に本物のエンタメデュエルを教えてやってくれ!」

 

「・・・良し!分かった!嵐、俺とデュエルだ!、ペンデュラム召喚、見せてやる!」

 

「ふっ、やる気になったか!」

 

 

 

遊勝塾 デュエルゾーン

 

 

そこで遊矢と嵐が対峙する。

 

 

「さぁ行くぜ!遊矢!」

 

「来い!」

 

 

『戦いの殿堂に集いし決闘者たちが!」

 

「モンスターと共に地を蹴り宙を舞い、フィールド内を駆け巡る!」

 

『みよ!これがデュエルの最強進化系!』

 

「アクショォン!」

 

『デュエル!』 遊矢 LP4000  嵐 LP4000

 

 

「先行は俺だ!俺はドラゴニクス・リザードを召喚!」 嵐 手札 4枚

 

現れたのは翼が生えたトカゲ。

 

ドラゴニクス・リザード レベル3 攻撃力800 守備力1000

 

「ドラゴニクス・リザードの効果発動!1ターンに一度手札からレベル3以下のドラゴニクスと名の付くモンスター1体を効果を無効にし特殊召喚する!、来い!ドラゴニクス・バット!」 嵐 手札 3枚

 

ドラゴニクス・バット レベル2 チューナー 攻撃力 500 守備力 0

 

「俺はレベル3のドラゴニクス・リザードにレベル2のドラゴニクス・バットをチューニング!」

 

「シンクロ召喚!?」

 

「嘘でしょ!?」

 

観戦していた柚子と修造が驚く。

 

「大いなる竜の力の片鱗を持ちし蛇よ!いまこそ空を切り裂き現れよ!シンクロ召喚!ドラゴニクス・ドラグーン!」

 

現れるのは翼を持った蛇のような竜。

 

ドラゴニクス・ドラグーン シンクロ レベル5 攻撃力2000 守備力1000

 

「ドラゴニクス・ドラグーンの効果発動!1ターンに一度相手ライフに800ポイントのダメージを与える!ドラゴニクス・フレイム!」

 

ドラグーンの放った火球が遊矢に命中する。

 

「っ!」 遊矢 LP3200

 

「この効果を使ったターンドラゴニクス・ドラグーンは攻撃できないが、先行には関係ない、ターンエンドだ!」

 

嵐 フィールド  ドラゴニクス・ドラグーン LP4000

 

遊矢 フィールド なし LP3200

 

 

ターンエンドの宣言をしドラグーンに飛び乗る嵐。

 

「俺のターン、ドロー!レディースアーンドジェントルメェーン!さぁ皆さんお待ちかねのペンデュラム召喚だ!」

 

「!・・・来い遊矢!」

 

「俺はスケール1の星読みの魔術師とスケール8の時読みの魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!」 手札 4枚

 

遊矢の後ろに光の柱が現れその中に魔術師が現れる。

 

「これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能になりました!揺れろ魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!現れろ!俺のモンスター達!」

 

 

そして光の輪が出来上がりペンデュラムが揺れる、そして2体のモンスターが現れる。

 

 

EM・シルバークロウ ペンデュラム レベル4 攻撃力 1800 守備力 700

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ペンデュラム レベル7 攻撃力2500 守備力 2000

 

遊矢 手札 2枚

 

「バトル!」

 

「おっとまちな!俺はアクションマジック「ハイダイブ」を発動!フィールド上のモンスター1体を選択しそのモンスターの攻撃力を1000ポイントエンドフェイズまでアップする!俺はドラゴニクス・ドラグーンを選択」 

 

ドラゴニクス・ドラグーン 攻撃力3000

 

「くっ!(星読み・時読みの効果でバトル中に相手はトラップ・魔法を発動できない・・・気づいているのか!?)ターンエンド!」

 

嵐 フィールド ドラゴニクス・ドラグーン LP4000

 

遊矢 フィールド オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン EM・シルバークロウ LP3200

 

 

「俺のターン、ドロー!」 嵐 手札 4枚

 

「俺はドラゴニクス・ドラグーンの効果発動!ドラゴニクス・フレイム!」

 

「っ!」遊矢 LP2400

 

「そしてドラゴニクス・ファイターを召喚!」 嵐 手札 3枚

 

蜥蜴の顔をした鎧を着た戦士が召喚される。

 

ドラゴニクス・ファイター レベル 4 攻撃力1900 守備力1000

 

「バトル!ドラゴニクス・ファイターでEM・シルバークロウに攻撃!竜剣一閃!」

 

「させるか!」

 

遊矢はペンデュラム・ドラゴンに乗ってアクションカードを探す。

 

 

「遅い!行け、ドラゴニクス・ファイター!」

 

ドラゴニクス・ファイターの高速攻撃がシルバー・クロウを切り裂いた。

 

「っあ!」 遊矢 LP2300

 

「俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」 手札 2枚

 

嵐 フィールド ドラゴニクス・ドラグーン ドラゴニクス・ファイター  伏せ1枚 LP4000

 

遊矢 フィールド オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン LP2300

 

「俺のターン、ドロー!召喚されたペンデュラムモンスターは墓地にはいかずエクストラデッキに行く!ペンデュラム召喚!現れろ!俺のモンスター達!」 手札 2枚

 

再度 シルバークロウが現れる。

 

さらにEM・ペンデュラム・マジシャンも現れた。

 

EM・ペンデュラム・マジシャン 攻撃力1500 守備力800

 

「バトルだ!俺はEM・シルバークロウでドラゴニクス・ファイターを攻撃!」

 

「何?ドラゴニクス・ファイターは攻撃力1900だぞ」

 

「分かっているさ!EM・シルバークロウの効果発動!このモンスターの攻撃宣言時フィールド上のEMモンスターの攻撃力をバトルフェイズ終了時まで300ポイントアップする!」

 

EM・シルバークロウ 攻撃力 2100

 

EM・ペンデュラム・マジシャン 攻撃力1800

 

シルバークロウの爪先がドラゴニクス・ファイターを切り裂く。

 

「何!?、ッ・・・!」 嵐 LP3800

 

「そしてオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでドラゴニクス・ドラグーンを攻撃!螺旋のストライクバースト!」

 

ペンデュラム・ドラゴンの攻撃がドラグーンに直撃した。

 

とっさにドラグーンから降りたが爆風で吹き飛ばされる。

 

「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが相手に与える戦闘ダメージは2倍になる!」

 

「ぐあっ!」 嵐 LP2800

 

「そしてEM・ペンデュラム・マジシャンでダイレクトアタック!」

 

「うぐあっ!!」 LP1000

 

「ターンエンドだ!」

 

 

嵐 フィールド なし LP1000

 

遊矢 フィールド オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン EM・シルバークロウ EM・ペンデュラム・マジシャン LP2300

 

 

「俺のターン、ドロー!、スタンバイズフェイズ時に罠カード「ドラゴニクス・リザーブ」を発動!スタンバイフェイズに自分フィールド上にモンスターが存在しないときドラゴニクスと名の付くモンスターを墓地から特殊召喚する!来い、ドラゴニクス・ドラグーン!」 手札 3枚

 

「そして俺はドラゴニクス・シャドーを召喚!」 手札 2枚

 

ドラゴニクス・シャドー チューナー レベル1 攻撃力0 守備力0

 

 

「ドラゴニクス・シャドーの効果発動!墓地のドラゴニクスと名の付くモンスター1体を除外しそのモンスターと同じレベルになる!俺はドラゴニクス・リザードを除外!、ドラゴニクス・コピー!」

 

ドラゴニクス・シャドー レベル3

 

「ドラゴニクス・ドラグーンの効果発動!ドラゴニクス・フレイム!」

 

遊矢「ッ・・・!」 LP1500

 

「そしてレベル5のドラゴニクス・ドラグーンにレベル3となったドラゴニクス・シャドーをチューニング!」

 

「大いなる力を封印されし竜よ、いまこそ双頭の剛竜となりて現れよ!シンクロ召喚!、ドラゴニクス・ツインブレインドラゴン!」

 

 

ドラゴニクス・ツインブレインドラゴン 攻撃力 3000 守備力2000

 

「バトルだ!ドラゴニクス・ツインブレインドラゴンでEM・ペンデュラム・マジシャンを攻撃!ドラゴニクス・ファング!」

 

「まだだ!アクションマジック「回避」を発動!戦闘を無効にする!」

 

ツインブレインドラゴンのかみつきをマジシャンはサッと回避する。

 

「だが!ドラゴニクス・ツインブレインドラゴンは1ターンに二回攻撃する事ができる!」

 

「何!?」

 

「そうさ、これでジャストキル!」

 

反対のほうの頭がマジシャンを噛み砕いた。

 

「うわああああああああ!」遊矢 LP0

 

 

 

 

 

 

「はぁ・・・負けたよ、嵐」

 

「はは、お前も強かったぜ、遊矢」

 

「まさかシンクロ召喚を使うなんてな」

 

「ああ、俺はシンクロだけじゃない、融合とエクシーズも使うぞ」

 

「何!?3つも召喚方法を使えるのか!?」

 

遊矢が驚愕する。

 

「まあな」

 

すると修造がやってきた。

 

「二人とも、いいデュエルだったぞ!、それと嵐君!やっぱり君は我が遊勝塾に入ってもらいたい!、会費なんて要らない、君の力を貸して欲しいんだ!」

 

今のデュエルで嵐はとある考えを決めていた。

 

「・・・勿論です!、こんな俺でよければ」

 

「おお!ありがとう!嵐君、いや、嵐!」

 

「これからよろしくな、嵐!」

 

遊矢と修造は歓迎した。

 

「はい!、・・・それと遊矢」

 

「ん?どうしたんだ?」

 

「・・・俺はさっきのデュエルで確信したぜ、ペンデュラム召喚にはその先がある!!」

 

「ペンデュラム召喚の・・・その先?」

 

「ああ!、複数のモンスターを同時に展開する召喚方法・・・これはまだまだ進化する!」

 

 

 

次回 第3話 星対竜、嵐のランクチェンジ に続く




俺が遊勝塾に入ってから数週間後。

突然LDSの理事長のおばさんが現れた。

そしてなんと3回勝負で負けたら遊勝塾をLDSが吸収するという話になってしまう。

ふざけやがって、俺がぶっつぶしてやるよ!。

そんな俺の相手はLDSエクシーズコースの志島北斗。

エクシーズにはエクシーズを、見せてやるよ!俺の力!


次回 星対竜 嵐のランクチェンジ!
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