ラブライブ!決闘者とアイドル   作:HEROは必ず勝つ!

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デュエルスタンバイ!

「ゆーくん、私にカード教えて!」

 

 

俺、黒崎遊斗の幼馴染みである高坂穂乃果は、いきなり俺の部屋に上がり込んで開口一番そんな事を言い出した。ちなみに、彼女の言うカードとは俺のはまっている遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)の事である。

 

 

「何故に?」

「ゆーくん。私、スクールアイドル始めたよね」

「始めたな」

「ファンの人増えて来たよね」

「増えたな、俺もそうだし」

「だからだよ!」

「そうなのかー」

 

 

………ハァ!?Σ(・□・;)

 

 

「なにそれ、イミワカンナイ」

 

 

つい、穂乃果の後輩である西木野真姫の真似をしてしまう位に穂乃果の発言は意味不明だった。

 

 

「えーっ、ゆーくん、わかんないの!?」

「逆に聞こう。お前の今の説明でわかるやついるの?」

「絵里ちゃんと希ちゃん!」

 

 

mjd?絵里さんと希さんって超能力者?

と、そんな事を考えていたらドアがノックされた。

 

 

「空いてるぞー」

 

 

そう返事をすると、ドアが開いてもう2人の幼馴染みが姿を見せた。

 

 

「遊斗、失礼しますね」

「お邪魔します、ゆうちゃん」

 

 

園田海未と南ことり。穂乃果と俺とは幼稚園時代から四人で過ごして来た。しかし、高校に入ってからはほとんどうちには来なかった海未まで来るとはな…。

 

 

「うちに来るのは久しぶりだな。なんかあるのか?」

「穂乃果から聞いていないのですか?」

「逆に聞こう。海未は穂乃果がまともな説明を出来ると考えているか?」

「…ハァ。またですか」

 

 

そう、穂乃果の説明が色々と酷いのはいつもの事なのだ。

 

 

「ぶー。ちゃんと説明したもん…」

「よしよし」

 

 

拗ねる穂乃果と慰めることり。呆れる俺と海未。これが俺達のいつもの光景だ。

 

 

「仕方ありませんね、私から説明します」

 

 

〜少女説明中〜

 

 

「なるほどな、ファンとの交流会も兼ねて自分達もサブカルチャーに触れて見る、ということか」

「ええ。カードゲームなら遊斗がやっていますし、教えを請うことができますからうってつけではないか、と思いまして」

「そういうことなら力になろう。まずはルールだが…」

 

 

〜決闘者説明中〜

 

 

「と、大雑把なやり方はこんな感じだな。で、カードはどうする気だ?」

「明日、μ'sの皆でカードショップに行って見ようと思ってます」

「ゆーくんも来るでしょ?」

「え?、何故?」

「だって、ゆーくんいないとどれがいいかわかんないもん」

 

 

確かにな。経験者がいた方がいいだろう。

そういうわけなら明日は暇だしついて行ってやろう。

 

 

「わかった。いいぞ」

「ほんとー!ありがとうゆーくん!」

 

さてと、明日は忙しくなりそうだ…。

 

 

 

………………………………………………………

 

 

翌日、俺達10人は俺の行きつけのカードショップへとやって来た。

 

 

「ちーっす、店長」

「遊斗くんか、今日は…随分と可愛い子たちと一緒だね」

「新規プレイヤー候補ですよ。今日は彼女達のデッキ構築の手伝いっす」

「そういうことか。ならゆっくりしていくといいよ」

 

 

さて、では手伝いとしますか。

 

 

 

………………………………………………

 

 

『高坂穂乃果の場合』

 

 

「穂乃果はどういうデッキにするんだ?」

「穂乃果はゆーくんの使ってる仮面ライダーみたいなの!かっこいいよね!」

「HEROか。レアリティにこだわらなければ安く出来るな。まずはストラク3箱と…」

 

 

『南ことりの場合』

 

「お菓子のカードだ〜可愛い!」

「マドルチェか。中々いいものに目をつけたな。とりあえずティアラミスとインヴォーカーと…」

 

 

『園田海未の場合』

 

 

「シャドール、というテーマが強いらしいですね」

「海未はシャドールにするのか。今はマスマティシャンが高いから安くは作れないが…」

「やるからには手を抜くわけにはいきません!」

「お前はそういう奴だったな…」

 

 

『西木野真姫の場合』

 

 

「高い奴が強いのよね。ならこの店長オススメ影霊衣デッキを買うわ」

「うわ、マスマティシャン3枚Exサイド付きとはいえ五万も取るなよ店長…」

「そろそろ値下げするつもりだったから三万でいいよ」

「マジかよ…」

 

 

『星空凛の場合』

 

 

「凛はこれ!星って名前についてるし」

「テラナイトか。安くて強いな。いいんじゃないか?」

 

 

『小泉花陽の場合』

 

 

「うーん、どれがいいのかな…」

「あまり難しく考えない方がいいよ。花陽の使いたいものを選べばいいんだ」

「だったら…これにします」

「妖仙獣か、いいと思うぞ」

 

 

『絢瀬絵里の場合』

 

 

「時代の流れに乗るのは大切よね」

「それでクリフォートすか…。えげつないチョイスですね」

「ふふ、私、負けず嫌いだから」

 

 

『東條希の場合』

 

 

「希さん、運が強いんでインフェルノイドとかどうです?」

「なるほどなー。名推理で墓地にモンスターを貯めていくデッキなんやね。面白そうやん」

 

 

『矢澤にこの場合』

 

 

「にこはー。お金ないし、昔集めてたのが少しあるからいいかな?」

「へー。にこさんデッキ持ってるんですね。見して貰ってもいいすか?」

「それは後でのお楽しみにこ♪」

 

 

……………………………………………………

 

 

そんなこんなでみんなのデッキが揃った。

ここからμ'sの決闘伝説が始まる…。

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