バイトジョー戦〜になります。
・・・
バイトジョーに皆で立ち向かう。微妙に浮いているせいでユーリやカロルの攻撃が中々当たりにくい。飛鳥も銃メインで戦うようだ。だが、やはり怪我が響くのか、よく吹き飛ばされていた。
しかし、皆でよくもカロルを!という思いでバイトジョーをフルボッコにする。飛鳥はズキズキと痛む体に何とか鞭打って攻撃するも途中で力尽きてしまい、意識を飛ばしてしまった。
「おい、アスカ!?」
「頭を強く打ったようね」
だが、ものの数秒で立ち上がり、痛いだのなんだの言いつつも援護していた。
―やばい。頭打ったせいか、クラクラする。標準も、合わない……!
内心、慌てていたがそれでも表には出さず、しっかり標準を合わせていた。経験がそうさせるのだろう。そうして何とか倒したまでは良かった。だが気が緩んだカロルが気絶してしまったようで、飛鳥と違って起きないらしい。何とかここを早く抜けるために、ユーリ達は急ぐのだった。
・・・
出口でようやくカロルが目を覚ましたようで、回復したようだった。途中から狸寝入りしていた事をジュディスに見抜かれていたが許されているようで、仲も険悪にはならずにすんだ。帝都の状況を知るには、ハルルが良いだろう。そういう事になり、ハルルに向かうのだった。
そうして、ハルルに到着するも、カロルが熱でダウン。宿屋で一悶着あったものの、何とか泊まることができた。ひとまずカロルが回復するまで情報収集をすることに。
とりあえず、国のお偉いさんがいるとの事で向かうと、そこにはヨーデルがいた。帝都がどうなっているのかを聞いてみると。
「帝都は……ザーフィアスはもう人の住めない街と化しました」
「街の
「ですが本当の恐怖はその後でした。
「エアルの暴走だわ……」
変貌した帝都から命からがら逃げ出してきたというヨーデル達。だが、下町の連中は置いてきたらしい。それを聞いたユーリはかなりお怒りのようで、話を聞いた途端、宿屋に戻ると、そう言った。
それから、宿屋に戻って話すも手詰まり。ユーリはそんな中、そのと空気を吸うと言って出ていった。すると。
「ねぇ、アスカ。これ、ありがとう」
「ん」
カロルから手渡されたお守りを受け取り、飛鳥はお守りを大事そうに抱えた。そして自分の首からかけた。
・・・
夜も遅いということもあり、ユーリが帰ってくる前に皆は先に就寝した。しかし、朝起きてみると、ユーリは見当たらなかった。散歩と言っていたが。
「多分、ユーリ1人で行ったと思う」
「やっぱり?アスカもそう思う?」
「だよね!絶対1人で行っちゃったよね!」
「青年、1人で行っちゃったのかねぇ」
口々にそう言いつつ、出発しようとした時だった。ラピードが、1匹で現れた。どうやら、当たっていたらしい。ラピードに導かれるままに進むと、クオイの森で寝ているユーリを発見。
「……ユーリのバカーーーっ!!!」
「おわっ!?なっ?え、あ?カロル!?」
「バカ!アホ!」
「ちょ、まて、おい!」
「トーヘンボク!スットコドッコイ!!」
「スットコって……待てって!」
すかさず、カロルが手持ちの大剣で殴り掛かる。ワタワタする所を、リタが魔術を使う。
「言い訳はあとで聞いたげる」
「へ!?」
「一回、死んどけ!!」
「ごわ!!」
リタの魔術で吹っ飛んだユーリはパティ、ジュディス、レイヴン、飛鳥の待つ所へ。生存確認した所で、ジュディスは拳を握る。ついで、起き上がったユーリに飛鳥は思い切り銃で殴った。ついでに転んだユーリのベルトにお守りを結んでつけた。きっと、紐は頑丈な物にしておいたからちょっとやそっとじゃ、切れないはずだ。それから、沢山力を込めて置いといたからきっと、大丈夫。
「いって!!?」
「バカバカバカ!!!置いてくな!!ほんっとに、何かあったらどうすんのさ!!」
「ア、アスカ!?落ち着けって……!」
そのようなことをすると思ってなかった飛鳥からの攻撃にかなり驚いているユーリ。そして、その時の顔が泣きそうになっていたから尚、驚いていた。
「悪かった、悪かったから、その、落ち着け、な?」
「…………」
無言でユーリを見る飛鳥は、途中で目を逸らした。流石に怒っているらしい。が、その後に皆からも一人で行くなと言われ、皆で帝都に行く事にした。
デイドン砦に向かうも空っぽで、引き返しているところに、フレンがいた。だが忙しそうに指示を出しているところを見ると、忙しそうだ。だが、ユーリを見つけるとすぐに駆け寄り、2人で少し話をしたいと言った。ユーリは直ぐに、OKを出したらしく、少し離れたところで話をし始めた。
「オレは腹をくくった。その上で望みを拾いに行くんだ。お前はどうする?」
「ずっと考えていた。法とはなにか、罪とはなにか。良いものと悪いものの境はどこにあるのかと。さんざん考えて、出てきたのははっきりした線引きはできない、という分かりきった答えだけだ。法が必要だという思いは今でも変わらない。それでも君を悪だと呼ぶ気にはなれない。だからせめてこれ以上、繰り返さずにすむような世の中を作りたいと思った。……それなのに、今またこんなことになるなんて」
「なら一緒に行くか?どうせ帝都はエアルだらけで騎士団は入ることができねえはずだ。オレらとなら、全員は無理でも多少はなんとかなるかもしれねえぜ」
そう言われ、考え込むフレン。そこで、戦闘機械の軍団がくるとの知らせ。2人は現場に戻る。すると、フレンはユーリに託すことにした。託されたユーリは仲間と共に帝都に向かうのだった。
というわけで、もうすぐ第3部ですかね!
次回は帝都〜になります。