セキレイ~world of myth~   作:因幡うあー

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鴉羽様は、ヤンデレ属性の可能性を秘めているっ!
愛に目覚めれば、葦牙にゃヤンデレデレになるに違いない!

※鴉羽様のキャラ崩壊のお知らせ※
原作の冷酷で戦闘狂な鴉羽様が好きな人はブラウザバック推奨です
俺は鴉羽様を愛してる!鴉羽様LOVE!な猛者は、ゆっくりしていってね!

注意書しときゃ誰も文句いえねぇよなゲス顔ダブルピース


第3羽 ☆はじめての神座島上陸☆

ー目を開けたらそこは、神座島(の医務室のベッドの上)でしたー

 

唯人よ、簡単にホイホイ連れてこられるとは情けない!

 

 

えっ、えっ?…え!?

ちょっ、ちょちょちょっとマジで?

ワロスwテラワロスwwwアリエナスww

 

なんかマミーに無針注射器で首にチュウーッと母の愛注入()されてから記憶がないんですけど?

あれかな、ラリホーマとプリンパ唱えられちゃったかな?

 

お客様の中にキアラルかパトラを使える

お医者様は居られませんかー!?

あっ、もう眠り状態からは脱したから良いや

とにかく混乱を治してよジェバンニ!

 

ところで、どうして神座島なのが分かったのかって?

原作に出てたパイプやらチューブやらが繋がってる電子機器いっぱいの寝心地サイアクそうな寝台を見たら納得するしかないって、さすがに。

ってか調整室じゃないのに、なんで置いてあるの?

この医務室は見るからに人間用であってセキレイ用じゃないよね、ないよねー!?

まぁ、どこにでも謎ってあるもんだし

気になる人は毛○探偵事務所に電話でもして

小五○のおっちゃんにでも解決してもらえばいいんじゃないかな、と唯人は投げ遣りに言ってみる

 

真っ白で清潔感あふれる少し薬品くさい医務室の中で

5歳児には、有り余る大きさのベッドの上で

ふかふかの大きな枕を両手で抱えながら体育座りをして

黄色地に緑の水玉模様の、やけにカラフルで可愛い靴下を履いた自分の爪先を無心で見る

俗に言うTHE・現実逃避である

 

心臓の鼓動と息を吸ったり吐いたりする私以外の存在がいない場所で

 

思い出す

此処に来る前の記憶を

 

 

目玉がポロっと落ちちゃうんじゃないかと誤解するほど大きく目を見開いたまま花壇のクッションに吸い込まれていく少年

 

やっとスマホの画面に興味がなくなったドライバーの驚いたような放心したような引き攣った歪な表情を浮かべた顔

 

 

ー最後に見上げた空は最高に泣けるくらい眩しい青空でー

 

 

ーパパ、ママ、姉さん、ごめんなさい

 

 

 

赤い紅い、まるで最上級のワインを道路の上にこぼし続けたみたいだ

開きっぱなしの目からは、ただただ涙と血が混ざりあった体液が路上に流れていく

 

 

ー痛い苦しい、痛い痛い、いた、いー

 

 

 

 

痛い苦しい苦しい息が痛い痛いどうして私悲しい辛い痛い助けて痛いなんで痛い私は痛い苦しい息、息が悲しい悲しい少年が少年は痛い痛い痛い苦しい苦しいパパ、ママ、姉さん助けて痛いよ死にたくないよ、まだまだ読んでない漫画も同人誌もたくさん録画したアニメ見てない見たい新作ゲームもプレイしてないよ同人誌、同人誌、うわあぁぁぁああ同人誌いぃぃぃー!肌色多めな同人誌がぁぁあぁぁ家族に見せたくない同人誌がぁあぁ触手がぁああぁぁ妹(血の繋がってない)があぁあぁぁああ巨乳(←大事)黒髪ロングなお姉さんがぁぁあぁぁあ!!オタク友達(♀)厳選のボーイズでラブな同人誌ぎゃあぁあぁぁ!ちがう、ちがうのぉおぉぉおお!それは私のじゃないのぉおぉおぉおー!!どうしてラッピング包装したのオタク友達(♀)ぃいぃぃい!まるで私が誰かにプレゼントするみたいやないかぁあぁああー!

燃やしてぇえぇ、積み荷を燃やしてぇえぇえぇぇ!!

 

 

 

いつの間にか寝ていたみたいで、意識が浮上していくにつれて

誰かが、優しいながらも、ぎこちなく、不器用に 私の頭を撫でているのを感じた

汗で額に張り付いている髪を掬っては不快さを取り除いてくれている

母さんかな?母さんだろうな、いやでも母さんにしては、ほんっとにぎこちないってか自分なにし てるんだろうって困惑的な雰囲気が目をつむっていても分かるって相当スゴい

 

 

青白い無機質な光が、過多に涙をはる目に染みた

目尻から頬へと流れ落ちるそれを拭いながら

まだ頭を撫でる人に視線を向けるも

次から次へとあふれ出る涙に焦点が合わない

苦戦していると背中に腕が回されて、ゆっくりと抱きしめられた

 

 

「ー大丈夫、自分がーわたしが居るからー」

 

 

優しく優しく、壊れ物を扱うみたいに柔らかい布で余分な水分が拭き取られていく

やっと開けた視界に映るのは、きらきら光る銀色の髪で。

そして、その銀髪は所謂ポニーテールという形にまとめられていて。

 

 

ホワッツ?

え、あれっ、あのー、セキレイの中で銀髪でしかもポニーテールっ娘って…あの人(セキレイ)しかいないと思うんですけどいや、ほらもしかしたら焔さんがなんか髪のばしてイメチェンしたいわーって伸ばしたわ良いけど邪魔でポニーテールにしてるかもしれないジャン!

きっとそうジャン、それしかないジャン!

 

あっ、そうだ名前を聞いてみりゃいいんだよ

そしたらきっと明日はくるよ明日があるよ

よっしゃ!善は急げジャン!

 

→話しかける

 にげる

 にげてそのへんの人に助けてもらう

 にげて母さんに泣きついて追い払ってもらう

 たたかって討ち取られるスイーツ()

 

 ゆいとは 銀髪ポニテに はなしかけた!

 

 

「あの、ありがとうございます…ここで母さんを待ってたら、ねてしまって」

 

銀髪ポニーテール焔さんと思いたい人は私から両腕を離してベッドの端に座り直し

少し腰をひねるスタイルで私と向かい合ってくれる思い遣り精神あふれる人だ

 

 銀髪ポニテ は しずかに はなしをきいている!

 

 

「それで、あまり(いろんな意味で)よくない夢を見てしまって…その、お姉さんにめいわくを…」

 

全部言い終わる前に

ぽんっと、ほんの少し、本当に軽い衝撃が私の頭に。

 

 

「そんなに気にしなくて良いよ、それに子供っていう生き物は周りに迷惑かけるものって教わったしねぇ」

 

よほど怖い夢を見たんだねぇ、可哀想に、と頭を撫でるのはいいんだけどおねいさぁーん!

力加減してるんだろうけど少し左右に映像がブレてマース!

あと、首がコキコキなって軽く恐怖デース!

 

 

「でも、母さんが〝他人に迷惑をかけるな!〟って…だから母さんにこのことを知られたら、ボクおこられちゃう」

 

必殺!可愛いショタの上目遣いー!!

 

えー、この技はですねー、さりげなく涙をためてうるうるさせると高ダメージとりやすいですねー

以上、猿でも出来る解説おわり。

あとぜったい鴉羽には効果がない、なんてこったい!

 

 

「へえ、じゃあ怒られないように、此は自分と坊やの二人だけの秘密にしないとね」

 

「えへへ…ありがとうございます」

 

あっやべっ、わりと本気で笑っちまっただー!

だってだってマミー厳しいんだもん、ホントに叱られちゃうんだもん!

あっ、そうだ名前、名前だ!

この銀髪ポニテ焔さんの名前はよ!

 

 

「ボクは佐橋 高美の息子の、佐橋 唯人といいます。

あの、お姉さんのお名前をきいてもいいですか?」

 

そしてボクは私は、地獄へまっさかさーまーに♪

ディザイァアァ…(両手わきわき)

 

 

「ん?あぁ、そういえば名告ってなかったねえ

自分は…私はNo.04 鴉羽

気軽に鴉羽って呼んでくれていいよ」

 

そう言いながらも恥ずかしいのか照れているのか怒っているのか殺す気なのか

頬を乙女らしく少し桜色に染めている

 

……えっ?…なぁに、カラスバ…カラスば…カラすば…からすば

 

 

「…鴉羽?」

 

ほの暗く静かに、だけど確かに燃えている炎の様な色をしている鴉羽の目を見ながら

こてん、と首をかしげる

嘘だよね?

だって〝あの〟鴉羽がこんなに優しいはずがない

 

酷いとか言うな、皆だって鴉羽のイメージは返り血ドバドバ戦闘狂な黒い鶺鴒でしょ?

そうでしょ?(威圧)

 

 

「うん?なぁに、ゆいちゃん」

 

見るつもりはなかったのにチラリと見えた、見えてしまった…彼女の、鴉羽のうなじに

 

 

「ね、ねぇ鴉羽…あの…」

 

そんな私は、1人キョドる事しか出来ない無力な人間だぁああーっ!

 

 

「あぁ、なんだろう…〝コレ〟は、とても熱くて気持ち悪いのに、胸が、胸の奥が、ザワザワして…」

 

ガシッと、今までとは違う強い力で手首を握られる

いやぁー鴉羽も動揺してるんだね分かりますん!

骨が折れてないだけ、まだ加減してくれてるんだね

 

少し潤んだ暗赤色の瞳で見つめられる、吸い込まれそうだ

 

 

「ーでも、これも悪くない、むしろー」

 

ただでさえ距離は遠くないのに、じりじりと躙り寄られる

ベッドのスプリングが鈍く軋む音がした

黒い着物の裾や襟がはだけて白く目映い美しいおみ足が、む、胸が胸が!

 

 

「…良い、とてもゾクゾクする」

 

鴉羽さん、当たってます。

何が、なんて不粋なこと言いません言えません

ってか鴉羽さん、あなた原作より大きくないですか?

 

 

「鴉羽、アツいよ…」

 

恋人繋ぎにされた左手が

掴まれたままの右手首が

鴉羽と触れ合ってるところが、とても熱くてドキドキする

きっと貴女も同じ、だって半分だけど繋がってるから

 

 

「唯人、貴方が私の…」

 

もうこうなったら責任を取らねば

いくら転生特典で能力倍増しているからって誰彼構わず反応するもんじゃないって妹(属性)神様も言っていたしね

 

 

「ー鴉羽、貴女はボクの」

 

その証拠が鴉羽のうなじに薄く、だけどはっきり確認できる

 

 

「セキレイだー」

 

淡く光る鶺鴒紋が、あるのだから

 




やっと鴉羽さまに会えたよ、やったね唯人くん!

仲間になるセキレイなど、ネタバレ注意ですが活動報告にて祝詞募集中デース!
良かったら、あんな祝詞やこんな祝詞をコメントしてね!
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