やはり俺に理解者がいるのは間違っている。(未完)   作:remi

6 / 13
ちょっと困りましてこの辺で区切ってとりあえず出します。
事情は後書きに記しますのでよければ読んでやってください。


結局、俺は俺でいる

 

 

 

  あれから、2年と少し・・・まぁ特に変化なし。折本はちゃんと話しかける回数が減っている。あいつが言うこと聞くとは思ってなかったが、おかげで平和そのもの・・・・だと思ってるんだけどな。

 

  少しだが変化したことがある。折本が俺のことを・・・・・

 

 

 「ねぇ、比企谷 次、移動教室だよ?いかないの?」

 

 

  この通り、回数は減ったが何故か親しげな呼び名に変わっている。 いつの間に『くん』が抜けたんだよ・・・去年だよ。

 

  あ、回想シーンとかないから、めんどくさい。

 

 

 「ねぇ?比企谷~無視ぃ?」

 

 「あいあい。行くから、行く」

 

 

 

 

 

 

 

  さて、あれから2年と少したったと言ったがつまり中学3年と言うわけで俺らは・・・俺や周りは受験ムード真っ盛りだ。この前先生がうちの学校の生徒は大体大きい学校か部に力を入れてる学校に行くみたいだぞ。そう言って高校のパンフレットを渡してきた。俺はこの先生は好きだ。わかりづらく、そしてわかりやすい。高校にもこんな先生がいればいいな。

 

  そのパンフレットは__総武高のものだった。

 

  総武高は進学校だ。うちの学校は、まぁ バカが多いからから総武に行く奴がいないのも納得だな。

 

  俺の学力で行けるのだろうか。行けるから勧めてくれたのか。

 

 

 「頑張らないとな」

 

 

 

 

 _________

 

 

 

 

 

 

 「そうだな。内申も十分だし、お前の学力なら行けるな・・・・・ただ、なぜここまで出来て数学がこれなんだ」

 

 「いやぁ・・・なぜでしょう・・・?」

 

 「まぁいい。お前なら受からない事はないだろう。だが、もう少し数学を頑張れ」

 

 「そうっすか。じゃあ、失礼します」ガラガラ

 

 「あれ?比企谷じゃん。どうしたのこんなところで」

 

 

  なんでお前がいるのかが驚きですよ。

 

 

 「先生に捕まってたんだよ。進路のこととかでな」

 

 「進路?どこ!どこいくの?」

 

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 「・・・・まだ。決まってない」

 

 「そうなんだ。私結構今勉強頑張ってんだ!狙えそうだったらついてってやるよ!」

 

 「はは、それはありがた迷惑かな」

 

 「なー!ひどいなぁ!」

 

 

 

 

 ________

 

 

 

 

 

  

 「ねぇ、比企谷~。勉強教えてよ。比企谷頭良かったよね。  数学以外だけど」

 

 

  そこ!笑うところじゃないと思うぞ。それに・・・

 

 

 「今は数学だってそれなりに出来る。流石に数学ダメダメで受験に挑むほどバカじゃない」

 

 「そうなんだ?これは比企谷に非の打ち所がなくなっちゃったなぁ」

 

 

  だから笑うとこじゃ・・・・はぁ・・・

 

 

 「それで、どうすんだ?勉強すんだろ」

 

 「!!!!!__比企谷が乗り気だと!ダメ元だったんだけどこれはなんと幸運」

 

 「それを心の中に収めていればいいものを」

 

 「それで私海浜狙おうと思ってそこに行けるラインまで教えてくれたらと・・・」

 

 

  海浜か・・・ならいいか。

 

 

 「折本もそこまでバカじゃないからまぁ一週間くらい頑張ってみっか」

 

 

  高校が違えば・・・・会うこともなくなるだろう。

 

 

  最後くらい、いい夢見させてもらいたいね。

 

 

 「おぉ!頑張るよぉ比企谷!」

 

 「頑張るのはお前だけだよ」

 

 

 

 

 ________

 

 

 

 

 

 「そこ!違うぞ。ふざけてんのか?なんで理科の問で坂本龍馬が出てくるんだ!」

 

 「い、いやぁ・・・なんとなく?」

 

 「次、ふざけたら次回から教えないからな」

 

 「なー!真面目にやるから!それだけは・・・」

 

 「はぁ、じゃあ、次はこれやってみろ」

 

 

 

 

 _________

 

 

 

 

 

 「・・・・・なぁ、これはなぜだ?俺はちゃんと教えたはずだぞ?なぜ俺が作ったテストの点が8割いかないんだ?俺が直々に教えたところしか出してないぞ?」

 

 「いやぁ・・・・ど忘れでもしたのかなぁ・・・」

 

 「はぁ・・・・・こんなんで海浜行けるのか?」

 

 「大丈夫!大丈夫!本番には強いほうだから!」

 

 

  不安になってきた・・・・・大丈夫だよな?こいつ

 

 

 

 

 

 _________

 

 

 

 

 

 

 「比企谷~ 今日もよろしくね~」

 

 「真面目にやれよ?じゃねーと教えないから」

 

 「わかったから!ほら行くよ!」

 

 

  はは、・・・・はぁ結構楽しいな。でも多分・・・・

 

 

 

 

  マジサイキンヒキタニチョーシノッテネーベ?マジッベーダワ ソウソウ ダショ? クスクス

 

 

 

 「!!___ちょっとみんな好き勝手________」

 

 「折本。落ち着け。声がでかい」

 

 「だって比企谷!_____」

 

 「折本!・・・落ち着け。お前らしくない。勉強すんだろ?いくぞ」

 

 「まっ! 比企谷!」

 

 

 

  そろそろ噂なんかが流れ出すと思っていたがこんなタイミングがいいとは・・・・・

 

 

  まぁ、折本もあんなんだけど十分受かるだけの知識は持ってるし大丈夫だろう。

 

 

  ほんと、総武に行くのが俺だけでよかった。・・高校では多少でも居心地がいいと・・・いいな・・・・

 

 

 

 

 

 

 




えーっとですね。ここまで読んでくれたのなら大抵の人がわかってくれてると思ってますが、まぁ想像通り八幡は突き放すんですがその方法が浮かばず・・・浮かんだはいいが他の作品さんと似てしまったりしてうーんと言う状況です。

優しい方~。私に助言をくださいなぁ。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。