遊戯王ARC-Ⅴ 竜の力のデュエリスト 作:mannzoku
俺が遊勝塾に入ってから数週間たった頃。
俺はと言うと・・・。
「ドラゴニクス・バトルドラゴンでプレイヤーにダイレクトアタック!ドラゴニクス・ブラスト!」
「うわあああああ!!」 LP0
舞網チャンピォンシップの出場条件である「公式デュエルでの6割勝利」を果たすためにデュエルをしていた。
そしてこれが9勝目の公式デュエル。
残り一勝で勝率10割が決まり大会に出場ができる。
「・・・なんか張り合いがないんだよな・・・」
前に零とデュエルをしてからずっと嵐は倦怠感を感じていた。
試合終了後に遊勝塾に帰るとなにやら塾長の柊修造が面白い髪型のおばさんと話をしていた。
「襲ったのも榊遊矢君だと彼が証言しているのです」
「・・・どうなんだ?遊矢、お前本当に!」
「だからやってないって!」
「・・・どうしたんだ?、・・・帰ってからいきなり騒々しい」
「それが・・・」
嵐は柚子から説明を受けた。
「なるほど、遊矢がその沢渡シンゴってのを襲った犯人ってこの人が言ってるわけか」
「この男権現坂、友である遊矢を信じるぞ!」
そう遊矢の親友である権現坂登が言った。
「ま、たしかに遊矢は人を襲うような奴じゃねえよ、な?お前ら」
嵐は他の面々にそう言う。
「あったりまえだ~!!」
そうフトシが叫ぶ。
それに権現坂も頷いた。
しかし柚子が少し様子がおかしい。
「・・・柚子、お前は・・・遊矢を疑ってるのか?」
「えっ、・・・遊矢・・・本当に遊矢じゃなかったのね?」
「!」
『・・・・・・』
場に沈黙が流れる。
「・・・柚子が何を見たか俺は知らないけど、俺は沢渡を襲ったりなんかしてない!」
「・・・分かった!、私も信じるわ、遊矢の事」
「あらあら、結束が固いこと、これじゃあ遊矢君を引き抜くのは無理そうね、けれど、こちらも引き下がるわけにはいきません」
「業界№1であるLDSの塾生がデュエルに負けたなんて世間に噂が流れるわけにはいかないんですよ」
「・・・(何言ってんだこの人・・・、俺は今まで3回くらいLDSの生徒とデュエルしてるが全部勝ったぞ?)」
「だからそれはウチの遊矢じゃ・・・」
「そんな事はもう関係ない!、問題なのはLDSの看板に泥を塗られた事!!」
「(・・・・なんちゅうアホみたいなプライドだよ・・・)」
「この汚名を雪ぐには、塾生同士戦って勝つしかないのです!」
そう宣言する理事長。
「デュ、デュエルで勝負を!?」
「そちらが勝てば・・・沢渡君の件は不問にします」
「しかし・・・我々が勝利した場合、・・・遊勝塾はLDSの物になっていただきます!」
「・・・!」
「なんだって!?」
「そんな!」
「・・・おいおい、結局それが目的なんじゃねーかおばさん」
「お、おばさん!?」
「そうだろ?、・・・結局「ペンデュラム召喚」を吸収するためにここに来た、それなら遊矢を引き抜けなくても遊勝塾自体を吸収すれば問題はない」
「やめるんだ、嵐・・・赤馬理事長、貴方はたくさんのデュエルスクールを買収していると聞いています・・・、そのターゲットに我が遊勝塾がなったと言うわけですか?」
そう修造が言うと不適に笑みを浮かべる理事長。
「・・・まさか!、襲撃の件も全て貴方方が仕組んだ・・・」
「それはありません、ですがチャンスとは思いました、LDSに・・・融合・シンクロ・エクシーズに続く第4の柱「ペンデュラム」を打ち立てるチャンスと」
「(儀式はないんですか・・・そうですか)」
そう嵐は心の中で毒づく。
「それに・・・今のままでは宝の持ち腐れだと思いませんか?柊塾長」
「っ・・・」
「我がLDSならレオコーポレーションの技術力を使ってカードの量産化も可能、そうすればもっとたくさんの人がペンデュラム召喚を使えるようになります、遊矢君にあこがれて自分もペンデュラムを使いたいと思う人も大勢いますから・・・、貴方達だって、そうでしょう?」
そういって遊矢以外の塾生に言葉を投げる。
「ま、そうだな、正直俺も使いたいとは思う・・・」
「おや、賛成してくれる塾生もいるじゃないですか」
「あ、嵐!?」
「・・・だがな、あんたらのやり方は気にいらねえな、・・・ま、お前しだいだぜ、遊矢」
嵐が遊矢にそう言うと。
「・・・デュエルは・・・喧嘩の道具じゃない!でも俺は、遊勝塾もペンデュラム召喚も他の誰かに奪われたくない!だって・・・父さんが作り上げたエンタメデュエルを教える塾!金や力でいう事を聞かせるあんたには、絶対に渡さない!!」
遊矢はそう言った。
「・・・よく言った遊矢!この男権現坂も同意だ!、遊勝塾を守るために俺も戦うぞ!」
そう権現坂が言うが・・・。
「・・・でも君、部外者だよね?」
塾生の一人である素良がそういった。
「うがあ!!」
「ま、そうだな、塾生同士が戦うんだったら、俺・遊矢・柚子・素良の4人の中からだろう、・・・まあ俺一人で相手をしてやっても問題はないがな」
「ええ~、それはずるいよ!」
「ええーい!この男権現坂を除外するな!」
「どうやら、塾生たちの気持ちは固まったようですね」
「私も気持ちも固まっています、遊勝塾は・・・」
『渡さない!』
というわけで遊勝塾のデュエルフィールドにやってきた一行。
初手は嵐がやる事になった
そのやり取りが。
「最初の相手はだれです?」
「僕ー!」
と素良が、しかし。
「いや、俺だ「まってくれ、遊矢、俺にやらせて欲しい」
「え・・・」
「頼む」
嵐はじっと遊矢を見つめる。
「・・・・分かった、行ってくれ、嵐」
「おう、・・・すぐに戻る」
というわけ経歴である。
「では貴方が相手ね・・・大層自信があるようだけど、・・・こちらの生徒も遊矢君と同じ各方面の召喚方法のエリート、そう簡単にはいかないわよ?」
「誰が相手でももんだいはねーよ、一つ言っておいてやる・・・俺は!融合・シンクロ・エクシーズ、全てを使いこなすデュエリストなんだよ!!」
『!』
理事長の後ろの3人が反応する。
「ではその中から竜声君、貴方の相手をするのは・・・」
前に出たのは一昔前の髪型の少年。
「LDSエクシーズコース所属、志島北斗、僕がお前の相手だ!」
「アクションフィールドの選択権は貴方方に」
「そうか、んじゃさっさと始めるぞ、修造さん!」
「ああ!行くぞ!アクションフィィールドオン!!」
「フィールド魔法!コスモ・サンクチュアリ!!発動!」
修造がボタンを押すとフィールドが星空のしたの神殿へと変わる。
「星星の力を受けて戦え!嵐ィ!」
「・・・くっはっはっは!」
突然笑い出す北斗。
「・・・?」
「このフィールドは僕が一番得意とするフィールドなんだよね!これで100%だった勝率が120%になった!」
「・・・あっはっはっは!」
しかし嵐も笑い出す。
「・・・何がおかしい?、敗北への恐怖でおかしくなったか?」
「はぁ・・はぁ・・、全くよぉ、相手のデッキもしらないくせに勝率100%だぁ?片腹いてえんだよ、自称エリート」
「な、何!?」
「さぁ行くぜ、LDS!」
「いいだろう、僕の実力、その目に焼き付けろ!」
『戦いの殿堂に集いし決闘者たちが!」
「モンスターと共に地を蹴り宙を舞い、フィールド内を駆け巡る!」
『みよ!これがデュエルの最強進化系!』
「アクショォン!」
『デュエル!』 北斗 LP4000 嵐 LP4000
「先行は俺だ!俺は手札から魔法カード「ドラゴニクス・ルール」を発動!手札からレベル5以上のドラゴニクスと名の付いた通常モンスターを可能な限り特殊召喚する!ただし、この効果を使ったターン俺は攻撃できない、来い!ドラゴニクス・ドラゴン!」 手札2枚
そして二体のドラゴニクス・ドラゴンが同時に現れる。
ドラゴニクス・ドラゴン レベル6 攻撃力2400 守備力1000 ×2
「レベル6のモンスターが2体・・・という事は!」
「ああそうさ、行くぜ、俺はレベル6のドラゴニクス・ドラゴン二体でオーバーレイ!」
「大いなる力を封印されし竜よ、いまこそその力の一端を解放せよ!エクシーズ召喚!、ランク6 ドラゴニクス・バトルドラゴン!」
ドラゴニクス・バトルドラゴン エクシーズ ランク6 攻撃力2500 守備力2000
「まさか本当にエクシーズ召喚をLDSの人間以外が使うとは・・・」
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」 手札1枚
嵐 フィールド ドラゴニクス・バトルドラゴン 伏せ1枚 LP4000
ターンエンドの宣言と同時にバトルドラゴンに乗る嵐。
「僕のターン、ドロー!、僕はセイクリッド・グレディを召喚!」 手札5枚
現れたのは弓をもったモンスター。
セイクリッド・グレディ 攻撃力1600 守備力1400
「そしてこのモンスターの召喚に成功した時手札からレベル4以下のセイクリッドモンスター1体を特殊召喚できる!僕はセイクリッド・カウストを特殊召喚!」 手札4枚
そして今度はケンタウロスの弓使いが現れる。
セイクリッド・カウスト 攻撃力1800 守備力 700
「そしてセイクリッド・カウストのモンスター効果発動!、1ターン二度フィールドのセイクリッドモンスターのレベルを変化させる!僕は1度目の効果でグレディの、二度目の効果でカウストのレベルを一つ上げる!」
カウストの放った矢が光の雨に変化し二体に降り注ぐ。
「・・・来るか」
「僕はレベル5のセイクリッド・グレディとセイクリッド・カウストでオーバーレイ!」
「星々の光よ!、今大地を震わせ光臨せよ!、エクシーズ召喚!ランク5、セイクリッド・プレアデス!」
現れたのは剣を携えた騎士。
セイクリッド・プレアデス エクシーズ ランク5 攻撃力2500 守備力1500
「僕はセイクリッドプレアデスの効果発動!一ターンに一度このカードのオーバーレイユニットを一つ使い、フィールドのカードを1枚手札に戻す!、僕はドラゴニクス・バトルドラゴンを選択!、そのエクシーズモンスターには消えて貰う!」
「おっと、ドラゴニクス・バトルドラゴンは1ターンに一度相手モンスターのこのカードを対象にする効果を無効にする事ができる!、その効果は無効にさせてもらう、ドラゴニクス・バースト!」
「何!?、くっ・・・僕はカードを1枚伏せてターンエンド!」 手札3枚
嵐 フィールド ドラゴニクス・バトルドラゴン 伏せ1枚 LP4000
北斗 フィールド セイクリッド・プレアデス 伏せ1枚 LP4000
「俺のターン、ドロー!、俺はドラゴニクス・バトルドラゴンの効果発動!オーバレイユニットを一つ使い相手フィールドのモンスター1体の攻撃力を0にする!ドラゴニクス・リジェクト!」 嵐 手札 2枚
「なんだって!?」
「バトルだ!ドラゴニクス・バトルドラゴンでセイクリッド・プレアデスに攻撃!ドラゴニクス・ブラスト!」
「くっ、僕はアクションマジック「奇跡」を発動!モンスター1体の破壊を無効にしうけるダメージを半分にする!、ぐあっ!」 LP2750
「ならさらに上の段階の力を見せてやるよ!速攻魔法「
伏せカードを発動する嵐。
「
「自分フィールドのドラゴニクスと名の付くエクシーズモンスターに重ねてそのモンスターと同じランク、または一つ下か上のランクのドラゴニクスと名の付くエクシーズモンスター1体をエクシーズ召喚する!俺はランク6のドラゴニクス・バトルドラゴンに重ねてランク7ドラゴニクス・ワイバーンドラゴンを選択!」
「大いなる力を封印されし竜よ!いまこそ翼を織り成し全てを吹き飛ばせ!エクシーズ召喚!、現れろ!ランク7、ドラゴニクス・ワイバーンドラゴン!」
巨大な翼を持った竜が現れる。
ドラゴニクス・ワイバーンドラゴン エクシーズ ランク7 攻撃力2800 守備力1000
「だが!セイクリッド・プレアデスの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使いフィールド上のカード1枚を手札に戻す!」
「させるか!速攻魔法「ドラゴニクス・アサルト」を発動!自分フィールド上に攻撃力2400以上のドラゴニクスと名の付くモンスターが居るときに発動できる!相手の魔法・罠・モンスター効果の発動を無効にし破壊する!」
カードの力でエネルギー得たワイバーンドラゴンがセイクリッド・プレアデスを爪で切り裂く。
「なんですとぉー!?」
「そしてフィールドにモンスターいない今、ダイレクトアタックが可能!俺はドラゴニクス・ワイバーンドラゴンでプレイヤーにダイレクトアタック!、ドラゴニクス・ストーム!」
ワイバーンドラゴンの翼から放たれる風の刃が北斗を襲った。
「うわあああああああああ!」 北斗 LP0
「だから行っただろ?、すぐ終わるって」
初戦 遊勝塾 竜声 嵐 勝利
次回 赤馬レイジ その力に続く
最初のデュエルに勝利した俺、嵐。
しかし続く二回戦では心の隙を付かれた柚子がLDSの融合使い光津真澄に敗北、そして三回戦 権現坂がシンクロ使いの刀堂刃と対決するも引き分けに。
そしてLDSと遊勝塾の延長戦の4回戦。
相手はレオコーポレーションの社長「赤馬レイジ」。
対する遊矢はペンデュラム召喚で対応するが・・・。
次回 赤馬レイジ その力