Re ハイスクールD×D 黄金転生のロンギヌス 作:めんどくさがりや
「んあ?ここどこだ?」
俺は一面真っ白な空間に一人でいた。
な、何を言ってるか(以下略)
「てか、白すぎんだろ。目が痛えよ」
一度目をつぶってそう言った。
本当にここはどこだ?おまけに自分以外だれ一人としていないし。
「おーい、誰かいないかー?」
とりあえず呼んでみる。すると地面から光が漏れ出す。
「なんだこりゃ?」
すると、光がさらに大きくなっていく。そして一際大きく輝いたかと思うと、
「初めまして」
一人の少女が出てきた。えーと、誰ですか?
「信じられないかもしれませんが私は神です」
「髪?」
「神です‼︎」
おお、なかなかのツッコミだ。じゃなくて、え?神?なんで?
「いや、なんで神様が?」
「じ、実は・・・」
少しだけ迷った後、神は言った。
「貴方は死んだんです」
「・・・は?」
□■□
話を聞くと俺はいわゆる神様のミスで死んだらしい。
「ちなみにそのミスってのは?」
「貴方の人生そのものである書類に味噌ラーメンをこぼしてしまって・・・」
「おし、ふざけんな」
なんだよ味噌ラーメンこぼしたってのは。俺の死因ダサくね?
「ですので、貴方には転生してもらいます‼︎」
若干慌てた口調で神はそう言った。
「転生?それって二次小説とかのアレ?」
「はい‼︎ちなみに転生先は『ハイスクールD×D』の世界です」
おお、結構好きな世界だ。
「特典はどうします?」
特典か・・・よし。
「んじゃ一つ目は修行すればするほど無限に強くなれる。二つ目は神器(セイクリッド・ギア)として神滅具(ロンギヌス)のどれかを。三つ目は高い魔力とそれを扱える才能を」
「はーいわかりました。あ、特典は転生してから送りますねー」
そう言ってモニタのようなものを操作する。
「転生先は・・・は・・・ハックション‼︎」
突然クシャミをする。
「あ、すみません。では送りますねー」
「あいよー」
そう言って転生させる。
「さーてと、さっそく・・・」
そこでモニターを見てピキリと固まる。モニターにはこうあった。
『転生先→Dies irae
転生体→ラインハルトハイドリヒ
特典
一、ラインハルトとしての才能、カリスマ、渇望、記憶。
二、聖約・運命の神槍。
三、既知の呪い』
それを見て神は一言、
「・・・アレ?」
そう言って首を傾げる。
□■□
「弁明は無いのだな?ならば疾く光となれ」
「ごめんなさいごめんなさい‼︎本当にごめんなさいぃぃぃぃぃ!!!!」
白い空間。そこはかなり異様な状況になっていた。
金髪金眼の軍服をまとった男性が黄金に光り輝く槍を神へと向けている。
男性は今にも槍を突き出そうと構え、神はそれをガチ泣きで謝っている。
「間違いは誰にでもあろう。しかしだ、卿の間違いはあれで二度目だ。二度ある事は三度あるとも言う。その三度目を犯す前に
「本当に洒落になりませんから‼︎てか、最初とキャラ全然違くないですか⁉︎」
「当然であろう?今の私はラインハルトだ。ならば、かつての己などはとうに消え去っている」
そう、またもや神のミスにより彼はラインハルトへと転生したのだった。おまけに憑依という形では無く、正真正銘のラインハルト・ハイドリヒとしての転生であり、前世の人格が殆ど消え去る程だった。
「本当にすいません‼︎今度こそ、今度こそ間違いませんのでどうかお慈悲を‼︎」
神の必死の懇願にラインハルトは槍を下げる。
「・・・いいだろう。だが、次は無いと思え」
ラインハルトが釘を刺すと首を千切れんばかりに振る。
「で、では行ってらっしゃいませえ」
そう言って再び転生する。