魔法少女リリカルなのはStrikers IRONMAN 作:赤い配管工の人
ハワード・ザ・ダックという****に似ているアヒルのヒーローがいる
一人で山口に新幹線で行き、堪能してきました。
今回はアーク・リアクター回です!
朝 9:00 機動六課 ロビー
茶色の制服を着た局員がずらりと整列し、彼女の言葉を待っていた。
これから始まる『機動六課』のスタートを切る瞬間に舞台の裏手にいたはやては手から汗を出し緊張していた。
昨日の夜から設立式の挨拶と後に続く演説をヴォルケンリッターと考え始め
シグナムとヴィータを怒らせた罰として部屋で寝ていたカイリーを起こし、台詞を練らせていた。
彼もその事を反省し、必死に仕事をしてくれた。
(彼も嫌がってなく、ネクタイの結び方が出来ないためシャマルに結んでもらおうと引き受けた)
大勢の局員の中にティアナやスバルなど四人の新人やベテランなどその場にいる。
一年という短く長い期間だが自分の理想が込められた部であり、自分が部隊長である事を理解していた。
(元々は私がなのはちゃんとフェイトちゃんや皆を巻き込んだモノや、背負っていかんと)
舞台の傍からゆっくりと登場し、ざわざわと部隊長が来ないのを良い事に雑談をしていた局員達がピシッと口を閉めた。
マイクが設置されている台に着き、手の裏に隠し持っていたメモをポケットに入れ
手を口に持っていき、喉を二回も唸らす。
皆は彼女の言葉を聞くため全神経を彼女に集中させ耳を澄ませた。
彼らに応えるようにはやては口を開き
ポケットのメモに書かれてあった最初の言葉を出した。
(ネクタイの結び方間違ってないよな?ドクトルシャマル?)
(何回も確認したから大丈夫よ!カイリー君)
(ん。ありがとう)
はやての演説を聞きながらカイリーとシャマルは話していた。
もちろん彼は念話が出来ないため彼女が聞き取れる声にしながら話している。
先程まで緊張していた彼女の姿が嘘のようになっていた。
はやての顔は部隊を率いていく
(しかし・・・八神が機動六課を作った理由ってシンプルイズベストだな)
昨日の夜、カイリーはシャマルになぜ彼女はあの歳で機動六課を設立したのか気になって仕方がなかった。
もちろんなのはやフェイトに聞いてみたが女の子の秘密と押し切られたので医者兼彼女の家族であるシャマルに聞いてみた。
カイリーは前みたいにシャマルはすんなりと質問に応じた。どうやら彼女は秘密は少しだけ解いて答えるという条件で話してくれた
はやては彼女達にとって家族であり仲間でもある。
以前彼女達は闇の書の副作用による毒に体が徐々に蝕んでゆく主のために蒐集をする事で救おうとしていた。
そこでなのはとフェイト達と出会う。
なのは達はヴォルケンリッターの連中と分かり合う事に対し、シグナム達は拒否し蒐集行為を進めるため彼女達と戦った。
だがその行動は逆にはやての体を直すどころか徐々に体を蝕んでゆき、闇の書に封印された防御プログラムが暴走させた。
彼女達はその危機に対し団結し、闇の書に取り込まれたはやてを救い
三人の力とヴォルケンリッター、アルカンシェルによってついに闇の書の防御プログラムを倒す事に成功し
その戦いによって彼女達は和解し、絆はより一層固くなっていた。
(なるほど・・・映画に出せばアカデミー賞どころかグラミー賞でも取れる程の泣ける話だな)
(カイリー君。それってふざけてるの?)
シャマルはカイリーの言葉に少しムッと睨んだ。
(スマン、さっきのはナシ。今ので納得したよ)
(よろしい♪)
カイリーはそんなシャマルを言葉巧みに
今のやり取りで台詞に一つ加える言葉が浮かんできた。
うまくやれば彼らのモチベーションが上がるかもしれない
そう表情が悟られないよう隠しながらはやての演説を静聴した。
「以上。八神はやて部隊長による演説でした」
司会の声がロビーに響くと同時に拍手が鳴り始める。
はやてはそれを確認し元の場所に戻りイスに座った。
(はやてちゃんお疲れ様)
(ありがとうな~なのはちゃん)
(はやての演説すごく良かったよ)
(昨日シグナム達とカイリー君を手伝わせて徹夜してまで覚えた甲斐があったわ~)
(だからシグナムさんやヴィータちゃんの顔に少しクマがあったんだね)
(・・・まさか部隊長権限?)
(・・・・てへ☆)
(てへ☆じゃなァーーい!!)
頭に手を当てウインクしながら舌を出すはやてに対しフェイトはツッコまざる終えなかった。
自分の周りにはいい友人や仲間がいるのにも拘らず、なぜこうなってしまうのだろうか
つばに刃がついたシルクハットを被り、顔にキズがついたあの人なら口が枯れるまで名実況を演じるだろう。
(でもな私の言い分ぐらい聞いてな、もしシグナム達やカイリー君がおらんかったらな演説なんて出来へんで!)
どや顔を決め、自慢をするはやてに二人は苦笑いした。
そうしている内に進行が進んで行き、人物紹介に入った。
なのはやフェイトなどの上官クラスは既に紹介済みなので機動六課の後方支援隊『ロングアーチ』から順序に紹介されていった。
次々と紹介する中にリィンフォースⅡやはやての副官兼部隊長補佐であるグリフィス・ロウランなどが立ち上がりお辞儀をした。
「最後に機動六課に民間協力者と所属する事になったカイリーE・スターク様・・・?」
局員達が全員視線をカイリーに注いだがそこにはイスしかなかった。
(カイリー君!?どうしてそこにいるんや!?)
そこにはさっきまではやてが使っていたマイク付きの台にカイリーは動いていた。
(カイリー、何してるの!早く戻って!)
「このスイッチだったけ・・・?おぉ!出てきた出てきた」
(しかもマイクを出してなんか懐からメモ出してる!?)
早々にマイクを引き抜きスイッチを付け、メモを置きトントンと指でマイクを触り調子を確かめていた。
ロビーがざわざわと騒ぐ中、カイリーは言葉を出した。
「
(そこはシビリアンコンダクターの方が良かったか)
「マイクパフォーマンスは出来ないが今日は気休め程度の演説を披露する」
(え、演説?気休め程度の?)
なのは達はその言葉に一瞬戸惑ったが、カイリーはそんな事を気にせず口を開いた。
「下手な文章だが良く聞いてほしい」
「彼女__八神はやて部隊長は幾多の苦難を乗り越え、仲間と友の手を借り『機動六課』を設立した」
「彼女にとってこの『機動六課』は初めての部隊だ。回りくどい事はこの場では言わないがシンプルに断言しよう」
「一年という諸君にとって短く長い期間だが彼女に全身全霊をもって彼女に捧げてくれ」
「そして君達にもこの部隊で悔いなく実感してほしい。人生最高の部隊だったと!」
この言葉が終わると皆呆然としていた。
最初の拍手の音が鳴り始め、拍手につられ次第に大きくなっていった。
(まるで大統領みたいだな。もちろん月に行く方じゃないけど)
それを背にしてカイリーは元の場所に座り、小さく息を吐いた。
「い、以上をもって機動六課設立式終了します」
アナウンスのお開きの声によって設立式は終わった。
設立式が終わり、局員の大半がそれぞれの持ち場に戻る中
カイリーは一人ベンチに座り、自動販売機から『ウォーター』を押し
下に運ばれてきたのを確認し、取り出した。
(我ながら良くやったな。『初心者にも出来る!演説のやりかた』が救ったようなモンだが)
始まる前、彼はタブレットに入ってあった電子書籍を出し暇を持て余していた。
暇つぶしに読んでいた本が功を制すとはカイリーは内心驚いた。
キャップを左回りに回してペットボトルを上に上げ、喉を潤す
(ヤツはどう返すか。余計な事言わなくてえぇかその反対か)
腰に手を当てグビグビと飲む中、声が掛かってきた。
彼女達だ。
「カイリー君。さっき演説すごく良かったよ」
(サンキュー)
左手を離し、なのはに向けてグッジョブサインで答えた。
「あれって前の日に作ったの?」
(オレぁそんなヤツじゃあないがな)
フェイトの質問に手を左右に振り、否定する。
「じゃあそれって・・ん?メモ?」
フェイトにメモを渡し、確認させる。
そこには『よいしょ』と書かれた文字しかなかった。
「よいしょ・・・?知ってるなのは?」
「『相手の機嫌をとっておだてる』って意味だけどカイリー君は支えようという意味でやったんだね」
「当たり」
ようやくペットボトルから口を離し、なのはに指し答えた。
空になったペットボトルを放物線を描くように投げ、ゴミ箱にピッタリ入ったのを
確認するとガッツポーズをした。
それを目にしたはやては
「カイリー君・・・さっきのありがとうな」
「なに言ってんだ。あれは
「オカエシ?」
「こう見えて他人から受けた喧嘩は必ず返すタイプなんでね」
「まさか徹夜の事?」
「当たり」
「カイリー。それって違うんじゃ」
「さてそろそろ持ち場に戻るか」
「私達も仕事に戻らないと。行こうフェイトちゃん」
「首根っこを掴まないでなのは!痛いから!痛いから!」
フェイトの当たり前の言葉にカイリーは背を向け、歩を進めていった。
なのははフェイトの首根っこを掴み、ズルズルと持ち場へ戻っていった。
はやては持ち場へ戻るカイリーを見て、何か言葉を言おうとしたがすぐに思い出せずあたふたしていた。
深呼吸し、落ち着いた表情でカイリーを見て
「カイリー君」
「何だ?Ms.八神」
「これからもよろしくな」
「アイアイサー八神はやて部隊長殿。若者よ!大志を抱け!ってね」
「カイリー君もやろ!」
カイリーははやての言葉を冗談で返し、メンテナンスルームへと歩いて行った。
はやても自分の持ち場へ帰って行った。
はやての建てた『機動六課』が今始まったのである。
「さーてと始めますかね」
「設立式での演説、お疲れ様でした」
体のいろんな所を伸ばしながら話していた。
彼はこれから工房に機材が届くまでメンテナンスルームである作業をしていた。
今、彼はシャリオにデータ化されたある材料リストを渡し、彼女が来るまで待機していた。
左右の指を面と面で打ち拍手のように音を鳴らしていた。
そうしている内に足音が近づいてきた。ハイヒールだ
「美人で性格が良いお嬢さんに5$」
「Ms.フィーニーノです」
「ちゃんとメモを見ましたよ!突然演説するわ、私に訳の分からないリストを押し付けて!」
シャリオの顔はプンプンと怒っていたらしく、それを見て
「で感想は?」
グッジョブと返された。怒っていてもしっかりと聞いてくれた方だ。
「あ、カイリーさんの言ってた材料なんですけど承認してくれました」
「よしシャーリー君。見返りとしてオレが作るヤツを見届ける事を許可しよう」
「本当ですか?ウソじゃないですよね?」
「ただし頭だけに深く焼き付けて欲しい。記録&録音と外部漏えいは一切禁止だ」
OK?と真剣そうにシャリオを見て、その答えが出るのを待った。
「・・・そんなにすごいんですか?」
「男に二言はない」
疑い深く見るシャリオに対し、カイリーは断言する。
(・・・少しは信用してみるか)
彼女はカイリーの言葉を信じ、イスに座りぐるっと回り出し
「分かりました。あなたがそういうならちゃんと見届けます!」
「
シャリオの笑顔に若干照れたカイリーは顔をぷいっと背け、スペイン語で返した。
タブレットを操作し、そこから『重要ファイル』と書かれたファイルを展開すると同時にパスワードと生体認証が表示された。
流暢に指を動かしパスワードを打ち込み、左手を画面一杯に押し解除した。
「認証確認。ファイル『アーク・リアクター』を表示します」
そこから3Dに表示された
シャリオはそれを注意深く見て驚愕した。毎秒3ギガジュールという発電能力を持ち、人生50回分の心臓を動かせる程のパワーを搭載しているのだ。
言わばこれは小型化された原子力発電のモノを彼は開発しようとしてたのだ。
「もう引けないぞ?今なら間に合うぞ」
カイリーは警告した。これから製作する物は相当ヤバいモノで管理局の目に入ったらタダではすまない事を
「・・・刺激を提供する人がびびってどうするんですか」
シャリオはカイリーの警告を挑発で返し、揺るがなかった。
眼鏡ごしの奥にある瞳は嘘をついてない
それを見て微笑んだカイリーは
「どんな衝撃にも耐える保護ケースを担当してくれ。データをそっちに移す」
軽快に操作し、データを転送した。
シャリオはデータが転送されたのを確認し
「分かりました。カイリーさんもパラジウムの方をよろしくお願いします」
シャリオは彼の無事を祈るように作業に入った。
彼女の後ろ姿を確認すると背を向け、指を動かした。
(さて働きますか)
パラジウムは希少な金属の一つで、無駄には出来ない。
それをアーク・リアクターという動力にする事は一つのミスが存在すれば機能しない事だ。
設計図があっても油断出来ない事を頭に入れ、キーボードに浮かぶ文字を叩き込んだ。
「あら?」
予算関係の書類を事務に提出し、なのはと数分の会話を終えたマリエルは
メンテナンスルームへ入ろうとした時、中から話し声がした。
『壁に目あり、障子に耳あり』
ということわざを思いだし、ドアに耳を当てて聞いてみる
「カイリーさんの家族ってどんな方ですか?」
「そういう事を聞くのは真夜中の少し明かりが点いた部屋でしてくれ。ベッドで寝ながら」
「訴えますよ」
「OK、分かった。手に持ったそのドライバーを降ろせ」
(一瞬だが般若が見えた。歌舞伎のアレだ。世辞も言えねぇ・・・)
「それでどうなんです?」
「シンプルイズベスト、母は車に当たって事故死。親父に引き取られた。これでいいか」
「・・・ごめんなさい。イヤな思いさせて」
「別に、そういうのは慣れている。で状況は?」
「設計図通りに作ってみたけど・・・どう?(迷いもなく言うってどうかしら)」
「開閉機構も取り外し機能も出来てるな」
「動力はどうですか?」
「こっちも順調だ。ほとんど手作業だけど(ここの操作知らないからな)」
「手作業!?マシンも使わず、ハンダと工具だけで!?」
「まぁ落ち着け。こういう話があるだろ?機械に未来を委ねてしまったら世界が荒廃へと」
「どうでもいいです!なんで使わないんですか?メンテナンスルームの意味がないじゃないですか!」
「ハイハイハイ」
「ハイは一回!まったく・・・」
「なに手掴んでんの?食事のお誘いか?」
「メンテナンスルームの使い方を教えますから」
「レディのお誘いはいいがそういうのは自分で覚える」
「い い か ら!手作業でしたら効率悪いです」
「オレが作る物に他の流れを組ませるな
「女性をたぶらかしているカイリーさんに言われたくありません!」
「よろしい、ならば戦争だ。来いよシャリオ!
「KOしてやりますよ。ド変態が」
中から喧嘩の声がしてきた。
工具が落ちる音や壁にぶつかる音などどんどんと湧いてくる中
マリエルはドアから耳を離し、一歩後ろに引いた。
喧嘩をすればするほど仲がいいという言葉を思い出した。
かつてのマリエルもシャリオとよく喧嘩した。
意見の食い違いや価値観の違いなどで口論したものだ。
彼なら私のように仲良くやってくれるだろう。
今は様子見と判断し、そっと後にした。
(頑張ってね、カイリー君。シャーリーはいい弟子だよ)
「・・・・」
「・・・・」
二人の姿はボロボロだった。
スーツの全身の至る所に汚れや穴がたくさん存在し、それをイスにかけ作業を継続していた。
シャリオも同じくだがそこまではひどくはない。
二人は口を閉じ黙々と作業をしていた。
(久しぶりに他人と喧嘩しちまったな。しかも女だ)
データを操作しながら思う。
意地というモノは厄介でどのような時でもそれが発揮してしまい暴走してしまうと。
頭の中が毛糸のごとくこんがらがっていく中、指を止めた。
「パラジウムの調整完了っと」
ぐた~とイスに背をもたれ天井を見た。
何もない天井を見て体の痛みを和らげるためじっと見つめた。
ついでに彼女の様子を見るとぐったりと突っ伏していた。
「パラジウム出来たぞ」
「・・・・・」
シャリオは起き、ガラス越しにある保護ケースを取り出し渡してきた。
無言のままで渡すシャリオにカイリーは後悔した。
(こういう時どうすればいいんだ。取り返しのない事をしちまったなオイ)
シャリオは立ち上がりカイリーの隣のイスに座り込んだ。
その時、口を開いた。
「た、立ち会うって言ったんですから早く見せてください」
ツンとした口調でシャリオはそっぽを向いた。
それを聞いてカイリーはやれやれと顔を出し、安堵した。
コイツとは長い付き合いになりそうだと
「・・・かわいくない
小言で呟きながらもケースを置き、ガラス越しにあるパラジウムを見つめた。
ケースを中に入れ最終段階に移した。
(といってもケースの中にパラジウムを入れ、コンデンサで接続し調整するだけである)
ガラス越しでの作業だが油断してはいけない。
結果、問題なく加工したパラジウムがケースの中に入り成功した。
「後は調整だけです」
「アイアイサー。メリル」
配線が多く現れジャマな配線を取り除き、三本に絞った。
三本の配線がアーク・リアクターの下部に直接接続されメーターが表示する。
コンデンサの役割はスターターであり、一度動かしてしまえば半永久的に起動する。
タブレットのデータとメーターの計量を見ながらツマミをゆっくりと慎重に回す。
シャリオはそれを緊張しながらアーク・リアクターを見つめる。
アーク・リアクターの輝きは青白く増していくと同時に部屋の電気が停電を起こす。
そんな事も構わず彼は作業を続けた。
3㎝もツマミを左に小さく回し供給を弱めるとその行為に反応し、少し光が弱まっていく。
そこから試行錯誤を繰り返し、30分もかけようやく安定領域に入った。
「きれいだ・・・」
「おめでとうございます」
そこで今までの疲れを溜め息に変え、ゆっくりと大きく吐いた。
「やったぁ!」
突然シャリオがうれしさの余りさっきの喧嘩を忘れ、横から抱いてきた。
彼女の行為に声を上げ、彼女を見た。
「あ」
顔が赤くなり、仕舞いには湯気をあげるという惨事になってしまった。
今の彼女なら三分で出来るカップラーメンを一分で沸かす事が出来るだろう。
腕にどんどんと力が入るのを確認したカイリーは慌てて彼女を諭した。
「落ち着け!マジで痛いから!」
「すすすすすすみません!」
すぐに離れ、二個分の空白を開け彼女は離れていった。
イスの上で体育座りしている彼女を見て
(しないわけないか。研究者だったら喜びの余り踊るし)
キーボードを操作し、ガラス越しからアーク・リアクターを積んだスタンドを手元へ動かした。
それを手に取り飽きるまで見つめ、シャリオもそれを見て
「きれい・・・」
微笑むように視線を注いだ。
横目でそれを確認したカイリーはそんな彼女に握手のための右手を差し出そうとした時
突然、現代にはない音が鳴り響きこの部屋を震わせた。
実は彼らが作業を始めたのは設立式が終わった直後で、気づけば8時間も経っていたのだ。
「7時・・・久しぶりに良く働いたような働いてないような」
「お腹が鳴らない訳がないですよね」
彼らは時間を忘れて働いていたのだ。無理もない。
「感想はメシを食ってからにしようか?」
「・・・よろこんで♪」
アヒルのおっさんでクワックフーと言うカンフーに似た拳法を使う。銃火器の扱いも出来る。
ちなみに実写映画化されている『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』(1986)
決して****・ダックとは言ってはいけない(戒め)
トニーは『ジェリコ』に搭載された0.15gのパラジウムを1.6g分使い、その場にあった機材と知恵でアーク・リアクターの小型版を製作し、ついでに脱出用のアーマーを造った。
今回の回は少し描写不足ですけどうまく描きました。
映画の製作を再現するって難しい・・・(´・ω・`)
『アイアンマン3』の最新予告編に大量のスーツが登場してスゲぇ!!