遊戯王ARC-Ⅴ 竜の力のデュエリスト 作:mannzoku
遊勝塾とLDSの三番勝負。
延長戦となった4戦目。
相手はレオ・コーポレーションの社長であり最年少プロデュエリストの赤馬レイジだった。
対する遊矢はペンデュラム召喚で対抗するがなんと相手もペンデュラム召喚を使う。
しかし相手側の突然の中断宣言。
一体なにがあったんだ・・・・。
遊勝塾対LDS三番勝負があってから数日。
俺はなんとなく遊勝塾に行っていなかった。
遊矢は復活したことはしっている。
だがたまに自分に起きる「不燃焼」というやつであまりやるきがでなかった。
そして意味もなくで町を適当に歩く俺。
「・・・ああ~・・・暇だ」
そうして歩いていると気づけば人気のない場所に来ていた。
そして嵐の目の前で見知った3人の男女が一人の見るからにあやしい不審者と対峙している。
「うん?・・・なにやってんだあいつら?」
「もう逃げられないぜ!」
「さぁ、おとなしくしなさい」
「ま、僕たち3人相手に勝てるわけが無いけど」
「・・・まさか、俺がここまで「逃げてきた」とでも思っているのか?」
「何?」
「俺がここまで来たのは、貴様らLDSを一網打尽にするためだ!」
男はそう宣言する。
「へぇ・・・俺達LDSのエリート相手にそんな啖呵がきれるのか・・・」
(・・・エリートつっても一人は俺がフルボッコにしてやったけどな)
「マルコ先生の・・・他の生徒の仇!、・・・どうやったかは知らない、・・・けど人間をカードにするなんて許せない!」
「・・・は?」
嵐は「人間をカードにする」というわけの分からない単語を聞いて困惑していた。
「ま・・・それも今日で終わりだけどねぇ!」
「バトルロイヤルルールで行うぜ!」
刃が宣言し3人はデュエルディスクを展開する。
そして不審者も展開しデュエルがはじま・・・。
「ちょっとまちな!」
「「「!?」」」
「・・・」
嵐は叫びデュエル開始を止める。
「お、お前は、竜声嵐!?、どうしてここに!?」
「別にどうでもいいだろ・・・、んでさっきおかしな単語が聞こえたんだが・・・人をカードにするとかなんとか」
「・・・そうよ、こいつは・・・LDS融合コースの教師のマルコ先生を・・・「カードに変えた」の」
「真澄!?なんで言ってんだよ!」
「・・・人をカードにって、んなことがあるわけないだろ・・・って言っても今この状況で信じないわけにはいかないか」
嵐はそう言うとデュエルディスクを展開する。
「よく分からないが、そいつが悪い奴であんたらが今・・・正義だってことは理解した、・・・助太刀させて貰うぜ」
「だ、誰がお前なんかの力を!」
しかし北斗はそれに対してとても否定的だった。
「フン、俺は3人でも4人でもかまわない・・・さっさとかかって来い!」
「・・・相手はそう言ってるが?」
真澄は少し考えると口を開く。
「・・・この事を部外者に口外しないなら、協力してもらいたいわ」
「真澄!?」
刃がそれに驚く。
「考えてもみなさいよ、・・・竜声 嵐は悔しいけどエクシーズ・シンクロ、それに話しによれば融合も使えるらしいじゃない?・・・それなら味方してもらったほうが確実よ」
「・・・チッ、分かったよ」
「・・・今回だけは味方してやる」
二人はしぶしぶ承諾する。
「それじゃあ・・・行くか」
デュエルディスクから「バトルロイヤルモード・スタンバイ」の音声が流れる。
「「「「「デュエル!」」」」」
最初は真澄のターン。
「私のターン!私はジェムナイト・ラピスを召喚!そしてカードを1枚伏せてターンエンド!」
ジェムナイト・ラピス ☆3岩石族 攻1200 守 100
「次はお前だ!」
そして次に男のターン。
「俺のターン、俺はRR-バニシング・レイニアスを召喚!」
RR-バニシング・レイニアス 鳥獣族 攻1300 守1600
「そしてこのカードの召喚に成功したターン、手札のRRを特殊召喚する事が出来る!」
現れたのは2体目のバニシング・レイニアス。
「さらに永続魔法「RR-ネスト」を発動!フィールドにRRが二体存在するとき、デッキの同名モンスター1体を手札に加えることができる!」
「そして2体目の効果で特殊召喚!」
3体目も現れた。
(・・・同レベルで同じモンスターが3体・・・融合か?エクシーズか?)
嵐は警戒する。
「そしてカードを2枚伏せて!ターンエンド!」
(・・・来ない?)
そして嵐のターン。
「俺のターン!俺は手札から魔法カード「ドラゴニクス・フュージョン」を発動!」
「エクストラデッキのドラゴニクスと名の付いたモンスターを選択しそのモンスターの素材となるカードを墓地に送り、そのモンスターを融合召喚する!」
「!」
融合と言う単語を聞いた男は顔を顰めた。
「俺は「ドラゴニクス・フルアーマー・ドラゴン」を選択!このカードはドラゴニクス・ドラゴンと守備力2000以上のドラゴニクスと名の付くモンスター1体で融合召喚する!、俺はドラゴニクス・ドラゴンと守備力2100のドラゴニクス・ナイトを墓地に送る!」
「大いなる力を封印されし竜よ、その力を秘めし鎧をまといて現れよ!、融合召喚!「ドラゴニクス・フルアーマー・ドラゴン」!!」
ドラゴニクス・フルアーマー・ドラゴン 融合 ドラゴン族 攻2400 守3000
「そしてカードを2枚伏せてターンエンド!」
その後北斗はセイクリッドの展開力でセイクリッド・プレアデスとセイクリッド・トレミスM7をエクシーズ召喚
「・・・ほう、俺の時にそれができていれば少しは苦戦したかもしれないな」
「黙っていろ!セイクリッド・プレアデスの効果発動!オーバーレイユニットを一つ使い、相手フィールドのカード1枚を手札に戻す!」
「さらにセイクリッド・M7トレミスの効果を発動!オーバーレイユニットを一つ使いもう一体のバニシングレイニアスを手札に戻す!」
2体の効果で2体のバニシング・レイニアスが手札に戻る。
「僕はこれでターンエンド、次は刃だ!、頼んだぞ!」
そして刃もXXセイバーの圧倒的展開力でXXセイバー・ヒュンレイで伏せカードを全て除去しさらにプレアデスの効果で最後のモンスターを手札に戻す。
「すごい、相手フィールドのカードが全てなくなったわ!」
「・・・ほう、やるじゃねえか」
「へ、まだだ!お前には・・・「禁じ手」を使ってやる!」
「俺は魔法カード「ガトムズの非常召集」を発動!墓地のXXセイバーフォルトロールとXセイバーウェインを攻撃力を0にして特殊召喚する!」
「戻ったフォルトロールの効果で、墓地からフラムナイトを特殊召喚!」
「そしてガトムズの効果は「フィールドのXセイバーをリリースすることでその数だけ相手の手札を捨てさせる!」俺はフォルトロール・ウェイン・フラムナイトをリリース!これでお前の手札は0だ!」
「ふ、どうやら君は必要なかったみたいだな!竜声嵐!」
「・・・」
(・・・手札を全て捨てさせる・・・それは墓地肥やしの意味でもある)
嵐はまだ警戒していた。
「さぁ、とどめは真澄!お前がやれ!」
「ええ!私のターン、ドロー!私は手札から「ジェムナイト・フュージョン」を発動!、フィールドのジェムナイト・ラピスと手札のジェムナイト・ラズリで融合!」
「神秘の力秘めし蒼き石よ、今光となりて現れよ!融合召喚!」
「レベル5!ジェムナイトレディ・ラピスラズリ!」
ジェムナイトレディ・ラピスラズリ 岩石族 ☆5 攻2400 守1000
また融合召喚を目にし男がさらに顔を顰める。
(・・・融合召喚に対して敵意を?)
「ジェムナイト・ラズリのモンスター効果発動!、このカードが墓地に送られたとき、墓地のジェムナイト通常モンスター1体を手札に戻すことが出来る!、私はジェムナイト・ラピスを手札に戻す!」
「そして墓地の「ジェムナイト・フュージョン」の効果を発動!、墓地のジェムナイトモンスター1体を除外し、このカードを手札に加える!」
「私はジェムナイト・ラズリを除外!さぁ・・・もう一度行くわよ!ジェムナイト・フュージョンを発動!手札のジェムナイト・アレキサンド!エメラル!ラピスで融合!」
「昼と夜の顔を持つ魔石よ幸運を呼ぶ緑の輝きよ!蒼き秘石と一つになりて新たな光を生み出さん!融合召喚!」
「現れよ!全てを照らす至上の輝き!ジェムナイトマスター・ダイヤ!」
ジェムナイトマスター・ダイヤ ☆9 岩石族 攻2900 守2500
「・・・なるほど、圧巻だな」
「ジェムナイトマスター・ダイヤの攻撃力は墓地にあるジェムナイトモンスターの数×100アップする」
攻3200
「そしてジェムナイト・ラピスラズリの効果!、一ターンに一度エクストラデッキのもう一枚のラピスラズリを墓地に送り効果発動!、フィールド場のエクストラデッキから召喚されたモンスターの数×100にラピスラズリの攻撃力の半分を加えた数値のダメージを相手に与える!」
「フィールドのモンスターは7体すべてエクストラデッキから出たモンスター・・・」
「つまり、あんたは1900のダメージを食らう!」
ラピスラズリの放った蒼い光弾が男にダメージを与える。
男 LP2100
「ジェムナイトマスター・ダイヤの効果発動!墓地のレベル7以下のジェムナイトモンスター1体の効果を得る!私はラピスラズリの効果を得たジェムナイトマスター・ダイヤの効果を発動!エクストラデッキのラピスラズリを墓地に送り、マスターダイヤの攻撃力の半分にフィールドの7体×100を加えた、2350のダメージを与える!」
「これで、終わりだ!」
「・・・」
「俺は墓地からトラップカード「RR-レディネス」を発動!」
「墓地から・・・トラップか」
「このカードを除外し!LPを10にする事で!効果ダメージを無効にする!そしてこのターン、戦闘ダメージも0にする」 LP10
「チッ・・・このターンは凌いだか」
「・・・俺はドラゴニクス・フルアーマー・ドラゴンの効果を発動!」
「?・・・この瞬間の効果?」
「このカードは相手が発動した「ダメージを無効にする」効果を次の自分のターンまでこのカードのコントローラーに適用する、そして!このカードの効果を発動したとき、次の相手のエンドフェイズまでこのカードは効果・戦闘によって破壊されない!」
(・・・奴は、絶対に何かしてくる!)
「ほう、どうやらその竜使いには「鉄の意志と鋼の強さ」を感じられるな・・・だが、そいつ以外は論外だ・・・鉄の意志も鋼の強さも感じられない!」
「何!?、が崖っぷちまで追い込まれておいて!何言ってやがる」
「そう・・俺達はまさに絶対絶命の崖っぷちにおいこまれている・・・」
「・・・俺達?」
「なにいってんだこいつは?」
「だが・・・最後の最後には・・逆転し!敵を圧倒し!」
その気迫に全員が気圧される。
「殲滅する!!、俺の・・・タァァァーン!!」
男のドローと同時に鴉が鳴き飛び回る。
「・・・来るか!」
「俺は魔法カード「ディメンション・エクシーズ」を発動!」
「ライフが1000以下で手札・場・墓地に同名カードがいずれかに3枚揃っているとき、それを素材にエクシーズ召喚する!」
「俺は墓地のバニシングレイニアス3体で、オーバーレイ!」
「墓地から・・・エクシーズ召喚!?」
「機脚の隼よ、逆境の中で研ぎ澄まされし爪を上げ!反逆の翼、翻せ!!、現れろォォォ!ランク4、RR-ライズ・ファルコン!」
RR-ライズ・ファルコン エクシーズ 鳥獣族 ランク4 攻100 守2000
「・・・攻撃力100?」
「ライズ・ファルコンは相手フィールドの特殊召喚されたモンスター全てに1度ずつ攻撃することができる」
それを聞いた刃を笑う。
「ハッ!そんな攻撃力で俺達のモンスターが倒せるわけが無い!」
「・・・いや、あいつはまだ効果を使ってない!てめえ本気で言ってんのか!?」
「何!?」
「ライズ・ファルコンの効果発動!一ターンに一度、オーバレイユニットを一つ使い発動できる!相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの攻撃力の合計、このモンスターの攻撃力はアップする!」
「何!?」
RR-ライズ・ファルコン攻撃力 18700
「なんだとォ!?」
「RR-ライズ・ファルコン!全ての敵を引き裂け!ブレイブクロー・レボリューション!!」
「チッ!だが、ドラゴニクス・フルアーマー・ドラゴンは先ほどの効果により次のお前のターンののエンドフェイズまで戦闘と効果では破壊されず俺自身への戦闘ダメージも無効にする!」
燃え盛る体で全てのモンスターに攻撃をするライズ・ファルコン。
フルアーマー・ドラゴンは完全に防御をするがほかのモンスターは全て破壊される。
「ぐああああ!」 刃 LP0
「うわあああ!」 北斗LP0
「きゃあああ!」 真澄LP0
「クソ!、俺はこの瞬間に速攻魔法「ドラゴニクス・オーバーロード」を発動!、このカードは相手ターンにのみ発動できる!、このターン全てのプレイヤーの受けた戦闘ダメージの合計が3900以上の時にバトルフェイズ終了時に発動する!、自分フィールドのドラゴニクスと名の付くモンスターの攻撃力に相手フィールドのもっとも攻撃力が低いモンスター1体の攻撃力を二倍にした数値を加える!そしてバトルフェイズを再度行い相手フィールドのもっとも攻撃力が高いモンスターはこのターンかならずバトルをしなくてはならない!」
ドラゴニクス・フルアーマー・ドラゴン 攻39800
「攻撃力、39800だと!?」
魔法の力を受け巨大な炎の力を纏ったドラゴニクス・フルアーマー・ドラゴン。
そして突進してくるライズ・ファルコンに放たれるブレス攻撃。
「さぁこれで終わりだ!、ドラゴニクス・ブレイカー!」
「・・・俺は墓地から速攻魔法「RR・スアサイド・クロー」を発動!このカードはLPが100以下の時墓地から発動できる!、自分フィールドのRRと名の付いたモンスターがそのモンスターより攻撃力の高い相手モンスターと戦闘するとき、戦闘ダメージはお互いが受けさらに相手が受けるダメージは2倍となる!」
「ハァ!?、なんてカード使ってんだよ!」
「これが、あらゆる状況を想定し必ず敵を仕留める為の・・・俺の答えだ!!」
「自分がやられたら意味が・・・!」
ぶつかりあう2体のモンスター。
そして起こる巨大な爆発。
「う、ぐああああああああああああああ!!」 嵐 LP0
「ぐ、っあああああ!!」 男 LP0
その爆発に巻き込まれ吹き飛ぶ二人。
巨大なクレーターができてデュエルは終わった。
第6話 別次元のデュエリスト に続く
謎の男とのデュエルはまさかの引き分けとなった。
デュエル終了後に現れる赤馬レイジ。
エクシーズ次元?・・・一体何を言っているんだ?。
次回 別次元のデュエリスト