ALDNOAH.ZERO~ある火星騎士の物語 (休載中)   作:jorjue

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なんとか4月が過ぎ去る前に投稿できました。

相変わらずの亀更新で申し訳ないです。
今後も月一回くらいの投稿になりそうです。下手したら2ヶ月に一回とか…(A;´・ω・)


騎士たちは-the knights of purge-

トリルランを射殺したスレインは応急修理したスカイキャリアで新芦原を後にした。しかし、それと入れ替わるかのように宇宙から隕石爆撃が行われた。

主翼が完全な状態ではなかったため推力が下がっていたスカイキャリアには少々無茶な操縦になるが背に腹は抱えられない、スレインは速度を上げ爆風でバランスが取れなくなる前に脱出することに成功した。

 

同じ頃、伊奈帆たちのカタフラクトを収容した揚陸艇も隕石爆撃の影響を受けた海が大きな津波となり転覆しそうになった。

 

「なに!?」

 

「揚陸艇のレーダーが新芦原市上空に複数の巨大な質量を持った物体をキャッチしてました」

 

「隕石爆撃…!火星人め!!」

 

「間一髪でしたね…鞠戸大尉」

 

「ああ…しかし良かったのかね?例の火星騎士…バートン伯爵が今は一時的に管理してんだろ?そこに隕石爆撃…」

 

「…今考えても憶測でしかありません。まずは生き延びる術を見出しましょう」

 

そう、今地球の大半は火星の揚陸城やカタフラクトの圧倒的差により侵略の手が伸びている状況なのだ。目先のことより長期的に生き延びる術を考えなくてはいけない。

 

 

 

 

 

そして、その上空を飛ぶメリクルを操るシエルもまた、先の隕石爆撃を不審に思っていた。

 

(ジョルジュが一時的に管理した地をわざわざクルーテオ伯爵が爆撃する筈がない…爆撃は軌道上にいる軌道騎士によるもの…。だけど、わざわざクルーテオ伯爵を敵に回してでも爆撃する意味は?)

 

そこが疑問だった。アセイラム姫が仮にとはいえ死んだ地にわざわざ爆撃をする軌道騎士がいる筈がない…だが、姫の死を確実にしたいが為に爆撃したと考えるならどうだ…?

 

(ジョルジュに…相談、かな)

 

シエルもまた、姫の『我儘』に共感したのも事実。ジョルジュもメリクルの防御能力を買っておりシエルの特殊性も理解している。故に、慕い合う人からの命令は絶対だ。

 

「必ず守り通すよ、ジョルジュ…」

 

そんな呟きが、メリクルの中に響いた。

 

 

 

 

 

 

 

一方、揚陸城に戻ったジョルジュは自身の城にある謁見の間へ向おうとしている時。

 

「伯爵、我が城に入港を求める航宙船が。ザーツバルム伯爵のブレイダルス号です」

 

「ザーツバルム伯爵だと?」

 

こんな時になんの要件だ…?今、一番姫の暗殺を企てた可能性が高いのはザーツバルム伯爵、あまり会う気にはなれないが…

 

「…まあいいだろう。入港許可を出せ。伯爵には私の執務室にご案内しろ」

 

「了解」

 

「それとシエルに連絡。『近く、襲撃がある』と。そしてクラウディアを揚陸城の守備に回せ。場合によっては揚陸城を降下させる。リジェクトならば大気圏降下も出来る」

 

さて━━もてなす準備は出来たぞザーツバルム伯爵。何の為に来たのかは計り知れぬが…謀略では私に部があるぞ…?

 

 

 

 

 

 

 

「ザーツバルム伯爵、間もなくバートン伯爵の揚陸城に到着します」

 

「シャトルを用意せよ。連れは要らぬ。念のため、我の城に駐屯しているステイギス隊に出撃準備をさせよ」

 

「ステイギス隊を…ですか?」

 

「これから我が向かうのはあの天才たるバートン伯爵の揚陸城である。念を押して損はあるまい」

 

実際、ザーツバルムも内心恐怖していた。

おそらくバートン伯爵はもう暗殺の首謀者にアタリをつけているはず。そして、その首謀者たる我が疑いをかける者の本丸に向かうのだから。無論、自首するためではない━━

 

そんな事を思いながら、ザーツバルムはシャトルに乗り込みバートン城までの僅かな間を揺られながら覚悟を決めていた。時折『風』により揺れるのはまだ己の策に揺らぎがあるのだろうか。

 

そして、ザーツバルムはバートン城に到着した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隕石爆撃による津波が収まり、カタフラクトに乗っていた伊奈帆らと放棄したトレーラーに乗ってスレイプニールに乗せてもらったアセイラムとライエは漸く狭いコクピットから出ることができた。

 

「姫様!こ無事ですか!?」

 

侍女のエデルリッゾがこちらへ走ってくる。

 

「ええ、ありがとうエデルリッゾ、私は大丈夫です。そちらの様子はどうですか?」

 

「バートン伯爵は一度揚陸城に戻りヴァース本星へ連絡を取ると…そして、護衛としてシエル子爵が上空で警護されています」

 

「そう…わかりました。ありがとうエデルリッゾ」

 

そして伊奈帆にも人が来る。それは久々に聞く姉の声だった。

 

「お疲れ様、ナオ君」

 

「ユキ姉…」

 

「本当によくやったわ。これも優秀で気立てのいい美人教官の指導の賜物ね」

 

周りにいた伊奈帆以外の人間もなんとも言えない空気になった…

 

 

 

「ニーナ!」

 

「韻子!?」

 

「助けに来てくれたの?」

 

「うん!フェリーの乗客名簿に韻子の名前がなかったから…」

 

そう、揚陸艇にはニーナを含め数名の学生が志願兵として乗り込んでいた。そこには2年や3年の先輩もいる。

 

「…街、無くなっちゃったね」

 

「絶対に、生き残ろうね…?」

 

その言葉はフラグだったのだろうか

鞠戸大尉は指摘する。目の前の航路を邪魔する残骸を…

 

「み、右!?右!?左!?右!?右!?左!?」

 

操舵手のニーナの混乱は寧ろ指揮官を冷静にさせた。

 

「急速排気」

 

障害物の下をくぐる形で事なきを得た一行だが、急な排気により歩いていた人はバランスを崩し倒れたりしていた。

 

「もう…操舵手はなにをしてるのよ…」

 

「ユキ姉、重たい」

 

「失礼ねぇ!お姉ちゃんは軽いんです!」

 

そんな姉弟の話をしながら食堂へ向かう最中に、アセイラム姫とその侍女エデルリッゾに出会った。

 

「あ…」

 

「アセイラム姫…」

 

「あ、伊奈帆さん!」

 

アセイラム姫はこちらに駆け寄ってくる。

 

「伊奈帆さん、あの時は『我儘』を言ってしまい…」

 

「お構いなく。どの道折れないだろうと思って諦めただけですから」

 

「我儘?」

 

ユキ姉は話についてこれてないようだ。無理もない。あの時、アセイラム姫の我儘を聞いたのは伊奈帆とエデルリッゾ、ジョルジュさんにシエルさんしかいない。

 

「ユキ姉はいなかった時の話だよ」

 

「何それ~!お姉ちゃん気になる!」

 

「ダメ。まだ話せない」

 

「ナオ君いつからそんなケチくさくなったの!?」

 

「ケチくさくないよ。こういうのは用心て言うんだ」

 

「あ、あはは…」

 

笑うしかないアセイラム姫とエデルリッゾの姿があった。

 

 

 

 

「改めてアセイラム姫。僕に何の用でしょうか?」

 

あの姉弟喧嘩から少し経ち、機関室に入るアセイラム姫達。その途中にライエさんを見つけ付いてきてもらった。理由は、彼女も『巻き込まれた』からだ。

 

「それは…私の事です。私は火星の軌道騎士の誰かにより狙われています…幸いにも、信頼できるバートン伯爵が私を早くに見つけてくれたのもあります、私の祖父たるレイレガリア皇帝…お爺様が私の無事を知ればこの戦争はすぐに終わります。あとは、私の命を狙った暗殺者を見つけるだけです」

 

「しかし…その暗殺者は地球に紛れ込んでいる。ですね」

 

一瞬、ライエの顔が暗くなる。しかし、話は彼女の表情など気にしないまま進む。

 

「バートン伯爵は火星きっての天才…きっと見つけ出してくれる筈です。しかし…」

 

「地球の方にいたら、見つけるのは難しいですね…とりあえず今は前みたいに変装してほしい」

 

「え…?」

 

「ここにいる人すべてが姫に手を出さないとも限らない。それに、今後の予防にもなる」

 

「わかりました。では、私のことはこれからセラムとお呼びください」

 

 

 

 

「耶賀頼先生がいてくれて、助かりました」

 

「アーマチュアの処理なんて久しぶりです」

 

ここ艦橋で、ユキは耶賀頼医師に骨折した左腕の補助器具『アーマチュア』を取り付けてもらっていた。一時的ではあるが、これで左腕を使える。

骨折したのはニロケラスに追いつかれた時。あの時、ユキの乗るアレイオンが転倒しその時に左腕を骨折した。基地に戻り応急処置はされてたがこの戦時下の中、あまり悠長にいてはいられない。

 

「くれぐれも無茶は控えてくださいね?あくまでも臨時ですから。痛みがないからといって負担がないわけじゃない。麻酔が切れた時、辛いですよ?」

 

「わかってますって!細かい調整は後でお願いしまっ《ガンッ!!》

 

「「「「「「…」」」」」」

 

説明しよう!界塚ユキ准尉はアーマチュアのつけられた左腕を振り回していたら、艦橋レーダー観測席の後ろにある手すりに思いっきり腕を当ててしまい手すりが見事なまでに凹んだのである!

手すり自体、硬い鉄でできているためどれくらいの衝撃が来たのかは想像もつかず、マグバレッジ艦長以下4名の白い目、そして耶賀頼医師の笑ってない目を受けた界塚ユキ准尉は

 

「…も、もう少し調整してもらおっかな…」

 

とか細い声で皆から顔を隠しながら呟いたことをここに記す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クルーテオ伯爵の所有する揚陸城を目前に、スカイキャリアに乗るスレインは心中穏やかではなかった。

今回で2度目の運搬だが1度目は途中帰還だった。あれはバートン伯爵がアセイラム姫暗殺の真相を解明するためとトリルラン卿より聞いたが、暗殺を目論んでいたトリルラン卿を信用もできないし、もしかしたらクルーテオ伯爵も暗殺者の一人かもしれない…。しかし考える暇もなくスカイキャリアは揚陸城に到着し、スレインはクルーテオのいる指令室へ向かわなければならない。

 

(まさかクルーテオ伯爵も暗殺者の一人なのか…?しかし、今までそんな素振りは見せなかった…いや、僕の知らないところで動いていたのかもしれない…)

 

未だ心が決まらないまま指令室についた。

 

「クルーテオ伯爵、只今戻りました」

 

「む…?トリルランはどうした?」

 

「トリルラン卿は…先の隕石爆撃に巻き込まれ、死亡しました…」

 

「何!?」

 

先の隕石爆撃…志同じくする軌道騎士の誇りも何もない、宣戦布告もなしに他人の領地を侵略するのは蛮族の行為…その事にクルーテオは激怒し、指令室にいるクルーテオ配下の兵たちはその怒りに皆口を閉ざす。

 

「クルーテオ伯爵、その、アセイラム姫は…?」

 

「バートン伯爵によれば、存命されている可能性が高いとのことだ」

 

「姫様が!?」

 

やはりクルーテオ伯爵は暗殺者ではない…いや、周りを安心させ、油断している隙に誰か密約を交わしている騎士達に暗殺させる気なのか?

 

「それよりスレイン、バートン伯爵から他の軌道騎士に姫様存命の報を知らせぬなとの伝事について、何か聞いておらぬか?」

 

「え?あ、いえ何も聞いておりませんが…」

 

「そうか。もう良い、下がれ」

 

「はっ、失礼します」

 

指令室を去ったスレインは自室に戻る。そこで一つ、賭けに出ることにしたのだ━━

 

 

 

 

「航宙船確認。ゲート開放…ブレイダルス号、こちらの誘導に従い、4番ハッチへ…」

 

「揚陸城、降下準備完了!降下予定地点、連合軍基地『イーストブライド湾岸基地』!」

 

「バートン伯爵、間もなく航宙船が着艦します。食事の準備は…」

 

指令室のオペレーターは緊張に包まれている。主が疑う者を城に迎え入れ、最悪攻撃されたまま地球へ降下するのだから恐怖しても仕方ないだろう。

 

『こちら航宙船ブレイダルス、ザーツバルム伯爵はシャトルにてそちらに向かわれる。こちらは最低限の武装のみでそちらに向かった為カタフラクトがない。ついてはそちらに護衛の機体を付けてもらいたい。こちらは揚陸城の外にて待機する』

 

「まぁ、よかろう。ある程度予想はしているが今回はザーツバルム卿、貴方の策に乗ろうではないか。護衛にリジェクトを出せ!航宙船には城の横につけさせろ!そして周囲の宙域の警戒レベルを最大!」

 

そして、ザーツバルムとジョルジュの見えぬ謀略戦が始まった。

 

(航宙船での入港ではなくシャトルでの入港は航宙船を入港させた際にすぐ揚陸城から離脱出来ないため。そしてこちらが地球降下を最悪敢行すると読んだ為!そして護衛を要請したのはこちらに攻撃の意思がないと見せつけるアピール、そして私の兵力を割く為!だが残念だなザーツバルム卿よ、それは既に私が読んでいる。さて、状況は変わった中でどう動く…?)

 

シャトルが到着し、ザーツバルムが姿を現す。その威風堂々とした姿に案内の者も緊張を隠せぬまま迎え入れた。

 

「ザーツバルム伯爵、長旅ご苦労様です。バートン伯爵がお待ちの執務室まで御案内させて頂きます」

 

「うむ、大儀である」

 

(この緊張…ふむ、やはり読んできたかバートン卿。一筋縄ではいかぬなら仕方ない、策を変えようではないか)

 

その思惑を頭の片隅に置き、目の前にはバートン伯爵の執務室がある。

 

「バートン様、ザーツバルム伯爵を御案内致しました」

 

「通せ」

 

扉は開かれ、その先にはバートン伯爵が姿を現す。

 

「バートン卿、今回は突然の来訪失礼を致した」

 

「お構いなく。こちらも調査の一区切りが着いたので」

 

「調査…それは、姫様の死…ですな?」

 

「ええ、私の読みではザーツバルム卿、貴方が一番疑わしいのですが…今回はハズレのようです」

 

(いきなり本題を出してきたか…ここは出方を見るべきか?)

 

(さぁどう動くザーツバルム卿?今のところ貴様は黒だがどうだ?)

 

「かの『天才』に疑いの目を向けられていたとは…いや驚きを隠せない…時に、バートン卿」

 

「どうされましたかザーツバルム卿?」

 

「月面基地は我の管轄になった。そこでだバートン卿。この月面基地を貴公に譲る用意がある」

 

(来た…!しかし、譲ってどうなるのだ…?罠なのは分かっている。なぜ『月面基地』を譲るのだ?なぜ…)

 

「月面基地を?しかし私の手には有り余る施設。私如き若輩者が指揮をしてよい場ではありません」

 

「待たれよバートン卿」

 

「む?」

 

ザーツバルムの存在感が大きくなっている。それはその一声がまるで大きな意味を含む言葉になる程に。

 

「月面基地には裏切り者が潜んでいる」

 

(バカな。裏切り者は貴様だザーツバルム卿)

 

「つまり、裏切り者を捕まえた経験のある私に月面基地を任せたい、と?」

 

「概ねその通りだ」

 

(裏切り者、まさか本当に…?いや、私が譲り受けたらこの揚陸城が手薄になる。ザーツバルム卿は其れを狙っているのか。我がガラティンの反則じみた能力を万全にさせない為に…)

 

そう、ガラティンのアルドノアドライブはその力が強すぎた為に通常のカタフラクトに比べ特殊すぎる。その特殊性故、搭乗者は今だバートン卿にしか扱えない代物だがその性能は並のカタフラクトや伯爵級のカタフラクトに比べ圧倒的だ。

 

「しかし、私にはやはり手に余る施設。ここは遠慮させて頂きます」

 

「そうか…要件はそれだけである。だがバートン卿、その頭脳は裏切り者を見つけるのには惜しいもの。力は貸していただくぞ?」

 

「それくらいならば、いつでも構いませんよザーツバルム卿」

 

「では、我はこれにて失礼させていただく」

 

そしてザーツバルム卿は執務室を出た。

 

 

 

 

 

「いいか!必ず動き出す!索敵範囲を限界まで伸ばせ!」

 

一方、シャトルに乗り込んだザーツバルムは指示を出した。それは

 

「バートン伯爵!ステイギスが上空より接近!」

 

「来たぞ!応戦!揚陸城降下準備!!」

 

それは攻撃指示だった。ステイギスが上空からマスター5機、子機が20機。そして下からは、

 

「下からもカタフラクト反応が!これは…ディオスクリア!?」

 

「なんだと!?いつ乗り込んだザーツバルム卿!」

 

おかしい。ザーツバルムはまだディオスクリアに乗り込むには時間のラグが少なすぎる。あれは罠ならば側面からか?

 

「そのディオスクリアは虚像だ!側面注意!」

 

虚像、それはおそらく近くの岩石に投写機を設置し、地球の光の反射を利用して形取った物だろう。カタフラクト反応はステイギスのコードをディオスクリアの物に似せたら誤魔化せるはず。

 

「右舷より、もう一機ディオスクリアが!」

 

やはりそうだったか。だがまともに相手する必要はない、リジェクトに牽制させればいいだろう。

 

「クラウディア!ディオスクリアを任せる!牽制させればいい!」

 

『了解!』

 

リジェクトのブースターが火を吹く。5秒足らずでトップスピードを叩き出し、ディオスクリアに攻撃を仕掛ける。しかし、ディオスクリアの厚い装甲により攻撃が通らない。

 

「やっぱり堅いな、ザーツバルム伯爵!」

 

『リジェクト…そしてその声はクラウディアか』

 

「ザーツバルム伯爵、カタフラクトの操縦で私に勝てると思っているのかい?」

 

『勝つ必要はない…負けなければ我の勝利だ』

 

「そうかい!!」

 

ディオスクリアはその厚い装甲によってリジェクトの攻撃をものともしない。リジェクトはディオスクリアの攻撃速度を上回るスピードで撹乱する。

互いに千日手になった時、ついに準備が整った。

 

「降下準備完了!」

 

「よし!リジェクトを呼び戻せ!揚陸城降下!ガラティンの準備は!?」

 

「ガラティン、いつでも出れます!」

 

「降下後、私も出る!総員、ショックに備え!」

 

こうして、バートンの揚陸城は地球に降下、しかし降下中に戦闘の損傷により機関室等で火災や爆発が起き、着地は出来たものの拠点としての機能をあまり果たせない状態になった。

 

 

 

 

 

そして、近くには地球軍の、正確には界塚伊奈帆らの姿があった。




地球に降りた天才は地球の少年と2度目の出会いを果たし、反逆者は虚偽の大義を示すべく奔走する。次回、イーストブライドの剣戟。策士の策に天才は闇を照らす。
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