魔理沙「大丈夫だったか?あのくらい太い尻尾を持つ妖獣なんて桜ぐらいだからなぁ。私も一回ぶん殴られたが凄く痛かったぜ!」
「どんな状態になったらぶん殴られるんですか……」
魔理沙「ただ胸を触りまくっただけだぜ!!」
「なぜ触る必要があった!?」
魔理沙「あのデカ乳には絶対秘密があるに違いないぜ!私の勘がそう言ってるんだぜ!!」
そう言ってる間に狐さんが隣にドカッと座ったその衝撃で団子が散らばる
霊夢「あっ!団子が!」
桜「今度おはぎ沢山あげるから。」
霊夢「それならいいけど……」
桜「んで?自己紹介はまだだっけか。」
狐さんが本題を切り出してくれた。てか狐さんが暴走してたから仕方ないけど。
魔理沙「私は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだぜ!!」
霊夢「私は博麗霊夢。まぁ見ての通り巫女だわ。」
この二人は知ってる。だって有名だし。いろんなところでコスプレされてるし。問題はこの狐さんだ。こんなキャラ東方にはいない。
桜「私はーでってう。見ての通り爬虫類でぇーす☆」
明らかに嘘をついてるのは見え見えだ。狐さんは僕の反応が返ってくるのを待ってる顔だ。
「えぇーと。霊夢さん。この狐さんどうすればいいですか?」
霊夢「ぶん殴っとけ。」
「わかりました」
桜「わかった!!わかった!!ちゃんと言うから殴らないでくださいぃー!!」
なぜか殴られたくない様子だ。しかもお腹を抱えてる。よく見ると少しだけだが膨らみがある。
桜「私は赤狐桜。稲荷神で、劫狐苑の四代族長の末っ子。」
ん?族長の娘?ということは凄く偉い人なんじゃ?
桜「なによその眼ー。私の顔になんかついてるの?」
霊夢「そうじゃないわよ。んで?あんたの名前は?なによ。」
肝心なことを忘れてた。そうだ僕の名前は……
「僕の名前は城崎俊一楼です。」
桜「ふぅーん。名前は大切にね。」
霊夢「んで?あんたこれからどうするのよ。」
霊夢さんが言ったことも正しいが今の僕はそんな事少しどうでもよかった。そう、僕は聞きたいことがあるのだ。
桜さんに
「あ…あの…桜さん?」
桜「んー?なぁーに?」
「その……そのお腹はなんですか?」
桜「…………殺すわよ。それ以上聞こうとするのならば私の栄養にしてくれる。」
「あっ……ごめんなさい……」
そこに魔理沙が口を出してきた。その内容は桜さんを少しばかり怒らす内容なのは見て分かった。
魔理沙「桜は実は妊婦さんなんだぜ!!夫にレイプされてできちまった子らしいんだぜ!!」
妊婦………それはお腹に子供がいる。つまり新たな生命が宿ってる人のことをさす。だからさっき殴るふりをしたら必死にお腹あたりを守ろうとしていたのか。
桜「コロス!!!」
魔理沙「ぐぅえぇえ!!ちょっ!あぁ……意識が……霊・・・・・・」
その言葉を最後に魔理沙は動かなくなり等身大人形みたいになったしまった。
「やっべ。ここに隠れようっ。」
このままでは霊夢と桜さんで戦闘が起こりかねない。そうなると流れ弾が来るかもしれない。その前に魔理沙を回収しなければ……
霊夢「桜。あんたってなんでそんなに妊婦ってことをばらされたくないの?別にいいじゃない。」
桜「よくない!!妊娠すると妖力が安定しなくなって結界が脆くなるの!!一回その状態で陰陽師と戦ったら赤ちゃんが……赤ちゃんが……私の子が・・・・・」
霊夢「アンタの子が?どうしたってのよ。」
桜「私のお腹の中で死んじゃったの!!だから私は妊娠した時なるべく外に出ないようにしてたの!」
霊夢「でも今日はなんで出てきたのよ。」
桜「ガルダが来てるかもしれないから……」
霊夢「桜。30分ぐらいまえに旅立ってった。」
桜「………もぉう!!!やっぱり人間ってさ。時々むかつくこと言うよね。」
霊夢「そういうあんたもむかつくこというでしょ?人の事いえるの?」
桜「……でも言われたくないことはあるでしょ?私はそれが妊娠したことなの。」
「あのー。本題からそれまくってません?」
魔理沙「三途の川が見えたんだぜ……」
霊夢「魔理沙!」
「往復ビンタ3したら戻ってきた。」
魔理沙「おい!いくら妊娠したことがばらされて首絞めとか本当に死にそうだったぜ!」
桜「でも私がきれることを言った魔理沙が悪い。」
魔理沙「そこは謝るんだぜ。しかし本当に城崎はどうするんだぜ?」
「そうですよ。僕はどこに行けばいいのか結論を言う前に喧嘩するんですもん!」
桜「……ごめん。何も言い返せない……」
霊夢「こいつの家行かなくていいでしょ。私の神社に泊まりなよ。今から外の世界に戻っても真夜中だし。そもそもあんたがここに来たってことは外の世界では忘れ去られてる可能性があるし。」
「んーもともと影薄かったしなぁ。」
魔理沙「おい霊夢城崎が誰の家に泊まるかは城崎の判断だろ?」
「魔理沙さんって優しいですね。」
魔理沙「うっ!うるさいぜ!褒めても何もでないぜっ!」
桜「そこまで言うなら決めてよね?」
ここは悩みどころがいっぱいある。まず霊夢の神社か桜さんの家か、である。もちろん王道を行くならここで霊夢の神社に泊まるのが正解なのだが……桜さんの家も捨てがたい。
「うーん。どうしようかなぁ。」
僕が悩んでいるときやっぱり魔理沙が助け船を出してくれた。
魔理沙「おみくじをひいて大吉に近かった方の家に泊まりに行くってのはどうだぜ!?」
もちろん神様である桜さんは強制的に大吉が出る荒業は禁止である。
霊夢「んじゃ私これ。」
桜「んーーーーじゃぁ私は角っこのこの子。」
霊夢と桜さん。それぞれおみくじを持ってる。
魔理沙「んじゃ。一斉に開封だぜ。」
同時におみくじが開封される。
霊夢「げっ!吉……桜は?」
桜さんはにやついている。この顔は勝ちを確信した時の顔だ。
桜「はぁーい。城崎君お持ち帰り決定ぃー」
桜さんが僕にまとわりついてくる。さらに桜さんは僕の顔をペロペロし始めた。
「ちょっ!少し気持ち悪いです!」
桜「えー。せっかくこんなきれいで胸が大きいお姉さん狐が誘ってるのに興奮しないのぉ?」
「確かに興奮しちゃいましたけど!場所や人物を考えてください!」
桜さんはその言葉を聞くとがっかりそうな顔をしたがすぐに笑顔に戻った。
桜「じゃあ私の家に泊まる。それで問題ないわね?」
霊夢「仕方ないかぁー。」
魔理沙「なぁ!桜!」
魔理沙は桜さんに向かって何かを話そうとしたが……
桜「やだ★」
魔理沙「まだ何も言ってないぜ!!」
桜さんがいきなり話も聞かず魔理沙にやだと言うのは凄いと思う。
桜「おい。城崎君。ほら。私の尻尾に捕まって。じゃないと狭間通れないからね?」
桜さんの言われた通り尻尾に捕まる。とってもふっかふかしている。
桜「んじゃ。霊夢今度おはぎ送るわー。」
霊夢「ん。よろしく。」
そう言って桜さんと僕は狭間に入っていった。狭間と言っても紫の境界と似ている。違う点は多分だが紫のはダイレクトだが桜さんのは至る所に扉がある。たぶんそこが唯一の違いかもしれない。
桜「ふぅ・・・ふへっ……へっくしょん!!!!」
桜さんが突然大きなくしゃみをした。その時僕の手から尻尾が逃げた。その瞬間僕は落ちていくような感覚に襲われた。
「のわーーーー!!!」
遠くで桜さんが叫んでる。しかし聞こえない。しばらく落ちていくことにした。運のいい僕なら何か起きて助かるだろう。
桜・・・・人目を気にせず抱き付いてくる凄い狐様。
主人公・・・・少しオタクですがなにか?
ガルダ・・・・これから登場。筋肉鳥娘です。