覇族【仮】   作:銀蟲

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uvが200を超えました。今回はちょっと長いかもしれません。ですが最後まで読んでもらえるとありがたいです。


喫茶店

突如、二人の後方に魔法陣が現れ魔法陣から多数の鎖が飛び出し

ガシャーと響き二人を抑えつける。

「鎖?」

「これって?」

体育館の奥から女性の声が聴こえる。

「そこまでだ、二人とも」声の主は、担任の那月だった、

「先生!」

「那月ちゃん!」カツと大吾が扇子で叩かれる。

「......はぁ.....模擬戦をするのはいいがやりすぎだ。周りを見てみろ。」

体育館の壁や床などを見ると、闘った後のつめ跡が残っている。

「いくら、魔法造形で後から治るとしてもこれじゃ少し時間がかかるぞ。」

「すみません。」

 

「キャーーーーーーーーーーー」

「オオオオオオオオ」

突然、見物席から歓声が聴こえる。その歓声は二人からではなく、三人に近づきながら拍手している。見た目は二十代前半で整った顔立ちでまるでつねに笑っているような人の良さそうな男に向けられていた。

その男が歩いてくると同時に近くに漂っていた《蟲》たちがざわめき始める。

「うん?」

坂関(さかぜき)先生いたんですか?」と大吾が尋ねる。

 

「イヤーすごかったよーおかげいいものを見せて貰いましたよ。まさか大吾君と互角に渡り合える人がいるなんて、」

「何の用だ、ニコぜき」

 

「嫌ですね、南宮先生 僕の名前は坂関といっているじゃありませんか、そうですね〜用があるのは今日、転校してきた彼に一度手合わせ願いたいと思いまして」

 

「.......申し訳ありませんかおことわー」

 

「いいだろ!」

 

「?!」

答えた那月が二人の間に割って入る。

「模擬戦は、明日のこの時間のここでいいな。」

「はい、僕はそれで良いですよ。」

「お前もいいな」

「.......はい......」

 

「では、私はこれで」

 

「なぁ、大吾あの先生なんであんなに人気あるんだ?」

 

「え? お前知らないのか?あの人はなあプロの魔導士で雑誌とかにも出てるんだぜ。」

 

「ふーん 大吾はあの人に勝てないのか?

 

「何回かやったことはあるんだが あの人とやってると力が抜けるんだよな、だからあんまりしたくないんだ。」

 

「なるほど」

 

明日の模擬戦の話しが終わったあと、

無月は、職員室(那月の私物部屋)に呼ばれ試合を引き受けた理由など聴かされた。

その帰り、校門前で待っていた ー

大吾 一馬 裕理 三九郎、初 日向 河合

白崎はバイトがあるので先に帰ったが、

七人が待っていた。

「ねぇねぇ、ムッくんはこの後、都合ある?」と初

 

「いや、別ににないけど」

 

「ならこの後、喫茶店でも行かない?私達 ムッくんの話したいし。」

 

「別にいいよ。俺も聴きたいことがあるし。」

「よ〜〜し、行こうぜ」元気よく大吾がいい みんなも歩き出す。

 

「でも、近くに喫茶店なんてあったんだな」

「‼︎」みんなが驚いた顔しこちらを見てくる

「え、なに」

「アンタ、知らないの」

「?何が」

「伊吹ちゃん、着いてから教えてあげようよ」

「それもそうね」

「?」

 

商店街の端っこに喫茶店があった。中にはなかなかの人が入ってるようだ。

名前には 《喫茶はるちゃん》と書いてある。

無月は何か嫌な予感をしながらもマイカメラのシャッターを切る。

「さっさ早く入ろうぜ。」と大吾がドアを開ける。

その時ドアから何かが飛び出し無月へと飛んでいくそしてーーー

 

無月の腹に飛び蹴りする。その正体は

無月の師匠で学校の教師をしている。

長谷部 春がいた。

「うおおおおお。何するんですか師匠ーーー」地面に腹を抱えながら倒れこむ無月

「あはは、たんなる嫌がらせだ!ー」

清々しい笑顔で答えながら無月の首の襟を掴み店の中に引きずっていく。

「お前らも、早く入れよ」

「は.....はい」

中に入るとテーブルはいくつかあり奥にキッチンがありカウンターがある。

「で、だバカ弟子お前に仕事がある。」

「な....なん.....ですか」

「お前に店番を頼む。」

「え、本当ですか?」

「いやいや、ここ師匠の店でしょ」

「職員会議があるんだよ それにヒコナン荘に来たからには、この店を手伝わなければならないんだぞ。 あ、そうだお前らこいつに遠慮なく注文していいぞ」

 

春は はるちゃん と書いたエプロンを渡しすぐさま消えていった。

 

「はぁーとりあえず、みんなに水だな」

無月はカウンターに入り棚からコップを取りに行く。

大吾達4人はカウンターに座り初達3人は横にテーブルに座る。

全員に水を配り終える。

「よーーし、頼みたいのがあったら言ってくれ、師匠ほどじゃないけど作ってみるから。」背中を伸ばしながら言う無月

 

「じゃあ 私はジャンボパフェ!!」と初

日向と河合はコーヒー、大吾達はコーラを頼んだ。

 

「重力操作!」とコーヒーとコーラを用意しながら無月が大吾の魔力の説明を受ける。

「だからあの時、撃たれた左腕が動かなかったのか。」無月は納得しみんなに飲みものを配り。

キッチンに見本の紙を見ながら初のジャンボパフェに取り掛かる。

アイスとフルーツなど器用に積んでいきながら無月が質問する。

 

「そういえば、みんなに聴きたかったんだけど、この中に蟲が見える人いる?」

初達のテーブルに五十センチのパフェを置き質問する。

 

「確か、ユウは見えたんじゃなかったけ?」と河合が裕理の方を見る。

「確かに、僕は見えるけど」

 

「へ〜じゃあさっき坂関先生が現れた時、蟲たちが変にざわめく感じがしたんだけどいつもああなのか?」

 

「いつもかどうかはわからないけど魔法を使っているときはざわめいてるとおもうけど。」

 

「そうかーありがとう」

 

「なんや、明日に備えての作戦でもあんのか?」と三九郎

 

「それが、ないんだよ サンちゃんなんかいい情報ない?」

「ええか、坂関の魔法は《元素 エレメント》つまり、さまざまな属性で攻撃してくるからきいつけいや」

 

「⁉︎ ちょっとまて、大吾、確か先生と戦ってるとき、力が抜ける、ていってなかったか?」

 

「そういえば、 でもたぶん気のせいかもしれないし気にすんな」

 

「そうかー」無月は信じ切れずにいた。

 

「そんなことより、俺 オムライス 」

 

「じゃ、俺はナポリタン」

と大吾と三九郎が言ってくる。

 

「はいよ」

 

「 じゃ、私はおかわりー」と初。

 

「え、まだ食べるの?」

 

「うん、まだまだ入るよ。」

 

「初て結構大食いだったりするのか?」

 

「そうなんだよ、初はほんとうによく食うからなー」男衆が声をそろえて言う。

 

無月がパフェのおかわりを作っているとキッチンの奥のドアが開き誰かが出てくる。

「はぁーやっと着替えられた、この服可愛いけど着替えるのがね〜」

 

「でも、朱里 一年も着ていたらさすががに慣れないか?」

 

「う〜、私はまた胸がキツくなったような」

ヒコナン荘の同居人 朱里 愛 クレオが

ドアから衣装を着て出てくる。

 

「あれ、はるちゃんがいないよ。」

「でも あれって.....」

「無月?」

 

「うん」無月が気付き振り向く

 

「ゔ、お前ら.......なんて格好してるんだよ」

「これが、喫茶はるちゃんの衣装なの」

「それは、わかるがなんでメイド服なんだよ。」

 

「無月ならわかるだろう。」

 

「あ〜〜あ、師匠の趣味だったなそういや」

 

三人が出てきたと同時に注文と会計を頼まれ三人が仕事に入る。

 

「ムッキーてさあ、あの三人と仲良いの?」

河合が興味深々で聞いてくる。

 

「まぁー 愛とクレオとは昔、仕事をしたことがあるし、朱里とはいとこだからな。 よし、できた はいどうぞ」

 

無月は大吾と三九郎に頼まれた、オムライスとナポリタンを出した。

「おーうまそーいただきます」

「うん! うめ〜」

 

「ふ〜 それは、どうも」二人の言葉に無月は安心する。

 

「無月は料理だけはすごいからね」

クレオが注文表を持って持ってくる。

「ムーくんはほんとうに変態だけど料理は美味しからね〜」朱里も注文表を持ってくる。

 

「誰が変態だ、誰が」無月は注文表を受取りキッチンへと向かう。

 

この光景が無月にとっては幸せなことだと思っていた。

 

 

「やっと終わった。」大吾達が帰り店を閉め寮のダイニングに戻っていた。

 

「まさか 朝見た扉の奥が店と繋がっていたとはなぁ〜」

 

「すごいでしょ」

 

「すごいと言うかなんと言うか」

 

「ただいま!」

入り口のドアが開き、紫音が帰ってくる

「おかえり!」と四人で出迎える

 

「どうだった?初日?」

「気になる男子でもいたか〜?」無月がからかうような口調で話す。

 

「さぁ〜内緒〜」と言い荷物を置きに部屋へ向かう。

「え!」いつもなら否定してくるはずなのに何かおかしい。

 

「おい! それどういう意味だ!にいちゃんに説明しなさい」無月は紫音の後を追いかける。

 

こうして転校初日の1日目が終了した。

 

明日は、また模擬戦 別に模擬戦は構わないが、学校をでる前に那月と話した

ことと大吾達の話しが気になっていた。ーー




本日もありがとうございました。
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