東方無双六   作:☝(。ω゜)

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3話  やばいぞぉ。これ。

「やばい!!このままだと『アシクビヲクジキマシター』状態になる!!」

 

いまだに落ちていく。つかむところはいくつかあったが反応が遅くせっかくのチャンスをふいにしてしまった。

 

「やばい・・・今回は神引きできないか?」

 

運がいいといってもそれは時々である。今回はさすがに詰んだか?

 

「くぅぅ・・・少し……少し落ち着こう・・・・」

 

とは言ってもやばいのはやばい。しかし、ここで転機を迎える。

 

ガルダ「おい!!大丈夫か!!」

 

片腕をつかまれる。指が食い込みとても痛い。しかし助かったのは事実である。

 

「あれ・・・?僕って狭間を落ちていたんじゃ?」

 

そうである。僕は狭間を落ちていた。狭間の中にこの人がいたのならすぐに助けに来てくれてもよかったのでは?

 

ガルダ「え!?あんた桜の狭間から出てきたの?うーん。私が発見したときは上空から落ちてきたわ。そのままだと地面に激突しちゃうから助けたんだけど……」

 

「うん。そこは感謝するんだけどさ・・・・早く降ろしてくれないと右腕がちぎれる・・・・」

 

ガルダ「あっ!!ごめん!!すぐ持ち替えるから!!」

 

「そういう問題じゃなくて!いででででででっ!!」

 

ガルダ「少しくらい我慢しろっ!人間ってほーんと我が儘!!」

 

鳥さん……そういいながらも腕を持ち替えてくれない。もう血が出始めていてもおかしくない。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーいでぇーーーー!!」

 

ガルダ「うるさああい!!」

 

更にきつく握られた。鍛えられているためとてつもない衝撃が右腕に走る。

 

「鳥さん!!持ち替えて!!持ち替えて!!!」

 

ガルダ「はっ!!!そうだった!!」

 

やっと持ち替えてくれた。そして鳥さんはゆっくりと地面に僕を降ろしてくれた

 

ガルダ「よく考えたんだけど。お姫様抱っこすればお前は痛くなくてすんだね!」

 

そりゃそうだけどさ。そしたら僕が精神的に辛い。

 

「と……とりあえずありがとう。」

 

しかしこの鳥さん。どこかで見たような?

 

「鳥さん。ガルダモンですか?」

 

ガルダ「よく言われるそれ~。似てるようだけどさぁ?私ってガルーダと朱雀の子なのよ。羽毛も最初は白かったんだけどね?肌もほら色白だったんだけどねぇ~。」

 

そう言って鳥さんは翼の付け根を見せてくれた。確かにところどころ白い肌が見えている。しかしその白い肌より筋肉のほうに目がいってしまう。

 

「こんなになるまでよく鍛えましたねぇ。なんかもう逞しいですね。」

 

ガルダ「そんなぁ。恥ずかしいな。私ってさ、その・・・ムキムキの可愛い系の女の子が好きなの………だからさ。私がムキムキならほかの子も声かけやすいかなーって思って・・・・」

 

「そこまで聞いてません。」

 

ガルダ「ひどっ!!」

 

しかし今までの会話の中で気になる反応がある。

 

「鳥さん。桜さんを知ってますか?」

 

鳥さんはその言葉を聞くとうなずいてくれた。

 

ガルダ「うんうん。知ってる知ってる。だって友達だし。」

 

今聞いちゃいけない事聞いたぞ。

 

「桜さんの友達!?なんか信じられないなぁ。」

 

ガルダ「まっ。普通信じられないよねぇ。桜は神様だけど私はただの霊鳥だもんなぁ。わかるわかる。分類がまず違うもんね~。強さも桜の方が上だし。」

 

「うーん。とりあえず友達なんですね?」

 

ガルダ「うん。そうだよ?てかなんで桜を知ってるの?今桜妊娠しちゃってるから外にはあんまり出ない筈なのになぁ。」

 

そりゃそうだ。ガルダさんが旅立った後桜さんが来たんだから。

 

「てか、ここどこすか?」

 

ガルダ「あぁーここ?妖怪を殲滅するための機械『core』が発展している世界よ?」

 

「はぁ!?」

 

陰陽師「いたぞ!!こっちだ!!」

 

ガルダ「ふへへ。見つかっちゃった。おい人間」

 

「城崎です。貴方は?」

 

「朱雀ガルダ。ひねりのない名前でしょ?城崎君。なるべく走ってにげて?はいこれ地図。」

 

そういって地図を渡してくれた。少し光ってる。

 

陰陽師「おい!そこの人!早くこっちに来い!その化け物から離れろ!」

 

ガルダ「今!走って!!」

 

いきなりガルダさんから走れの命令。とりあえず走りながら地図を見る。

 

「こういう時に陸上やっててよかったと思うぞぉ!」

 

core「妖怪ハッケン!退治セヨっ!」

 

ガルダ「ただの機械のくせに妖怪を倒そうってのが間違いなのよっ!!食らえ!!グランドゼロ!!」

 

広範囲の大爆発が後ろで起こる。きっとガルダさんの技だろう。

 

陰陽師「こらっ!待てっ!」

 

数名が僕を追ってくる。

 

「(たぶん僕は普通の人とは違う服装だし。それにさっきまでガルダさんと話してたしなぁ。)」

 

陰陽師「待たないならこうだ!!」

 

何かの札を何枚か投げてきた。きっと動きを遅くする何かとかだろう。

 

「(こういうステージは得意なんだよなぁ。森林だし。普通にドリフトでかわせるし。)」

 

レースゲーム好きの僕には木をかわすのは楽である。動かないし。問題はこの飛んでくる札。時々誘導性に優れたのが飛んでくる。

 

陰陽師「はぁ・・・はぁ・・・・」

 

「やっべぇ・・・もうだめだ・・・」

 

僕の体力はもう限界になってる。それに比べ陰陽師の方はまだ走れる人が数名いる。

 

「(もう最高速保てないぞ・・・カウンターもあんまりあてられなくなった)」

 

もうダメかと思ったときお約束の通りガルダさんが飛んできてくれた。

 

ガルダ「それっ!!」

 

「うおっ!!」

 

陰陽師「なに!?coreは全滅したのか!?」

 

ガルダ「あんな脆いので私は倒せないわよっ!!」

 

「ガルダさん!お姫様抱っこは!」

 

ガルダ「そうじゃないと落ちるでしょ!?」

 

「ごほっ!そ…そうですけど・・・」

 

陰陽師「待てーー!!」

 

ガルダ「このままこの世界の桜と合流したいんだけど。それでいい?」

 

「とりあえず元の世界に戻ればいいです・・・」

 

ガルダ「ふふっお疲れ様。ごめんね。白兵戦に持ち込まれちゃって。私の技って遠距離範囲技が多いからさ。」

 

その言葉を最後に目的地に着くまで僕とガルダさんはしゃべらなかった。




3話です。
ガルダさんの技がまだ全然決まってません。
ガルダモンが好きな人はごめんなさい。
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