科学生徒ゼクト!!   作:天魔雅犯土

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第六話でござるよ(by長瀬楓)

 

 

さて。

次は奴か、エヴァンジェリン・マクダウェル。

・・・・ってゆーか、あいつ戦えるのか?あんな細身でどうやって戦うんだよ?

決戦にしては迫力の無い相手だなぁ・・・・・・・・・・・と言うのは早計か?

「ありゃ、迫力だけなら・・・・・・絡繰を桁違いに凌ぐな」

こういう迫力を出している奴ってのは大抵・・・・・やばい喰らいに実力がある事が多い。

くそっ。ただのお嬢ちゃんかと思ったが、とんでもない、飛んだじゃじゃ馬ガールじゃねーか!!

・・・・・コウセイノウオジョウチャン「おい、今巫山戯た事を考えなかったか?」とんでもない。

「まあいい。その通り、次は私だ・・・・・と行きたい所だがな。あいにくと私は全力を出せない状況でな。戦う事はできん」

「・・・・・・あっそ。ならいいんだけど」

「貴様の実力は茶々丸との戦いで十分見れた。それに・・・・それ以外の物も垣間みる事が出来たしな」

・・・・・・それ以外の物?

そんな物見せた覚えは無いんだが・・・・・・何だ、履いてた下着でも見られたか?

「何が見えたっつんだよ」

「ふっ。貴様の心の原風景だ」

「・・・・・なんだそりゃ?」

「分からなければそれはそれでいい。せいぜい悩むがいい」

「・・・・・出会って間もない奴にここまで偉そうに言われるとはな。いっそ清々しいね」

何か、こいつは俺より圧倒的に年寄りに思えてならない。そう思うくらい落ち着いていて、なんつーか・・・・・・・こいつ本当に中学生かね?

「ふふっ。ではな相場是玖徒」

「それでは」

そうして、いつの間にか脱出した絡繰。を引き連れ、エヴァンジェリンは帰って行った。

「・・・・何なんだったんだ?結局」

俺は、首をひねるばかりだった。

 

 

「ハカセ。奴の戦闘データが得られた。至急頼むぞ」

「分かりました。しかし間に合うかどうかは分かりませんよ?」

「そうなったらそうなったで別に対策を講じるまでだ。・・・・しかし奴に従者がつく事はある程度予想していたが、従者がつく前にあんな奴がぼーやの味方につくとはな」

「良くわかりませんが・・・・とりあえず茶々丸の得ている戦闘データから逆算出してそれに見合う新たなるガイノイドを制作すればいいんですね」

「時間がない中無茶を頼むな。すまない」

「いえ。エヴァンジェリンさんにはいろいろとご協力いただいているので〜」

「・・・くれぐれも頼む」

「はい」

 

 

さーてそんな訳で時間は巡り朝の学校だ。

朝は、佐々木がネギ先生に元気よく挨拶したせいでネギ先生に当てられて嘆いていたり、いいんちょがハーフ呼ばわりされてたりと朝から騒がしかった。

でも楽しーよな。こういうの。前の学校は授業中に一つでもミスしたらクラス中から皮肉が飛び交ってたからなー。殺伐としとったわ、本当。

 

 

そんな俺たちだが、そろそろ学年期末の季節だそうだ。

しかし・・・・・・・

「英単語野球拳がいいと思いまーす!!」

「おおー!!」

「それだー!!」

「いや、違うと思うぞ」

このクラスは呑気だねー。本当に。

だがこんな案をネギ先生が採用する訳「分かりました!!それでいきましょう!!」おぉう!?

「ちょっと失礼!!」

「え?」

ネギ先生を引きずって廊下に。こんな反応すると言う事は、野球拳を知らないとしか考えられない。

とにかく、考えを改めてもらわねば。

 

 

相場猛烈説明中・・・

相場猛烈説明中・・・・

相場猛烈説明中・・・・・

 

 

「・・・・えー。先生の方でいろいろ考えた結果、先程の案は却下と言う事で///」

良かった・・・・・・危うく教室がセクシーゾーンに変わる所だった。

しかし、野球拳を知らないとは・・・・・っていうかネギ先生イギリス人だっけ、あんまりにも日本語流暢なんで忘れていた。

(サンキュ、相場)

(どういたしまして、だ。神楽坂)

どうやら神楽坂も先程の状況はまずいと思っていた様子。ま、普通はそう思うわな。

しかし、ネギ先生には一度でいいから教育をした方がいいか?色々とこのクラスが提案してきそうな事について。

(・・・・・・しょうがないよなぁ・・・・・一々クラスの提案に惑わされてたらどうしようもないしなぁ)

はあ・・・・・頭が痛いぜぇ。

 

 

そうして今日の授業も終わり、放課後。

「あんたねぇ!!ドッチのときも無茶してるし、いい加減魔法に頼るのやめなさいよ!!」

神楽坂のお説教が始まっています。イヤー神楽坂さんマジオカン。

いやでも、責めるだけではいかんぜよ?

「そもそも魔法なんて物が」

「まあまあ落ち着け。神楽坂」

「相場」

「確かにネギ先生にも非はあるかもしれないが、落ち着いて。今からでも魔法を自重してテストに臨めばいい事だ。ネギ先生が魔法で無茶しそうになったら俺たちで注意すりゃええやね。人生の先輩としてな」

「・・・・そうね。確かに熱くなりすぎたわ。ネギ、そんな訳でテストまでの間魔法は使うの、自重しなさいよ」

「・・・分かりました。アスナさん。相場・・・・あれ?」

ネギ先生が急に頭に?を浮かべた。

「どうした」

「アスナさんは名前で呼んでいるのに相場さんは何で名字で呼んでいるのかな、って思って」

「・・・・・・そう言えば」

「相場さんは僕に沢山アドバイスをくれましたし、僕はこれからもいっぱいお世話になると思うのでそんな人を名字で呼ぶのも何かなー、なんて」

うーん。そう言う事か。

「別に名前で呼んでくれよ。俺はセンセの味方だぜ?名前で呼んでもらった方が嬉しいよ」

「・・・!分かりました!是玖徒さん!!」

「ああ、これからもよろしく」

握手をする俺とネギ先生。絆っていいなぁ!!

そんな風に俺が感動していると、神楽坂が

「じゃあ、あたしも是玖徒って呼ぶわ」

なんて言って来た。いや別に問題は無いが。

「何でだ?」

「だって、私たち友達でしょ?」

・・・・・・まあ、そう言えばそうなるのか。こいつとはクラスで一番良く話すし、ご飯も一緒に食べるし。

「友達を名前で呼んじゃまずいの?」

「いや、別に問題は無いが」

「んじゃ決まり。よろしくね、瀬玖徒」

「あいよ。じゃ、俺もアスナって呼ぶわ」

「了解」

こんな感じで、俺は名前の交換をかなり軽い感じで終えてしまいました。いいのかね。

 

 

「・・・・・・ふぁあ」

バチチッ、びりりっ、ギイイン。

夜。

俺は部屋である物の開発を行っていた。

「・・・・・この回路を旨くつなげねーと、動かねーからなー。これ。」

それは、俺が開発しているある新型武装。

桜咲や絡繰のような相手に対抗するための新兵器。全力を持って開発に取り組んでいるのだが・・・・・どうもある一点の接続が旨く行かない。

「最新型の動作伝達回路。従来の約46,9倍ものスムーズさで従来の53,8倍も正確に動作を伝える回路だが・・・・・接続のしやすさも念頭に入れるべきだったか?」

いくらなんでも高性能にしすぎた。メチャクチャ慎重に扱わないとすぐに壊れてしまう。ったく、俺の技術に会わせた物を造るべき・・・・

「あ、はまった。意外にも何とかなった」

ラッキー。マジでラッキーだ。

壊れてもいないみたいだし・・・・・

「動作も・・・・うん、滑らかだ」

それを腕にはめて、動作チェックも完璧。

「よしっ、後はこれを守るだけの装甲を切り出すだけだな。えーっとデザインブックはっと。あ、あと造っておいた合金と加工用の機械も持って来なきゃだな」

今回の武装のデザインが描かれた本を探す。その他諸々いる物もある。それもまとめて探さねば。

「ったく疲れるよなー」

 

 

「俺一人で装甲も作って回路も設計もしてその他性能チェックまでするんだもんなー。ま、昔っからそうだったし別にいいけど」

 

 

・・・・何?暇だなって?

暇じゃねぇよ。こんちきしょう。

 

 

さて、そんなこんなで開発を進めていたのだが。

コツコツ

そんな俺の邪魔をする来訪者が現れた。何かこの喋り方かっこいいな。

「是玖徒ー」

お、アスナか。何の用かね。

「はいはーい・・・・ってなんだその格好?」

アスナは、RPGに出てきそうな冒険者の格好をしていた。

「ちょっとねー。図書館島まで冒険を・・・・・・」

「はあ?」

 

 

つまり話をまとめるとこうなる。

我々、2−Aはこのまま学年期末がびりだとクラス解散を行うと言う噂がある。

しかも、あんまりにも成績の悪かった奴は留年。どころか初等部からやり直しと言う噂すらあるらしい。

それを阻止するためになんとかできないかと考えたアスナは、他の奴らと相談し図書館島にあると言う魔法の本に目を付けた。

その本は、持っているだけで頭の良くなる本らしく・・・・

「で、それを取りに冒険に出発!!と言う訳か。ネギに言っていた言葉が薄っぺらく感じますな〜アスナサン?」

「しょ、しょうがないじゃない。流石に誰でも留年・・・・さらには初等部へとんぼ返りってのはいやでしょ?」

「・・・・・・ま、そりゃそうですがね〜」

はぁ・・・・・・・ったくそりゃぁそうかもしれんがね。

「だからつって、何で俺まで連れて来た」

「アンタの乗ってたあれ」

「・・・あぁ、リフターの事か」

「アレを頼りに来てもらったのよ。アレがあれば何とかなるかなーって思って」

「・・・・・・そうかい」

まぁ、開発も一段落はしていたし別に問題は無いっすよ。

だからつってこんな夜中にねー

「まあいいや、精一杯強力はさせてもらうよ」

「サンキュ」

 

 

協力するとは言ったが。

「何でこんな危険すぎる罠を抜けなくちゃいけないだよ!!しかも何人も抱えて!!」

「ゴメン、頑張って!!」

「是玖徒さ〜ん。ゴメンなさーい!!」

「この乗り物、凄まじい馬力でござるな」

「相場は凄いもの持ってるアルね〜」

「相場君。もうちょっと頑張ってぇな〜」

「相場君!!この乗り物後でのせて!!」

「というかこんな物を造る技術が存在するなんて聞いた事がありませんよ?」

 

 

今俺は、図書館島の空中を飛んでいる。しかも、人の乗ったかごをつり下げて。

何とか安定させちゃいるが、結構無茶な飛行している事には変わりない。

「イヤーでも楽チンでござるな。相場殿には感謝をせねば」

「あわわっ!!ヤベえバランスが崩れるっ!!おい長瀬!!寝っ転がるな!!バランス取るの難しいんだよ!!」

「じゃあ反対側のうちも寝っ転がれば・・・」

「取れないからね!?バランスは取れないからね近衛さん!?」

「じゃあ中心の私アルね!!」

「もっとアウトだよ!!」

「では私が計算してバランスの取れる位置を・・・・」

「綾瀬さぁん!?そんな事する前に長瀬を元位置に戻してぇ!?」

はぁ・・・・・・幸先が不安すぐるよ・・・・・・

「ゴメン、頑張ってくれる?」

「お願いします!!」

「・・・・お二人のためならエンヤコラッと」

頑張る!!

 

 

「ぜぇっぜぇっ」

「うーむ、調子に乗り過ぎたでござるな」

「スマナイネ、相場」

「私も馬鹿だったのです」

「・・・・・いいよ別に」

ようやっと一休みできるような場所に到着。・・・・いやマジで疲れました。

水場があり、罠も無さそうだ。

しかし図書館を進むだけでここまで神経使うとは・・・・ここ造った奴相当ひねくれてるよ。

ここでいったん食事をとるらしい。・・・これで一休みできる。

「・・・・・疲れたー」

とりあえず食事よりも何よりも休憩じゃ〜・・・・・・・

あー疲れた。体もそうだが心がすり減った。もう薄さが3ミリくらいになるくらい。

「相場君?大丈夫?」

そうな風に地面にひっくり返っていると、近衛さんが声をかけて来た。

「・・・・ぎりぎりっすけど。生き残ってはいますよ」

「そう!!せやったらこれ!!」

そう言って近衛さんは、おにぎりを差し出して来た。

「これは?」

「多分この後も頑張ってもらうと思うし、差し入れ」

「・・・・・・有り難う御座います」

・・・・・・ありがたい。心優しいねえ、近衛さんは。

受け取ってかぶりついてみる。・・・・・・うますぎる!!具はシャケか。

「おいしいです!!差し入れ有り難う御座います!!」

「そぉ?よかったわー、頑張って作ったかいがあったなー」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なに!?

「え!?これ近衛さんの手作り!?」

「そうやえー」

・・・・・・近衛さんって確か成績も良かったような。もしかして近衛さんて以外に万能さん?

すごいなー・・・・・女の子って。

 




おう、みんな。
相場是玖徒だ。
今日は俺がアンケートをとるぜ。皆どんどん回答してくれ。

さてアンケートだ。

Qメインヒロイン誰がいい?

1 S姫エヴァ様!!
2 おっとり系大河内
3 絡繰の姉妹のオリキャラ(現在設定製作中)
4 真面目一徹!!桜咲
5 お嬢様近衛さん
6 哲学少女綾瀬!!
7 まさかの月詠!?

の中から選んでくれ。頼むぜ?
ちなみにこのアンケートは第一回だ。
これからもたまに行っていくので、これで決まるのは『暫定』のメインヒロインだ。これで決まったからと言って確定と言う訳じゃないぞ?
それじゃ、感想覧に回答、どしどしヨロシク!!












・・・・・・月詠はちょっと勘弁かねぇ。
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