遊戯王ARC-Ⅴ 竜の力のデュエリスト   作:mannzoku

4 / 5
色々と忙しくて更新ができませんでした。

原作でやったデュエルは基本的にカットです。


第4話 赤馬レイジ その力

遊勝塾をかけたLDS(レオ・デュエル・スクール)との3番勝負。

 

1回戦は俺 竜声 嵐とLDSエクシーズコースの志島北斗とのデュエル。

 

北斗は相手モンスターを手札に戻す効果を持つ「セイクリッド・プレアデス」を使うがモンスターの効果を無効にするカードとRCM(ランクチェンジマジック)によるランクチェンジで勝利。

 

 

そして次の戦いは柚子対LDS融合コースの光津真澄。

 

「・・・私が行くわ」

 

柚子が2回戦の勝負に名乗りを上げる。

 

「柚子、大丈夫なのか?」

 

嵐が柚子に対して言う。

 

「うん、ここで私が勝って終わらせる」

 

「そうじゃない・・・」

 

「え?」

 

 

「お前は・・・今「遊矢への疑い」を完全に捨て去っているのか?」

 

 

「!」

 

 

嵐はそう柚子に言う。

 

 

「嵐!?、なんて事を言うんだ」

 

遊矢がそれを咎める。

 

「・・・悪い、悪気はないんだが・・・相手はLDSのエリートだ、仮に柚子がエクストラデッキからモンスターを召喚する事ができるんなら話は別だが、できないからな・・・、迷いがある状態じゃあ・・・絶対に勝てないと断言できる」

 

 

「・・・大丈夫」

 

「そうか、・・・なら良い、・・・がんばれよ」

 

 

 

そして柚子と真澄がデュエルフィールドに立つ。

 

すると彼女は柚子に対して言った。

 

「・・・貴方の目、くすんでるわ」

 

「!」

 

「私の父は宝石商をしているの、だから相手の目を見ればすぐに分かるのよ、貴方は今「迷い」がある」

 

真澄は柚子が完全に遊矢への疑いを拭いきれて居ないことを看破していた。

 

「そんなデュエリストに・・・私を倒すことはできないわ」

 

「そんな事・・・やってみなきゃ分からないじゃない!」

 

柚子はそう啖呵を切る

 

 

 

しかし。

 

 

「ジェムナイトマスター・ダイヤでプレイヤーにダイレクトアタック!」

 

「きゃああああ!」 柚子 LP 0

 

 

疑いを消し去る事ができておらず敗北してしまう。

 

 

 

「だからいったでしょう?、そんなくすんだ目しているようでは私には勝てない」

 

「っ・・・」

 

真澄の言葉が重く柚子に圧し掛かる。

 

「・・・」

 

柚子はそのまま俯きながら戻ってきた。

 

「柚子・・・」

 

「・・・ごめんなさい・・・私・・・」

 

「負けた事は気にしなくていいさ、嵐が1勝しているんだから、次のデュエルに勝てば良いんだ」

 

遊矢はそう柚子に励ましの言葉をかける。

 

「・・・うん」

 

しかしそれでも柚子は肯定の返事はするものの心ここにあらずといった感じだった。

 

 

 

(俺の予想通りだったな、・・・だが柚子は当事者とはいえ遊矢の幼馴染、つまりLDSの生徒を倒した遊矢にそっくりと言っていた男はそれほどまでにそっくりだったって事か、・・・だとしてだ、一体何者なんだ・・・?)

 

嵐はそう考えていた。

 

 

そして続く三回戦、LDSの出した相手は。

 

(・・・エクシーズ・融合と続くって事は・・・)

 

 

現れたのはワイルドな服装の竹刀を背中に装備した少年。

 

 

「俺はLDSシンクロコースの刀堂 刃だ、・・・俺をさっきまでのお行儀の言い奴らと一緒にすんなよ?、俺は本当に強いからな」

 

自信を全く隠さず傲慢ともいえる発言をする刃。

 

 

そして遊勝塾からは・・・。

 

 

「・・・俺が行こう」

 

 

権現坂昇が名乗りを上げた。

 

 

「権現坂?、・・・遊矢じゃないのか?」

 

嵐がそう言う。

 

「この男権現坂、ああいった傲慢なデュエリストは許せない質でな」

 

「・・・遊矢はいいのか?」

 

嵐はこのままでは結局デュエルをしないこととなってしまう遊矢に聞いた。

 

「・・・権現坂はああ言ったらもう人の話は聞かないからな・・・」

 

「ま、お前が良いんなら別に良いか・・・、権現坂」

 

「どうした?」

 

「・・・傲慢なのはそれほどまでに自信があるって事だ、シンクロ召喚・・・その展開力と効果は相当だからな、気をつけろよ」

 

「ああ、忠告感謝する」

 

 

そういって権現坂はデュエルフィールドに向かっていった。

 

 

 

 

「おいおい、相手は榊遊矢じゃねえのかよ」

 

「そうだ、お前の相手はこの権現坂登が勤める」

 

「ハッ、ペンデュラム召喚が使える榊 遊矢か北斗に勝った竜声 嵐でもなきゃ俺の相手にもならねえよ」

 

刃は挑発する。

 

「それは戦ってみなければ分からない、権現坂流不動のデュエルの力、見せてやろう!」

 

 

 

始まったデュエル。

 

 

Xセイバー・XXセイバーを使う刃の超展開&ハンデスコンボで窮地に立たされる権現坂。

 

しかし逆に墓地に送られたカードの効果を使いこちらも追い詰める。

 

そして最後は権現坂の超重武者装留ビッグバンの効果でお互いに大ダメージを与えて引き分けとなった。

 

 

 

 

「引き分け・・・か」

 

「いいえ、引き分けなどはありません!」

 

「は?何言ってんだあんた」

 

「ならば・・・延長戦です!」

 

そう高らかに延長戦が叫ばれた。

 

 

「え、延長戦!?」

 

「でもそっちに4人目のデュエリストはいないじゃん!」

 

 

 

「4人目は、・・・ここにいる」

 

 

「!」

 

 

デュエルフィールドに入ってきたのは長身で紅いマフラーをつけているメガネの男。

 

 

「・・・赤馬・・・レイジ・・・!」

 

レオコーポレーションの社長にして最年少プロデュエリストの称号を持つ男だった。

 

 

「4人目は私が勤めよう」

 

「というわけです、さぁ、遊勝塾からも4人目のデュエリストを出してください」

 

 

 

(・・・赤馬レイジ・・・本音を言えば俺が行きたいが・・・)

 

 

 

「・・・俺が相手だ!」

 

そう宣言したのは遊矢だ。

 

 

「遊矢・・・」

 

「ここで俺が行かなかったら意味がない・・・嵐も分かっているはずだ」

 

「そうだな・・・、言って来い遊矢」

 

「ああ!」

 

 

「・・・がんばって、遊矢・・・」

 

「いっけー!遊矢お兄ちゃん!」

 

 

柚子・子供達の声援を受け遊矢は赤馬レイジと対峙する。

 

 

 

「君が、榊 遊矢か」

 

「そうだ」

 

「・・・ペンデュラム召喚、その力、存分に見せて貰おう」

 

「!・・・ああ」

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

始まった二人のデュエル。

 

 

赤馬レイジはDDとついたカード、そして「魔神王の契約書」と言うカードで融合カードを使わずに融合召喚。

 

さらにはシンクロ・エクシーズ召喚までもを使いこなした。

 

 

「・・・さすがは最年少でプロになった男だな・・・」

 

嵐は呟いた。

 

 

 

対する遊矢もペンデュラム召喚により「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を召喚する。

 

 

 

 

 

 

「私はDD魔道賢者ケプラーとDD魔道賢者ガリレイでペンデュラムスケールをセッティング!」

 

 

 

「何ィ!?」

 

 

「なんで・・・なんでお前がペンデュラムカードを・・・」

 

 

「今や君だけではないのだよ・・・「ペンデュラム召喚」を行えるのは!」

 

 

「我が魂を揺らす大いなる力よ! この身に宿りて闇を引き裂く新たな光となれ! ペンデュラム召喚! 出現せよ! 私のモンスター達よ!」

 

 

現れるは3体のモンスター。

 

 

「・・・攻撃力・・・3000!?」

 

「そんな!この攻撃が決まってしまえば遊矢は!」

 

 

 

このターンはなんとか攻撃をしのいだ遊矢。

 

そして次の赤馬レイジのターン。

 

Pゾーンに居たモンスターの効果でなんと召喚されたモンスターが全て破壊される」

 

 

「・・・自壊した?・・・デメリット効果、それにスケールが下がったことで再召喚もできないのか・・・、ん?」

 

ふと嵐が上の方向を見るとLDSの面々がなにやら慌てた様子だった。

 

 

「え!?マルコ先生が!?」

 

「レイジさん!」

 

 

 

 

「・・・やはりまだ不完全だったか、まあいい私は手札から」

 

 

赤馬レイジが手札からカードを出そうとした瞬間にデュエルディスクに通信が入る。

 

 

「・・・どうした?・・・何?、分かったすぐに行こう」

 

なにやら様子が変わっている赤馬レイジ。

 

「・・・?、どうしたんだ」

 

 

「・・・榊 遊矢、このデュエル・・・預ける」

 

「何!?どういう事だ!」

 

遊矢の言葉には耳を貸さずフィールドを駆ける。

 

 

「・・・最後に一つ、私は見つけた・・・ペンデュラム召喚の新たな可能性を!」

 

「何!?、待ってくれ!どうしたあんたがペンデュラム召喚を!?ペンデュラムの新たな可能性ってなんだよ・・・!嵐の言っていたペンデュラムの進化を関係があるのか!?答えてくれ!赤馬レイジ!」

 

 

しかし赤馬レイジは去っていった。

 

 

 

 

 

その時嵐はLDSメンバーの所に向かっていた。

 

 

「・・・待て」

 

「どうしたのかしら?、すみませんが、私達は今とても急いでいるのよ・・・どいてくれないかしら?」

 

赤馬理事長がそう言うが嵐は続ける。

 

「勝てるデュエルを中断してまでやる事があるのか?」

 

「・・・貴方には関係の無い事です」

 

「・・・答える気はないって事か、・・・まあいいや、邪魔して悪かったな」

 

嵐は場を離れる。

 

 

するとすぐにLDSは遊勝塾を出て行った。

 

 

 

嵐はそれを見届けるとデッキケースを開ける。

 

 

そしてサイドデッキのスペースに入っている二つのカードを取り出した。

 

 

 

ドラゴニクス・キューブ Pモンスター スケール13 レベル12 攻撃力0 守備力0 P効果このカードがペンデュラムゾーンに存在するときこのカードのコントローラーは特殊召喚を行えない。この効果は無効化されない。 効果なし 白紙

 

ドラゴニクス・ピラー  Pモンスター スケール0  レベル1 攻撃力0 守備力0 P効果このカードがペンデュラムゾーンに存在するときこのカードのコントローラーは特殊召喚を行えない。この効果は無効化されない。 効果なし 白紙

 

 

二枚はペンデュラム召喚の時にレベル12から1までの全てのモンスターが召喚できる効果を持っている。

 

しかし特殊召喚を行えなくなるという効果のせいで嵐のデッキにとって、否 全てのデッキにとってデメリットでしかないカードとなっていた。

 

このカードは嵐がペンデュラム召喚というものを知る前から持っていたカードである。

 

 

「・・・ペンデュラム召喚・・・本音を言うと使いたい・・・このカードの秘密がやっと分かり・・・そしてその運用方法も分かった・・・、だが使えない・・・通常召喚扱いだったら良かったんだがな・・・」

 

「LDSとのデュエルで使えるようにならないかと思ったんだが、やっぱり無理か」

 

 

嵐はカードをしまった。

 

 

 

 

次回  鉄の意志と鋼の強さ に続く

 

 

 

 

 

 

 

 




遊勝塾対LDS三番勝負から数日後。

俺は遊勝塾に来なくなっていた。


そして町を歩いているときに前に戦ったLDSの3人がデュエルをしている。

相手は見るからに怪しいコートの男。


そしてなんとそいつはLDSの講師をカードに変えてしまったらしい。

・・・許せねえ・・・俺もやらせてもらうぜ!




次回 鉄の意志と鋼の強さ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。