前回までのあらすじ
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手紙を拾う。
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空に放り出されて落下中 ←今ここ
「いや、ありえねええぇぇぇぇえええ!!」
どうしてこうなった!?
俺何かしたか!?
それともこれは幻覚か!?
クリスの時みたいに薬で幻覚でも見てるのか!?
そんな俺の考えに関係なく、俺は地面に向かって真っ逆さま。
下を見るとそこには大きな湖が・・・。
いやっ、この高さから落ちたら落ちる先が水でも死ぬって!!
くそっ、もう間に合わないっ。
ドボンッ!
・・・あれ?
俺生きてる?
あんなに高いところから落ちたはずなのに・・・?
「・・・ぷはっ」
水面から顔を出すと、俺以外にも湖に落ちたやつがいたようだった。
陸に向かって泳いでいるようだ。
俺も行くか・・・。
「信じられないわ!いきなり空に放り出すなんてっ。下手をすれば地面に激突して即死よ!?」
「あぁ、まったくだ。場合によっちゃゲームオーバーコースだぜ、これ」
俺が陸に上がると、そこには高校生くらいの3人がいた。
こいつらも俺みたいにあの手紙を見て?
「・・・で?誰だよお前ら?」
「それはこっちのセリフよ?目つきの悪い学生君」
「もしかしてお前らにもあの変な手紙が?」
「そうだけど。そのお前って呼び方を訂正して。私は久遠飛鳥よ。以後気を付けて。それで、そこの猫を抱きかかえている貴女は?」
「・・・春日部耀。以下同文。」
「そう。よろしく春日部さん。で、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」
「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子揃ったダメ人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれよ?お嬢様」
「・・・取扱説明書をくれたら考えといてあげるわ」
「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ」
なんだ、この個性的すぎる奴らは・・・。
「それで?そこの青い髪の貴方は?」
久遠飛鳥と名乗った女の子が俺に聞いた。
「・・・羽柴空だ」
「そう。貴方はどうやら彼と違って野蛮ではなさそうね」
「あぁ?」
睨み合う久遠と逆廻。
そして我関せずの春日部。
なんでこいつらはこんなに冷静?なんだ・・・。
普通はもっと動揺するもんじゃねぇの?
というか、さっきから視界の端にちらちらと気になるものが・・・。
「・・・で、呼び出されたのはいいけど、何で誰もいねぇんだよ」
「・・・そうね」
ガサガサ
「しかたがねぇ。そこに隠れてる奴にでも話を聞くか」
ガサッ
「あら?貴方も気付いてたの」
「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ。そっちのお前も気付いてたんだろ?」
そういって春日部をみる逆廻。
「風上に立たれたら嫌でもわかる」
「へぇ・・・面白いな、お前」
いや、おかしくね・・・?
そう思っちまうのは俺だけ?
俺だけなのか!?
「お前は?」
今度は、逆廻は俺を見ながら言ってきた。
「いや、さっきから青いウサミミが・・・」
そう、さっきからずっと青いウサミミが茂みから見えてるんだが・・・。
ガサッ
そして焦ったように隠れたウサミミ。
「・・・」
わっかりやすぅ(汗)
あれで隠れたつもりだったのか?
「ほら、わかってんだろ?さっさと出て来いよ」
ガサ
「い、いやだなぁ。そんな怖い顔で見られると」
「よぉし。出て来ないんじゃあ仕方がねぇ。」
そういって茂みに向かって文字通り飛び掛かる逆廻。
に、人間の身体能力じゃねぇ・・・。
しかも出て来てたのに遮りやがった。
理不尽すぎる・・・。
つづく