「なあ、陸奥よ」
「なにかしら提督。と、いうか仕事しなさいよ。扶桑が後ろで不幸な顔してこっちをみてるわよ」
「秘書艦の仕事は提督の補佐だ、つまり現状まったく問題ない」
「あなたの秘書艦を一年以上続けた私は褒められてもいいわよね」
「艦隊最初の戦艦で思い入れがあったんや」
「そのおかげで私もレベル99になったわけだけど、仕事しない時はまったくしないわよね。扶桑の不幸もあと4レベルで解放されるわけね。扶桑改二になった時にテンション高かったのに。しかもケッコンカッコカリまで考えていると相談まで私にしてきた時は提督を殴りたくなったわ」
「いや、割とガチで殴ってきたじゃん。いや、そんな時のことはもう忘れるとして、今回の冬イベあってむっちゃん久しぶりに出撃したわけじゃん?」
「まあ、そうね。本当に久しぶりの出撃で装備すら把握していないバカ提督がいたけど」
「俺は基本的に装備は変えない。変えるのは空母くらいだ。だから何の問題はない」
「探照灯をひっぺがされた神通がぶん殴りそうね」
「攻撃手段がなく、用途がいまいち不明な装備など論外。夜戦になる前に圧倒的火力でなぎ払ったほうが楽だ」
「そんなだから深刻な資源不足になったんでしょう。しかも今回のイベントは駆逐艦を使わなきゃいけないことも多かったでしょう」
「時雨がギリギリで改二になってくれていて助かったな。それ以外の駆逐艦はみんな40代だったからな。夕立は間に合わなかったけど、今後も育成は続ける方針なんで。あと秋月も」
「新規できた娘はどうするのよ。U-511と香取。天城は諦めたって言っていたけど」
「潜水艦で育成したことなかったからどうやって育てていいかわからん。香取も同様」
「別に3-2-1を回っていたらいいんじゃないかしらね。最近……一年近くそれだけしか回っていないけど」
「ちょ‼︎ちゃんと1-5も回っているよ‼︎」
「それは勲章目当てでしょう。潜水艦相手に私が旗艦で出撃した時は頭に蛆が湧いたのかと思ったわ」
「だったら先に言えよ‼︎ベストメンバーでいったら大半が攻撃できなくて泣きをみたよ‼︎」
「私と扶桑と加賀と飛龍と榛名と当時育成中だった衣笠だったかしらね」
「燃料を無駄遣いした思い出。それから出撃の時は攻略サイトを見ながらするようになったよ」
「ちゃんと学習してるじゃない」
「へへ、まあな」
「まあ、唯一の救いは五十鈴が改二になっていたことかしら」
「由良も育成しながらの出撃だったからな。今のメンバーは旗艦に扶桑改二、祥鳳改、由良改、五十鈴改二。このメンバーもだいぶレベルが高くなってきたな‼︎」
「ダウト」
「嘘とはなんだ‼︎嘘とわ‼︎」
「由良はまだ37。祥鳳に至ってはまだ32じゃない」
「て、敵を沈められるから問題ないよ(震声)」
「今回のE-1では潜水艦祭りだったわね」
「嫌な思い出を思い出させるじゃない。でも神通改二と秋月投入でどうにかなったしな」
「難易度を丙でクリアしたチキンの癖に偉そうなこと言うんじゃないわよ」
「ま、まだ提督レベル76だし(震声)」
「二年近くやっているのに76しかないことにも驚きよね」
「あんまりログインしてないからなぁ。始めた理由も蒼き鋼のアルペジオを見たからだし」
「動機がいまいち不明ね」
「まぁ、そんな話はどうでもいいんだ」
「そう?提督がそう言うなら深く突っ込まないけど」
「今回、陸奥使って思ったんだが、やっぱり戦艦で強いよな」
「まぁ、艦娘でも屈指の攻撃力と防御力を持っているわけだしね。今は扶桑と同時進行で榛名も育てているんだっけ?」
「ああ。秋月に夕立、榛名、川内、大鯨、妙高型も育てたいし、今回のドロップで手に入った翔鶴も育てたいし……ああ、育てたい娘がいっぱい‼︎」
「提督の大艦巨砲主義は今に始まったわけじゃないけど、なんというかアレよね」
「あれとはなんだあれとは。主砲を使って相手を蹂躙する……最高じゃないか‼︎」
「それじゃあ現在の育っている艦娘トップ5を答えなさい」
「1位我らがむっちゃん、2位が扶桑の95、3位が加賀の79、4位が飛龍で77、5位が赤城で72」
「空母のほうが多いじゃない。しかもレベル差も偏ってる」
「だって空母が強いんや……‼︎」
「トップ10だったら軽空母の千歳も入ってくるわね」
「意識して上げたのは千歳だけなんだがなぁ。加賀、飛龍、赤城は勝手に育ったって感じ」
「本人たちに言ったら殴られるわよ」
「自粛。扶桑も早速ちくろうとしない。ちゃんと仕事するんで持ち上げている受話器を置いてください、お願いします」
「ところで提督」
「なにむっちゃん」
「突然始まったこのなんでもない会話劇はいったいなに?」
「今更だな。特に理由はないよ。E-5で潜水艦狩りしてたら祥鳳が大破撤退食らって、修復時間が一時間くらいあったから思いつきを文章にしただけ。あえて言うなら会話の描写の練習のためかな」
「続くかは不明なわけね」
「その通り。そろそろ仕事しないと扶桑がヤンデレになって俺を殺しにきそうなので本日はここまでってことで」