騒がしかった。この村のギルドは、今本気で私を探している。いや、もしかしたらギルドそのものが。
この村では、どうやら人化現象の事が知れ渡っているらしいけれど、それでも私の事には気が付かない。
……例外を挙げるなら、ヴェンとユウの二人だけ。それでもモンスターだけなのだが。
ヴェンは相変わらず私に敵対心を抱いてる。なのに、誰にも言わないのは、彼女なりのプライドなのかもしれない。
そして、ユウはあれから一週間、毎日私を見つけては隣に座って、親に縋る子のように甘えてくる。何が良いのか全く解らない。
そんなユウは、今も隣にいる。今日は、何か首に掛けている。何時もは無いのに。
「エレクさんは、どうして毎日いるんですか?」
私に答える義務は無い為、無視した。
ただ、もし答えるならたった一つだけだ。
――今、こうやっていると、それだけで落ち着くから。
ブルーム……通称黒龍ミラボレアス、あの子は最近私の所を訪ねてくる。
一体どうやって、ギルドの監視を潜り抜けてるのかは知らないけど、それ以上に訪ねてくる理由が解らない。本当にどうでも良い話だけして帰ってしまうからだ。
「何を考えてるんですか?」
「……別に何も」
どうやらユウには、何かを考えてる時と景色を見ている時の私の区別がつくようになっているらしい。
とりあえず、ブルームの事は幾ら考えても解らないから、諦める。
でも、ブルームは私と同じくギルドが全力で秘匿する程の力もあり、その上邪龍に分類されている。なのに、人間らしく振舞っている。
……本当に解らない。
「あ、これ気にしてます?」
首飾りに、一瞬だけ視線を送ったのに気付かれたようで、気にしているのも同時にバレた。
「何時も着けてないからね」
彼女は、少々嬉しそうに話し始めた。何が嬉しいのか、解らない。
「ハンターには、初めて狩ったモンスターの素材をお守りにする風習があったりするらしいんです。だから……その真似事です」
それから、子供らしい――実年齢もその程度なんだろう――無邪気な笑顔で言った。
「これ、私が死んだ時に上げます。私の
火竜の鱗を使ったお守りを見せながら、言った。
顔には出さなかった――と思う――けど、内心凄く驚いた。
稀に能力が使える者もいる。私の場合は人化してなくてもテレパシーみたいにだけど、話す事が出来る。だけど、その能力は私が知ってる限りある程度の実力が無ければ使えない記憶がある。アオアシラが到底使えるとは思えない。
「でも、一回だけですよ。それに、全然使えませんし。……あ、私今日は狩りに行くんです。………もう時間なんで、私行きます」
彼女には、私以外の何かに殺されるような事はやめてほしかった。
……死ぬのなら、私が殺してあげる。そして、あのお守りを貰って、そして笑う。それから、こう言ってあげる。
――約束したからね?
それだけ。本当にそれだけ。
こんなに殺意が湧いたのは初めてだった。しかもそれが、雑魚中の雑魚のアオアシラだった。
……やっぱ、自分も解らない。
気分転換に、私は水没林に行った。
そして、その水没林でとてもやめてほしいお出迎えがあった。ドスファンゴが突進してきたのである。
「せやあっ!!」
あんまり騒がしくするわけにはいかないので、慣れない蹴りを一撃入れた。
ドスファンゴは見事に転んで、そのまま仰向けになって………所謂V字開脚になった。
いや、起き上がろうと脚を動かしてはいるけれど、短くてあまり動いてるようには見えないのだ。
「いったーいー」
ドスファンゴはそのまま人化した。
………実力差は本能的に解ると思うけど、このドスファンゴはそれでも突撃して来たのだ。しかも、頭を抑えながらも睨んで来る。迫力とかは全く無いけど。
「無礼なのはどっち?あんただよね?」
そう言うと、今度は頬をむぅ〜と膨らまして、反抗して来た。
「違うよっ!私はハンターから逃げてただけでその進路上に突然出て来てでも周り狭くて曲がれないから……」
狭いと行ってるけど、私が龍化しても余裕で通れるだけの広さはある。
「仕方なーくそっち行っただけ」
私を認識した瞬間、明らかに速くなっていたドスファンゴの言い訳である。
「嘘はやめなさい」
「……バレたか。でも逃げてるのは本当だよ?」
逃げてると言っているのに、緊張感が全く無かった。
とりあえず、遠くに炎の玉を撃った。爆発が盛大に起きたので、確実にこの近くにいるハンター共はそっちに向かうだろう。
「いやーにしてもアルバトリオン様とこんな所で会えるなんてね……一つお願いしますっっ!!!」
少々ニヤけながら言ったドスファンゴは、顔を近づけて来た。慣れた手付きで、凄い速さで。
だから、チョップを頭にお見舞いした。
すると、よろめきながら後退し、バタリとそこに倒れてしまった。
「………別に良いじゃん」
それでも気絶してないようで、そう呟いていた。
「そんな人間みたいな事、私はしないわ。というか、確かそれ男女がやることよね?」
「そんなのかんけぇねぇー!あの感触がっっ!?」
なんかブナハブラみたいに五月蝿い奴がいたので、蹴り飛ばしておいた。
……ある意味では、気分転換になったと思う。
「………何故俺達?プロハンにでも頼めよっ!」
「私はそうなんだけど……」
温泉で一人愚痴る。いや、ネビュラはいるのだが。
俺は、ネビュラ含む6人で、煌黒龍アルバトリオンの狩猟を頼まれてしまったのだ。
メンバーは、俺とネビュラとユウとコウガとセイカとレナと、既に決まっている。
どうやら、アルバトリオンは数々の
何故俺達が狩らないといけないのか、全く解らない。
「行きたかったな……」
少し距離を置いて、ヴェンが呟いている。
「行きたいとかお前アホかっ!?死にに行くのと同じだぞっ!?」
「これから行く人の台詞かしら?」
ネビュラが、完璧に呆れながら言って来た。
とても、正論である。
………まあ、言う通りなのだが。だって、これから逝くんだもん。
神域と呼ばれるその場所に俺達は降り立った。
地面は裸足だと火傷しそうな程熱いのに、凍える程寒い。
だが、ギルドが脅して来た程では無かった。ギルドは、向かったフネは皆残骸になって発見されたとか言ってるけど、そんなに酷くは無かった。
「まるで死にに行くみたいだな……」
「さっき自分でそんな事言ってたよね?」
抱きしめ合ってるコウガとセイカは、本当に仲がいい事を実感させられる。まあ、レウスとレイアだし。
ユウは、レナと何か話していた。とても、楽しそうに。やっぱ、俺なんかどうでも良いのか。
しかし、仮設BCにいるのだが、アルバトリオンの気配が全く無い。
「お前ら……そろそろ行こうぜ。当然、皆元気で帰るんだ!」
皆、返事したりひっそり笑ったり、別の意味で嘲笑ったりしていた。凄い、ネビュラが嫌そうにしていた。
そこにいたのは、エレクさんでした。私達に背を向けて、立っていました。背中で、手を組んでいました。
……なんか、楽しそうです。
私達に気が付いたらしく、振り向きました。視線は、私に向いていました。
「やっぱり来たんだ。待ってたよ、ユウ。期待を裏切らないね」
ネビュラさん以外の皆が、不意に私を見た。レナだけは少し笑っていたけど。
そして、皆が気をとられてる瞬間、龍の姿に変わった。
やはり、髪と殆ど同じ色をしていた。だけど、鱗が全て逆立っていて、天を貫くような角、そして空を潰しそうな大きな翼、だけど恐れを感じなかった。エレクさんに触れている時の温もりを感じた。
「皆来ますよっ!!」
「死にたくなかったら集中してよっっ!!!」
ネビュラさんと殆ど同時に、私は叫んだ。
――どうすれば良い?
誰かに問いかけていた。
私は、逆鱗に包まれた身体を見て、私程度の剣技ではまともに傷をつけれなさそうだった。
すると、赤熱している地面からマグマが出て来た。更に、それを打ち消すような豪雪が降ってきた。それどころか、青白い光と赤黒い光が、次々と振り注いだ。
天災。それが凄く似合っていた。
「流石、生半可な実力じゃ無いって事ね」
ネビュラは、少々興奮していた。勿論、少々だけど。
「こんなんじゃ一太刀も浴びせられねぇじゃねえかよっ!」
雷とマグマをひたすらに避けながらコウガが叫んだ。しかも、溶けずに溜まっていく雪が、移動を阻害してくる。
すると、ガキンッと音が響いた。それから、ユウが叫んだ。
「通常弾程度じゃ弾かれますっ!でも、貫通弾だと雪の影響を酷く受けてしまうから無理ですよっ!!」
ボウガンの弾が弾かれるなんて、余程の硬さがあるのだろう。あの鱗は。
だんだんと、視界もダメになって来た。白以外何も見えない。
その時、突然声が響いた。頭の中に直接。
――これだとまともに戦えない。せめて雪が止めば……!!
その声は、さっきのアルバトリオンらしき人の声と同じだった。
そして、その声に呼応したみたいに、雪が止んでいった。完全に視界がクリアになった。
「エレクさん……やっぱ尊敬します」
ユウが突然呟いた。やはり、あのアルバトリオンとは既に知り合いだと覗える。けれど、今はそんな事はどうでも良かった。
アルバトリオンは、舞い上がり、方向した。
……それは良いんだ。だけど、その直後氷柱のそうな氷が幾つも出来た。多分、降り注ぐ。
それは予想通りだったらしく、貫くと宣言してるようだった。
しかし、私は逃げなかった。だって、コウガが避け遅れたんだもん。
大剣を殆ど常に持って動いているコウガは、そこまで速くは無い。だから、身軽な私がコウガの前に周り込んだ。
コウガの驚いた表情が見えた。まあ、それもそうだ。だって、次の瞬間には、冷たいモノが私の体を抉ったんだもん。
「うぐ………」
あまりの痛さに、立つことも出来ずに倒れてしまった。口の中に温かい液体が溢れる。
コウガの絶叫みたいのが聞こえた。でも、解らなかった。
――死ぬのって、突然なんだな……
あまり自覚していなかった。いや、もう私には、自覚する時間も……無かった。
「やっぱ行くっ!!」
「ダメだと思うよ。そもそも人数に制限があるのにも理由がある筈だし、それに今ヴェンがこの近くで龍になったらユクモ村が大変な事になる。それだけじゃなくて、行ってる皆にも迷惑だと………思う……よ?」
ヴェンは、怒りや憎しみ、悲しみや恐怖、様々な感情が入り混じった表情をしていた。そして、その瞳は紅に輝いていた。
本気らしい。だから本気で止める。
「そんなのどうでも良い!あいつは、あいつは私が殺すっ!!そうしないと、気が済まないのっ!」
「……何があったのかは知らないけど、それは絶対に駄目だよ。感情に任せて動くなんて」
ヴェンの目は大きく見開かれて、それから不気味な笑みを浮かべた。
「そうは言っても、ルーンも行きたいんでしょ?」
それは、図星だった。凄く皆が心配で、今すぐ行きたかった。少しでも、力になりたい。
……でも……だからこそ、だからこそ必死に我慢して、耐えてる。必死に我慢して、こうやって皆の帰りを待つ。行きたいから行くなんて、そんなのは………
「ただのワガママだろっっ!!!!アンタ巫山戯てるのかっ!!!???」
柄にも無く、私は叫んでいた。
「………ジンオウガ如きが、何偉そうに」
「アンタこそ本音言えよっっ!古龍だから何!?古龍は強くて絶対的だからワガママが許されるって!?そんなのただの餓鬼だっっ!!訂正しろよっ!!!」
感情的になるなと言ったばかりなのに、感情的に本音を言っていた。ずっと心の底から思っていた事を吐き出した。
ヴェンは、固まった。そして、直ぐに怒りの表情を作る。そう、所詮作るだけ。
だって、眼を見れば怯えてる事なんて一発で解ったから。
「………ワガママだよ!まだ餓鬼だよっ!でも、あいつだけは私が殺りたいんだよ?解る?この気持ち。あいつの所為で私は壊されて、あのアカムやウカムも自ら死を望む程苦しい思いをさせられて、解る?無いでしょ?」
ヴェンの感情に反応するように、雨が強く降り出した。雷が鳴り響く。
……そして、更にそれに呼ばれたように黒い影が一つ。
「私ならあるわよ。屈辱的な事」
ヴェンに向かって吐き出された言葉だった。そして、それは続いた。
「貴方みたいな餓鬼に、弱者扱いされて、古龍だからという理由で見下されて、臆病者に臆病って散々言われて………」
この世の終わりを示すような真っ黒な長い髪、何もかもを圧倒的に超えた強さをどことなく感じる存在感、豪雨の中でも死を告げる死神のように輝く紅い瞳。激龍船で見た、あの天然そうな奴だった。今はお世辞にもそうとは言えないけど。
「今日は……強く出るね?でも、あんたにだけは餓鬼とも雑魚とも言われたくないね」
明らかな敵対心を向けて言い返すヴェン。しかし、萎縮してるようにも見えた。
そして、女性は静かに、残酷な事を告げた。
「セイカが、死んだよ。もう………全て手遅れなんだから」
その女性の眼から、解りにくいけど確かに雫が零れてた。つまり、泣いていた。
「良くもそんな事淡々と……!どーせあんたもグルなんだろ?あいつと。黒同士」
ヴェンが挑発するように言った瞬間、女性のパンチがヴェンの鳩尾に命中していた。
……全く見えなかった。
「雑魚……ね?」
ヴェンは、静かにその場に倒れた。一撃で気絶させた。
「早く帰らないとラヴィに叱られちゃうな……じゃあね」
その女性は、何事も無かったように去って行った。その姿は、死神のようにも、力無き愚者の姿にも……私には、見えた。
「…………」
声も出なかった。セイカは、無言のまま、笑顔で死んだ。俺を庇って。
さっき約束したばかりだった、「生きて、帰ろう」そんな単純な約束を、俺が破ってしまった。
――怒りを力にしろ。心を凍り付かせ、憎き奴を狩れ。
まるで大剣から流れ込むように、ラヴィの声が聞こえた気がした。
その次の瞬間には、理性とか作戦とか命とかどうでも良くなっていた。ただ、煌黒龍をコロス事だけを考えていた。
煌黒龍は、何もせず見下ろしていた。俺も、コロス為に上ヲ見ていた。
地面が少しだけ裂けて、マグマが湧き出た。左右から、波のように流れてくる。
……ジャマだからキリステタ。
だから、俺は黒い雷が降ってきていたのに気が付かなかった。
それは、俺に直撃して、全身を焼くような痛みが走った。
…………シンダ訳じゃないが、カラダが全く動かなかった。
酷かった。カミトだけは持ち前の速さと判断力で、出来るだけ避けて攻撃をしている。しかし、毎回弾かれて、引っ掻かれて飛ばされる。
ネビュラも似たようなモノで、あの逆鱗はそうとう堅いのかネビュラの剣も弾かれて、決定打を与えられていない。
時には火が雨のように降り、時にはマグマが煮えたぎり意思を持ってるかのように暴れ、時には地面の近くの空気さえ凍り、時には槍のように氷が落ちてきて、時にはそれは雪となり足場を悪くする。
それだけでは終わらない。更には、
私も、なるべく貫通弾や徹甲榴弾を撃っているが、それでも弾かれてしまう。
打撃武器を使うレナは、弱点を探しているのか、回りながら次々と殴っているが、有効打は無いらしく毎回弾かれてる。
完全に、負けていた。だから逆に気が付いたかもしれない。上空にひっそりと一つだけある氷の槍がカミトを狙っている事に。
私は攻撃や足元の攻撃の回避に気をとられてるカミトを、押し飛ばした。それからヘビィを頭上に担ぎ上げて、氷が来るのを待つ。それから、衝撃が来た瞬間横にズラして投げた。
しっかりと、氷はヘビィに刺さり、投げたヘビィについていった。
「ユウ!ありがとな!」
カミトは気が付かないだろうか?このすぐ近くの気温が更に下がっている事に。
「カミト、逃げてっ!」
私は、このままどうなるか解っていたので、それだけ叫んだ。
その直後、私の脚が凍った。当然、溶かす事なんて出来なかったので、完全に拘束されたのだ。
カミトは、凍っている脚にに向けて剣を刺そうとしたけど、ネビュラがそれを止めた。
「無理よ。貴方まで凍るわよ、そんな事したら」
「だけどよっ!見捨てろってか!?」
遠くにカミトを連れて行こうとネビュラはしているけど、そのカミト本人は必死に足掻いている。
ノシノシと、アルバトリオンの歩く音が聞こえる。もう、死んでしまうのが何となく解ってしまったので、アンナさんとの約束を果たすべきなので、私は言った。
――私、カミトの事好きだったよ!
アンナさんとの、『絶対に告白しろ』との命令、又は約束を簡単に果たせた。
………そして、私の体は天を貫くが如き角に穿たれた。
ユウは、血を体からドボドボと流しながら倒れていた。しかし、その表情は幸せそうだった。
私は、少々不気味だと思ってしまった。しかし、殺したのは私なんだから、ユウの近くへ向かう。
良く聴くと、ユウはまだ荒い息をしている。どうやらまだ生きているらしい。とんでもない生命力だ。
「エレクさん……」
まだ視界も活きてるのか、私を捉えていた。
私は、首に手を伸ばして、首飾りを奪った。
「約束だからね」
それだけ言うと、何故か微笑んだ。もしかしたら、こうなる事を読んでいたのかもしれない。
この首飾りは、妙に温かった。いや、普通に考えたら火傷しそうな程熱かった。
「良くこんなモノ持ってられるよね」
「私の………能力です……から」
頑張って態々教えてくれた。そんな無理はしなくても良いと思った。
その首飾りは、自分に付けた。心が芯まで温まるだけの温もりがあった。
「何か、言い遺す事はある?」
念のため、私はユウに問いてみた。
「もう無いですよ………幸せで……す」
ニコニコと笑っていた。どうしてこんなに幸せでいられるのか全く解らなかった。
そっと、頭を撫でてあげた。目を細めてフゥーと息を吐いた。
………そして、そのまま生命活動を停止させた。
「巫山戯るなぁぁあああ!!!!」
カミトと呼ばれる少年は、剣を構えて私に斬りかかって来た。しかし、余りにも遅かった。
身を一瞬だけ屈めて躱し、首を後ろから手刀で叩き、気絶させる。
「………いやぁ、流石だね。エレク」
ニヤニヤと笑うレナの元に向かう。
「ギルドに常に監視されてると、大変よ?その分レナは自由だし良いよなぁ……」
「しかし、君にはユウの事は理解できないよね?私には解るんだ」
完璧に上から目線で、馬鹿にしながら話してくる。………だから、付き合いやすいのだ。
「だったら教えてよ」
「……んじゃあいつ殺して?戸惑い無くユウを殺したんだ。出来るでしょ」
色々と金ピカな女性を指差しながら、やはりニヤニヤと笑いながら言った。
答えは決まっている。当然だ。
「あの人を殺す理由が無いわ」
「じゃあ秘密ねっ!」
「バラすぞ」
少々苛ついたので、四文字だけ返してあげたら、それで理解したらしく、耳まで真っ赤にして俯いた。
もう、これでとりあえず良いんだ。だから、私はするべき事を果たす為に、モガの村に向かう事を決めた。
終わり方……パッとしないって?いや、その後の事をあえて語らないでいるだけで……悪意は無いんだよ?←常識。
優遇……アマツ以上に優遇なアルバだけど、まあラスボス(裏ボス)だからね!
今回は解説は少なめにして………
次回からのモガ編もよろしくです!