魔法少女リリカルなのはStrikers IRONMAN   作:赤い配管工の人

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アメコミの泉第四回

「アイアンマン」のアーマーは分かっているだけでも約43種類ものアーマーが存在する



明日、山口にいる祖母の家に行くので少し空きます

だが下書きは書く (`・ω・´)キリッ



#12

今このテーブルに座っている五人の若者がいる。

四人の新人と上も下も黒というラフな服装の男で成り立っていた。

頭に埃やチリが入らないような大きさを持つ防護メガネを頭に掛け

首に業務用のマスクを飾り新聞を読んでいる。

 

「・・・・・」

 

そんな三人は場の空気を読み、少し小話を話しながら食事をしていたが

 

「いつも訓練後に食べるスパゲッテイおいしいー!」

 

一人おいしく昼飯を食べているスバルには無縁である事は彼らは知らなかった

 

(っていうか何普通に喋っているのよバカスバル!)

(ひどいティア!私がこの人としゃべるきっかけを作ってるのにひどいよ!)

(ベタ過ぎるわ!)

 

念話で会話しながらどのようにするか彼らは迷っていた。

その前に新聞を読んでいるこの男は何者なのか

彼の状態から察するに何かの大仕事の休憩を取っているようだとティアナは考えた。

明らかに場違いな考えだが彼は特殊部隊の一員なのか、それとも普通の局員なのかと考察した。

 

この場で考えても無駄と悟った彼女は

 

(逝ってこいカルロ・・・じゃない行きなさいキャロ)

(えぇ!?そう言ってもどんな話題を切り出せばいいか私分かりません~!)

(”当たって砕けろ”よ)

(ダメだよティア!ここはあたしに大船に乗ったつもりで任せてみてよ!)

 

三人はそれぞれ意見を出しながらこの場をどうやって逃げ出すか揉め合っている中。

 

「あ」

 

ただ一人念話の会議に入らなかったエリオはカイリーの前にある黒いタブレットを見て直感した。

 

やはりこの黒いタブレットの持ち主はこの人だと。

 

「あ、あの!」

「・・・なんだねボーイ?」

 

カイリーはまた新聞をテーブルに置き、反応に困っている顔でエリオを見た。

彼は新聞を読んでいる途中でタブレットの翻訳プログラムをインストールしている中

警察の尋問が終わってやっと帰れるという所で余計な質問が入るという被害者の気分だ。

その事を思い浮かべながら顔に出さないようにと笑顔を作っていたが若干子供を怖がらせるような顔になってしまった。

 

「ご、ごめんなさい!」

「えっ」

 

カイリーは焦る。自分はこの少年から何か謝られる事でもしたのかと

オレはこの少年には何もしていないはずだ。コイツをいじめるようなマネはしていないし**行為もしていない

 

それは断言できる。

 

ではこの少年は何について謝っているのか?メリルに問いただしたい気持ちだが解るはずがない。

全身から滝のような汗が出そうになった時、エリオの口から言葉が出た。

 

「勝手にあなたの・・・その黒いデバイスを触ってすみませんでした!」

 

その一言に先程の感覚が嘘のようにチリ一つ残さず消えてしまった。

そんな(よこしま)な考えを持った自分がバカに見える。

この少年の眼はまだ何も知らない純粋の塊だ。

彼が言う黒いデバイスというのはタブレットの事だろうか

 

「触れただけで壊れる事はございません」

 

携帯からタブレットに”引っ越し”てきたメリルが声を出した。

携帯より処理量が多く画面が広い所に満足しているせいか声が弾んでいるようだ。

 

*AIには感情というモノは存在しないがトニーは『ジャービス』というAIを製作

アーマーの管制や自宅の警備にも使用しトニーのジョークにも答えれるように設計されている。

 

オレはイスから立ち、その少年の元へ歩きだした。

 

桃色の髪をした少女は心配そうに少年を見る

 

橙色のツインテールをした女と白き(ドラゴン)は警戒するようにこちらを見る

 

青色のボーイシュな女は口の中をスパゲッティで一杯にしたまま見ていた。

 

オレはそのような視線を気にせず少年の元へ着く。

エリオはビクッとした。

 

この男は何か仕打ちでもするのか

 

エリオは身構えるように目を閉じその場を待った。

 

彼は自分の頭に向けて手を当て__

 

くしゃくしゃと頭を撫でた

 

 

「え・・・?」

「偉いな、お前は」

「お、怒らないんですか?」

「怒る?バカ言え、いきなり初対面のお前にそんなバカな真似はするかよ」

 

エリオは見上げ、彼の顔を見ると固いが優しい表情をした人間がいた。

自分でも何か解らないがフェイトに保護され母と慕っていた。エリオには兄弟がいないせいか彼がまるで兄のように見えた。

 

 

 

「名前は?」

「じ、自分は機動六課ライトニング分隊エリオ・モンディアル三等陸士です!」

 

その場でエリオは敬礼し、自分の所属と階級を間違えずに言葉を出した。 

 

「エリオか・・・カイリー・E・スタークだ。どこにでもいる民間人で訳あって六課に協力する事になった」

 

エリオに対しオレは手を差し出し握手を促した。エリオもそれに応えオレの手を握った。

 

「一年間の付き合いだがよろしくエリオ」

「こちらこそよろしくお願いします!カイリーさん!」

 

 

 

 

(良かった・・・)

(民間協力者か・・・道理でそうだと思ったわ)

(ティアまさか分かってたの!?)

(アンタまだ分からなかったの!?だからアンタはバカなのよ!)

(えぇ~!?あたしそんなにバカじゃないよ~!)

 

エリオとカイリーの握手を見た彼女達はほっと安堵した。

先程緊張した空気が一瞬にして安堵な空間になり彼女達は警戒を解いた。

キャロとフリードは仲間の無事な姿を見て安心し

ティアナは外見はツンとしているが内心ほっとしていた

スバルは口をスパゲッテイ(まみ)れにしながらもそれを無理やり飲み込みけふっとゲップを出しながらも笑顔を出した。

 

「すまないエリオの愉快な仲間達君!勝手に話を進めてすまない」

 

オレは自分の話のペースを崩さずイスに座り、テーブルに両腕とも肘をつきカップに注いであったコーヒーを持ち

 

ゆっくりと口に入れ半分まで飲んだ。

 

「ここから質問コーナーだ。出来るだけ答えてあげよう」

さぁ諸君!と両手を大きく広げ態度を示した。

 

「スタークさんは休憩ですか?」

「あぁ、デカい物置を作業場に改造するための前掃除だ。あと君の名前は?」

「は、はい!機動六課ライトニング分隊キャロ・ル・ルシエ三等陸士です!」

「キュクルー!」

「どうも。この白くて小さい(ドラゴン)は?」

「フリードリヒです!私の使役竜でフリードって呼んでください!」

「キュクル~」

 

キャロは言い終えた時、フリードがトコトコとオレの方へ近づいてきた。

オレはそれに気づき、視線をフリードへ向ける。

コイツは何を?と彼女に聞いた所

 

「スタークさんの事、気に入ってるんですよ。フリードは人懐っこいですから」

 

キャロはフリードを見ながら微笑み返す。

フリードはオレの事を気になり始めているが、カイリーが手と手を組んでいる真下にあるタブレットを気になっているようだ。

 

「お前さんはコイツの事を気に入ってるのか?」

 

キュクル~?とうなずく。オレはタブレットを手に取りフリードに見せるように説明した。

 

「ふふん教えよう。これはオレの手とメリルの知恵とここ(管理局)のメンテナンスルームの機材一式を借りて作った特製のタブレットだ!」

「ご挨拶遅れました。カイリー様のサポートAI メリルと申します。よろしくお願いしますMr.モンディアル Ms.ルシエ フリードリヒ」

 

フリードは両腕の翼を広げキュクルー!と鳴いた。フリードなりの挨拶だとオレはそう解釈した。

 

「こちらこそよろしくお願いします!エリオでいいです!」

「キャロでいいです!」

 

二人はメリルが内蔵しているタブレットに驚き、その場でお辞儀をしている。なんともシュールな構造である。

 

「はいはいはい!次はあたしの番!」

 

青い短髪のボーイッシュな女が手を上げ、はしゃいでいた。ツインテールの女は

 

「よし次!」

「はい!機動六課スターズ分隊スバル・ナカジマ二等陸士です!好きな事はアイスを食べる事と人を助ける事とティアのおっぱいを揉む事です!スバルって呼んでください!」

「ちょっとスバル!?初対面の人にそんなこと言っちゃあダメでしょうが!!」

 

ブヒョ!とコーヒーを含んだ口から霧状になったコーヒーだったものが出た。

いわばそれを『吹いた』という。

彼女のツッコミがもう少し早ければこういう事にはならなかっただろう。

だが時すでに遅し、オレはゲホゲホと喉を触りむせ始めた。

キャロとエリオが心配そうに見ていたがたいした事はないと言って体を整えた。

 

「スバル・・・お前いくつだ?」

「ピチピチの15歳ですよ!気になったんですか~?」

「スバル、その言葉いつの時代のヤツなのよ・・・」

 

口をナフキンで拭きながらキャピキャピと体から光を出しているスバルをツッコんでいるティアナを見るカイリーであった。

 

「オレはお前より年上だから人生の先輩か先輩のどちらかを選べ、そしたらチャラにする」

 

「じゃあ先輩って呼びます!」

「「即答!?」」

 

コイツはバカなのだろうか?もしくは新手のバカなのか?オレの頭にはそう考える事しか出来なかった。

 

彼女も同じくオレの隣で頭に手を抑え苦悩している。

 

(・・・大変だな。アンタのダチは)

(・・・察してくれてありがとうございます)

 

持つべきものは友と言うべきかお互い頷き、それ以上口に出さなかった。

 

「・・・まぁよろしくスバル二等陸士君」

「スバルでいいですよ先輩♪」

 

そこはカイリー先輩と言って欲しい

 

 

 

 

 

 

その後、各自の自己紹介を終え

 

スバルの友人__ティアナ・ランスターや彼らは高町やフェイト嬢の部下で、未来を切り開く新人達だと知り

 

オレは大いに満足した。もちろんギブアンドテイクの要領でオレも自分の事を話した。

 

彼らが驚くも無理もない。話している相手が次元漂流者で大企業の息子であると

 

「カイリーさんの世界ってヒーローがどの位いるんですか?」

「百や千もいるぜ?アベンジャーズやX-MEN。ファンタスティックフォーなどが有名だが?」

「X-MENってなんですか?なんかカッコいい名前のチームに見えるんですが・・・」

 

自分がヒーローの話を始めた時、予想以上に興味を示し始めた。

彼らにとってヒーローは架空で夢のような存在だと認識しているが

その世界にたくさんのヒーローが存在する事に興味が沸いてきたようだ。

そうこうしている内に時間だけが過ぎ周りにはオレ達だけしかいなくなってしまった

 

「カイリー様。予定より大幅に遅れています」

「マジか!?おい君達!何か予定があるんじゃないのか!?」

「ゲッ!これから訓練の続きじゃない!行くわよ!スバル!キャロにエリオも!」

「まだ食べ切れてない~!」

「はいー!フリードも行くよ!」

「キュクル―!」

「またヒーローについての話を聞かせてください!ありがとうございました!」

 

彼らは訓練に遅れぬよう嵐の如く速く走っていった。

一人残ったオレはゆっくりイスから立ち、飲み終えたコーヒーをを放物線が残るように上手に投げゴールに入り一人喜んでいた。

 

(あれが高町の言ってた新人(ルーキー)達か・・・うまく成長する事を祈るか)

 

タブレットを手に取り、部屋の掃除の続きをするためオレは歩いて行った。

 

 

 

 

 

シグナムは一人歩いていた。

手にはサラリーマンが着る一張羅のスーツを抱えておりカイリーが作業している倉庫へ向かっている。

なぜこんな仕事をさせられているかというと事務仕事は終わり、新人達に教える事はなく暇を持て余していた。

頭の中では早く剣を振りたいという心を持ちながらも外見を冷静にする事で抑えていた。

そんな時にはやてから呼び出しを受け、設立式に着る服が私服じゃダメなのでスーツを自費で買いそれを渡してくれと頼まれた。

シグナムは快くその頼みを受けカイリーがいる四回の倉庫へ行くため現在の状況に至る。

 

*スーツのサイズも身長もシャマルによる検査で判明しておりカイリーとシャマルはその場で意気投合し、仲良くなった。

 

「スタークめ・・・アイツはどうしているのだろうか」

「アイツの事気になっているのか?シグナム」

 

独り言を呟いている内にヴィータと鉢合わせした。

ヴィータの姿は新人達と同じ訓練着のままで結構疲れているようだ。

 

「ヴィータか・・・随分とお疲れのようだな」

「あぁ。ところでそのスーツは何だ?シグナムが着るのかよ」

 

シグナムが着るにはちょうどいいサイズだがなと一言つけ加えたヴィータは小さく笑う。

 

「バカかお前は、これは主がスタークのためにわざわざ買ってくれたスーツだ。私が着るわけないだろう」

「はやてが!?」

「主に設立式に着るスーツをスタークに届けけてくれと言われたのでな。お前も来るか?」

「いーぜ」

 

シグナムの返事を了承しヴィータは彼女に付いて行った。

カイリーがいる場所はここから四階もあり、彼女達はエレベーターを使わず階段で歩いて行った。

 

「そういやカイリーのヤツ何処にいるんだ?」

「主から聞いたんだが何でも物置を作業場にする事前準備として掃除しているらしいが・・・本当なのか?」

「あたしが知るわけねーだろ。アイツがそんな風に見えるか?」

「人は見かけによらずと聞くが、スタークはどうなんだ」

「知らねー」

 

階段を上がりながら四階を目指している時に下へと階段が降りる音がした

 

「やぁシグナムとヴィータ。オレに何か用事か?」

「スタークか。ちょうどよかったお前に渡したい物があってな」

「季節外れのバレンタインチョコか?それはいいが」

「違う、お前が明日設立式に着る服を主が用意してくれた。それを届けに来た」

「OK サンキュー、ちょ・・とりあえず歩きながら話そう。持っていきたい物があるんでな」

「何だよそれ?おいカイリー待てよ!」

 

カイリーはシグナムが来た道を下って行くに対し、ヴィータは彼の後をこけないようについていった。

 

「持っていきたい物?なんだそれは?」

「別に大した事じゃあないが枕と掛け布団と『マークⅤカスタム』とクローゼットをな」

「・・・?なぜそんなに持ってくるのだ?」

 

シグナムはふと疑問に思った。何故彼はあの時「ちょうどよかった」ではなく「とりあえず歩きながら話そう」と言ったのか

 

ヴィータもカイリーの言葉に違和感を持ち始めながらもカイリーは構わず部屋に着き、枕と掛け布団とスーツケースになった「マークⅤカスタム」を手に取り

 

突然

 

「ヴィータは枕を担当。シグナムはクローゼットな」

 

(しまった・・・!図られた・・・!)

(全てはこのための布石・・・!チクショウ!)

 

背景がモノトーンへと変化し某少女マンガのように白くショック!となっていったのである。

奴は働き手が欲しかった!ただそれだけのために彼女達を罠に嵌めたのだった!

 

「あ」

 

カイリーが突然声を上げ、考え込んだ。

二人はいい方向である事を期待して耳を寄せた

 

「そういやお前らって体重どのくらいだっけ?」

 

その時、光の速さでカイリーを殴っていく二人の姿を

その場にいた日頃のストレスで苦しんでいる女性局員が目撃し

今までのストレスが吹っ飛び元気になっていったとか。

 

 

 

「痛ェ・・・」

「そういう所だけはトニー様に似ているんですね」

 

その後二人は仕事をしてくれシグナムは顔を赤くし、ヴィータはオレの脛を蹴り元の職場に帰った。

 

「人生踏んだり蹴ったりだよメリル。もし大人に成長するまで続くなら「独身貴族になってやる」だ」

「相変わらずそれだけは変わっていませんね」

「公私混同をわきまえているつもりだよ。口に出すなよ」

 

シグナムに殴られた頬とヴィータに蹴られた脛を(さす)りながら愚痴を言う。

カイリーも分かっていた。女性にとってそれは禁句な事を

やはりジョークを混ぜても無理なモノは無理だ。彼女達の前で使う事はよそう。

 

掛け布団をかぶり枕を寝やすい位置に整え、枕の上に沈む。

明日は設立式というどうでもいい行事だが内心は緊張していた。

 

その緊張を早くなくすようにすぐに眠りについた。

 

 

 

 

 

 




ではそのアーマーの中で代表的な物を紹介しちゃうぜェ
まず緑怪力バカ ハルクを倒すために作られた『ハルクバスターアーマー』
アルティメットユニバースというリアル世界の
トニー・スタークが『アルティメッツ』というチームに所属した時の『アルティメットアイアンマン』
映画『アイアンマン3』に登場するエクストリミスというナノマシンを使用する
『エクストリミスアーマー』こと『マークXLⅡ』
トニーが作ったアーマーをオズボーンが奪い装着した『アイアンパトリオット』
予告でもアイアンパトリオットカラーのウォーマシンが登場するから必見だぜェ!

キャロはやっぱりキャロルの方がいい。
べ、別にどたぷ~んしている人や「貴女には、その質問を行う権限がありません」
とSで冷酷に言う人が好きなんじゃないからね!

*二行目に書かれているキャラは中の人ネタです。
キャロとは一切関係ありません。決して(迫真)
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