どうかご覧ください。
レミリア視点
「げほっげほっ」
レ「ノア、大丈夫?」
「う、うん。大丈夫だよ」
この子は私の大事な大事な弟、ノア。
生まれつき身体がとても弱く、それはもうパチェの10倍は酷いわ。
この病弱な身体をどうにかしてあげようと私も努力をしたわ。
永遠亭の医者を呼んだり、パチェの魔法、ときには仙人を呼んでみたりしたわ。
けれどもなにをしても無駄だったわ。
だけど一つだけ分かったことがあったわ。
それは
あと長くて20年しか生きれないこと
え?普通に長いじゃないかって?
そうね、それが普通の人間ならね。
私達は吸血鬼、そう、20年なんか2年間ほどの感覚でしかない。
つまりあと私達のなかでノアが死ぬのはあと2年。
ふざけるな!
いったいノアがなにをしたっていうのよ!
なんで私じゃなくてノアがこんなに苦しまなければいけないのよ!
....はあ、ごめんなさい。ちょっと取り乱してしまったわ。
「レミリアお姉ちゃん?顔、怖いよ?」
レ「え、そうかしら」
私はなんだか情けなくなってきた。
ノアが一番怒りたいはずなのに、冷静を保っていられるはずがないのに.....
姉として失格ね。
「あ、そうだ。レミリアお姉ちゃんに渡したい物があるんだ!」
レ「へえ、なにかしら?」
「じゃじゃーん!この前咲夜お姉ちゃんと庭にでたときに作った花飾り‼︎」
ノアの手にはぐちゃぐちゃで形が汚くてみすぼらしい花飾りがあった。
けれど私には世界で一番美しい花飾りだった。
「これ頭につけるんだよ!僕がつけてあげる‼︎」
レ「あら、嬉しいわ」
ノアが私の頭に花飾りをのせてくれた
あれ?なんだか目が熱くなってきたわ
気付けば
私の目からは涙がでていた
「あれ?なんで泣いてるの?」
レ「ごめんね...私が泣いてる場合じゃないのに..ごめんね」
その後、ベッドの上に乗ったままのノアが私をノアの小さな小さな可愛い手で包んでくれた
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「レミリアお姉ちゃん大丈夫だよ、僕は絶対に死んだりなんかしないから、絶対に生きて僕がお姉ちゃんを守ってあげるからね...」
レ「...うん.....」
私は言えなかった。
ノアが生きていく可能性は限りなくゼロに近いことを。
言ってあげれなかった。
言ってしまったらノアがショックで立ち直れなくなるから?
違う、私が認めたくなかったからだ。
ふふ、本当に駄目なお姉ちゃんでごめんね。
でも、私は諦めないから。
ノアがいつか外にでて元気に遊べる身体にしてあげること。
よければ次回もよろしくお願いします。