現実をみる(凍結)   作:影色の烏

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どうも。今回は少し初心に戻りまして、『とある』です。なんか面白くなってきたー、とモニターの前ではしゃぐ今日この頃。

この作品はアンケート対象作品ですので短編扱いとなっております。予めご了承ください。


日常

俺の名前は閑楼関夕弦(かんろうぜきゆづる)だ。

何処にでも居るごくごく普通の高校三年生男子だ。

名前と今居る場所と能力を除いては。

まあ、名前は大分と厨二臭いし、今居る場所は学園都市といい、科学の技術が他よりも三十年違う学生の街だ。

ここでは学生を対象に超能力を開発している。

この時点で普通ではない。

そして次に能力だ。

この学園都市では能力に段階があり、

無能力者(レベル0)、低能力者(レベル1)、異能力者(レベル2)、強能力者(レベル3)、大能力者(レベル4)、超能力者(レベル5)と後ろに連れて強くなり、実用性が高い。

俺はその超能力者だ名前は力付加(パワーエンチャンター)。

普通はスゲーとか思うところだが、実はこの能力は良く分からん。

しかも何時のまにか超能力者になってたし。

一応この能力の俺が知る使い方であるAIM解析(AIMスキャナー)もこの能力の副産物らしいし、もう訳が分からない。

とまあ、そんな意味不明な能力を持っている。

俺はこの能力を活かせる方法として取ったのが、風紀委員(ジャッジメント)に入ることだった。

風紀委員とはこの学園都市の街の学生間の問題事を解決する組織で、学生のみで構成されている。

俺は第七学区の第一七七支部に所属している。

今は夏休み前なので大変だ。

兎に角問題を起こす学生が段々増えている。

最近は虚空爆破(グラビトン)事件なんていう爆破事件も起きてる。

そのため俺は今日も見回りをする。

学校をサボtt。いや何でも無いです。

 

 

―――――――――――

 

 

「はい確保っと」

 

「いででで」

 

「恐喝罪の現行犯で拘束だ。取り敢えず警備員(アンチスキル)に身柄を渡すぞ」

 

暫くすると人が来た。

 

「待たせたじゃんよ」

 

「黄泉川先生」

 

黄泉川愛穂、俺の高校の教師でもある。

 

「で、今先通報が入ったけどお前のことじゃん?」

 

「はい。恐喝の現場を抑えておきました」

 

「お仕事ご苦労様じゃん。でも学校をサボるのはよくないじゃん」

 

「ギクッ、な、何のことか分からないのですが?」

 

「『ギクッ』って口で言う奴初めて見たじゃん…」

 

「ま、まあ、これも風紀委員の仕事ですし?」

 

「仕事のせいにするのはよくないじゃん」

 

くそ、あの手この手で道を塞ぎよる。

 

「まあ、今回は見逃すじゃんよ」

 

「…ありがとうございます」

 

「明日からはちゃんと登校するじゃんよ」

 

「はい。では自分支部に戻りますんで」

 

「気をつけるじゃんよ」

 

「はい、それでは」

 

これが俺の日常である。

 

 

―――――――――――

 

 

「飾利ー、お茶淹れてくれ」

 

「あ、はーい」

 

初春飾利、俺の風紀委員の後輩であり、何というか、ある事件が切っ掛けでコイツらの兄貴分をやっている。

 

「夕弦さんお茶今淹れました」

 

「あんがと」ズズー

 

ハァー、今日も茶が美味いなー。

 

「お仕事お疲れ様です」

 

「飾利もお疲れ」

 

「あ、はい。ありがとうございますゴホッ、ゴホッ」

 

「風邪か?」

 

確かマスクがカバンの中に……

 

「いえ、別に気にするほどじゃあ」

 

「ほい、使い捨てマスク」

 

「あ、ありがとうございます。わざわざ箱入りで……」

 

「気にすんなよ。じゃあ俺は帰るな」

 

「あ、はいさようなら」

 

さあってと、帰ってテレビでも観ますかな

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