科学生徒ゼクト!!   作:天魔雅犯土

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第四話だ(byエヴァ)

 

 

ええい、眩しいな。なんなんよ・・・・・・・・・ぬ、朝か。

そんな訳で起床。おはよー御座います。

さて、今日も元気に学校へ向かおうかね。

 

 

朝から一気に時間は飛びますよってわけで休み時間。

そんな訳で遊び場の近くの木の上でのんびり中。

風が気持ちい〜

 

 

※会話パートです。心情とかは入りません。

 

まき絵「ねねね、みんな。相場君とネギ君。来てから五日たつけど、どう思う?」

とんっ(ボールの音)

アキラ「んー・・・ネギ君は教育実習生として頑張ってるとは思うけど、相場君は・・・・・・なんて言うか近寄りがたい感じがする」

ぼんっ

裕奈「そう?結構気軽に接してもいいと思うよ。相場君、この前いろいろ相談乗ってくれたし」

とっ

まき絵「え?そうなのゆーな」

裕奈「うん。将来の事どうするか興味本位で聞いたら、逆に『お前さんは何か不安があんのか?』って聞かれて。で、いろいろ言ったら的確にアドバイスしてくれたよ。何か、頼れる兄貴って感じがしたね!!」

亜子「あ、うちも!!部活の事話してたら、それ聞いてていろいろ助言くれたで」

とーんっ

アキラ「そうなんだ・・・・考え過ぎなのかな?」

裕奈「そうそう!!気軽に接して行こう!!」

亜子「でも・・・相場君はそれでいいとしてネギ君は心配やわー。うちら来年受験やろ」

ポーン

裕奈「受験てアンタ。私たち大学までエスカレーターじゃん」

まき絵「でもやっぱネギ君十歳だし、大人の高畑先生とか裕奈いわく兄貴肌の相場君とかと違って悩み事とか相談できないよねー?」

裕奈「逆に私たちがセンセの悩みを聞いてあげたりして♡」

まき絵「あはは、経験豊富なお姉様としてー?」

バシっ、コロコロ

まき絵「もー、ちゃんとパスあげてよねー?・・・!」

???「誰が経験豊富なお姉様ですって・・・・?」

四人「あ、あなたたちは!?」

 

 

 

 

きゃっ!!

・・・・・ン?

悲鳴?どこからだ?

木の上から状況を確認すると、中心のあたりで、うちのクラスの女子が高校生にボールでなぶられている、っておい!!

冷静な状況チェックしてる場合じゃなかった!!

「っち!!高校生だからっつって調子のってんのか!?」

急ぎ木から飛び降り現場へ急行。

 

 

「そーれっ!!」

「いやーん!!」

「よいしょっ!!」

「きゃん!!」

ああくそ、もう結構なぶられた後か!!

「さーてもう一発!!」

さらにボールが投げられる、狙いは大河内か!!

だがよ。

「させると思うか!!」

間に割り込み、ボールを止める。

「・・・・・あれ?」

「あら」

「ふう、止められた」

チョッチ自身無かったのよねー

とりあえず、このボールは凌げたかね。

「あ、相場くん」

「おう。大河内、平気か?」

「うん、何とか」

「そいつぁなにより」

怪我は少ないのが一番だ。

「アンタ、誰よ」

投げようとした黒髪の高校生が聞いてくる。

「俺は相場是玖徒。それよりも、だ。よくも俺のクラスメイトに手ぇ出してくれたなオイ。覚悟は出来てんのか?」

出来る限り鋭く相手を睨みつける。ったく、年上だからつってやっていいい事と悪い事があるぜ?

「『女子中等部ただ一人の男子生徒』、なるほどアンタの事ね」

「ああ、そうだが」

 

 

そう。

俺の名前は、幸か不幸か学校中に広まっている。

『子供先生』、ネギ先生と共に『女子中等部ただ一人の男子生徒』『女子中相場』とか言うあだ名で。

前半は良い。後半、俺は呂布か。

 

 

「ふーむ、なるほど噂通り・・・・・・カワイイー♡」

「「「「「ほんとー♡」」」」」

「・・・・・・は?」

と言うや否や、あっという間に囲まれもみくちゃにされる。

何かデジャブ!?ちょ、誰だ男の子の大事な部分もんでったのは!?セクハラで訴えるぞ!?

「生意気で本当可愛い−♡」

「このつんつんしてる髪も似合うー!!」

「この子の噂がほんとなら子供先生も本当かしらー!!」

ちょっ、マジで勘弁さわっちゃらめぇ!!

・・・・もう・・・・だめ・・・・

「コラー!!君たち待ちなさーい!!」

・・・・・こ、この声は・・・・!!

「ね・・・・ねぎせんせぃ〜・・・・・・」

触られまくって力の抜けた体で何とか声を出す。

「あ、相場さん!!大丈夫ですか!?・・・・・こ、高校生の皆さん!!大勢で一人をいじめるなんて良くない事ですよ!!すぐにやめてください!!」

い、いじめられている訳ではないが・・・・・・・・とにかく助けて〜・・・・

「あ!!もしかしてこの子!!」

「たぶんそうよ!!」

何か俺をもみくちゃにしてたメンバーの半分程(残り半分は俺をもみくちゃにしてます)がネギ先生の前に立った。・・・・・・やな予感がすんな。

「な、なんですか?こんなにいっぱい・・・・・」

「こっちも可愛いー!!」

「本当に子供先生よー♡」

「キャー♡」

あ、ネギ先生も捕まった。じゃ無いかとは思ったけどマジかよ・・・・・・

 

 

その後、神楽坂と雪広が高校女子を止めようと乱入。しかし相手方の挑発。内容『この二人私たちに譲らない?』、乱闘に発展。(ちなみに俺はこの時すら解放されてなかった。もみくちゃにしてる奴らの息が若干荒かったが気の所為か?)デスメガネ参上。鎮静化。高畑先生とネギ先生が俺をもみくちゃにしていた連中を引き剥がす。ようやっと解放。こんな感じでこの騒動は終わりを告げた。

 

 

さて、休み時間も終わり。

次の授業は体育らしい。体育着に着替える。(ちなみにオレは別室だ)

ただ一人の男子での違和感?慣れだよ、慣れ。それで解決した。

場所は屋上らしい。そんな訳で移動開始。

 

 

屋上ですよ〜屋上ですよ〜

春妖精?何の事かね俺にはさっぱり分からないよははは。

そんな訳で屋上だ。

今日ここでドッチボールを「な、あんたら!!」「あら、また会ったわねアンタ達、偶然ね」・・・・おいまさかそんな訳が、

「あら、相場君。どうも♡」

あったー!!そんな訳ありましたよこん畜生!!

そこにいたのは先程の高校生。展開が速すぎる、ついて行けねえぞ!?

そんな俺の驚きをよそに、そのオネーサンは俺に近づいて来た。

「相場君。私たちと練習しない?こんな乳臭いガキ共と練習するよりもそっちの方が良いと思うけど?」

そんでいきなり勧誘ですよ。本当に油断も隙もない。

「・・・・勘弁してください。高校生の皆様の動きについて行ける程俺運動神経ありませんよ」

まあ、無難に断りたい所ではあるけど。俺には言葉巧みに相手の誘いをのらりくらりとかわす事など出来る訳が無い。

だからこんな返事しか返せないけど・・・・・・・

「あら気にしないで。あなたの動きにあわせてあげるし、それに疲れたら私たちでマッサージしてア・ゲ・ル♡」

ま、諦める訳無いですよねー!!分かってたよ畜生!!俺だって馬鹿じゃない!!

そしてよく見ると・・・・・

「ネギ先生。捕まるの趣味なんですか?」

「い、いや。体育の先生が来れなくなったので変わりに来たら、あの・・・・」

またもや捕まったネギ先生の姿が。もはやこの一件じゃネギ先生の援護を期待する方が馬鹿だな。(ネギ先生すんません、頼りにならない訳ではないんですよ。本当に)

「しかしこのままじゃ・・・・・(ちらっ)」

 

 

「ああ、アンタら居たの?今回は私たちが先よ。おとなしくお引き取りいただこうかしら、神楽坂明日菜」

「・・・くっ、アンタ達わざとでしょ!?アンタ達の校舎隣の隣じゃない!!わざわざ中等部の屋上まで来るなんて!!」

「へー、今度は言いがかり?さすがはお子ちゃまねー」

「なんですってーっ!!」

「ひどーい!!」

「高校生の癖にー!!」

「アンタ達の方がガキじゃないのよー!!」

「やるきー!?掛かって来なさいよこの中坊—!!

「やっちゃえやっちゃえ、アスナー!!」

「ネギ先生をお放しなさーい!!

 

 

「って、手遅れかい!!・・・・どうするかね」

「あうう・・・・あっ!!」

「どうしたネギ先生?」

「あのー、僕に一つ考えがあるんですけど」

ネギ先生が何やら思いついたらしい。こうなればそれに賭けるしかないか!!

「ほお、でその策とは?」

「はい、こうなってしまったら・・・・・」

 

 

「・・・・・なるほど、この場を治めるには以外といいかもしれんな」

ネギ先生の考えとは、この勝負を両クラス対抗のスポーツ勝負で決めると言うのだ。

確かに暴力は基本的に御法度。それにスポーツなら後腐れ無い勝負が出来るかもしれん。

「しかし、高校生と中坊では体格が違うぞ?そこはどうする」

「ドッチボールを競技にして、ハンデに人数差を付けるんです。そうすれば体格差を埋める事も出来るかもしれません」

「おおーなるほどー・・・・・・・って、あ」

「?」

アチャー・・・この作戦の穴、見つけちゃったぜ☆

しょうがない、作戦の・・・・・・・いや?

このまま穴のある作戦で行くのも面白いかもしれん。この穴を埋めるためにネギ先生が頑張れば、経験にもなるかもしれない。

よし、このまま放っておこう。

「いや、何でも無い。良し、それで行こう」

「は、はい!!」

何事もやって見るもんだ。

 

 

そんな訳で試合開始

まあ・・・・・

「それっ」

「あだっ!」

「あうっ!」

「いてっ!」

もちろん・・・・

「ほら、もう一丁」

「あっ」

「ひゃっ」

「あー」

「あっ、うそ」

此方が劣勢ですが。

 

 

「ちょ!?皆さん!?あの程度の弾、よく見ていればとれるでしょう!?」

「ま、落ち着けいいんちょ」

「ですけど相場さん!?」

「よく考えろ。何で俺たちは劣勢になってる?」

「それは、こう数が多くては動ける物も・・・・・あ!?」

「うん。ま、そういうこと」

ドッチボールで数多いのは、自分たちに有利になる訳ではない。

どころか・・・・・・

「単に的が多くなって当てやすいだけ!?」

神楽坂。大正解!!座布団7枚あげちゃう♡

「あわわわわわ!?僕もしかして大失敗しちゃった!?」

ネギ先生が気づいたか。だがネギ先生、失敗は君の糧になるぜ?これを乗り越えて強くなりたまへ〜。はっはっはっは。

「み、皆、固まらないで散って!!」

「的にされますわよ!!」

おお、流石いいんちょと神楽坂。気づいた瞬間に指示を出すあたりリーダーの素質ばっちりだ。

だが神楽坂はともかく、いいんちょまで気づかないとはな。

恐らく相手はこの事を・・・予想済みだ。

「どー見てやる気の無い奴!!」

「あう!!」

ほら。対策取られた。

「ひ、ひどいですー!!後ろから頭を狙うなんて!!」

「後ろ向いている奴が悪いのよ!!つぎはあなた!!」

確かに正論。しかし全力投球は頂け・・・おっと次の狙いは宮崎か!!

「それっ!!」

とんでもないスピードで玉が迫る。けどあそこなら・・・・

「きゃっ!?」

「ほっ」

バシィ!!

神楽坂の間合いだ。とれない訳が無いよな。

「あ、アスナさん、どうもー・・・・・」

「大丈夫、本屋ちゃん!?後ろ向いたら狙われるだけだからね!!」

「さすがアスナの馬鹿力!!」

流石の力だ、神楽坂。

 

 

が、その後神楽坂のボールが取られたのを皮切りにいいんちょが取られ、その後神楽坂も討ち取られる事となり・・・・・・

「気づけば、我らの数は半分近くか・・・・いやはや、劣勢ですな」

「あうう・・・・・・」

このままではまずいな・・・・・・・・経験を積ませるためとこの提案に乗ったが、読み間違えた。よもや高校生の方々がドッチボール部の部員だったとは。

おまけにこの中でのリーダー格のネギ先生が戦意喪失状態。

このままでは敗北は必死。さて・・・・・・・どうする?

「ネギ!!」

「あ、アスナさん」

ん?

「しっかりしなさいよ!!このスポーツ勝負、提案したのアンタでしょ!!正々堂々と真正面から向かって・・・・」

ぐっ!!(拳を握る音)

「勝ちなさい!!」

「・・・はっ、はい!!・・・みんな!!あきらめちゃだめです!!さっきアスナさんが・・・」

・・・・・ナイス、神楽坂。ネギ先生のスイッチが入って皆を激励し始めた。

これで勝ち目も出て来たな。これなら任しておいても・・・・「相場!!」

「・・・・・・なんだよ」

「なんだよじゃないわよ白々しい!!アンタ、見てたけどほとんど最初の位置から動いてないじゃない!!」

「ゲッ、気づいてたのか」

「え!?そうなの!?」

「ちょっとー!!相場くーん!?」

そう。

実は俺、今まで一歩も動かず最初の位置に陣取っていたのだが、以外や以外、たまには当たらず、何もしなくても様子をじっくりと見る事が出来たのだが・・・・・

「仕事をしろってか」

「当たり前よ!!」

はぁ〜、こりゃ後で相当しかられそうで怖い。なら今少しでも働いてお怒りを沈めますか。

ま、盾にでもなっとけば良いかね・・・・・・

「りょーかい。出来るだけやらせていただきますよー」

気合いを入れて行きますかね。ここからは。

 

 

「・・・・・明らかにある程度しかやる気が無いな、あの人は」

「分かるのか、刹那?奴と接触したことでも?」

「ある。が、短い間だった」

「なら」

「だが、その短い間の中で、あの人は全てをさらけ出して私とぶつかった。以外にも、あの人の事は短い付き合いながら分かるのだ」

「・・・・そうか」

「そうだ」

「しかし、刹那と渡り合うとはな。よほど運がよかったのか。あの男」

「いや、あの人は運も良いが、それよりも恐るべき点がある」

「なんだ?それは」

「・・・・それは」

—自分が死にそうなときでも客観的に居られる。その冷静さだ—

 

 

さて、とりあえず前に出て敵の大将と向き合う。

「あら、相場君。ようやくやる気になったの?」

「ああ。仕事をしないとリーダーに怒られるんで」

「そ。なら手加減しないわよ!!」

びゅん!!

良い勢いのボール。この距離で当たれば結構痛そうだ・・・・・・

だが、

「ほっ」

バシイ!!

「なっ!?」

とれない訳ではない。べつに。

「嘘!!片手でこともなげに受け止めた!!」

「相場君凄い!!」

ま、当然。とれない訳が無い。

「え!?何であの距離のボールが!!」

「いや、単純に考えろよ。男と女、力はどっちが強い?」

「・・・・あ」

分かりやすい理屈。

単純な力押しなら、男は基本女より強い。

その分女の子には速さと柔軟性があるのでそれを十分補えるのだが。

しかしこういう力がもの言うスポーツの分野では、男が結構台頭する事が多い。

ま、中二と高一じゃいくら男と女の差があるとはいえその差は微々たる物とはいえ、その差は大きい。

「そんな訳だ。そんじゃ・・・」

「っ!!皆、構えて!!」

「いっけー!!相場くーん!!」

全力・・・ではないくらいで。

「パス」

「え!?」

近くに居た大河内に渡す。

「え、あの」

「いけよ。思いっきりぶつけてやれ」

「で、でも」

「友達をやられた事、まだ怒ってんだろ?ならここで思いっきりぶつけてやれ」

「・・・うん!!」

そんな訳で、

「反撃の開始だぜ?」

 

 

それからは凄かった。

大河内の弾丸ボールが火を噴き、宮崎のルール指摘が相手のボールを奪い、泉のカウンターシュートが風を裂いて、明石のなんちゃってダンクシュートが相手を捉え、佐々木のルールアウトの反則技が無情に相手を沈め、超&古のチャイナアタックがとどめを刺した。

俺はその間、相手の反撃ボールを、獲って獲って獲りまくる壁の役割をしていた。十球位は獲ったかね。

そして、遂に決着の時来る。

「時間です、試合終了!!」

「やったー!!カッター!!」

結果は、10対3。俺たちの圧勝となった。

「ば、馬鹿な。私たちが負けるなんて・・・・・っ!!」

さて、とりあえず仕事はしたしもう良いかね・・・・ん!?

「まだロスタイムよ!!」

げ、まだやる気あったのか!?チッ!!間に合うか!?

びゅんっ!!

くそ!!間に合わない—

ばしぃ!!

「あ・・・・」

「むー・・・・」

ネギ先生!?

「こんな事しちゃ、ダメでしょー!!」

ぽんっ

そうしてネギ先生の手から離れたボールは、時間と共に廻転を増し・・・・・・・

ズバァ!!

「へ・・・・・?」

高校生女子の服を吹き飛ばしつつ空に消えた。

「・・・・・・・最後の最後でこうなっちゃうのかよ」

 

 

「ったく、あーあ。疲れたー」

体がだるい・・・・・・・

今日は気張りすぎたしねー。家に帰ってさっさと寝よう・・・・・・

「おい。相場是玖賭」

・ ・・・・・・うがぁー!!

「何だよ!?」

振り向いた後ろに居たのは、うちのクラスの・・・・・

「エヴァンジェリンと、絡繰?」

「うむ」

「何の用だ?俺は疲れているんだが?」

「なに、少しだけでいい。付き合え」

「・・・・・わかった」

 

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